虹のビクトリアの滝とチョベ国立公園でのサファリ

2016/09/16 - 2016/09/24

ビクトリアの滝（1泊）→チョベ国立公園（2泊）でのサファリ→南アフリカのブライデリバーキャニオン（1泊）観光後、サビサンド私設動物保護区（クルーガー）（2泊）でサファリをしてきました。

（きっかけ）
ロンリープラネットの「365日、今日行くべき世界で一番すばらしい場所」という本に、乾季の終わりである9月は、チョベ国立公園（ボツワナ）にすごい数の象が、水を飲みに川に集まってくるというのです。しかも2015年行くべき国第1位はボツワナ！（ちなみに2位は日本）これだ！とチョベを中心に旅程を組みました。

（ルート）
最短距離で行ける香港経由が一般的。日本→香港→ヨハネスブルグ→ビクトリアフォールズと、南アフリカ航空にしました。日本-香港間は、コードシェアしているので、キャッセイとANAを使えます。
日本からはほぼ直線距離で行けるので、南米に行くより断然近い！


（手配）
飛行機と、前半部分（ビクトリアフォールズ→チョベ）は日本にあるアフリカ専門の旅行会社に依頼しました。飛行機は変更等融通が利いたので、助かりました。後半の南アフリカ地上部分は、自分でネット・メールで手配しました。
最近はエジプト、トルコ、シリア等危険があるため、そういう意味で大丈夫そうな南部アフリカが人気で、各国からの団体さんが多く、予約が取りづらかったです。他の国で会ったことがない、ポーランドやペルーからの旅行者も来ていました。

南アフリカ編は
http://4travel.jp/travelogue/11181422

エリア チョベ(ボツワナ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: 南アフリカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

乗り継ぎをした香港上空。
夜景がキレイでした。

香港-ヨハネスブルグ間の南アフリカ航空は、ほかの航空会社より足元が広く、まぁまぁ寝れました。
しかし、出発前にいい匂いの殺虫剤をまかれるので、目を閉じるようアナウンスがあります。すごく乾燥するので、トイレに行く度に水のペットボトルをもらいました。
ちなみに、ヨハネスブルグは、英語でジョハネスバーグと言うので、ご注意を。。

空港からビクトリアフォールズの町までのまっすぐ1本道。

ビクトリアフォールズ空港では、ビザ料金を一人一人が支払うので、長蛇の列になると聞き、飛行機の前の方に座り、着陸前にトイレを済ませ、まっ先に入国審査のところまで行きました。

入国審査前に、振り分ける人から何ビザ？と聞かれ、シングルと言うと、そのブース番号を言われるので、そこで並びます。私は一回だけ入国するので、シングルビザにしました。ザンビア側に行ってまたジンバブエに再度入国する場合は、ダブルビザになります。

急いだかいあって、すごく早く出ることができ、太陽の光線が強いうちに虹のかかったビクトリアフォールズを見れたのが、個人旅行のメリットでした。
ヨハネスブルグで見かけた日本人の団体さんが滝に着いた頃には、日が傾いて虹は見れていなかったようです。彼らは降り立つ空港が少し遠いザンビア側だったと思いますが、全員の入国審査・荷物がそろってからの移動なので、時間がかかると思います。（でも日本語で解説を聞けるメリットは大きいですけどね）

入場料を払い、入口入って、左へ進むと、展望所１番があり、滝を発見したリビングストーンの銅像があります。そこから戻るように２番、３番と順に見ていき、真ん中あたりがメインフォールです。風向きによっては、霧のような水がかかりますが、9月はレインコートは不要です。

乾季の間だけ入れる、メインフォール端っこにあるデビルズプール。
結構入ってる人がいて、人気のアトラクションのようです。（要申込）

宿泊したザ・キンダムホテル。近道用裏出口から滝まで徒歩５分ほど。途中物売りの人が待ち構えていますが、安全でした。途中まで警備員の方が案内してくれました。（部屋番号を聞かれ、戻る時にも聞かれます）でも明るいうちに戻った方がいいです。
敷地は広く、リゾートホテル感があります。お部屋はまぁまぁ広くて、良かったのですが、蚊がいました。ワンプッシュで１日蚊にさされない殺虫剤を持っていったのですが、どこからか入ってくるみたいで、朝になったら増えていました（笑）
寝るときは蚊帳があるので、大丈夫です。

バルコニーから、猿やアフリカンなニワトリが見れました。但し、窓は閉めておかないと、猿や蚊が入ってくるので、ご注意を。

翌日の午前中に、ヘリコプターで上空から滝を見ました。

乗る順番で良い席に座っていったので、早めに乗り込むとよいです。一番良い席は、パイロットの隣で足元までガラス張です。最後に乗り込んだ人は、３人席の真ん中になっていました・・・。

９月中旬は乾季の終わりなので、メインフォール以外は水が少なかったです。滝メインで行くなら、７月ぐらいがいいかもしれません。
但し、ビクトリアフォールズは、地形が面白いところなので、是非空から見ることをオススメします。

ビクトリアフォールズの町。タウンシップ（地元住人の住宅街）への道を望む。

メインストリートには、お土産やさんが並んでいて、イボイノシシ、バブーン（大きい猿）が闊歩しています。
お土産やさんのある通りは、警備員がいて、観光客を守ってくれているので、安全に歩けます。路上では、物売りの男性がしつこいので、買う気がないなら、あいまいな反応はせず、要らない意思表示をはっきりした方がいいです。

ビクトリアフォールズの駅。線路がゆがんでいるので、乗り心地は悪そう？！

２日目お昼前にホテルを出発し、カサネ（チョベ国立公園）にあるチョベサファリロッジへ移動。途中象が見えたりしました。
ボツワナとの国境で一旦、車を降り、入国審査をしてからロッジごとの車に乗り換えます。
（写真はボツワナに入ってから乗り換えた車）

チョベサファリロッジに到着して、すぐにアクティビティを申込み、昼食を速攻で食べ、夕方のボートクルーズに間に合いました。

トイレ付の大きな船に乗りました。２階は説明は聞こえないのですが、眺めは最高でした。

象がいっぱいです。子どもの象もいて可愛いです。

夕方、象が水を飲みに来ていました。

夕日がキレイでした。

けどボートサファリは１回行くといいかな、という感じです。ボートからだと、鳥類はたくさん見れたのですが、動物は象、ワニ、カバと限られた種類になります。

３日目早朝。ゲームドライブ（サファリ）に参加しました。
すごい数の車だったので、私たちの車はチョベ国立公園の外側の道を通って、遠いサイドから入場することになりました。
道中、窓のない車で疾走するのでかなり寒いです。フリースだけだったので、凍えてしまいました。翌日は、フリースの上に、ウィンドブレーカーと薄手のダウンを着て、ウインドブレーカーのﾌｰﾄﾞを被って、ちょうどよかったです。

途中、国立公園とは反対側のブッシュが、かなりの範囲燃えたようでした。まだ火がくすぶって木が燃えていました。

ジャッカルの親子。キツネと狼のハーフみたいな動物です。子どもが飛び跳ねて可愛かったです。

川べりに、６頭のメスのライオンがいました。ちょっと遠かった。

ここでガタガタ寒さに震えていたダンナが、トイレが限界だと言いだし、
止まってもらい、トイレをしました。（ほかの方も次々に飛び出していきました）

ワニが結構いました。置物のように微動だにしません。

チョベサファリロッジを左に出てすぐにある、警察署の中にあるバオバブの木。
根本にいる人間と比較してみてください。巨大すぎ！

カサネの町。ホテルから左にまっすく、３０分ぐらい歩いたら町の中心のショッピングセンターに着きます。
治安が良いので、散歩が楽しかったです。地元の方は、目が合うと必ず挨拶してくれました。
途中、ジャカランダの花や珍しい木が見れました。

たくましい母親。赤ちゃんをおぶって、頭に荷物を載せて闊歩していました。

付け毛の路上店。

「とてもビューティフルだから写真を撮らせて」と頼んだら、快く撮らせてもらえました。

バス停かな？タクシーが結構走っていて、観光客を誘ってくるけど、地元の人も結構乗っていました。

イスの取り合い！　結局ピンクの女の子が勝ちました（笑）

青空ヘアカットサロン。

夕方のゲームドライブ。
この時は、お客さんが少なく、リーダー的なドライバーにあたり、いろんな動物が見れました。チョベ・ゲームロッジでは、毎回ドライバーさんが代わり、ドライバーさんによってかなり差があると思いました。

ヒョウが自分の子どもを茂みにかくして、狩りをしている最中。
インパラを狙ってる様子で、捕まえる瞬間を待ちましたが、なかなか始まらないので、私たちはあきらめて移動しました。

翌朝。
朝日とキリン。この日はあまりめぼしいものを見れませんでした。チョベサファリロッジよりも料金が高いところは、毎回同じドライバーさんになるのかもしれないので、その方が良かったかも？！ここは当たりはずれが大きいです。

朝のゲームドライブ後、お昼すぎの飛行機で南アフリカへ移動しました。

・・・南アフリカ編に続く
http://4travel.jp/travelogue/11181422