2016/09/15 - 2016/09/19
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ヤシガニ。さん
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さて、二手に分かれたワタシ達。
そう…ここからが「サバイバルキャンプ」という名の、本当の意味での“サバイバルキャンプ”なのだ…
ここまで書いておきながら、全くサバイバル感がなかったでしょ??
ただ大荷物を持って、
ただ歩いて、
ただテントを張って、
ただ島内をウロウロして、
って、それだけじゃサバイバルなんて言わないだろぉと、思ったでしょ。
いやいやいや、んなこたぁないんです。我らチーム コマセは自給自足のキャンプなんですよ!
某番組でやってますよね?
素潜りして調理して、チネッてって…
さすがにチネリはしませんが食料は自らの手で入手しなくてはならない…
あの番組では潜って魚を突いてますが、あれ、フツーやっちゃダメですからね(←漁業関係者談)
漁業権だかなんだかって言ってたような、そうでないような…(ーー;)
だから出るんです。テロップに。
「地元漁業関係者の了解を得て撮影しています」みたいなテロップが。
ちなみに式根島では「大浦海岸のみ」モリ突き可能のようですが、他の湾では禁止です。
またトコブシや伊勢海老も禁漁ですよ。
も〜し万が一、根魚釣りでウッカリ伊勢海老が釣れちゃったら、ウッカリで釣れることは限りなく低い確率ですが、ウッカリ!ウッカリ釣れちゃったら、そのまま大海原に見送ってあげてください。
これ、絶対守ってくださいね(>_<)
以前、ニュースで島で伊勢海老釣っちゃった方が罰金だか略式起訴だかになったことがあったのご存知ですか?偶然釣れたワケではなく、故意的に釣っていたと書いてあったような…
ともかく、島のルールは守りましょ(  ̄_ ̄)))
さて、またまた話は逸れましたが、魚が釣れないことには晩飯にありつけぬ(ーー;)
既に腹は空腹状態。
我らのサバイバルキャンプでは独自のルールがある。
お米は限られた合数のみ持参可。
缶詰、持参可(ただし二缶まで。)
調味料も持参可。
鍋、フライパンは要持参。
水は式根島の水を利用(ただし節水を心がけること)
おやつは釣りの時のみ(これはワタシだけのルール 笑)
釣りは食べる分だけ釣る(ムダに乱漁しない)
などと決まりごとがあるのだ。
その他にも、
暗くなったら歯磨きして寝る。
夜、トイレ以外の外出は禁止(一人歩きは厳禁)
水は出しっ放しにしない。
目に付いたゴミは拾うこと。
トイレが汚れていたら、自分でできる範囲で掃除すること。
深酒はしない(小遣いの範囲内で買うこと)
周りに迷惑をかけない(大声を出さない)
そして必ず睡眠をとること。
などの決まりごともある。
これは隊長が決めた決まりごとだ。
島に住んでいたからこそ、島での生活が時に優しく時に厳しいかを知っているのである。
特に母島にいた時は、船が欠航すると食料が入ってこないということで、商店から食料がなくなるのはざらだったと言っていた。
ちなみにワタシも小笠原諸島は父島に約1ヶ月いたことがあったが、これを経験したとき、持参していた小麦粉にどれだけ助けられたことか…
話を戻すと、式根島は隣の島、新島から水を引いているので、本当に節水を心がけなければならない。
トイレの時ぃ、用足しの音が周りに聞かれたらヤダぁ。:+((*′艸`))+:。
なんていって音消しのために水を流すなど、もってのほかである。
人間、窮地に立たされたら野ションだってやるしかない。
(↑これ、東日本大震災で経験済み)
とにかく!水を大事に使っていこうではないか!
もー、いつも話が逸れちゃう(T_T)
話を釣りに戻しますよ(T_T)
すいませんー。
さて、式根島にはたくさんの釣りポイントがある。
比較的安全に釣りが出来るが、場所によっては足場も悪く磯靴でなければ行けないとこもある。
というか、ワタシ自身もそうだが子供には必ずライフジャケットを着用してください。
落っこったらねー、沈む他ないですからねー。
さて、電動バイセコーで漁場を探し、辿り着いたは式根港。
たくさんの釣り人がいますよ∈(゚◎゚)∋
先に来ていた方の邪魔にならず、かつベテラン釣り師に迷惑がかからない場所を探し、角っちょに竿を降ろすことにした。
マヅメは過ぎている。
おまけに満潮ときた。
潮止まりなんて、この島にもあるのかね(ーー;)
なんて不安要素をたっぷり持ちながら、竿を降ろした。
ムロアジが3匹釣れれば南蛮漬けにできる!
タカベが釣れれば塩焼きにできる!
石鯛が釣れれば、ムロアジやタカベは海にお返ししてもいい!
ブタイが釣れれば…本土に戻ったその足でテレビ朝◯に自分を売り込みに行ったるわっっ!
なんてことを考えながら、せっせか釣りをする。
すると左のほうから座布団のような魚がやってきた!
おぉ⁉ヒラメ⁉まさかな。カレイか⁉いやいや、それもないだろ。
ヤツが近づいてきた!
キターーーーーーーー‼?‼?‼?
アナタはダレーーーーーー⁉
…って、キミは…キミは…
エイかーいっっ!?( ̄[] ̄;)!ホエー!!
嗚呼、なんで写メ撮らなかったんだろ(T_T)
っつーか、つがいなの?また左からもぅ一枚座布団きたよ(T_T)
今まで目前にいたタカベさんが一斉にお引越しなさった…
あら?エイってフィッシュイーターだっけ?( ̄^ ̄)?
なんて思っていたら、タイムリミット!
いや、正確には門限ギリギリ!(←隊長が決めた時間)
ここから(式根港)拠点(大浦キャンプ場)まで戻ることを考えると、もうここで納竿するしかない。
バケツにはたくさんの…海水が入ってる。
いや、正確にはたくさんの海水しか入ってない。
マ、マ、マ、マズイ(ーー;)
晩飯にありつけぬ(ーー;)
だがそんな思いとは裏腹に、とうとうタイムアップとなった…
ボウズ(釣果ゼロのこと)である。
これを隊長に伝えなければならない。
エイを見て大興奮して、竿をしばらく降ろさなかったとは決して言えない(ーー;)
意を決して電動バイセコーにまたがり、拠点へと向かった…
帰り道、言い訳ばかりを考えてた。
なんて言おうか。エイのせいだ!いや、ワタシのせいだ。いやいや、エイが来たからこそ魚が逃げていき、ワタシも見惚れてしまった。
やっぱりエイが悪い。うん、そうだ(  ̄_ ̄)))
などと考え、拠点についた。
恐る恐る我が家(テント)に戻ると、すんごいいい匂いがしてる!
急ぎ足で我が家に近づくと…
カレーかぁぁぁぁい!(T▽T)
え?…えー⁉
イモや玉ねぎ、人参までも持参⁉
おまけに肝心のカレールーも⁉
あら?持参していいものは決まってたんじゃ⁉
と、目の前の光景に口をぽっかーんと開けっ放しにしていたが、さすが神様、カレー様。
そのままよだれが出てきましたとも(笑)
どうやら今回はカナダから来ていた友人のために特別ルールがあったようです。
ならば早く教えてくれよ…
結局考えた言い訳は、思い出話となり、皆で食事をしました。
ここの大浦キャンプ場には炊事場があります。火焚きする箇所は8箇所かな?割と広めです。
そして火焚きの横に水道があるので、調理するには困りませんよ。
鍋やフライパン、まな板に包丁もあります。
これらはみな、以前訪れたキャンパー達が置いていった(寄贈?)ものです。皆が使うものなので、大事に使いましょうね♪
また、炊事場でなくても自分のテントサイトでも煮炊きできます。その辺に落ちてるブロックを重ねてグリルもできます。
ただ火の元には十分ご注意ください(^^)
さ、次の章では、恐ろしい事件が起きます。
乞うご期待です。
続く(っていうか、こんな書き方でいいのかしら?いまいち使い方がわからない…写真の追加アップの仕方も先ほどわかりました 笑)
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