秋の釜山ぶらぶら旅

2016/10/08 - 2016/10/10

ソウルは何度か旅行してきましたが、釜山は未踏でした。
いつかは…と考えていましたが、今年の春ごろ、
釜山に行った方に写真を見せていただき、
｢素敵！」といよいよ自分も行ってみたくなりました。

善は急げですぐにAIR BUSANでチケットを手配。
友人に声をかけたところ、行きたいとのことで、
彼女も航空券を手配、ホテルの手配もしてくれました。


期間：2016/10/8～10/11
エア：AIR BUSANで個人手配
　　　行き　13：30－15：00 / 帰り　16：30－17：55
宿泊：友人が手配　GnB HOTEL

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【1日め】

KIXで出発2時間前の11時半に友人と合流します。
エアの手配をしたのが5月だったので、
いやーーーやっとこの日が来た！という気持ちです。

2人とも荷物が少なかったので預けず、すぐに出国。
友人と会うのが久しぶりだったので、スタバでおしゃべり。

事前に話し合った「この旅行でしたいこと」は以下4つ。

友人：①プルコギが食べたい②マッサージに行きたい
わたし：①海鮮鍋が食べたい②甘川洞文化村を歩きたい

ガイドブックも買わず、お互い下調べも適当で、
釜山映画祭の期間中だということも直前に知り…

人と行く旅行では当然自分の思うようにはいかないので、
わたしの場合はですが、あまり色々決めていかないほうが、
楽しめるかなーと思います。

それはそうと、4つの「したいこと」は無事達成できるのか！

【1日め】

AIR BUSANはLCCですが、軽食とジュースがでます♪
飛行時間は約1時間、食べる終わるころには降下が始まります。
いやーー釜山近いわ。

イミグレもあまり時間がかからず、
「RIGHT RAIL」の表示に従って軽電車の駅へ。
トークンを買って沙上駅まで、地下鉄２号線に乗り換え、
西面で1号線に乗り換え、チャガルチ駅に到着！

傘が必要なほどの小雨が降っていたので、
トランクを引きずって歩くのが嫌で、
駅で客待ちをしていたタクシーに声をかけるも、
なぜか「いや」と言われてしまったので、歩きました。

わたしはとても方向音痴で、旅行≒迷子なのですが、
友人は憧れの｢地図の読める女｣！
おかげさまでホテルにもほぼ迷わず着きました。


写真はホテルまでの道で撮りました、海鮮鍋への期待が高まります！

【1日め】

ホテルはGnB HOTEL、大通り沿いだし部屋は綺麗だし、
フロントのお姉さんが優しくて笑顔が可愛い…
貧乏旅行ばかりの我々、部屋のWifiの飛び具合に感動です。

ウエルカムコーヒーのチケットを貰ったので、
出かける前に1Fのカフェで一服。

｢晩ご飯どうする？｣
｢お肉の気分だから、プルコギ！｣

とりあえず友人が両替したいと言うので、
(電車賃はわたしの以前の旅行の残りのWで支払い)
フロントのお姉さんに両替所の場所を聞いて、さあ出発です！

GNB ホテル ホテル

【1日め】

嬉しいことに雨はほとんどやんでいました。
気温は長袖+カーディガンでちょうどいいぐらい。

｢地図の読める女」である友人にただついて歩いたので、
いまいちどこをどう通ったか分からないのですが、
国際市場をちらっと冷やかし、我に返って両替し、
(なぜかレートを表示していない両替屋が多い？？)
(その割にすべての店でレートが同じだったような…）
そのまま適当に歩いていたらBIFFに到着。

映画祭の期間中らしく、有名(だと思われる)映画のパネルがあり、
屋外の上映スペースでは、どこかの国の映画が上映中でした。

が、今の我々は花より団子！
屋台がたくさんでにぎやか、うわー楽しそう美味しそう！！

BIFF広場 露店・屋台

【1日め】

「したいこと」のプルコギが控えているものの、
ちょっと摘むぐらいいいか、と軽い気持ちでオーダーした、
トッポッキ・ギョーザ・キンパ、しめてW13,000なり。

忘れていたのですが友人はあまり食べるほうではないので、
早々にギブアップ、残りをさらえたわたしもお腹いっぱい。

もう胃のスペースが無いので、この夜のお肉は諦め、
スーパーやコンビニで、お土産の下調べしつつ、
ホテルで食べる用のお菓子や飲み物を買いこみます。

道すがら、いろんなお店のテラス席(？)で、
肉や魚介を網でもりもり焼いて、
楽しそうに食べている人たちを横目に、
｢明日こそ！｣と誓いつつ、ホテルに戻りました。

BIFF広場 露店・屋台

【1日め】

ホテルに着いたら、買い込んだお菓子と飲み物でTVタイム！
外国の番組をあーだこーだ言いながら見るのが、とても好きです。

写真は昼に撮ったホテルの写真です。
快適に過ごせましたが、あえて難癖つけるとすれば、

・シャワーブースの仕切りが十分でないので、
　トイレのほうに水が流れないよう気を使う
・部屋のドアの上の非常口の緑のライトが明るくて、
　電気を消してもそこそこ明るい
・枕が分厚い

部屋のつくりやグレードによっても違うでしょうし、
気になる人は気になる、というレベルでしょうか。

さて夜も更けてきたので、おやすみなさい！

GNB ホテル ホテル

【2日め】

おはよう釜山！すっきり快晴です！

このために釜山に来たといっても過言ではない、
甘川洞文化村へ行くために、ホテルを出発！

駅のそばのバス停からバスが出ているのですが、
あれ、あっち側なんか市場っぽくない？という事で、
道路をわたって魚市場歩いてみることに！

あー空が青くて気持ちが良い～♪

水揚げされたばかり（なはず）の魚がたくさん並んでいて、
まだ生きているタコをおばちゃんが〆ているとこも見れて、
ぶらぶら歩いてるだけで楽しかったです。

チャガルチ市場 市場

【2日め】

そういえば朝ごはんがまだだった！
元気に声をかけてくれた食堂で、焼き魚定食をいただきます。
お魚は太刀魚を選んで、W7,000でこのボリューム！
(どこのお店もW7,000と言ってたと思います)

ほかの席では、家族で朝ごはんを食べていたり、
おじさま2人組が酔ってべろべろだったり、
おばさま方が鍋とビールで宴会していたり、
あーこの異国な感じがとても楽しい。

チャガルチ市場 市場

【2日め】

お腹がふくれたところで、目指せ甘川洞文化村！

いまいち釜山ナビの指すバス停は分からなかったのですが、
とりあえず17番のバスに乗って、終点まで行きます。

そこからさらにバスが出ているらしいのですが、
それもよく分からなかったので、歩くことにしました。

日用品を売るお店や民家？を横目に、ひたすら歩く。
バスを探さなかったことをちょっと後悔するほど、
かなりの坂道で、恥ずかしながら息が切れました笑

甘川洞文化村 散歩・街歩き

【2日め】

つ、着いたーーー！
きっつい坂を上ること約10分、ついに到着です。

そしてこれが見たかったのよ！「ひとつになる」！！
写真を撮る人が絶えず、一瞬の隙を逃さず撮影しました。

いくつかあるフォトスポットのうち、ここと、
表紙にした星の王子様を絶対見たかったので、
(一緒に写真を撮るのに行列ができてました)
とりあえず満足！あとは適当にぶらぶら歩きます。
迷路のような、かつ「人が住んでいる」感が最高でした。

路地が好きなので、もっともっと歩きたかったのですが、
主に体力的な都合から、一時間ちょっとで散策を終え、
行きにバスを降りたところまで歩いて坂を降り、
同じく17番のバスに乗り、市内に戻りました。
運賃は片道W1,300だったと思います。

甘川洞文化村 散歩・街歩き

【2日め】

さてたくさん歩いて腹ペコなわたしたち、
プルコギが食べられるところを探していたのですが、
(お店の下調べはしていなかった)
見つからず、もう足が限界！というところで、
そこそこ人が入ってるし…と適当に決めたお店です。

チュジョンジャ 富平本店 ：
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=15175

そしてお店の人の勧めるまま済州ポーク2人前を頼むと、
ところどころ凹んだ不思議な鍋？鉄板？が…
で、お店の人がやかんから奥の赤い液体(チゲ)、
手前の黄色い液体(卵焼き)を注いで、着火。

お肉の面倒はほぼお店の人が見てくれて、
さあもう食べごろかな？うーーーん美味しい！
焼いたキムチと一緒に葉っぱで包んで食べたり、
箸休め的に卵焼きをつついたり、色々楽しめました。
ほんと美味しかったーこのお店に決めてよかった！！

気になるお値段は…ふたりでW24,000！！！
え、安すぎませんか…
メニューで確認したときは、一人前W24,000だと思ってたのに。
今でも請求漏れではないかと疑っています笑

光復路通り 散歩・街歩き

【2日め】

お肉で元気が出たので、せっかくなので釜山タワーに行ってみよう！
と歩き出したもののまたも坂道、普段の運動不足がたたります。
じつはエスカレーターがあったことに帰りに気づくのですが、
ひーひー言いながらタワーまで歩きました。

入場料がW5,000だったので、せっかくなのでと上まで。
晴れていたので眺めは最高でした。

ここで足が限界です。
せっかく見つけたエスカレーターは上りのみ。。
階段を降りてすぐ右手にあるマッサージ屋さんに吸い込まれました。

AROMA RELAX HOUSE：光復2街 27-2

｢新しくてぴかぴか☆」というわけではないのですが、
しっかり清潔ですし、上手だったと思うので宣伝です。
友人はあんまり…と言う感じでしたが、相性もありますしね。

釜山タワー 建造物

【2日め】

マッサージで少々復活したものの、それでも疲れた。。
スーパーでお土産を買い込みつついったんホテルに戻ります。
三十路の2人旅、休憩も必要です。

2時間ほどごろごろするとお昼のお肉も消化されてきて、
晩ご飯の気分になってきた！

朝の時点では晩は海鮮鍋を、と話していたのですが、
昼のお肉が響いており、100%楽しめないかも…ということで、
晩ご飯は｢屋台で気になったものを手当たりしだい｣に変更。

写真はチヂミです、焼き立て熱々で美味しかった～
他にも豚肉の焼いたのにチーズをかけた串や、
卵にベーコンをまいたもの、東南アジアの麺料理など、
色々食べて幸せでした☆

訳あって翌日は友人とは別行動。
スタバでだらだらしたり、お土産を買い足したりして、
ホテルに戻り、TVを見ながらおしゃべりして、
屋台でW3,000(2個入り)で買った焼き芋を食べつつ、
最後の夜が更けていきました。

国際市場 市場

【3日め】

おはよう釜山！この日は雲りでした。

友人を送りがてら駅まで歩き、お別れです。

ひとりになって目指すは朝ごはん「済州家」！
一応自場所は把握していたつもりなのですが、
やはり迷子になり、結局1時間ぐらいかかってしまいました。

やっとたどり着いたら行列で、30分ぐらい待ったかな…
あわびを食べている方が多かったと思いますが、
わたしはうにスープを注文しました、W90,000。
付け合せのキムチも、磯の香りのスープも美味しかったです。

お腹いっぱいになったところでホテルに戻り、
荷物をまとめて11時ぎりぎりにチェックアウト！
フロントがチェックインのときと同じお姉さんで、
この日も笑顔が輝いていて癒されました。

済州家 (南浦洞店) 地元の料理

【3日め】

目指すは海雲台ビーチ！
チャガルチからだと西面で乗換えが必要ですし、
なかなか遠かったように思います。

海雲台駅の改札を出たところのコインロッカーに荷物を預け、
(日本語の説明が書いてあったので簡単でした)
身軽になって、海に向かって歩きます。

雲が多く、｢ビーチ☆」という景色ではなかったですが、
波の音を聞きながら浜辺を一時間ほど散歩しました。
海がとても好きです！

1日めの夜に見ていたのが、CANONプレゼンツの、
Canon PhotoMarathonというTV番組で、
そこで｢水の反射を使う｣というテクニックが出てきたので、
せっかくなので意識して撮影してみました。

海雲台ビーチ ビーチ

【3日め】

カニとかヤドカリとか探して歩いたんですが、
貝殻ばっかりで、やっと見つけたミニヒトデの写真です。

さてここでタイムアップ、駅まで戻って、
ロッカーから荷物をピックし、地下鉄2号線で沙上駅まで。
来たときと同じく軽電車に乗り換え、空港へ向かいます。

預けるような荷物は無いので、チェックインしてすぐに出国、
カフェで旅日記をつけたりして時間をつぶしました。

飛行機の遅れはなかったように思います。
機内食はチーズとハムのホットサンドで、美味しくいただきました。

関空到着後はいつも通りバスに乗ってお家へ帰ります。
今回も楽しい旅行だったな！

海雲台ビーチ ビーチ

【ラスト】

4つしかない｢したいこと｣の内、2つは未達成という、
なんだかよく分からない結果に終わりましたが、
美味しいものを食べ、素敵な景色を見て、
それらを友達と共有できて、とても良い旅でした。
やはり旅は道連れだな、とつくづく感じました。

海鮮鍋はほんとうに食べたくて、
お店も調べていたので、未練たらたらです。
次回こそ…とまた釜山に行きたくてたまりません。



※写真は甘川洞文化村です、この生活感がたまらん！！！
　(住んでいる方々には迷惑かもしれませんが…)
　次はもっと路地をたくさん歩きたいなぁ、
　スタンプラリーも挑戦したいし、カフェにも入りたい。
　また近いうちに釜山を楽しく旅行できますように。

ここまで読んで下さった方、どうもありがとうございました。