夏の信州ドライブ旅行 2016　(1) 丹後半島、越前海岸、能登半島。ブルーの海を満喫

2015/08/21 - 2015/08/24

(本当は、2016年のドライブですが、旅行記の順序を、乱さないために、旅行時期は、意図的に2015年にしております。ご了承くださいませ)


今年のメインの旅は、世界一周旅行航空券による、ヨーロッパとメキシコの旅で、現在は、「日本一時帰国中」です。

ヨーロッパは、180日の期間に90日以内の滞在可、というルールの国が多いので、夏場に3ヶ月ほど、一時帰国すると、秋にはまた、90日までの滞在が許可されます。
もっとも、秋の予定は、2ヶ月ほどです。

さて、町歩きの美しさは、ヨーロッパの中世の面影を残すイタリアやスペインの町にまさる町は、残念ながら日本にはないなぁと思うのですが、ヨーロッパを、外国人のおば(あ)さんの私が、運転するのは、無理(無謀)と思うので、ドライブはもっぱら、国内です。

そして、いつも思うのは、狭い国土に山あり谷あり川はいつもあり、雨が多い分、緑が多く、少し走るだけで、変化に富んだ景色を満喫できる点では、「日本の景色は、ヨーロッパにも勝る」と思います。

なにも、スイスのアルプスと比較する気はありませんが、名もない畑のあいだの道を走る時の景色の美しさは、「日本は世界一」だと思います。
それに、レンタカーは苦手ですが、走り慣れたマイカーの、使い慣れたナビを駆使して、あちこち駆け巡るのは、苦労少なく、楽しみ最大級です。

そしてまた、言語能力も「使わないと錆びる」から、「錆びさせないために、使い続ける必要がある」のですが、運転能力もまた、「使い続ける必要がある」と感じています。
それも、スーパーへの往復でなく、長距離ドライブをしないと、長距離ドライブの感覚は錆び付いてしまう。

それで、決意したことが、「必ず、年に一度は、ひと月単位のドライブ旅行をする」ということです。
ただ、今年は、海外が長くて、日程的にひと月足らずしかとれず、それなら大好きな東北には行きにくいので、久しぶりに「信州をしゃぶりつくそう」という計画です。

信州って、不思議ですよね。考えたら、「長野県」なのに、まっぷるのガイドブックは、他のエリアは、「xx県」というタイトルなのに、長野だけは、「信州」のタイトルになるんですよね。

そして、関西では、「夏に信州」は合言葉のように普及していて、友人たちは、毎年、信州のあちこちに行き、私は、東北の帰りに、どこかの地点を通過するのですが、今回は、今までずっと、単発で一箇所だけを訪問していた気がするので、信州をはしりまわって、その中のどこが、もっともお気に入りで、どこはパスかを、復習するつもりです。

それに加えて、ポケモンGOは、手付かずでいくつもりですが、もう足掛け5年やっている、「ケータイ国盗り合戦」というGPSによるスタンプラリーは、今年も続けています。
昨年の北海道で、「天下統一」のコンプリートを果たして、その後、「二代目」としての二巡目に入り、また、夏の三ヶ月は、「夏の陣」という100スポットが設定されるので、その100スポットをまわりながり、旅程を編み上げていきました。

その1の旅程
丹後半島
城崎温泉
越前岬
加賀温泉
能登半島
射水の、瑞龍寺、櫛田神社

エリア 珠洲(石川)

出発日は、遠足の前の小学生のように、早く寝て、早く起きます。
起きてしまえば、することないから、6時半ごろに出発したら、天橋立に、8時半に着いてしまいました。
成相寺の上にある展望台に一番乗りです。

人混みが苦手なので、皆さんが行く「股覗き」は一度で懲りてますが、この成相寺は、お寺もいいし、その上の展望台も、人が少なく、素敵です。

伊根の船宿の道の駅、「舟屋の里、伊根」
駐車場の奥にある展望台にいくと、舟屋の家々を見下ろせます。
望遠のカメラがあれば、素敵な写真が撮れることと思います。
ソニーのコンデジの望遠でも、ここまで撮れました。

日本は雨が多く、海岸や岬をめざしても、過去の積み重ねられた体験で、「雨や曇りの日が多い」
だから、期待してなかったんですが、今回の北陸の海岸線の旅は、ものすごく快晴でした。

ここまで晴れたら、クロアチアやイタリアのアドリア海のブルーに負けないことを知りました。
ほんとに、青色のまぶしい1日でした。

浦島太郎

道中に発見して、立ち寄りました。
浦島神社。
なかなか趣がありました。

ドライブ旅行のおりは、ビジネスホテルの泊まりが中心で、この日は城崎に泊まりましたが、素泊まりでした。
それゆえ、お世話になるガストなどのファミレス。
午後2時ごろの、スペイン人のランチタイムに、しっかり食べて、夜と朝は、コンビニのサンドイッチかオニギリ。朝は、必ず、野菜ジュースと牛乳を飲み、プラス、サンドイッチがひとつあればオーケーです。

城崎の宿で素泊まりにして、久しぶりに外湯めぐりをしました。
ただ、暑いし、脱衣場が混みすぎるので、二つだけでリタイヤしました（笑）。

二つ目の露天風呂で、ふと横をみると、欧米人。話しかけるとイタリア人だったので、イタリア語でおしゃべりしました。

真夏は、イタリアやスペインが長期休暇の旅人で、日本も賑わうのですが、イタリアのガイドブックに、城崎がオススメだそうで、東京、京都、城崎を恋人と旅しているそうです。

そういえば、私の宿にも、仲居さんが、今夜はスペイン人が泊まっていると言ってました。

楽天で、安い部屋を予約したら、エアコンがまったく効かずに死にそうになり、クレームしたら、部屋を変えてくれました。
リッチな和室で素泊まりです。涼しくて助かりました。

こちらは、加賀温泉での素泊まり。
ちょっと高い目の、ツインですが、窓からの景色もよく、この日は珍しく、酎ハイの缶をあけて(下戸なので、ひとつの缶で、ヨッパライます)
夜景を楽しみながら、アップルミュージックを聞きました。

一人旅もええわぁ〜

でっかいプールもあるので、夏休みの子供たちを横目に、スイスイと泳ぎました。

この夜景がたまらない。

翌日は、能登半島。
これも、久しぶりにさきっちょの、岬をめざします。
海の色、素晴らしかったです。

ファミレスさえもないので、食いっぱぐれないように、道の駅でランチ。
日本人タイムの12時ごろに食べちゃうと、その後のドライブがしんどくなるので、やっぱり、目的地近くのガストでランチする方がいいと、痛感しました。
食事は美味しかったけど、午後に疲れてしまいました。

塩田

珠洲市の宿近くの海岸。
今回気づいたのは、まだ夏休みなのに、海岸で泳ぐ人が少ないことです。
最近の子供って、海では泳がないのかしら・・・

今回は、ドライブの運動不足を解消するために、毎日1万歩を歩くぞ、という決意です。

でも、目的地で歩くのに適したところがないことが多く、あまり歩数は伸びず、平均すると、1日8000歩ぐらいでしょうか。

ここ、珠洲市の街並みは、とても素敵でした。
真っ黒な瓦に、板張りの塀。蛸島という町だそうです。
その能登半島の独特の街並みの写真が続きます。

珠洲市のホテル。

行きは、駐車場が満杯で立ち寄れなかった道の駅の千枚田パーク
棚田が有名で、バスツアーや車が押し寄せるので、空きスペースを見つけるのに苦労しますし、駐車場の出入りでは、事故に注意です。

それほど、たいしたことないので、パスしてもいいかな（笑）。

この日の宿は射水市、国盗りのスポットです。
少し時間があるので、瑞龍寺というお寺に寄りました。射水なんて、ほとんど知らない町で、国盗りがなければ、立ち寄らないと思いますが、国盗りゲームにはまり続けているのは、こうして、ゲームがなければ、おそらく行くことのないお寺にご縁ができることです。
境内の地面の緑と黒っぽいお堂が素敵でした。

この日のランチは、大戸屋でした。
今回、初めて利用した、iPhoneの120円のアプリで、「ファミレス検索」と「コンビニ検索」が、とってもとっても役立ちました。

どちらも、地図からとか、目的地の名前から、近辺のファミレスが、すぐに検索できるんです。
だから、今まで、ガストばっかりだったのが、その他のファミレスが、どの位置にあるかがわかり、また電話番号からナビに入れることもできて、今回のランチは、いつもより、ぐんとリッチになりました（笑）。って、どうせファミレスやけど。

大戸屋の、ステーキと、甘酢の野菜。私はこの、黒酢などの味付けが大好きなんですわ。

射水市の、櫛田神社。
ここが、国盗り、夏の陣のスポットです。
宿から歩くつもりが、ちょっと距離があるので、再び車で行きました。駐車場も完備してます。
静かな、いい神社でした。今年の夏の陣は、狐がテーマなので、なんらかの形で、狐と縁があるスポットです。

境内に、風鈴が並べてあり、「風鈴のトンネル」
横に扇風機があって、まわってました。
参拝者をもてなす、こんな心が嬉しいです。ちゃんとお賽銭、入れましたよ（笑）。