2016/09/18 - 2016/09/18
80位(同エリア120件中)
t.oさん
今回、弟と老親の誕生日祝いを兼ねて能登一周の旅行の途中で七尾のイタリアン「VILLA DELLA PACE」というお店でディナーをいただきました。
こちらのお店は私の地元練馬区出身の若手シェフ平田さんが、能登の食材に惚れ込み、七尾に移住、開店したという今年9月に開店したばかりのお店です。
こちらで美味しいイタリアンを満喫しました。
http://villadellapace-nanao.com/
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
-
宿泊地の和倉温泉温泉よりタクシーで移動。18時頃到着しました。趣のある建物です。
-
入口にはシェフのお友達の羽咋の猟師夫婦が仕留めたという熊の見事な毛皮がお出迎え。ジビエも期待できそうです。
-
既に様々なワインが準備されております。こちらも期待が高まります。
-
最初はフランチャコルタで乾杯とともにストウッツィキーノ(Stuzzichino)は
能登赤土野菜のリボリータ
Re(繰り返し・再び)bolitta(煮た)という意味のリボリータはトスカーナ地方の郷土料理であまった野菜や豆、それに、硬くなったパンをくわえグツグツと美味しく煮込んだマンマの味だそうです。でも見た目大変洗練されお洒落な感じに仕上げられております。
勿論フランチャコルタとの相性抜群。 -
アンティパスト・ミスト(Antipasto Misto)
輪島キリモトの器に乗せた前菜の盛り合わせ
蟹味噌のバーニャカウダ、阿岸の七面鳥の自家製ハム、カマスのマリネ、アオリイカと甘海老の冷製カッペリーニ、天然茸のタルト
能登の盛り沢山の食材がシェフの力で美味しい料理に変身、キリモトの器の上に展開しております。 -
前菜をシェフのお薦めの、Malvasia della venezie のグラスで。スッキリした味わい。美味しいです(^^)杯が進みます。
-
写真は飲まれる順番を待っているボトルたち。母親は一番右の赤を。私は真ん中の赤を飲みました。
-
たちまち杯を空け、次の白ワインへ。
ビアンコ・デッラ・カステッラーダ[2008] ラ・カステッラーダ
シャルドネ、ソーヴィニヨン、フリウラーノの混醸。
熟成されてふくよかな香りと味わい。なんとも贅沢な気分です。 -
アンティパスト・フレッド(Antipasto Freddo)
七尾産のど黒の炙り、赤藻屑のテリーヌ、鮎のリエット添え
のど黒のわきには少しのオリーブオイルと見えにくいのですが奥能登揚げ浜塩が添えられています。
揚げ浜塩は輪島近くの塩田で伝統の手法に則り職人の手作業造られている貴重な天然塩です。能登の海のミネラル感たっぷり塩の旨味がのど黒を素材の旨味を引き出し最高です。
赤藻屑のテリーヌ、鮎のリエットも勿論最高でした。
勿論ワインが進みました(^-^ -
美味しい料理にワインが足りなくなります。のど黒とはこのグラスワイン。
アンジョリーノ・マウレ マシエリ
葡萄品種はガルガーネガ・ トレッビアーノ
青リンゴのような果実の香りでフレッシュでフルーティで料理との相乗効果もすばらしい。 -
プリモ・ピアット(Primo Piatto) その1
アワビと能登115の焼きリゾット
この一品は凄い。焼きリゾットにアワビの身の刻みが入っており、アワビの旨味が満ち溢れてています。能登115というシイタケにもアワビの旨味が十分染み込んでいてシイタケそのものの美味しさが相まって最高です。 -
プリモ・ピアット(Primo Piatto) その2
手打ちパスタ‘‘ピーチ‘‘ 能登の魚介とアオリイカの墨ソース
彩りが素晴らしい。能登の魚介とイカスミの旨味最高です。入念に計算されて添えられた野菜も相乗効果で美味しいです。 -
この辺から赤ワイン。
アウグスト(イル・ブォンヴィチーノ)、葡萄品種はドルチェット。
もともとは栽培していた葡萄を協同組合に販売していた生産者がアグリツーリズモを始め、そこで供するワインを自ら生産すべく、2000年から自家醸造、自家ボトリングをはじめたものだそうです。
なかなか手に入らないレアワインとのシェフの説明に食指が動きます。
飲んでみるとドルチェットのイメージを超えるしっかりとした酸味とふくよかなボリュームにびっくり。大変美味しかったです。こういうワインとの出会いも素晴らしいですね。 -
プリモ・ピアット(Primo Piatto)その3 もしくは セコンド・ピアット(Secondo Piatto)のペッシェ(Pesce)
七尾産甘鯛のチュッピン
チュッピンとは、ズッパ・ディ・ペッシェ(魚介のスープ)の一種で様々な魚を煮て一緒に裏ごししたスープだそうです。裏漉しされた能登の美味しい魚のスープと甘鯛。甘鯛は鱗をわざと残しパリパリと香ばしく仕上げており、チュッピンのスープを吸い込んでとても美味しいです。 -
バターナッツ南瓜のグラニテ。贅沢な箸休めです。
箸と言えば、食卓に特製の「あすなろの木」のお箸も用意してくれていたのですが、あすなろの木は癒し効果があるとのこと。ゲストがストレス無く料理を楽しめるよう、シェフが素材とサイズを厳選して用意しているものだそうです。嬉しいことにディナーの記念品として持ち帰りできるとのこと。何とも嬉しいサービスですね。 -
セコンド・ピアット(Secondo Piatto)
羽咋産猪のフィレ肉のロースト
猪はシェフお友達羽咋の猟師ご夫妻が仕留めたものだそうです。肉を3日間寝かせて熟成させ、さらに麹で柔らかく仕上げており、大変美味しいです。能登ローズマリーの付け合わせも最高。
練馬ではまず味わえない一品に感動です。 -
先のドルチェット飲んでしまい、別の赤ワインを。
クーナ トスカーナ。葡萄はピノ・ネロです。
安定した香りと味わいを合わせることでおかげ様でお肉も十二分に楽しむことができました。 -
ドルチェとカフェ。
松波米飴のパンナコッタとクレーマ・コッタ 季節果実のマチェドニア。
珈琲は七尾の老舗喫茶店店主厳選豆をシェフ自身がローストしひいたコーヒー。
デザートとコーヒーも能登を十分に満喫できる内容に気分は最高です。 -
最後にプティ・フール(カフェのお茶請け)も。
充実した数々の美味しいお料理とお酒に母も弟も大満足の様子で帰途につきました。勿論私も!
平田シェフどうもご馳走様でした!
シェフの魂のこもったお料理は絶対に七尾の皆さんから高評価を得られると思います。
これからも頑張ってくださいね!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19