【2016年9月23日】インドネシア・マレーシア＋ちょっとシンガポールプチ周遊の旅（2日目）

2016/09/23 - 2016/09/23

2015年末で、とある会社を退職になってしまったあと、しばらくの間、再就職活動に難儀しましたが、なんとか派遣社員で１０月から、何回目かの社会復帰が決まりました。

１０月になったら、しばらくは遠出できそうにないと思ったので、即決で、１月にアメリカ旅行して貯まったデルタ航空のマイルで、シンガポール往復と引き換え、あとはLCCの航空券で、マレーシアへ行くことにしました。

インドネシアは、スマトラ島・メダンだけ、航空券を買っておき、出発間際まで行くかどうか決めようと思いましたが、結局、インドネシアなんて、次はいつ行けるか分からないので、行くことに決めました。

エリア スマトラ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: ジェットスター・アジア航空 エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

「メダン」

Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%80%E3%83%B3

「メダン（インドネシア語: Kota Medan）は、インドネシア・スマトラ島東北部に位置する都市である。北スマトラ州の州都であり、かつ、デリ・セルダン県の県庁所在地となっている。

スマトラ島最大の都市で、人口規模からいえば、ジャカルタ（首都）、スラバヤ（東ジャワ）、バンドゥン（西ジャワ）に次ぎ、インドネシア第四の都市である。面積265km?、人口約210万人。」

…要するに、「シンガポールからもクラルンプールからも近い、インドネシアの都市」ということです。

というわけで、すっかり日本でもおなじみになった、ジェットスターで、シンガポールからメダンへと飛びます。

マルハバラウンジ (シンガポール チャンギ国際空港 ターミナル1) 空港ラウンジ

※無事帰ってきたあとで気づいたんですが、観光目的のアライバルビザがなくなってしまった今、インドネシアに入国する際、袖の下として、パスポートに５０００円札を挟んでおけばよかったかなあと。これも、旅のテクニックとして。

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ジェットスターの機内は狭かったでしたね…。

そして、１時間半で、メダン・クアラナム国際空港着。

…ここからが、大変だった。

座席が狭いので、機内で入国カードが書けず、入国審査手前で記入。入国カードに書いてある英語がわからないところがあり、不安がよぎる。

「でも、なんとかなるだろう。大丈夫だ。入国できるんだ」

ということで、えいや、と、入国審査場へ行く。

で、入国審査官から、まず聞かれたのが、「帰りの航空券を見せろ」でした。

そこでは、何のためらいも疑問もなく、帰りの航空券、つまり、夕方、クアラルンプールへ向かうエアアジアの航空券を見せました。

すると…、

「○☆△□×◎！！？」と、インドネシア語でまくしたてられ、「これはおかしい。他に航空券はないのか」と言われたので、とっさにスマホでスクリーンショットしておいた航空券を見せると、「あー、日付がない」と。

「おかしい。おかしいぞ。お前、ちょっとあっち行け」と、別室へ連れて行かれることに。

あー、インドネシアに入国への一抹の不安が的中しちゃったかな？。それとも、これは予期しなかったかな？。ともかく、よくわからない。

で、何故か灰皿があってくつろげる別室で少し待つと、「s_grade、こっちに来い」と。

で、さっきの入国審査官の上司らしき人間とご対面。

「お前、おかしいぞ、何でシンガポールからクアラルンプールへ行くのに、わざわざ、ここ（メダン）に来たんだ？。今日クアラルンプールへ行くのか？。普通は２、３日滞在するぞ。」

と。ん？ちょっと、質問内容が自分の意図したことと違うかなと。長く滞在しようとすると、不法就労かなにかで絞られるとはよく聞くハナシなので。

とりあえず、「いや、インドネシアに行きたかったんだ」とつたない英語で話す。「空港鉄道に乗り、メダン駅で鉄道が見たいんだ」と言った。

でも、通用せず。

「お前の言っていることが理解できない。なんでメダンに来たんだと言っているんだ。日本語で話すな。英語で話せ。英語できないのか。私のほうが英語ができるぞ」

とまで言われる始末。

最大限の身振り手振り、そして、「クアラルンプールに今日行くから許してくれ」「なんなら、入国できずに、国外退去でもいいから」と言って、１５分か２０分…。

…やっとしぶしぶ、入国スタンプを押してもらいました。

別室から出た途端…はああああああ…と深呼吸。海外旅行人生２０年弱にして、初の別室送り。

ともかく、入国できた。入国さえできればこっちのものだ…と思いました。

たぶんね…フォートラで地図があるでしょ。あれのせいもあると思うんですよ。あれがあると、初めての国は塗りつぶされるから、「行かなきゃなあ」という思いにもなる。良くない古い機能かもしれないですね。

で、空港を出て、トイレへ。

クアラ ナム国際空港 (KNO) 空港

「ともかく入国できた。鉄道の時間は…ああ、１時間先かあ。あ、A&Wがあるから、あそこで一旦休憩しよう」

ということで、まず、インドネシアルピアを50万ほど下ろしてから、A&Wで休憩し、出口→空港鉄道駅へ。

クアラ ナム国際空港 (KNO) 空港

空港鉄道駅です。

クアラ ナム国際空港 (KNO) 空港

中に入る。目の前に有人のチケットカウンター。左手にカードが使える自動券売機。

インドネシア語はサッパリですが、なんだか、メダンから先の鉄道の時刻表らしきものがあった

自動券売機で切符購入。レシートと一緒に、カードが出てきます。

空港鉄道は全席指定らしく、このレシートは指定券みたいなものです。カードは乗車券みたいなもの。

ただし、改札に入れると、回収されます。

クアラ ナム国際空港 (KNO) 空港

なんだか、メダン周辺の鉄道建設事業計画っぽい地図がありました。

改札口

少し行くと、ガラス張りに囲まれたプラットフォームの真ん中に線路。

で、列車が到着。

電車でなく、ディーゼルカーです。

車内は空港鉄道によくありがちな感じ。

ただし、スピードは遅い。

途中で数分止まりながら、のんびりと走ります。

クアラナム空港からメダン駅まで、３０ｋｍを、１時間弱ほど。

なんだか、北海道の駅間距離の長い区間を走る鈍行列車をイメージしました。


※車窓風景はYouTubeでどうぞ↓

https://youtu.be/YOTU2yXAtrA

途中駅で列車交換のため数分停車。

だんだんとメダンの町が近づいてきました。

※こちらも、YouTubeでどうぞ。↓

https://youtu.be/RoBG5VrVvsY

ゴミゴミした街並みは、いかにもアジアと言う感じ

スラム街も通過

で、メダン駅が近づくにつれ、すぐそばで工事していて穴が掘ってあったりしており、「ええ、こんなんで、ちゃんと動くんだなあ。空港鉄道」とヘンに感心して、メダン駅に到着しました。

客車が見えたので１枚。

メダン駅に飾ってあったバイク

そうそう、インドネシアも、このあと行くマレーシアもそうなんですが、バイクのタイヤが異常に細い。そして、半径が大きい。

いわゆる、日本の「原チャ」は一切見かけませんでした。

外に出ると、バイクとクルマで一杯。埃っぽい。いかにもアジアな感じ。

で、メダン駅のバイクタクシーと、客引きのおっさん

乗らないよ。

バイクタクシー（２）

メダン駅は、空港鉄道用待合室と、一般駅とで分かれています。

一般駅のほうです。アジアを感じました。

列車の空席状況みたいです。

近郊列車の時刻表みたいです。

そうそう、出発前に調べたんですが、メダン駅から近郊のビンジャイというトコロまで、近郊列車が走っていると聞いたんです。

１日に１０往復強走っているんですよね。で、丁度ビンジャイ行きの列車が来たんです。

でも、帰りの空港鉄道の時間が１４時で、２時間ぐらいしかいられなかったので、断念しました。


※発車の様子はYouTubeでどうぞ↓

https://youtu.be/o9MRYC-s0NY

メダン駅（一般駅）（２）

メダン駅（一般駅）・外の様子

メダン駅（一般駅）プラットホームの様子

近くにファストフード店があったので、昼食

おにぎりみたいなお米が、いかにもインドネシアなんでしょうかね。

ファストフード店から眺めたメダン駅のプラットホーム

２時間ほどメダン駅でトレインビューして、また、空港鉄道で空港へ引き返します。

帰りの空港鉄道の列車は、所要３０分と速かったのですが、ラッピング列車で、あまり車窓は見えず。

行きに撮影できて良かったです。

近代的なクアラナム空港…なんですけどね…。

クアラルンプールへ行くのに、手荷物検査２回・出国審査１回あって、苦労しました。

そして、出国審査もなんとか乗り越えて、１７時半のエアアジア便で、クアラルンプールへと向かいました。

後ろのドアを開けて搭乗するなんて、８年前のドイツ・イタリア以来ですね。

…本当にほんの少しだけでしたが、さようならインドネシア。

そして、こんにちは、マレーシア

KLIA2に到着したのですが、とにかく広かった！

マレーシアは入国カードが不要とのことで、入国はメダンみたいに絞られずに、実にあっさりでした。

余ったインドネシアルピアはマレーシアリンギットに替えておいたので、あと300マレーシアリンギットほど、ATMから下ろして、KLIAエクスプレスのチケットを買い、KLIAエクスプレスに乗車。

速いのですが、結構揺れました。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

そして、こんにちは、KLセントラル駅

…旅はつづく

KLセントラル駅 駅