2016/09/08 - 2016/09/11
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黒いさくらさん
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旅の楽しみの一つは非日常性。
北海道レンタカーなし公共交通で楽しもう。
そして現地の事前計画なしのゆきあたりばったり。
今年は台風が続々北海道へやってくる。
もう来ないかと旅行を頼んだら残念ながら台風とご一緒になった。
四週間前には想定できなかった。
でも、日常の時間に追われる喧噪からは逃れ、ゆったり親切な人々に見守られ、楽しい旅行となりました。
そして、紋別は確かにカニの街でした。
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空港から市内へは紋別市が提供する無料バス。
空港を出るとそこはもう市の入り口。
どこの街でも見かける光景。 -
やはりどこにもある光景
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次に街中をご紹介します。
街の中心部の高台から山の方を見る。
目の前はパチスロ。
ずっと向こうにイオンが見える。
こんな光景もよく出会える。 -
紋別市一番の繁華歓楽街。
「はまなす通り」
この通りだけは道幅が狭い。 -
「はまなす通り」の一本隣の道 道道305片側二車線
紋別バイパスができるまでは、網走〜稚内 の国道だった。 -
同じ通りのホテルにはこんな人たちがお泊りだ
このホテルだけじゃなく他のホテルでも見かけた。
何かのご縁だと、来年の正月にはこの大学を応援しよう。 -
カニの工場をよく見かける。
紋別港はかにの輸入量のトップなのだそうだ。
紋別市から写真で伝えられないものがある。
それはカニの匂いです。
ホテルにチェックインしたときカニの匂いが漂っていて今晩のメニューにはカニが出る、と思ったのですが、 その後外へ出るとカニの匂いがきつくなった。
また、路線バスで市内を通っているとかなり強い匂いがバスの中まで侵入してくる。
紋別はカニの街だと納得です。 -
他の通りも歩いてみましょう。
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高齢者のための施設、その隣には幼稚園、その隣にはピアノ教室、その隣には楽器店と、機能的にお店が連なっていました。
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続いて、歯科医院、整体施術院、美容院と続きます。
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郵便ポストがあるので結構古くからあった店だったのでしょう。
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美人になりたい人がお世話になる施設も。
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人通りが少ないので自販機もお休み
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走っている車一台見えますよ。
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郊外か、街中の広い駐車場が必要なのでしょうね。
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冬はスケートリンク。
写真にはないが夜間のライトアップ施設も整っている。 -
とにかく今年の台風の北海道通過は観測史上初めてづくし。
旅行中ちょうどこの頃、南富良野、清水で激甚災害が発生しました。
この小さな川も一度狂えば50年住んでもなかったような牙をむく。
ということで大きな土嚢が並べられていました。 -
つぎは観光のご案内。
交通の中心バスターミナル。
廃線になったJR名寄本線の紋別駅前広場の再開発です。 -
かっこいい駐在所
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厳島神社もある
これは再開発ではないでしょう -
バスターミナル近くの市立博物館には
この地域の過去がいろいろ陳列されている。
「とど」って近寄ってみるとずいぶん大きいのですね。 -
紋別の産業としての繁栄は金鉱であり、
最盛期にはアジア第一の産出量だったそうです。
市の南方約25kmの鴻之舞という場所で最盛期には13000人が住んいたが今は0人。 -
金鉱の鴻之舞から国鉄紋別駅まで軽便鉄道が敷設されていたという記念碑。
駅前再開発の一環です。
手前にある石は金の鉱石。
削り取っても金はほんの僅かしか含まれないので誰もとって行かないそうだ。 -
バスターミナル周辺にはハマナス花壇がありました。
遅れてきた観光客にも楽しませようというのでしょうか -
はなますだけでなくこんな白い花も最盛期でした。
名前を聞くのを忘れました。 -
紋別到着の次の日、朝から雨風が激しく海は荒れ模様。
少し人数が集まれば特別な計らいで近くの観光スポットを送迎付きで見て回れます。
港には巡視船が常駐していました。 -
ロシアの船と云っていました。
錆がずいぶん出てますね。 -
港の次は「カニの爪」に連れていかれました。
観光スポットをいろいろ考えたわけですね。 -
カニの爪の脇を流れる藻別川。
サケが遡上してくる、
そして特別な釣り方をすれば、
密魚取締りのパトカーの前で釣っても罪にならないという。 -
道立流氷科学センター
クリオネだけでなくマイナス20度の体験ができます。 とても寒いです。 -
毛が真っ白
生きているのを含めてあっちこっちで見たうちでダントツに真っ白
うしろには小さな尻尾もちゃんとありました -
雨の中の移動(車です)
ごまふアザラシの飼育です。
怪我などで持ち込まれた子や、ここで生まれた子が飼育されています。 -
全部に名前がついていて、飼育員さんの呼びかけにそれぞれ反応します。
餌がもらえるときは熱心に反応するそうですが
それ以外は知らんぷりを決め込む子が多いそうです
安い!儲かる!に熱心に反応する人間と変わりませんね。 -
カニの爪から1000メートル沖合にある氷海展望塔へ案内されました。
陸地からのブリッヂを一階として三階が展望台。
地下三階が海底ののぞき窓といろいろな魚の展示。
クリオネもたくさんいました。
クリオネ大好きのお兄さんがいて春流氷と一緒にやってくるクリオネを網ですくい取り夏秋冬と水槽で展示しているのだそうです。
地下三階の海底は濁って1センチ先も見えませんでした。
二階はいろいろな設備の展示と流氷の音が聞けました。 -
展望台からカニの爪が見えました。
波の荒いのが見えます。 -
紋別自慢のガリンコ船。
今の時期、ヒラメの釣り体験航海だそうです。
このところ海が荒れて全くダメと言っていました。 -
展望台からは紋別バイオマス発電所が見えました。
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翌日もまた雨と風。
雨が止んだ時、バスターミナルの観光案内所で
「花が見たい」と言ったら
それなら「オムサロが良い」ということで行ってみることにしました。
「今すぐバスが出る」とあわててバスに乗りました。
バスの行先など調べる時間はありませんでした。
バスは町を出て稚内方面へ向かいます。
止んでいた雨が降り始め風も吹きます。
困った、引き返そうか、などと思っているうちに -
目的の、オムサロ原生花園についてしまいました。
この雨風では散策どころではないね。
バスを降りるのを止めました。 -
バス停から原生花園前は徒歩10分。
バスはあっという間に通過。
運転手さんが心配して
「どこまで行きますか?」
「この先適当な所まで載せていって下さい」とお願い。 -
バスは海岸沿いを走ります。 -
最初の集落が見えてきました。
集落は沙留(さるる)。
オホーツクの海岸は一直線。
でもところどころ川が流入する。
そこに流れてきた土砂が堆積して窪みができる。
流入している川は沙留川。そこへ人が住み着いて沙留と名付けた。 -
バスセンターの乗車番号は4番。
ここまで510円。
バス料金は距離制で細かく上がる。
タクシーメーターのように。 -
紋別から最初の大きめの町へ着きました。
興部川のほとりで興部(おこっぺ)と名付け当て字を付けた。
今は廃線のJR名寄本線はこの町から内陸の名寄へ向かいます。
ここで降りようか?
ところでこのバスはどこへ行くの?
名寄へ行く人はここでバスを乗り継ぎます。
バスの運転手さんのアドバイスでもう少しこのバスに乗り続けることにしました。 -
興部の町のお祭り。 -
金の紋別の近くだけあって金ぴかの神輿。 -
目的地は興部の次の集落。
沢木という名の川に由来して沢木と名付けた。
町の入口にある郵便局。 -
集落の中心にある道路案内板。
このバスは、雄武OUMUへ行くらしい。
雄武と書いて「おうむ」とはなかなか読めない。 -
運転手さんのアドバイスはこの「日の出岬」。
「天気がよければこの集落で一日過ごせるよ」
日帰り温泉もあるし。
それに魚も美味しいだろう。
でも今日は海が荒れて魚は無理だろう。 -
バスを降りて帰りの時刻表を確認。
一日5本しかない。
いや、一日5本もある。 -
展望台の名称もなんとなく、カッコいい。
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山が海へせり出して絶壁を作っているところは紋別付近には無い。
網走からも無いかもしれない。
200キロ先の稚内まで無いかもしれない?
そんなことは無いだろうと地図で調べたら神威岬という立派な名の岬が150キロほど先にあった。 150キロというのは東京から沼津の先の富士川だ。
東京から沼津の先まで岬がないとはゆったりした土地だ。
このあたりの地震の起こる確率はとても低い、と納得。 -
美しく清潔なホテル。
結婚式場と日帰り温泉が併設。
ホテルの展望台は風も雨も届かない屋内。
雄大なオホーツク。
荒れる海。
カメラが小さくて全体が入らない。 -
レストランにはこんな絵も。
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立派なホテル前のバス停。
とてもシンプルでカッコいい。 -
バス停の前の海。
バス停前の遊歩道と街灯。
第三セクター方式で岬の整備とホテルの建設がなされたそうだ。 -
帰りも同じコース。
興部を出ると、名寄本線の橋台が残っているのが見えた。 -
波風強く道路に海水の飛沫。
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オホーツクの荒波を楽しむ。
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オホーツクの海を十分楽しむことが出来ました。
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最終日。
紋別へ来て四日目に初めて太陽光線を見た。 -
出発までのひと時、
オホーツク森林公園を散策した。 -
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何故か復路は飛行機座席が満杯で
バスで女満別へ移動となった。
太陽が照る中、景色を楽しめた。
遠くにコムケ湖を見る。 -
北海道らしい風景。
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道の駅で小憩。
観覧車に乗るとサロマ湖が見えるという。 -
バスが出発、
観覧車に乗らなくてもサロマ湖が見えてきた。
初めて見る青い色。 -
一路女満別へ。
ここだけは北海道らしくないかも。 -
車窓を楽しんでいたら意外に早く女満別空港へ着きました。
行き当たりばったりで順調?に旅行を楽しめました。
こんな観光客に親切にしてくださった方々に感謝です。
そして最後まで読んで下さった方に有難うございます、です。
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