ロヴィニの街歩き　2

2016/08/10 - 2016/08/15

迷路のような城壁都市を歩いてみました。

エリア ロヴィニ(クロアチア)

朝9時過ぎ。
太陽は昇っても、街はまだひっそりとしています。

朝は街角のカフェで済ませる人が多く、賑わっています。

メニューといってもクロワッサンにカプチーノ、というまさにイタリアの朝。

街に人が出て来るのがお昼ちょっと前くらいから。

午前中の市街地は閑散としています。

チトー広場もまだ静寂の中。

有翼の獅子のレリーフが、ここがヴェネチア共和国の支配下にあったことが分かる。

広場に面したバルビ・アーチ。
要塞都市に造られた3つの門のうちの一つ。
ここをくぐると、要塞の中は中世の面影を残す路地が。

ここにも有翼のライオンが刻まれています。

石畳の続く旧市街の街並。

いくつもの路地に迷い込みながら、角を曲がるたびに新鮮な光景に驚く。
街歩きの醍醐味そのもの。

生活色が普通に漂っているのがうれしい。

かつて陸と小島だったところを埋め立てた道。
いまでは街の中心地。

海にせり出すロヴィニの街並み。

さて、旧市街を抜けて郊外までVespaで。

10分も走ると、こんな長閑な景色に。

交通量もない一本道です。

隣町のValaltaはナチュラリスト・クラブのある街。
標識はクロアチア語とイタリア語の併記。

沿道にブドウ畑が広がります。

クロアチアは古くからワインが造られ、今では知る人ぞ知る、隠れた特産品です。

湾の反対側にもビーチスポットが。

海沿いの土産物店の喧騒を抜けて細い路地へ。

こんな趣ある小道を奥へ進んでいきます。

目の前にぱっと景色が開けます。

カラフルな建物が並ぶ、イタリアの港町のような光景。

少しずつ陽が西へ傾き始めます。

海から戻り、シャワーを浴びて、食事に出掛けます。

街に灯がともり始め、いちばん活気づくときです。

細い路地を歩き...

石畳の道を抜け...

丘の上に続く小道を上ります。

陽のくれたアドリア海を見下ろす...

聖エウフェミヤ教会。
昼は奥の鐘楼から眼下に市街が一望にできます。

ライトに照らされた石畳も風情があります。
今日の街歩きは、ここまで。

シーフード三昧。
絶品だったツナのカルパッチョ。