その他の観光地旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ツェルマットへ向かう仲間4人と離れて一人地元の山を目指しました。<br />ハイカーでも登頂できるオクゼホルンです。<br /><br />フィスパテルミネンから始発となる8時過ぎのリフトに乗り込み、上部駅ギヴ1962Mからオクゼホルンの南東にある池、ブラウゼー2573Mまでは、コースタイムの2時間50分とほぼ同じペースでした。<br /><br />ここから上は、トレイル上の残雪に踏み跡はなく、恐らくこの夏、このルートでの登頂者は未だいないのでしょう。トレイルのマークも古く、数も多くないので雪上では慎重にマークを捜しながら歩を進めます。でも、雪のないところのトレールは、予想に反し明瞭でした。<br /><br />アイゼンを付けたのはこの池のほぼ真西、標高2680Mくらい、長さ10M弱の急斜面のトラバースでした。<br />暫く逡巡した後、意を決して先に進みました。<br /><br />1時間強で稜線に達し、短い昼食時間で先を目指しましたが、2度目のトラバースがあり、斜度は少ないながらも長くて、頂上付近も易しくはなさそうに見え、最初のトラバースの事も頭に入れてここまでとしました。<br />2860Mくらいの所です。<br /><br />後日、観光案内所の人と話す機会があり、ゲビドゥム峠から直接尾根を登っても良かったのではと言われ、端から諦めたと答えましたが、帰ってからは登れたかもと思ってしまいます。<br /><br />

89 Ochsehorn オクゼホルンの頂上を目指すも

12いいね!

2016/07/01 - 2016/07/01

190位(同エリア522件中)

2

33

いぶれす

いぶれすさん

ツェルマットへ向かう仲間4人と離れて一人地元の山を目指しました。
ハイカーでも登頂できるオクゼホルンです。

フィスパテルミネンから始発となる8時過ぎのリフトに乗り込み、上部駅ギヴ1962Mからオクゼホルンの南東にある池、ブラウゼー2573Mまでは、コースタイムの2時間50分とほぼ同じペースでした。

ここから上は、トレイル上の残雪に踏み跡はなく、恐らくこの夏、このルートでの登頂者は未だいないのでしょう。トレイルのマークも古く、数も多くないので雪上では慎重にマークを捜しながら歩を進めます。でも、雪のないところのトレールは、予想に反し明瞭でした。

アイゼンを付けたのはこの池のほぼ真西、標高2680Mくらい、長さ10M弱の急斜面のトラバースでした。
暫く逡巡した後、意を決して先に進みました。

1時間強で稜線に達し、短い昼食時間で先を目指しましたが、2度目のトラバースがあり、斜度は少ないながらも長くて、頂上付近も易しくはなさそうに見え、最初のトラバースの事も頭に入れてここまでとしました。
2860Mくらいの所です。

後日、観光案内所の人と話す機会があり、ゲビドゥム峠から直接尾根を登っても良かったのではと言われ、端から諦めたと答えましたが、帰ってからは登れたかもと思ってしまいます。

  • ブラウゼー(2573M)から頂上2912Mまでのコースタイムは、標識には表示されていませんでしたが、1時間強といったところでしょうか。<br />

    ブラウゼー(2573M)から頂上2912Mまでのコースタイムは、標識には表示されていませんでしたが、1時間強といったところでしょうか。

  • 左端のピークは、オクゼホルンかと思いましたが、後で調べると、その北にある無名のピーク2827Mでした。

    左端のピークは、オクゼホルンかと思いましたが、後で調べると、その北にある無名のピーク2827Mでした。

  • ビーチホルンとゲビドゥム(右端)

    ビーチホルンとゲビドゥム(右端)

  • 画面中央のフィスプの町とビーチホルン

    画面中央のフィスプの町とビーチホルン

  • ゲビドゥム峠

    ゲビドゥム峠

  • 疎水沿いのトレイルに入りました。

    疎水沿いのトレイルに入りました。

  • 正面のフレッチホルン

    正面のフレッチホルン

  • 振り返って。画面中央がアレッチホルン、その左、雲を挟んでのピークがネシュトホルン。

    振り返って。画面中央がアレッチホルン、その左、雲を挟んでのピークがネシュトホルン。

  • アレッチ氷河方面。 画面左寄り頂だけ覗かせている山はグロースフィーシャーホルン?

    アレッチ氷河方面。 画面左寄り頂だけ覗かせている山はグロースフィーシャーホルン?

  • アレッチホルンのズーム

    アレッチホルンのズーム

  • ナンツ谷越し。奥左端にモンテレオーネが見えます。

    ナンツ谷越し。奥左端にモンテレオーネが見えます。

  • 振り向くとビーチホルンも左端に加わっていました。

    振り向くとビーチホルンも左端に加わっていました。

  • 谷奥が近づいてきました

    谷奥が近づいてきました

  • 谷奥のズームです

    谷奥のズームです

  • ブラウゼーへの右折箇所には標識があります。

    ブラウゼーへの右折箇所には標識があります。

  • 分岐から30分でブラウゼーに到着しました。マットヴァルトホルンも白青白で表示されていますが、このルートを歩くには技術に加えて相当のスピードも必要だと思います。

    分岐から30分でブラウゼーに到着しました。マットヴァルトホルンも白青白で表示されていますが、このルートを歩くには技術に加えて相当のスピードも必要だと思います。

  • 氷上にも残雪があります。

    氷上にも残雪があります。

  • この先が急斜面の雪面トラバースです。

    この先が急斜面の雪面トラバースです。

  • 目指すオクゼホルンの頂上が見えました。

    目指すオクゼホルンの頂上が見えました。

  • 遠くにシャモワが

    遠くにシャモワが

  • 一歩踏み出して諦めた最終地点です。

    一歩踏み出して諦めた最終地点です。

  • 少し下って西側を撮りました。 バルムホルンからマッター谷沿いの山々です。<br />

    少し下って西側を撮りました。 バルムホルンからマッター谷沿いの山々です。

  • さらにその南側(左側)

    さらにその南側(左側)

  • 南側のズーム

    南側のズーム

  • 稜線の鞍部方面

    稜線の鞍部方面

  • 最終地点に戻って頂上のズームを撮り直しました。<br />頂上の十字架が見えました。<br /><br />後から見ると、登れそうな気がしてくるのが不思議です。

    最終地点に戻って頂上のズームを撮り直しました。
    頂上の十字架が見えました。

    後から見ると、登れそうな気がしてくるのが不思議です。

  • ちょっと変わった旧ユリ科の花がありました。名前はわかりませんが。

    ちょっと変わった旧ユリ科の花がありました。名前はわかりませんが。

  • 下りは、自分の足跡を辿りました。

    下りは、自分の足跡を辿りました。

  • 疎水沿いのトレイに戻った先が流水で塞がれていました。<br />朝、向こうからのハイカーに出会いましたので、ここを渡ったことになります。

    疎水沿いのトレイに戻った先が流水で塞がれていました。
    朝、向こうからのハイカーに出会いましたので、ここを渡ったことになります。

  • 又してもシャモワに遭遇。<br />

    又してもシャモワに遭遇。

  • 美しいナンツ谷

    美しいナンツ谷

  • そのズーム

    そのズーム

  • 二日目に行ったゲビドゥムからのY氏提供写真。奥中央にオクゼホルンが写っていました。

    二日目に行ったゲビドゥムからのY氏提供写真。奥中央にオクゼホルンが写っていました。

この旅行記のタグ

12いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ロク69さん 2016/10/04 08:43:41
    雪が多いですね。
    いぶれすさん

    オグゼホルンへの登山は結構タフな様子ですね(標高差約1000m)。
    残雪も多くさぞかし苦労されたのではないかと推察します。
    アイゼンの着脱も面倒ですし。
    (単独で歩かれたのでしょうか?)
    「稜線(尾根)のルート」は見晴らしがよさそうですね。
    途中の岩場は手強いかな。

    ビーチホルン、アレッチポルンなども美しく見えていますね。
    スイスアルプスの景観を堪能されたことと思います。
    これからの紀行もおおいに期待しております。
    どうぞよろしくお願いします。


    ロク69

    いぶれす

    いぶれすさん からの返信 2016/10/04 22:19:09
    RE: 雪が多いですね。
    コメントをいただきありがとうございます。

    私は雪の経験が乏しいので必要以上に怯えてしまいます。

    ルートに関しては、地図を見て尾根は無理と判断して疎水沿にしたのですが、後から調べると尾根ルートも白赤白の普通ルートでした。
    それどころか、尾根ルートが主流のようで、ネットの登山記録は全て尾根ルートでした。
    http://www.hikr.org/gallery/photo2081609.html?post_id=108840#1
    上記のような怖そうな写真もありますが、
    http://www.hikr.org/gallery/photo2081610.html?post_id=108840#1
    これを見ると安心しますよね。白赤白もはっきり写っていますし。

    このオクゼホルンは『滞在中ベストだった』という記事もあるくらいで、とても展望の良い山だと思います。
    ロク69さんなら稜線からGsponへ抜けるコースも候補になるのではと思います。

    尚、滞在中、この日が一番の標高差で、後は易しいルートばかりでした。

いぶれすさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

スイスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スイス最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

スイスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP