青春１８きっぷで清水と三保の松原日帰り旅

2016/09/02 - 2016/09/02

青春１８きっぷを奥サンと４枚使って１枚余ったので有効期限内（夏季は９月１０日マデ）に日帰りでどこまで遠くに行って楽しめるのかを一年ぶりの一人旅でチャレンジしてきました。
今回は先日テレビでやっていた旅番組を見て、下記の4項をクリアする目的で出かけました。
①清水港のマグロ丼を食する。
②船の上から世界遺産である富士山を眺める。
③三保の松原を見学する。
④清水次郎長生家を訪れる。
さあ、どなることやら・・・・。

エリア 清水(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

高崎線の田舎の駅から一路、清水へ。
東海道線直通の電車で小田原駅で乗り換えて熱海駅へ。
そこから更に乗り換えて清水駅に到着です。
青春18きっぷは特急には乗れないので各駅停車で約5時間。さすがにツカレタ〜！

さすが清水はエスパルスの地元なのでサッカーが前面に出てますね。

駅からほど近くに清水港があります。駅から大きな道路を渡って徒歩10分弱カナ。
最初にあらかじめネットで調べていた「清水港まぐろきっぷ並盛2,200円」を購入です。

清水魚市場 河岸の市は『いちば館』と『まぐろ館』があり『まぐろ館』2階にある市場食堂に目的の丼を食べに向かいます。

注文したのは食堂名物の「まぐろどっさり丼」ともちろん、生ビールもﾈ。
丼を注文すると店員さんがご飯の上にマグロが少し乗った丼を持ってきます。
そして手に持った角マグロが入ったボウルからお玉ですくいながら「食べきれる量までになったらストップと言ってくださいね。」
ビジュアル的に超大盛をねらいましたが、"食べきれる量"がネックになりお玉３杯目で思わず「スッストップ！」
それでも結構な量で満腹状態でした。クッ苦しい〜…。
お値段は税込み1.040円ナリ。ちなみに生中は500円。意外と安い。

食事を済ませた後は連絡船に乗ります。
港の裏の海から出港です。

船の上から富士山を見る…。
残念ながら天気晴朗なれど富士山見えず…。
今の時期は空気が温かいので天気が良くても見えないそうです。
しかし、右上の雲の隙間から富士山のてっぺんが…。

三保の乗り場（降り場？）に到着です。
エスパルスドリームプラザを経由して25分の船旅でした。
切符は最初に買った「まぐろきっぷ」で船とバスは乗り放題になります。

三保の船着場からバスで「三保の松原入口」で下車します。
そこから歩いて松原へ向かいます。
バスを降りて20分ほどですがこの日は気温が高く熱中症日和で水分補給しながらも汗びっしょりのオヤジでした。
ルートは三保の松原へ向かう【神の道】と名付けられた松原並木の参道を歩きます。
ひたすら真っすぐでまさに神の道です。

神の道の途中に書き物がたくさんあります。

ひたすら真っすぐです。

【神の道】は御穂神社から続いています。
「ミホの松原」はここから…？

いよいよ、三保の松原に近づいてきました。

途中に但し書きのような看板のあります。
ここではないようです。

先日、世界遺産に登録された富士山のことも書いてあります。
最近の世界資産登録は「ココ」ではなくあちこちに分散しているのでわかりにくいですね。

海岸は美しい眺めですが、富士山の姿が・・・ナイ。

こちらが現在の「羽衣の松」です。
最初の松は数年前に枯れてしまったようで別の場所にあります。
世界遺産PRセンターのオバサンから聞きました。

三保の松原を後にしてバスで「清水次郎長」ゆかりの地へ向かいました。
港橋で下車して看板を頼りに辿ってみました。

次郎長通り商店街です。
提灯のような飾りがあり、車は行き交っていますが人通りが少なく寂れた感じがしました。

看板の地図で見た次郎長さんの生家への距離感がわからず、近くの干物やさんの奥さんに教えてもらい到着です。
記念館のようになっているので次郎長一家を感じさせる雰囲気です。
入場は無料です。
お客さんはオヤジのほかに出張ついでのような人が二人ダケ。

次郎長一家の名前木札です。
裏表で「出勤」「欠勤」が当時はあったのでしょうか？
映画「次郎長三国志」で見たかっこいい名前が並んでいます。
右上から清水次郎長、大政、小政、増川仙エ門、森（の）石松、法印大五郎…。
カッケ〜！

次郎長さんの肖像画です。
晩年でしょうか、意外と普通のじいちゃんでした。

なんといっても粋な「また旅姿」
♪カ〜ッパからげてさんどが〜さ（三度笠）
次郎長一家といえば、三度笠、カッパ、ワラジで下を向きながら駿河湾沿いを並んで歩く姿が目に浮かびます。

映画やテレビではたくさんの役者さんが次郎長を演じています。
オヤジが印象に残っているのは次郎長が鶴田浩二、お蝶は佐久間良子、大政は大木実、小政は里見浩太朗、敵役の保下田の九六は遠藤辰雄。
しかし、古いね〜。

次郎長を演じたいろんな人が来ているようですね。

ここは次郎長さんの生家の裏口です。
中で次郎長さんの勝負事にご利益があるお札である「勝ち札」を買って帰りました。
入口に戻ろうとすると店の人が「次郎長さんは後戻りはしない人、常に前に進む人なので表から入ったらそのまま裏口から出るほうが験がいいそうですよ」と教えられその通りに裏口から出た次第です。

生家を訪れた後、干物やさんの奥さんから教えてもらった次郎長さんの菩提寺「梅蔭禅寺」にも行きました。
この時が最高に暑くて熱中症になるかと…。

次郎長さんの菩提寺なので観光バスが停められる大きな駐車場が完備してあり、次郎長さんゆかりの品の展示や銅像などが数多くありました。

これもその一つですね。

子分たちの墓もありましたよ。

港方面へ行く道すがらサッカーボールのモニュメントがあり、選手のサインが地面に埋め込まれています。

こちらはエスパルスのテーマパーク「エスパルスドリームプラザ」
ここにはちびまる子ちゃんランドもありますよ。行きませんでしたけどね。

最初に買った「まぐろきっぷ」に遊具券も含まれていたので、オヤジ一人で観覧車に乗りました。ハジカシー！
でも、眺めはよかったですよ。
今回の旅は、観覧車を最後にして清水駅から帰途につきました。
帰りも各駅なのでちょっと贅沢にグリーン車！
交通費は通常だと往復8,860円ですが青春１８きっぷの1枚分の2,370円でここまで来て楽しめたことはオヤジ的にはヨッシャー！な旅でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ｍａｒｓｙさん 2016/09/19 01:51:57

  ほぼ同じコースですね

  サンデー毎日オヤジサンはじめして、marsyといいます。
  ほぼ同じコースを、オヤジさんが行かれた前日に回っております。
  往復18きっぷなのも一緒です。私の場合乗車時間は4時間ちょっとでしたが。
  次郎長生家無料に比べると、お墓のある梅影寺300円はちょっと高かったですね。
  
  
  昼食の「まぐろいっぱい丼」、話のタネに食べましたが、やはり冷凍もので、お値段なりのお味でしたね。
  清水港まぐろきっぷ、私はレンタサイクルで三保からずっと帰ってきたのでバスは使っていませんが、オヤジさんのようにバスを利用される方は特にお得ですね。
  
  では失礼いたします。
  サンデー毎日オヤジさん旅行記にポチッとな。
  
  

  サンデー毎日オヤジさん からの返信 2016/09/19 09:32:47

  RE: ほぼ同じコースですね

  marsyさん、書き込みありがとうございます。
  旅行記拝見しました。
  本当にほぼ、同じコースですね。
  でもmarsyさんの方が充実した１日コースを過ごされています。
  「河岸の市」と「次郎長さん菩提寺」については全く同感です。
  
  オヤジは【おトク】が大好きで、青春18きっぷもその思考で利用しました。
  旅行記にはしていませんが昨年、大人の休日倶楽部きっぷを利用して『東日本の新幹線乗り倒しの旅』に行きました。
  長野新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、北陸新幹線を4日間で駆け足で制覇しました。乗り放題で15,000円でした。
  お安く、おトクに、遠くへこれからも旅を楽しみたいと思っています。
  旅行記初心者ですが、これからもよろしくお願いします。
  marsyさんの『青春18きっぷで清水へ 美味しいまぐろと「ハルチカ」聖地巡礼』をポチッと。