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ブダペストに続いて、ハンガリー東部のワイン産地を訪ねました。<br /><br />7月3日:ブダペストからエゲルへ移動。美女の谷他訪問。<br />7月4日:エゲルからトカイへ。ワイナリー訪問。その後、ミシュコルツへ移動。<br />

エゲル・トカイ2016/どこに行くかは現地で考える旅・その23

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2016/07/03 - 2016/07/04

23位(同エリア47件中)

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walkingman

walkingmanさん

ブダペストに続いて、ハンガリー東部のワイン産地を訪ねました。

7月3日:ブダペストからエゲルへ移動。美女の谷他訪問。
7月4日:エゲルからトカイへ。ワイナリー訪問。その後、ミシュコルツへ移動。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ブダペストからバスでエゲル(Eger)にむかいます。実は数日前までエゲルという町の存在自体を知りませんでした。知ったきっかけはインターネット。僕はブダペストのあと、ワインで有名なトカイへ行こうと思い、移動方法とか、情報を集めていました。そうしたら、ハンガリーにはエゲルというワインで有名な町があって、とてもリーズナブルにワインが楽しめるというブログを発見したのです。地図を確認するとエゲルはトカイへ向かう途中ら辺にある。さらに調べるとブダペストからは一日に何本もバスが出ていて移動しやすい。というわけで、エゲル寄り道を決めました。<br />エゲルまではバスで2時間15分、切符は運転手から買います。2,725フォリント(1,008円)。こちらでは少額のおつりは返してもらえないこともしばしば。このバスでも公共交通機関なのに端数のお釣りが返ってこない。最初は旅行者だからなめられているのかと思ったが、どうやらそういう習慣らしいです。逆に数フォリント少なくても「いいわ」と言われたこともありました。何事もきっちりに慣れている日本人には馴染みにくいですね。<br /><br />途中の停留所で検察員が乗り込んできました。このバスは運転手から切符を買うのでキセルのしようがないと思うのだけれど、何をチェックしにきたのだろう。理解不能です。<br />

    ブダペストからバスでエゲル(Eger)にむかいます。実は数日前までエゲルという町の存在自体を知りませんでした。知ったきっかけはインターネット。僕はブダペストのあと、ワインで有名なトカイへ行こうと思い、移動方法とか、情報を集めていました。そうしたら、ハンガリーにはエゲルというワインで有名な町があって、とてもリーズナブルにワインが楽しめるというブログを発見したのです。地図を確認するとエゲルはトカイへ向かう途中ら辺にある。さらに調べるとブダペストからは一日に何本もバスが出ていて移動しやすい。というわけで、エゲル寄り道を決めました。
    エゲルまではバスで2時間15分、切符は運転手から買います。2,725フォリント(1,008円)。こちらでは少額のおつりは返してもらえないこともしばしば。このバスでも公共交通機関なのに端数のお釣りが返ってこない。最初は旅行者だからなめられているのかと思ったが、どうやらそういう習慣らしいです。逆に数フォリント少なくても「いいわ」と言われたこともありました。何事もきっちりに慣れている日本人には馴染みにくいですね。

    途中の停留所で検察員が乗り込んできました。このバスは運転手から切符を買うのでキセルのしようがないと思うのだけれど、何をチェックしにきたのだろう。理解不能です。

  • 車窓に広がる向日葵畑。

    車窓に広がる向日葵畑。

  • 11時、エゲルのバスターミナルに到着です。いつものことだけど下調べができていないので“ここはどこ?”状態。<br />バスターミナルに観光案内所はなかったけれど、バスの路線案内所があった。で「美女の谷に行きたい」って聞いたら「バスはないから歩け」と(ハンガリー語でたぶん)言われて市内地図をくれました。思わぬ場所で地図が手に入りラッキー。<br />

    11時、エゲルのバスターミナルに到着です。いつものことだけど下調べができていないので“ここはどこ?”状態。
    バスターミナルに観光案内所はなかったけれど、バスの路線案内所があった。で「美女の谷に行きたい」って聞いたら「バスはないから歩け」と(ハンガリー語でたぶん)言われて市内地図をくれました。思わぬ場所で地図が手に入りラッキー。

  • 市街地から一山越えて30分歩いたところが美女の谷(Szopasszony-volgy))。このあたりにワイナリーが集中しているのだそうです。さっそくワインの神様がおでむかえ。芝生がひらけていて駐車スペースが大きい。なんだかイメージと違う。<br /><br />僕のイメージは、<br />谷の斜面にぶどう畑が広がっていて、そこにワイナリーが点在していてワインを作っている。工場の一角に小さなカウンターがあって、まだラベルも貼られていないような瓶入りワインが置いてある。職人の親父が軍手を外してワインをグラスに注いで“どうだ、飲んでみろ。うまいだろう”って顔をする。<br />そんなイメージ。<br />

    市街地から一山越えて30分歩いたところが美女の谷(Szopasszony-volgy))。このあたりにワイナリーが集中しているのだそうです。さっそくワインの神様がおでむかえ。芝生がひらけていて駐車スペースが大きい。なんだかイメージと違う。

    僕のイメージは、
    谷の斜面にぶどう畑が広がっていて、そこにワイナリーが点在していてワインを作っている。工場の一角に小さなカウンターがあって、まだラベルも貼られていないような瓶入りワインが置いてある。職人の親父が軍手を外してワインをグラスに注いで“どうだ、飲んでみろ。うまいだろう”って顔をする。
    そんなイメージ。

  • ワインセラーというよりもレストラン化した店が整然と並んで観光客の目をひこうとメニューを並べている。これなら、ブダペストでレストランに入るのとかわらない。<br />僕のイメージに近い、ひっそりとした店を探します。<br />

    ワインセラーというよりもレストラン化した店が整然と並んで観光客の目をひこうとメニューを並べている。これなら、ブダペストでレストランに入るのとかわらない。
    僕のイメージに近い、ひっそりとした店を探します。

  • ここはいい感じ。フラスコに入ったワインが樽から直接汲み出してきましたって感じで、地酒っぽくてよし。早速いただきます。1グラス150フォリント(56円)。安い。味は軽め。香りもしない。日本で飲む安ワインとかわらない。ハウスワインとしてはいいけれど、わざわざ買ってかえるほどの物ではない。

    ここはいい感じ。フラスコに入ったワインが樽から直接汲み出してきましたって感じで、地酒っぽくてよし。早速いただきます。1グラス150フォリント(56円)。安い。味は軽め。香りもしない。日本で飲む安ワインとかわらない。ハウスワインとしてはいいけれど、わざわざ買ってかえるほどの物ではない。

  • 2軒目。ここは無料で試飲させてくれました。<br />このワイナリーのも軽い。<br />試飲だけして買わずに帰るのは気がひけるけれど、好みでないのだから仕方がない。若干でもお金をとってくれる方が店を出やすいのだけれど。

    2軒目。ここは無料で試飲させてくれました。
    このワイナリーのも軽い。
    試飲だけして買わずに帰るのは気がひけるけれど、好みでないのだから仕方がない。若干でもお金をとってくれる方が店を出やすいのだけれど。

  • 別の店に入ってみます。<br />僕がグラス一杯飲む間に、4人がワインを買いに来ました。人気店らしいです。ここのワインも軽めで僕には物足りない。フルボディがいいって言ったんだけど。<br />

    別の店に入ってみます。
    僕がグラス一杯飲む間に、4人がワインを買いに来ました。人気店らしいです。ここのワインも軽めで僕には物足りない。フルボディがいいって言ったんだけど。

  • 一度にたくさん買うと割安になるみたいです。1.5リットルで1,000フォリントということは、普通のボトルワイン1本で400円しない計算。これなら市場で売られるときは一瓶5ユーロとか7ユーロとかですかね。リーズナブルなワイン。わざわざ遠くまで足をのばしたのだから、少々高くとも美味しいワインが飲みたかったなあ。

    一度にたくさん買うと割安になるみたいです。1.5リットルで1,000フォリントということは、普通のボトルワイン1本で400円しない計算。これなら市場で売られるときは一瓶5ユーロとか7ユーロとかですかね。リーズナブルなワイン。わざわざ遠くまで足をのばしたのだから、少々高くとも美味しいワインが飲みたかったなあ。

  • 美女の谷からの帰り道、大雨に降られました。花屋の軒先で1時間半雨宿り。傘を持っていないので滂沱する雨になすすべなし。

    美女の谷からの帰り道、大雨に降られました。花屋の軒先で1時間半雨宿り。傘を持っていないので滂沱する雨になすすべなし。

  • エゲルの中央広場に建つ教会(Kosciol Minorytow)。<br />日本語だとどう訳されるのだろうか。チェコ語も読めなくて苦労したけれど、ハンガリー語はもっと馴染めません。文字もアルファベットにない文字が多くて、ロシア文字みたいなのが出てきて、カタカナ読みができない。コシオルミノルトウ?。上記の表記だってパソコンで文字が探せないから、無理矢理似た文字を当てはめて書いています。前半のコシオルが教会を表すみたいです。<br />

    エゲルの中央広場に建つ教会(Kosciol Minorytow)。
    日本語だとどう訳されるのだろうか。チェコ語も読めなくて苦労したけれど、ハンガリー語はもっと馴染めません。文字もアルファベットにない文字が多くて、ロシア文字みたいなのが出てきて、カタカナ読みができない。コシオルミノルトウ?。上記の表記だってパソコンで文字が探せないから、無理矢理似た文字を当てはめて書いています。前半のコシオルが教会を表すみたいです。

  • バシリカ(Bazylika)。<br />黄色の建物の正面にギリシャ風の列柱。上部には聖人像。ありそうであまり見ない個性ある造形。<br />

    バシリカ(Bazylika)。
    黄色の建物の正面にギリシャ風の列柱。上部には聖人像。ありそうであまり見ない個性ある造形。

  • 内部の柱が飴色に輝きその上部の装飾もギリシャっぽい。天井画にステンドグラスと装飾過多で僕の好みではないけれど、見ごたえがあると思いました。まったく期待していなかった田舎でそれなりの教会に出会えました。

    内部の柱が飴色に輝きその上部の装飾もギリシャっぽい。天井画にステンドグラスと装飾過多で僕の好みではないけれど、見ごたえがあると思いました。まったく期待していなかった田舎でそれなりの教会に出会えました。

  • ミナレット(Minaret)。<br />エゲルはイスラムの影響も残っているみたい。この塔は登れるのだけれど、営業時間ギリギリに行ったので入れなかった。<br />「今登っている人で終わりよ。」<br />入口にお姉さんが座って客をコントロールしていました。とっても邪魔くさそうに。<br />階段が狭くて途中ですれ違うことができないので、ひとり(ひと組)が入場したら、下りてくるまで次の客を入場させないシステムらしい。だから、僕の番がくる頃にはもう営業時間を過ぎるでしょってことらしい。<br />

    ミナレット(Minaret)。
    エゲルはイスラムの影響も残っているみたい。この塔は登れるのだけれど、営業時間ギリギリに行ったので入れなかった。
    「今登っている人で終わりよ。」
    入口にお姉さんが座って客をコントロールしていました。とっても邪魔くさそうに。
    階段が狭くて途中ですれ違うことができないので、ひとり(ひと組)が入場したら、下りてくるまで次の客を入場させないシステムらしい。だから、僕の番がくる頃にはもう営業時間を過ぎるでしょってことらしい。

  • エゲルではドミトリーが見つからなかったので個室に泊まります。シャワーとトイレは共同で6,334フォリント(2,347円)。久しぶりの個室。遠慮なく洗濯ができるのがうれしい。ズボンとかシャツとか、いっぱい洗いました。<br /><br />僕は荷物を減らしたいので、シャンプーがボディーソープと洗濯石鹸を兼ねています。特にサンティアゴ巡礼のときには少しでも荷物を減らしたいから、石鹸類を別に持つなんてことはしません。シャンプーだと襟汚れとかがおちないんだけども、汗臭さがとれれば他人に迷惑がかからないから、それでも良しとしています。<br />

    エゲルではドミトリーが見つからなかったので個室に泊まります。シャワーとトイレは共同で6,334フォリント(2,347円)。久しぶりの個室。遠慮なく洗濯ができるのがうれしい。ズボンとかシャツとか、いっぱい洗いました。

    僕は荷物を減らしたいので、シャンプーがボディーソープと洗濯石鹸を兼ねています。特にサンティアゴ巡礼のときには少しでも荷物を減らしたいから、石鹸類を別に持つなんてことはしません。シャンプーだと襟汚れとかがおちないんだけども、汗臭さがとれれば他人に迷惑がかからないから、それでも良しとしています。

  • エゲルのスーパーで買ったもの。ハム199フォリント(74円)、ハーリングの缶詰259フォリント(96円)、サラダの缶詰399フォリント(148円)。ハーリングは青魚をビネガーなどの調味液に漬けたものだけれど、それでも脂が強めにのっていて、赤ワインでもいけました。<br />エゲルのワイナリーではなくスーパーでワインを買う。残念だけど、好みに合わなかったのだからしょうがない。<br />

    エゲルのスーパーで買ったもの。ハム199フォリント(74円)、ハーリングの缶詰259フォリント(96円)、サラダの缶詰399フォリント(148円)。ハーリングは青魚をビネガーなどの調味液に漬けたものだけれど、それでも脂が強めにのっていて、赤ワインでもいけました。
    エゲルのワイナリーではなくスーパーでワインを買う。残念だけど、好みに合わなかったのだからしょうがない。

  • 工事現場などでよく見かける簡易トイレ。よく見ると右端のは車椅子でも利用できるみたい。ちょっと大きく作ってある。配慮がすばらしいですね。

    工事現場などでよく見かける簡易トイレ。よく見ると右端のは車椅子でも利用できるみたい。ちょっと大きく作ってある。配慮がすばらしいですね。

  • 7月4日、エゲルからトカイ(Tokaj)へ列車移動です。年期の入った車両がきました。

    7月4日、エゲルからトカイ(Tokaj)へ列車移動です。年期の入った車両がきました。

  • 網棚や照明の感じがすごいね。

    網棚や照明の感じがすごいね。

  • 乗り換え駅の売店。旧社会主義国を彷彿とさせる。商品は客が手に取るのではなく店の奥にあって、販売員と、張り紙が張ってある小さな小窓からやりとりする。客が途切れたら中のお姉さんは鍵をかけて店を出て行ってしまった。このあとから来た客達は、お昼前11時半だというのに食べ物が買えなくて困った表情。乗り換えの列車がくるまで、僕は横の待合室にいたんだけれど、とうとうお姉さんは戻ってこず。

    乗り換え駅の売店。旧社会主義国を彷彿とさせる。商品は客が手に取るのではなく店の奥にあって、販売員と、張り紙が張ってある小さな小窓からやりとりする。客が途切れたら中のお姉さんは鍵をかけて店を出て行ってしまった。このあとから来た客達は、お昼前11時半だというのに食べ物が買えなくて困った表情。乗り換えの列車がくるまで、僕は横の待合室にいたんだけれど、とうとうお姉さんは戻ってこず。

  • 12時10分トカイ着。駅前はなんにもないけど、立て看板の地図があったので助かった。中心部へはちょっと歩くみたい。今日はバックパックを背負っているのであんまり歩きたくないけれど、ロッカー見あたらず。

    12時10分トカイ着。駅前はなんにもないけど、立て看板の地図があったので助かった。中心部へはちょっと歩くみたい。今日はバックパックを背負っているのであんまり歩きたくないけれど、ロッカー見あたらず。

  • トカイ博物館(Tokaji Muzeum)。でも閉まってる。今日は月曜日だということをすっかり忘れていました。<br />日本を出てから約2ヶ月。これだけ長いと曜日感覚がすっ飛んじゃうんだよなあ。月曜日は多くの博物館は休みだとわかっているのに確認を怠ったのが失敗。世界遺産センター(Vilagoroksegi Bormuzeum)も休み。あーあ、残念。<br />

    トカイ博物館(Tokaji Muzeum)。でも閉まってる。今日は月曜日だということをすっかり忘れていました。
    日本を出てから約2ヶ月。これだけ長いと曜日感覚がすっ飛んじゃうんだよなあ。月曜日は多くの博物館は休みだとわかっているのに確認を怠ったのが失敗。世界遺産センター(Vilagoroksegi Bormuzeum)も休み。あーあ、残念。

  • トカイの町は小さくて、博物館が休みだとあとは広場の教会ぐらいしか見るところがない。でも教会も閉まっている。ヨーロッパの教会の多くはミサの時間とか、決められた時間でないと開いてない。有名寺院は日中でも観光客のために(=商売のために)オープンしていたりするけれど、田舎だとそもそも常駐の牧師さんがいないから閉まっているんだよなあ。

    トカイの町は小さくて、博物館が休みだとあとは広場の教会ぐらいしか見るところがない。でも教会も閉まっている。ヨーロッパの教会の多くはミサの時間とか、決められた時間でないと開いてない。有名寺院は日中でも観光客のために(=商売のために)オープンしていたりするけれど、田舎だとそもそも常駐の牧師さんがいないから閉まっているんだよなあ。

  • 人がいないトカイの町。休日は華やぐんだろうけれど。<br />観光案内所で地図をゲット。トカイに来たいちばんの目的はワインだから、ワインが飲めれば博物館や教会が閉まっていても良しとする。<br />地図にワインセラーの印が10ヶ所ある。どこが有名なのかわからないけれど、どこがオススメかたずねても、観光案内所の立場は中立だから、きっと教えてはくれないだろうなあ。<br />

    人がいないトカイの町。休日は華やぐんだろうけれど。
    観光案内所で地図をゲット。トカイに来たいちばんの目的はワインだから、ワインが飲めれば博物館や教会が閉まっていても良しとする。
    地図にワインセラーの印が10ヶ所ある。どこが有名なのかわからないけれど、どこがオススメかたずねても、観光案内所の立場は中立だから、きっと教えてはくれないだろうなあ。

  • 勘で選んだHimesudvarというワインセラー。内部を見学させてくれました。店の奥さんは「私、英語できないの。息子が少しならできるから。」と高校生?にチェンジ。少しどころか、僕なんかよりも立派な英語で解説してくれました。

    勘で選んだHimesudvarというワインセラー。内部を見学させてくれました。店の奥さんは「私、英語できないの。息子が少しならできるから。」と高校生?にチェンジ。少しどころか、僕なんかよりも立派な英語で解説してくれました。

  • 樽が並び、奥にはタンク。意外と狭い。昔、ポルトで訪ねたワインセラーは、ここより数十倍大きかった。青年は「うちは小さな作り手で、畑も3ヘクタールしかないんだ」という。3ヘクタールでどれだけのぶどうが収穫できるのか僕には見当がつきません。ここは細々とではあるけれど家族で丹精込めてワインをつくっているという印象。好感をもちました。

    樽が並び、奥にはタンク。意外と狭い。昔、ポルトで訪ねたワインセラーは、ここより数十倍大きかった。青年は「うちは小さな作り手で、畑も3ヘクタールしかないんだ」という。3ヘクタールでどれだけのぶどうが収穫できるのか僕には見当がつきません。ここは細々とではあるけれど家族で丹精込めてワインをつくっているという印象。好感をもちました。

  • 5種類のワインを少しずついただける試飲コースを頼みました。990フォリント(366円)。トカイワインは白だけ。甘口ばかりと聞いていたけれど、辛口もある。飲みやすくてすっと喉の奥にすべっていく。甘口だけど後口はスッキリ。そしてフルーティーで美味しい。香り豊か。エゲルのワインより数段上です。

    5種類のワインを少しずついただける試飲コースを頼みました。990フォリント(366円)。トカイワインは白だけ。甘口ばかりと聞いていたけれど、辛口もある。飲みやすくてすっと喉の奥にすべっていく。甘口だけど後口はスッキリ。そしてフルーティーで美味しい。香り豊か。エゲルのワインより数段上です。

  • 少しずつとはいえ合計で300cc飲んだからほろ酔いでいい気持ち。ひとり旅の旅行者としては注意散漫は厳禁なのだけど。<br /><br />町で見つけたワインボトル。欲しいなあ。<br />この値段なら買ってもいい。と言うより買いたいと思いました。でも、重さを考えると…。自重します。<br />

    少しずつとはいえ合計で300cc飲んだからほろ酔いでいい気持ち。ひとり旅の旅行者としては注意散漫は厳禁なのだけど。

    町で見つけたワインボトル。欲しいなあ。
    この値段なら買ってもいい。と言うより買いたいと思いました。でも、重さを考えると…。自重します。

  • ぶどう畑とタンク。タンクを屋外に出しておいて大丈夫?。ワインって気温にデリケートじゃないのかなあ。

    ぶどう畑とタンク。タンクを屋外に出しておいて大丈夫?。ワインって気温にデリケートじゃないのかなあ。

  • ほろ酔いだけれどトカイまできて一軒のワインセラーだけで帰るのはもったいない。もう一軒はいってみました。

    ほろ酔いだけれどトカイまできて一軒のワインセラーだけで帰るのはもったいない。もう一軒はいってみました。

  • ここもうまい。パンチがあってスパイシーな甘口。こっちの方が一軒目より僕の好み。2杯で450フォリント(167円)。おまけで年代物のワインも飲ませてくれました。琥珀のような色。熟成の色です。<br /><br />実はこのワインセラー、月曜は休みなんだそう。でも僕はそんなこと知らないから庭に水をあげていたオヤジに「ワイン飲ませて」って声をかけてた。断られて当然なのに、どうやら、オヤジの気まぐれで飲ませてくれたらしいです。<br />

    ここもうまい。パンチがあってスパイシーな甘口。こっちの方が一軒目より僕の好み。2杯で450フォリント(167円)。おまけで年代物のワインも飲ませてくれました。琥珀のような色。熟成の色です。

    実はこのワインセラー、月曜は休みなんだそう。でも僕はそんなこと知らないから庭に水をあげていたオヤジに「ワイン飲ませて」って声をかけてた。断られて当然なのに、どうやら、オヤジの気まぐれで飲ませてくれたらしいです。

  • ワインセラーの前の道を歩いてトカイ駅へ。道は駅の正面にでました。踏切もなにもないけれど、線路を横切って駅舎へ。ここが正式な通り道。線路内に入っても駅員も咎めません。<br /><br />今日は列車でミシュコルツまで移動して、そこで1泊です。<br />

    ワインセラーの前の道を歩いてトカイ駅へ。道は駅の正面にでました。踏切もなにもないけれど、線路を横切って駅舎へ。ここが正式な通り道。線路内に入っても駅員も咎めません。

    今日は列車でミシュコルツまで移動して、そこで1泊です。

  • ミシュコルツ(Miskolc)の町には別に興味なし。でも、明日スロバキアに移動したいので、交通の要所であるこの町で一泊です。<br />泊まったのはゲストハウス。住宅街の一般家庭の一室でした。オーナーの居住スペースと玄関が別だったのは気を使わなくて済むから気が楽でした。一泊6,112フォリント( 2,261円)。

    ミシュコルツ(Miskolc)の町には別に興味なし。でも、明日スロバキアに移動したいので、交通の要所であるこの町で一泊です。
    泊まったのはゲストハウス。住宅街の一般家庭の一室でした。オーナーの居住スペースと玄関が別だったのは気を使わなくて済むから気が楽でした。一泊6,112フォリント( 2,261円)。

  • 明日はスロバキアに抜けてしまうので今夜がハンガリーでの最後の食事です。豪華な夕食にして手元の現金を全部使ってしまうつもりです。でも、そんなときに限ってレストランが見つからない。大型のショッピングセンターのレストラン街へ行けばおいしいハンガリー料理店がみつかるかと思ったのだけれど、そのフロアでいちばん高そうだったのはギリシャ料理店でした。しかも安い。お金がある時に限って高級店が見つからない皮肉。<br />町の中心広場付近に出て見つけたのがトルコ料理。店探しに時間をかけていられないから入いりました。<br /><br />羊肉のチャパティ巻きと焼き野菜のプレート。あんまりうまくない。<br />

    明日はスロバキアに抜けてしまうので今夜がハンガリーでの最後の食事です。豪華な夕食にして手元の現金を全部使ってしまうつもりです。でも、そんなときに限ってレストランが見つからない。大型のショッピングセンターのレストラン街へ行けばおいしいハンガリー料理店がみつかるかと思ったのだけれど、そのフロアでいちばん高そうだったのはギリシャ料理店でした。しかも安い。お金がある時に限って高級店が見つからない皮肉。
    町の中心広場付近に出て見つけたのがトルコ料理。店探しに時間をかけていられないから入いりました。

    羊肉のチャパティ巻きと焼き野菜のプレート。あんまりうまくない。

  • で、余ったフォリントは最終的にこうなりました。シリアルバー4本で313フォリント(116円)。他にもナッツや菓子パンを買って終わり。

    で、余ったフォリントは最終的にこうなりました。シリアルバー4本で313フォリント(116円)。他にもナッツや菓子パンを買って終わり。

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