
2016/09/16 - 2016/09/18
3位(同エリア62件中)
がーたんさん
春秋航空999円で行く中国第3弾は「呼和浩特」です。
ただし、呼和浩特線はセントレア発着しかなく、名古屋まで行かなければなりません。
てことで、大阪-名古屋間の方が、名古屋-呼和浩特間よりもカネがかかるという、なんとも皮肉な結果に。
呼和浩特と言えば、「草原」。しかし、知人に聞いたところ、9月だともう遅いじゃないの?って言われ、え〜〜そうなん??って感じ。調べてみれば、この時期でも最低気温が12度とかって出てるし、もう夏は終わっているんだなぁ〜と実感。てなことで、今回は街歩きの呼和浩特です。
【旅程】
9/15 9C8586 名古屋14:55→石家荘17:30
航空券金額 999円
空港税 0円
燃油サーチャージ 0円
旅客保安サービス料 2570円
(ネットで座席指定不可)
合計金額: 3569円
(別途支払手数料:110円)
9/16 9C8586 石家荘19:00→フフホト20:20
航空券金額 900円
空港税 770円
燃油サーチャージ 0円
(ネットで座席指定不可)
合計金額: 1670円
(別途支払手数料:50円)
9/18 9C8585 フフホト21:10→名古屋+04:20
航空券金額 999円
空港税 1800円
燃油サーチャージ 5500円
ネットで座席指定 900円)
合計金額: 9199円
(別途支払手数料:280円)
【ホテル】
Holiday Inn Shijiazhuang Central 385元(諸税込:公式サイト)
昭君大酒店 194元(諸税込:ctrip)
Holiday Inn Hohhot 445元(諸税込:公式サイト)
【レート】
1元=15.6元
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 航空会社
- 春秋航空
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石家荘から約1時間で呼和浩特です。窓側だったので、呼和浩特の夜景がのぞめました。あまりのキラキラさに驚きと感動。まさかこんなに光溢れる街だとは思ってもみませんでした。飛行機を降りると、様々な看板には簡体字とモンゴル文字が併記されてるのが斬新で、内蒙古に来たぁぁぁって感じになります。
フフホト白塔国際空港 (HET) 空港
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今日のお宿「昭君大酒店」は空港バスの通り道にあります。15元のお金を払って乗り込みます。これ、領収書だと思って、しまい込んでしまったら、出発間際に検札にやってくるので、焦りました。
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45分くらいで到着です。アナウンスはありません。運転手がバス停の名前を叫びます。グーグルマップで位置を確認し、近づいたら前方の方に移動しておきましょう。
老舗のホテルですが、フロントの壁には王昭君の立派なレリーフが輝いています。生粋な中国のホテルなので、クレカは銀聯カードしか使えません。Zhaojun Hotel ホテル
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お部屋は清潔で、特に問題はありません。シャワーも固定式ではありますが、水の勢いもよく、マッサージ効果があってよかったです。
Zhaojun Hotel ホテル
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この手のホテルはナイトウエアがないことが多いのですが、バスローブもあり十分です。マット式殺虫剤なんかも常備してありました。
Zhaojun Hotel ホテル
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Ctripから予約を入れましたが、その特典だそうです。このお菓子、パサパサしててよくわからん。黒糖っぽい味ではあるけれど…。
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とりあえず、夕飯でもと思い、出かけてみます。ホテル近くのテレビ局はけっこう年季の入った建物です。お向かいは新華広場。月が綺麗です。それにしてもけっこう派手派手の電飾。こんなんだから空から見るとキラキラしてるんですね。で、肝心なお店。電飾は輝いていても、お店は結構早く閉まる。夜が早い街なんでしょうか。結局コンビニでジュースとお菓子を買って凌ぎます。
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おはようございます。朝から雨が降ったり止んだりの天気です。ホテルの近くに、内蒙古料理の店として有名な「格日勒阿媽」があり、朝から営業しているので行ってみました。
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口コミでは「美味しいミルクティーのお店」とよく書かれてあるので、 奶茶(6元)と、名物料理「羊雑碎」(15元)、あと甜奶酪餡餅(10元)を頼みました。どんだけ美味しいミルクティーなのかと期待をして飲んだら、ゲ〜〜なんじゃ、こりゃ〜。甘くもない、濃くもない、え〜〜〜。「羊雑碎」は、もう見た目から辛そうです。見た目とは違って、意外と食べやすいなんていう口コミも見ましたが、ムリっす。結局無難なヨーグルト餅だけ食って出てきてしまいました〜〜。いったい、あのミルクティーはなんだったのでしょ〜か…。あれが美味しいという理由がわからん…。誰か教えて〜。
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店内の雰囲気はいい感じなので、また今度別の料理で再チャレンジしてみたいと思います。
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街中全体が地下鉄の工事中でえらいこっちゃです。バスも、バス停がない道の真中で停まります。そこからバスに乗って、王昭君のお墓に行ってみました。
まずは24路で朋徳服装批発城(旧城北門)まで行き、209路に乗り換え、昭君博物院で降ります。この209路のバス、他のバスと同じように1元投入して乗ったら、でかい声で怒られました。5元だと。あらま、気をつけましょう。 -
途中、工事中で、えらい渋滞にはまり、1時間ちょいかかりました。バス停が草の中に倒れていて、やる気ナシです。入口はこの標識の先にあります。
昭君博物院 博物館・美術館・ギャラリー
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王昭君の話(『世説新語』)は、高校の漢文の教科書にも載っているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。王昭君はもともと湖北省の人らしいのですが、匈奴に嫁いだことで、この呼和浩特市にお墓があるようです。(実際には数ヵ所候補地はあるようですが…)
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65元を払って中に入ると王昭君がお出迎えです。
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匈奴に関する資料館もあります。
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ざっと見て回りました。
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とりあえず、丘の上まで上がってみましたが、碑が建っているだけで、別にぃ〜って感じでした。
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この昭君博物院は現在建て替え工事中。予定完成図は下の図。
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建物をいくらオサレにしても、アクセスがこれじゃーねー。バスが来るまで30分近く待たされました…。
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帰りも工事中のところで立ち往生。一向に進みません。バスの料金箱のところには、ちゃんと5元って書いてありましたね。そうそう呼和浩特のバスは硬貨と紙幣の投入口が分かれています。
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ホテルに戻ってチェックアウト。その後、今日のお宿「Holiday Inn Hohhot」へ。チェックインの時に、空港までの無料シャトルバスがあるから予約しますかと教えてくれました。へ〜すげー。ここのホテルのスタッフは、本当によく気が利きます。ホテル自体はけっこう古くからあるということで、今風の感じではありませんが、それでも、部屋は広く、バスタブも深く、言うことなしです。
Holiday Inn Hohhot By IHG ホテル
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午後からはホテル周辺の寺院を見に行きます。まずは「席力図召」へ。「席力図召」って漢字だけ見てもよくわかりませんが、これはモンゴル語だそうで、「席力図」は法座を、「召」は寺院を意味しているそうです。
席力図召 (延寿寺) 寺院・教会
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呼和浩特最大のチベット仏教の寺院だとか。
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確かに、屋根の装飾類なんかは日本の寺院とは全然違います。
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これが、ここの売り。ラマ塔です。ラマ塔とは、「中国の仏塔で,インドのストゥーパの原型をとどめたチベットのチョルテンの系統を引く形式」と辞書には書いてありますが、ん〜〜なんだかよーわかん。独特の形であることは間違いない。
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道を挟んだ反対側には「大召」があります。
大召 寺院・教会
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入場券や額には「無量寺」とあります。
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山門の所にいる人(?)たち。
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そうそう、「席力図召」の山門にも同じような感じでいましたね。
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日本の仏像とは表情が違いますね〜。
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境内
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大召の向かいに延びる路地には骨董品や小物類を売る店が連なっています。
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ここで一旦ホテルに戻って休憩し、その後、呼和浩特東駅の写真を撮りに出かけます。青城2号線という無料バスが東駅まで行くと百度で出てきたので乗ってみました。しっかし東駅手前の市政府で、Uターンして、また町中に戻っていくじゃないですか!はぁぁぁぁぁぁぁ、わけわかりません。なんでよ。慌てて降りましたが、只今の時間、20時過ぎ。昨日のところでも書きましたが、この街は夜が早いんです。バスの最終なんかも夏季が21時、冬季は20時です。ってことで、下手に行ってしまうと帰れなくなる可能性が大なので諦めました。その代わり市政府の広場で何かイベントをやっていたので、それを時間が許す限り見学します。
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音楽に合わせて、光と噴水が、あんなこと、こんなことしてくれます。この水柱がものすごいんですよ、大迫力!
さて、21時ちょっと前にはバス停に行って待ちます。次から次へとバスは来るのですが、自分の行く方向のバスではない…。やべぇ、もう終わっっちゃったか??仕方がないのでホテルからはちょっと歩くのですが、ほど近いところまで行ってくれるバスに乗りました。 -
そんなこんなで、夕飯もろくすっぽ食ってないので、どこか食べられるところを探しに行きます。ホテルの近くにある艾博阿拉伯宮の広場からはお月サンがキレイです。
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でも、やっぱり食べられる店がない。仕方がない、今日はマックにするか〜と思って入ったら、22時閉店。信じられな〜い、24時間じゃないのかよぉ…。悲しいかな、コンビニで日本にはない味のUFOをみつけたので、それで凌ぎます。お味はいまいち。どこかで食ったような感覚…そうだ、福州の汁なし麺だ〜。
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夜の電飾は派手派手なのに、こう店がはやく閉まってしまうのも困ったもんです。昨夜は派手派手の電飾のビルの間からも太陽は昇ってきます。おはようございます。
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朝食は近くの「真正豆腐坊」へ。内蒙古・赤峰地方のの名物「対挟」6元(籠の中に入っているヤツ)と水晶煎餃3元(指さしているヤツ)を買って帰ります。
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午前中は、『歩き方』に「無料」と書いてある内蒙古博物院へ行きます。着いて入ろうとすると、もぎりのねぇちゃんがいるじゃないですか〜。くっそ〜また、『歩き方』に騙されたかと思いながらも、聞いてみました。無料ですよね?ハイ、窓口でチケットを貰ってきて下さい、だと。一安心。で、窓口に行って「1枚」って言ったら「パスポートは?」だって。ひゃぁ〜。身分証が必要だなんて、『歩き方』には書いてなかったぞ。そもそも日本人って身分証がないからね〜。パスポートは、持ち歩くと危険だからホテルのセキュリティボックスに入れておくでしょ?ふつう。昨日と同様、クレカを見せて、あたしゃ〜日本人だよ、って懇願しても、シッシッと追っ払われてしまいました。このイケズがぁ〜。ま、確かに、これだけ巨大な施設だと、このご時世、ちゃんとチェックをしないと、色々怖いですからね〜、仕方がないんだけど…。一番悪いのは『歩き方』やね。
内蒙古博物院 博物館・美術館・ギャラリー
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ダメなもんはダメなんで諦めて、少し早いですが、ランチをしに呼和浩特駅に行きます。東駅がものすごいデザインだったので、なんか地味な駅舎。空港バスはここから出ているんですね。
フフホト駅 (呼和浩特火車站) 駅
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10分ほど歩いたところにある「老sui元燒麦」へ。オバチャン、ガンガン色々勧めて来ますが、一番スタンダードな「羊肉大葱?麦」を頼みます。8個20元で先払い。これ、1個あたりがけっこうなデカさで、8個食ったら、もうお腹いっぱいでした。
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一旦ホテルに戻ります。ホテルの近くにあるアイスクリーム屋。なんか昨日から気になっていたので買ってみました。原味は5元。アイスクリームというよりは、所謂アイスクリンみたいな感じでした。
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一休みしてから、金剛座舎利宝塔へ。
金剛座舎利宝塔 寺院・教会
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ここにもこの4人組がいますね。
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境内
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二十一度母殿
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大日如来殿
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別名「五塔寺」といわれるように、これが売り。1560余りの仏サンが彫られているそうですよ。
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もう少し時間があったので、昨日立ち寄りそこねた、塞上老街へ行ってみます。ま、別にどうということもなく…。
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近くに羊の焼賣のお店があるので、三時のおやつに食べてみようかと思って行ってみましたが、昼休みのようでした。残念。
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仕方がないので、ホテルへ帰ります。その途中、イスラム建築群(ってほどのモンでもないとは思いますが…)をカメラに収めて…。
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清真大寺(モスク)へも行ってみました。呼和浩特の回族は全体の1%にも満たないそうです。
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中へ入ってもいいのかどうか、よくわかりません。入口の所に人がいたので、係の人かと思って近寄ってみれば、物乞いの人でした。ってことで、ささっと入って、ちゃちゃっと写真を撮って出てきました。
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ホテルまで歩いても10分ほどなので歩きます。途中おしゃれな感じのパン屋さんがあったので入ってみました。ちょっと疲れたので甘い系を買って帰ります。「EANIN」は内蒙古のパン屋チェーンで、ホテルの斜め前にもありました。が、内装が随分違っていたので、気づきませんでした。
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チェックアウトして、荷物を預けて、もうひと踏ん張り、歩きます。ホテルから15分くらい歩くと「民族商場」というバス停があり、ここ一帯はショッピングストリートです。大きなデパートが並んでいます。
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新華書店もあります。とは言っても書籍は3階だけ。4階にCDなどを売るコーナがありましたが、なんかみんなひと昔のばかりで、欲しいものがありませんでした。1階はケータイ屋。お〜〜初めてiPhone7を見ました。
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そうこうしているうちにバスの時間が近づいてきたので、ホテルに戻ります。バスはどこ?らしきものはない。したら、ベルの人が荷物を持って、乗り場まで、さぁ歩きましょ!って。アンタ、ホテルのバス、ちゃうんかい?ホテルの向かいに青城公園ってのがありまして、そこの前に車が停まっています。これって何?さきに中国人のカップルが後部座席に乗っていました。ん〜、よくわからない。どこかの旅行会社と提携しているんでしょうか。ま、でも、タダですから。で、助手席に座れたので、昨日撮り損ねた呼和浩特東駅の写真を車内から撮ってみました。ゲルをデザインした巨大な駅舎です。夜は青い光が闇の中にぼわ〜んと浮かんで神秘的でしたよ。
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無事、空港到着。やっぱり夕方だからか渋滞にはまり50分もかかりました。構内に入る時にパスポートチェックがあります。さらに、国際線組は、チェックインと同時に、そのままセキュリティゲートを通過することになるので、用事を済ませてからチェックインをするとよいでしょう。ちなみに2時間前からチェックイン開始とありますが、始まったのは1時間半前でした。
フフホト白塔国際空港 (HET) 空港
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早く着いたので、構内をブラブラ。到着階には味千ラーメンが入っていました。味千ラーメンってモンゴル文字で書くと、こんななんやね。ってことで、ついでに、その他のモンゴル文字もご紹介。ちなみに、このモンゴル文字は、現在のモンゴルでは基本使っていません。日本で言えば変体仮名みたいな扱いでしょうか。だから、モンゴル文字が街中に溢れている呼和浩特はそれだけでも興味深いです。
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そうそう、今回は草原には行けませんでしたが、現地ツアーもたくさんあります。日本から申し込むと、目ン玉飛び出ちゃうお値段ですが、現地発着ツアーならこんなお値段から。ちなみに昭君大酒店にも、提携のツアーデスクがあり、日帰りなら100元だそうです。安っ!
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さて、乗り継ぎ組は、呼和浩特では出国はしません。石家荘までは国内線扱いのようです。ただ、待合室が隔離されています。
13ゲートとあるところにはガラスの扉があって、国内線の待合室と仕切られています。石家荘までの客と名古屋までの客が区別されているわけです。プライオリティ・パスが使えるラウンジは、国内線の方にあるため、利用できません。 -
売店はありますが、ジュースは10元もします。その他、充電する場所もあります。仕方がないので、充電しながら待ちます。
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石家荘では、すぐに乗り換え口に行くわけではなく、ロビーで待機させられます。ここって…って思ったら、あの陰気臭い国際線ターミナルの出発ロビーでした。フロアの一部が待合所として使われています。
石家荘正定空港 (SJW) 空港
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時間が来ると呼ばれて、再度セキュリティゲートを通り出国です。で、え〜、なんで名古屋便、遅れてるの?石家荘には早く着いたのに…。ジュースでも飲んで…って思ったら、アンタ、店、やってないじゃん!!信じられな〜〜い!喉、カラッカラなんですねど。機内販売まで飲まず食わずです。でも考えてみたら、機内のジュースも10元だから、空港で買うのと変わらないですね。
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遅れたお陰で、セントレアにも1時間遅れで到着。よって、名鉄の始発までそう待つこともなく乗れました。ちなみにこの時間、セントレアはほとんど何もやっていません。使えねぇ〜。出発ロビーもまだ真っ暗。そんな一角に人がどんどん集まって来ます。なんじゃ〜と思ったら、春秋航空のチェックインでした。恐るべし。なんだかんだ言いながらも、やっぱりこのお値段で行けちゃうのは魅力的です。次回は草原に一泊したいなぁ〜。ではでは、お付き合い、ありがとうございました。
中部国際空港セントレア 空港
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