Day1 東京→仙台（前編／後編）<br />Day2 秋保（朝さんぽ／滝づくし／温泉）　<br />Day3 仙台→京都（前編／後編）<br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br />【Day3-1 後編休日の美術館とブックカフェでまったり】<br />初仙台最終日は月曜日。ダメもとで訪ねてみた休館中の美術館はちょっとミステリアスな雰囲気でした。cafe haven't we met でまったりしたあと空港へ。<br /><br />当初は、ひとりでレンタカーを借りて、とにかく秋保さえ行ければいいと思っていたのですが、古い友人に連絡をとってみたら、秋保は彼女が便乗してくれると！　そればかりか、車を出してくれると！　シアワセいっぱい、ミラクルだらけの２泊３日でした。

仙台は光と杜の都だった・・・初宮城Day3 後編（最終）　休日の美術館とブックカフェでまったり

4いいね！

2016/10/03 - 2016/10/03

2198位(同エリア2959件中)

#街歩き

エリア

仙台(宮城)

同行者: 一人旅

交通手段: JALグループ

旅行の手配内容: 個別手配

地図を見る

やっぱり休館のようです、美術館。あ、でも、入って最初に出てくる大きな彫刻作品、ヘンリー・ムーア　《スピンドル・ピース》とあります。

宮城県美術館美術館・博物館
今年の夏、初めて広島の現代美術館に行って、大量のヘンリー・ムーアのコレクションに触れたので、親近感があります！（赤で囲ってみましたが、全然見えませんね^^;）　
その位置から視線を上げると、ざっくり対角線上にリアルな彫像が。
佐藤忠良《若い女》。さらにその先には階段があります。
上からのぞくと・・・あれっ？　あの丸いフォルムは！
ボテロ！・・・とわかるようになったのも、広島現美で《鳥》を観たおかげ^^
フェルナンド・ボテロ　《猫》

【日帰りアート旅】広島市現代美術館『コレクションハイライト＋ヒロシマの現代美術』http://4travel.jp/travelogue/11164742
階段を下りると男の子がいました。佐藤忠良《二歳（大）》
すごいな～。どんどん誘われていきます。
まさか、こんなにたくさんの野外作品が観れるなんて！　休館だしとあきらめずに直観に従ってよかった～^^　このエリアは「アリスの庭」というそうです。
さっきのボテロの猫が増えてる^^　このガラスの建物が佐藤忠良記念館らしく。
は！　このウサギ！　大山崎山荘美術館の野外にもそっくりなのがいるんだけど！？
え～！！！　仙台の人（佐藤忠良）だったのか～！！！と大コーフンのわたし。

旅ってスゴイ！　つながるってスゴイ！　わ～！　きゃ～！
・・・全然違いました（赤っ恥）。
外国の人か・・・（・∀・）
バリー・フラナガン《野兎と鉄兜》
それにしても、誰もいない休日の美術館は、どこかAlice in wonderland の世界です。ゾクゾクしながら、北庭のほうへ。
吉野辰海《水犬》
なんだか心細くなってきたから、か～えろ。蚊に刺されたし。
後日談。この春夢中で読んだこの本、解剖学の専門家の視点からの仏像鑑賞について書かれているのですが、先日パラパラ見返していたら、なんとその中に佐藤忠良という名前を見つけました！　それも私がとても興味深く思った話＝重心に関するエピソードの中で。「仏像は立っていない」（浮いている）と書いてらしたのが佐藤忠良氏だった、と。
当時はまったくひっかからなかったのに、今やこのお名前を見ただけで、仙台の街や美術館のあの庭や、蒸しっとした空気などなど瞬時に思い起こされます。
さて。るーぷるで青葉山まで登って、植物園を上から下りてこようかな。植物園本館は休みでも、散策路を通過することはできるんじゃない？
仙台城脇櫓を見上げつつ、るーぷるの「博物館・国際センター前」へ。あ～よく歩いてる。
途中で見つけた伊達家重臣の屋敷跡の碑。バス停のそばにも別の家紋が見られました。
この大橋を超えてるーぷるがやってくるはず。「青葉山植物園西」で下車です。

地図を見る

はい、到着（・∀・）　
デイリーヤマザキで入園券を買って、機械に挿入すると回転扉から散策路に入れるという仕組みみたいですが・・・「月曜は完全に閉鎖です」とのこと。

青葉山自然・景勝地
この森は仙台城の御裏林として長く保護されてきたので、原生林に近い貴重な植生が残っているとか。残念は残念だけど、また仙台に来る口実ができたということで^^
よし。やることやった感。
再びるーぷるに乗り、「定禅寺通り市役所前」で降りて、アヴェちゃんおススメのブックカフェへまいります。
地図を見る

骨董屋さんの３Ｆのカフェ。

ハヴントウィーメットグルメ・レストラン
すいていただけに、逆にどこに座ろうか、迷いに迷いましたが、結局２人がけの窓際のソファを占領させていただき、ほっと深呼吸。
後でアヴェちゃんに報告したら、彼女も「空いてれば必ずあの場所に座ります(^ ^)」「あのソファは大阪のカリスマ的人気の家具屋さん、TRUCK FURNITUREのものらしいです」とのこと。
時間の流れ方が違う。
本当にくつろげる空間は、ピリピリに研ぎ澄まされた人が創らないと実現しえないと思うのですが、まさにそういう場所と思いました。ゆるさやヌケ感さえ計算づく、という気が。
流れていたピアノがステキで、お会計の時に聞いてみると、ＣＤとアーティスト名をさらっとメモで渡してくださいました。嬉しい。
駅に荷物を取りに行って、そろそろ空港へ向かうことにしましょう。

またすぐ会おうね～^^
地図を見る

空港直通のＪＲで。車両はやっぱりピカピカで、その理由を想うと切なくなりますが。

仙台空港アクセス鉄道乗り物
地図を見る

17：50発　伊丹行きJAL2210

仙台空港空港
ダー（夫）におみやげがないことに気づき、キオスクで売っていた「いぶり牡蠣」530円。
快適なフライトでした。国内線のシートって幅広くて楽ちんなんだね～！
地図を見る

アヴェちゃんからいただいた、焼き菓子の名店のクッキー。翌日から大事にいただいてます。ざくざくした食感、素朴で甘くなくてこんなの大好き^^

スイートスパイスアサノグルメ・レストラン
帰ってきてから15日目に本屋さんで偶然目に留まった本。

せんだいメディアテークは、壁を極力排除して「最初からオープンで外部みたいな環境を作っ」たものだと知って、深くナットク。
メディアテーク１Ｆの、外の歩道とまじりあったような光景や、夜の待ち合わせをしている人たちの様子から、なんとなくキャッチしていた感覚が、本の中では言葉で説明されていて。
こうしてまた旅が続いていきます。
濃いい２泊３日でした。この次の植物園散策が本当に楽しみ。ありがとう仙台＆秋保～^^　そして、こんな自己陶酔の極致のようなキロクを読んでくださって本当にありがとうございます！　
LOVE