その他の都市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
夏季休暇を3日間取ることができたので、以前から行ってみたいと思っていたナヌムの家に行こうと思い、行き先を韓国にしました。<br />ところがちょうど秋夕という大きな祝日と重なり、ナヌムの家も14日から16日は閉館とのこと(秋夕の時期は年によって違うので確認が必要です)。<br />17日には開館すると聞いたので帰国便を遅いものに変更して行くことにしました。<br />ナヌムの家を訪れるにはメールや電話で予約することが必要です。<br />日本語でOKです。<br /><br />

ナヌムの家を訪れて

4いいね!

2016/09/14 - 2016/09/17

541位(同エリア822件中)

0

9

じゃりんこ

じゃりんこさん

夏季休暇を3日間取ることができたので、以前から行ってみたいと思っていたナヌムの家に行こうと思い、行き先を韓国にしました。
ところがちょうど秋夕という大きな祝日と重なり、ナヌムの家も14日から16日は閉館とのこと(秋夕の時期は年によって違うので確認が必要です)。
17日には開館すると聞いたので帰国便を遅いものに変更して行くことにしました。
ナヌムの家を訪れるにはメールや電話で予約することが必要です。
日本語でOKです。

交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ナヌムの家からメールで行き方を教えてくださいました。ソウル地下鉄2号線の江辺(カンビョン)駅を降りてバスに乗り広州バスターミナル・Eマートというところで降りるとのこと。運転手さんに「eマート?」と訊くと乗るべきバスを教えてくれました。バスの路線変更が時々あるのか、空港からのバスもここのバスも、本などで得た情報通りではないことがありました。

    ナヌムの家からメールで行き方を教えてくださいました。ソウル地下鉄2号線の江辺(カンビョン)駅を降りてバスに乗り広州バスターミナル・Eマートというところで降りるとのこと。運転手さんに「eマート?」と訊くと乗るべきバスを教えてくれました。バスの路線変更が時々あるのか、空港からのバスもここのバスも、本などで得た情報通りではないことがありました。

  • バスに乗って約40分。eマート前。運転手さんに言っておいたので、着いた時に教えてくださいました。「広州バスターミナル」とあったけど、普通のバス停という感じで、とりたてて大きなバスターミナルではありません。ここからタクシーを拾うように、との指示だったのですが、雨だったためかすぐには拾えず。でも5分ほどで拾えました^^。

    バスに乗って約40分。eマート前。運転手さんに言っておいたので、着いた時に教えてくださいました。「広州バスターミナル」とあったけど、普通のバス停という感じで、とりたてて大きなバスターミナルではありません。ここからタクシーを拾うように、との指示だったのですが、雨だったためかすぐには拾えず。でも5分ほどで拾えました^^。

  • タクシーで約20分。ナヌムの家に着くと、軍服を着た人がたくさんいてびっくり。軍人さんがボランティアに来られていたようです。予約をしていたものの、建物がいくつかあり、どこに入っていいかわからず、軍人さんの一人に「ナヌムの家はどこですか」と尋ねると、目の前の黒い建物を示されたのでそこに入りました。一人のハルモニが出てこられたので挨拶しようとすると「ここじゃないわよ」という感じで言われ、外に出たところで、担当の方(日本語が堪能)とお会いすることができました。

    タクシーで約20分。ナヌムの家に着くと、軍服を着た人がたくさんいてびっくり。軍人さんがボランティアに来られていたようです。予約をしていたものの、建物がいくつかあり、どこに入っていいかわからず、軍人さんの一人に「ナヌムの家はどこですか」と尋ねると、目の前の黒い建物を示されたのでそこに入りました。一人のハルモニが出てこられたので挨拶しようとすると「ここじゃないわよ」という感じで言われ、外に出たところで、担当の方(日本語が堪能)とお会いすることができました。

  • 建物の外にも、現在、どのような方が暮らしておられるのか、一人一人のプロフィール紹介などがあります。既に亡くなられた方の像やお墓もあります。<br />歴史館の中には「慰安婦」に関する出来事が整理された年表があったり、様々な資料があったり。資料を見れば、日本軍がかかわっていたことは明らかです。慰安所の様子を再現した部屋もあり、胸がつまりました。大変見応えのある展示ですが、写真撮影は禁止のため、内部の写真はありません。

    建物の外にも、現在、どのような方が暮らしておられるのか、一人一人のプロフィール紹介などがあります。既に亡くなられた方の像やお墓もあります。
    歴史館の中には「慰安婦」に関する出来事が整理された年表があったり、様々な資料があったり。資料を見れば、日本軍がかかわっていたことは明らかです。慰安所の様子を再現した部屋もあり、胸がつまりました。大変見応えのある展示ですが、写真撮影は禁止のため、内部の写真はありません。

  • 別の建物で30分間、ナヌムの家についてのビデオを見て、その後、事務所で感想を書きながら、担当の方とお話しました。<br />

    別の建物で30分間、ナヌムの家についてのビデオを見て、その後、事務所で感想を書きながら、担当の方とお話しました。

  • 「日王は謝罪しろ」という横断幕について、日本語を話す案内人の方に「日王とは『天皇』のことか」と尋ねると「そうだが、天皇というのは一般的な言葉ではないから」とおっしゃいます。ただ、日本語でメッセージを書くなら日本人に向けているのだろうから、天皇と書いたほうが通じる気はします。「第二次大戦の時の天皇は既に亡くなっているけれど、その子である現天皇に謝ってほしいということですか」と尋ねると「そうなんですか」と。。。前天皇が亡くなっていたことはご存知なかったようでした…

    「日王は謝罪しろ」という横断幕について、日本語を話す案内人の方に「日王とは『天皇』のことか」と尋ねると「そうだが、天皇というのは一般的な言葉ではないから」とおっしゃいます。ただ、日本語でメッセージを書くなら日本人に向けているのだろうから、天皇と書いたほうが通じる気はします。「第二次大戦の時の天皇は既に亡くなっているけれど、その子である現天皇に謝ってほしいということですか」と尋ねると「そうなんですか」と。。。前天皇が亡くなっていたことはご存知なかったようでした…

  • ナヌムの家はソウル市中心部から1時間半ほど離れた京畿道広州市にあり、まわりは静かな田園地帯です。ここで暮らしておられるハルモニ達は高齢で一番若い方でも80代。ボランティアの方達が頻繁に来られるようだし、その人達に話をしながら心安らかに暮らしてほしいと思います…ただ、どうすれば本当に心安らかに暮らすことができるのか…

    ナヌムの家はソウル市中心部から1時間半ほど離れた京畿道広州市にあり、まわりは静かな田園地帯です。ここで暮らしておられるハルモニ達は高齢で一番若い方でも80代。ボランティアの方達が頻繁に来られるようだし、その人達に話をしながら心安らかに暮らしてほしいと思います…ただ、どうすれば本当に心安らかに暮らすことができるのか…

  • これはナヌムの家ではなく、地下鉄景福宮駅で行われていた「日帝侵略七十年史」という展示です。秋冬のお祭りムードのなか、ショーなどが行われる景福宮に行くためにこの駅に降りたのですが、こうした展示がかなり大規模に行われていてびっくり。ほとんど韓国語のため私にはわかりませんでした(その時はグーグル翻訳アプリが写真で文字からも訳してくれることを知らなかった)が、様々な写真から日本が韓国に対してどんなひどいことをしてきたのか、ということが示されているようでした。

    これはナヌムの家ではなく、地下鉄景福宮駅で行われていた「日帝侵略七十年史」という展示です。秋冬のお祭りムードのなか、ショーなどが行われる景福宮に行くためにこの駅に降りたのですが、こうした展示がかなり大規模に行われていてびっくり。ほとんど韓国語のため私にはわかりませんでした(その時はグーグル翻訳アプリが写真で文字からも訳してくれることを知らなかった)が、様々な写真から日本が韓国に対してどんなひどいことをしてきたのか、ということが示されているようでした。

  • ナヌムの家を訪れる前日、ソウルの日本大使館前に設置されたという少女像を見に行きました。地下鉄安国駅からすぐということでしたが、徒歩5分くらいでしょうか。カフェなども入っている複合ビルの中にあり、少しわかりにくい…と思ったら、旧日本大使館が老朽化したため今の場所に移転したのだそうです。そんなわけで少女像を見つけるのも時間がかかってしまいました。現在は像は日本大使館前にはありません。ここでは多くの方達が元「慰安婦」の方達へのメッセージを黄色い蝶に書いて壁に貼り付けていました。2015年12月の「慰安婦」問題に関する日韓合意で日本に対する反発はずいぶんと強まっているようでした。私が日本人だから、という理由で責められたりするようなことはまったくなかったけれど、日韓友好ムードという感じではありませんでした。過去の事実は消すことができない。この像を移転させよというのは日本側の勝手な言い分に聞こえるでしょう。過去の事実は消せなくても新しい関係を作っていくことはできるはず…

    ナヌムの家を訪れる前日、ソウルの日本大使館前に設置されたという少女像を見に行きました。地下鉄安国駅からすぐということでしたが、徒歩5分くらいでしょうか。カフェなども入っている複合ビルの中にあり、少しわかりにくい…と思ったら、旧日本大使館が老朽化したため今の場所に移転したのだそうです。そんなわけで少女像を見つけるのも時間がかかってしまいました。現在は像は日本大使館前にはありません。ここでは多くの方達が元「慰安婦」の方達へのメッセージを黄色い蝶に書いて壁に貼り付けていました。2015年12月の「慰安婦」問題に関する日韓合意で日本に対する反発はずいぶんと強まっているようでした。私が日本人だから、という理由で責められたりするようなことはまったくなかったけれど、日韓友好ムードという感じではありませんでした。過去の事実は消すことができない。この像を移転させよというのは日本側の勝手な言い分に聞こえるでしょう。過去の事実は消せなくても新しい関係を作っていくことはできるはず…

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

韓国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
韓国最安 178円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

韓国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP