SWは特典旅行で1歳児連れ敦煌：莫高窟編

2016/09/23 - 2016/09/24

最近中国の石窟を攻めている私。去年麦積山石窟に一緒に行った友人たちが、敦煌の莫高窟へ行こうと誘ってくれたので、ずいぶん前にUA特典マイルでシルバーウィークに手配していました。当初の計画ではNRT-PEK-DNH-PEK-ICN-GMP-HND-KOJで3万マイルという楽しい日程だったのだけど、出発当日山手線が止まって、なんと飛行機に間に合わず、泣く泣く成田でご飯だけ食べて帰ってきたという。旅人生、公共交通機関のせいで飛行機に乗れなかったのは初めて！幸い、無償で日程、ルート変更してもらえ、シルバーウィーク後半にリベンジできることに。同行予定だった友人とはバラバラになってしまったし、ルートもつまらなくなってしまった（ソウルストップオーバーがなくなった）けど、とりあえず敦煌の莫高窟と砂漠に行けて結果オーライ。

今回は1歳の娘が同行。娘のチケットは、大人運賃の10%ということで、変則ルートだった為、席なし乳幼児運賃が4万円強と恐ろしいことに。まあ私は40万円以上するチケットを、3万マイルで手に入れられてラッキーと思うことにしよう。

以下日程：

9月21日 NH955 18:20 NRT - 21:20 PEK、北京空港近くのホテル泊
9月22日　CA9629 10:15 PEK - 13:35 DNH、砂漠観光、敦煌泊
9月23日　莫高窟観光、敦煌泊
9月24日　CA1288 11:10 DNH - 13:55 PEK、北京泊
9月25日　CA1595 8:45 PEK - 11:00 HGH , NH930 13:40 HGH - 17:50 NRT

*11月にこの続きのHND-KOJを生かしてあります。

エリア 敦煌(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

敦煌二日目。莫高窟の予約は1時半なので、朝砂漠へ行くか悩んだけど、万が一莫高窟に行くのが遅れるといやなので、莫高窟の後行くことにし、午前中はのんびり過ごすことに。まずはホテルの向かいにある台湾食のチェーン店で朝ごはん。

小龍包と油條、豆乳。この組み合わせ大好き。娘もかなり戦力になったけど、さすがに量が多かった。トータル16元。

ああ、なんかこの感じ、ウイグルを彷彿させる。気候のせいかな。日中の気温は高く、朝晩は肌寒く、とても乾燥している。

杏皮水が名物らしいので、飲んでみる。なかなかおいしい。そういえばこれ蘭州でも飲んだ気がする。近所をお散歩して、少し買い物、その後ホテルに戻って娘昼寝＆私ネット。

莫高窟へ行く前にお昼ご飯。名物のロバ肉の黄麺。ロバ肉はあっさりとしていて臭みもなく食べやすい。でも肝心の麺がのびのびでおいしくない。20元だったかな。観光地価格？

市内からバスで莫高窟数字展示中心へ。3元。約20分。昨日まで閉鎖していたので今日は混むかもしれないし、うまくバスに乗れるかわからないので早めに行っておいたら、意外とスムーズに到着。12時半過ぎには着いてしまった。お土産屋さんを見たりして時間をつぶす。しかしここ、200元も入場料取るだけあってめっちゃきれいだなあ。まずはここで莫高窟とシルクロードに関する映像を見る。そのあと専用バスで莫高窟まで移動する。中国語の回を予約していたので（数は少ないけど英語や日本語もある。プラス20元。）、映像も中国語でよくわからなかったけど、360度シアターの莫高窟内部の映像は素晴らしかった。

そして莫高窟へ。見えてきた石窟。こんなところに作ろうと思った人たち、すごい。366年から約1000年にわたって作り続けられた石窟。その数734窟。中国三大石窟の一つでもある。

基本ツアーで観光するので、どの窟を見られるかはガイドさんに寄る。私は29,16,17, 148, 331,55に連れて行かれた。メインの148とかは必ず行くようだ。ガイドは中国語なので全くわからなかったけど、歩き方に詳しい解説があるので、それと照らし合わせながら鑑賞した。残念ながら内部は写真撮影禁止。意外にも中国人も遵守していて驚いた。

今まで行った石窟の中でも、ここは保存状態がよく、石像の精巧さが素晴らしかった。

最後ツアー終了後に他のツアーに紛れ込んで他の石窟を見ることもできるみたいだけど、娘を抱っこしっぱなしで疲れていたのと、石窟っていくつか見るとやっぱりおなか一杯になってくるので、とりあえずメインのが見れたところで素直に終わりにして、バスでまた数字中心まで戻った。

外観も素晴らしい。

周辺の景観。

市内へ戻ると5時ごろともう結構いい時間。移動もあるし、莫高窟以外に時間がかかってしまった。砂漠に行きたいけど、まずは敦煌夜市で腹ごしらえ。これまた名物らしい敦煌餃子。ロバ肉入りや羊肉入りもあったので、羊と白菜の餃子を注文。500gで16元。黄河ビールの純生と一緒に。餃子とビール最高！餃子は娘も大好きなので、シェアして食べた。

このあたりは小さい店が集まりフードコートのようになっていて、外飲みもできる。

サクッと食べ終わり、砂漠に行こうとバス停まで娘を歩かせると、途中でたくさんの人に話しかけられ、とっても楽しそう。そして全然進まない…ああ、砂漠行く時間ないかも。せっかく楽しんでるし、もうここでゆっくりしてもいいかもな。ということで、お散歩した後、昨日も行ったお店でビールと羊串。今日は青島で。お店の人も私達をおぼえてくれていて歓迎された。

今日の炒飯は羊肉入り。ウイグル風とのことだったけど、昨日の炒飯に羊肉が入っただけのような。

そしてまたしても大量。トータル60元。

敦煌から帰る日の朝ごはんはホテル向かいの蘭州牛肉麺の店で。

確か10元もしなかった。お肉はたいして入っていないけど、スープがうまい！細めの麺ものど越しがよく、結構ボリュームもあるラー油をかき分け、麺だけ娘にとりわけ。あと、娘用にカレー味のパンも買った（辛くはない）。

二人で食べるにはちょっと小さかったので、昨日の台湾の店に寄り、焼き小龍包を。9元。あまり肉汁もなく、いまいち。

空港まではタクシーで。40元。11時10分発のCAで北京へ。私の嫌いなセロリ満載の機内食。サラダとメイン両方に入れなくても…朝がっつり食べておいてよかった。

ちょうどお昼寝の時間で、結構寝てくれ、帰りはフライトも短かったので楽々。