バートデュルクハイム日帰り観光～世界最大のワイン祭り～

2016/09/10 - 2016/09/10

南ドイツにあるバートデュルクハイムで行われた世界最大のワイン祭りに行ってきました。

エリア その他の観光地(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルトからバートデュルクハイムまで車なら1時間半ですが、日帰りだったしワインを楽しみたかったので電車で行くことにしました。
フランクフルト中央駅→マンハイム中央駅 ICEで約40分
マンハイム中央駅→バートデュルクハイム 4番の路面電車で約50分
バートデュルクハイム→ワイン祭り会場(Dürkheimer Wurstmarkt) 徒歩5分

マンハイム中央駅からの4番の路面電車はバートデュルクハイムまで行かない便も多いので要注意です。
写真は、路面電車の車窓から見えたぶどう畑。

11時前に会場に到着。
空は晴れ渡り、9月半ば近いのに気温がぐんぐん上がっています。
バートデュルクハイムのシンボルとも言える樽型のレストラン前を通り、テントが立ち並ぶ通りをフラフラ。

人通りはまだそれほど多くありませんでした。
まだ空いているうちに観覧車に乗って、上空から写真を撮りたかったのですが、まだ稼働していなくて窓口もクローズ。

観覧車から近いところにSarinaliumという謎の建物が。
入り口で入場料を払って(たしか一人1.5ユーロ)中へ入ってみます。

壁一面が小枝で覆われていて、上から水が滴り落ちています。
腕にこの水がかかり、乾くと塩の結晶が。
その場でネットで調べてみると、ここ一帯は温泉保養地で(バートBad＝ドイツ語でお風呂)泉質は塩水。
これを小枝の壁を通して拡散させた空気は呼吸器系にいいらしい。
その効果なのか、単に外が暑かったからなのか、この壁の近くは心地よかったです。

会場へ戻り、ワインを飲むことに。
テントの中はまだ空いています。

夫はリースリングの辛口、私は中辛口を注文。
ワイン祭りは次のワイン作りのために樽を空っぽにするためのイベントで、そのせいかグラスにたっぷり注いでくれました。
お酒は弱くないのに、この日はこれだけでかなり酔ってしまい、会場を後にするくらいまでの記憶がぼんやりしています。
ちなみにお値段はワイン1杯3ユーロ＋グラスデポジット2ユーロ。

ここのワイン祭りは今年で600周年。
おじさんの後頭部にも600の数字が。

席のすぐそばにシルバー楽団？のおじさんたちが来て演奏してくれました。
こういうのがあると俄然お祭りムードが高まります。
もちろんチップも払いましたよ。

テント内でソーセージの挟まったパンも食べて軽めの昼食を終え、観覧車へ。
観覧車といえば缶詰みたいなものに乗ってゆっくりゆっくり一周するイメージですが、ここのは遊園地にあるコーヒーカップのような形状のものに乗って早めのスピードで4周しました。
おかげで360度の景色を存分に楽しむことができました。

このあと酔った勢いでジェットコースターにも乗りました。(でも全然怖くなかった)
それぞれ大人1人5ユーロ。
どの乗り物も空いていました。やっぱり値段が高いから？

UFOキャッチャーでハローキティ発見。
ドイツでもハローキティは人気で、スーパーなどではお菓子や文具が売られているし、キティTシャツやリュックサックを持った子供もよく見かけます。
ディズニーと同じくらい市民権を得ているな、と感じます。

それにしても暑い！おそらく32度くらいあったはず。
露店でイチゴのチョコレートがけを買って食べたり、トイレを済ませたりして1時半には帰途に着きました。
ちなみに会場内のトイレは有料で50セント必要です。

再び路面電車で50分かけてマンハイム中央駅へ。
路面電車の中はクーラーがなくて温室のよう…。乗客の多くは直射日光が当たらない側の座席にすわっていました。

中央駅近くの涼しいカフェで1時間くらい休憩し、私が調べた限りではマンハイムの唯一の観光名所、Baroque Palaceへ。
しかしこの日はイベントがあるらしく、19時以降じゃないと中に入れないとイベントスタッフに言われてしまい…
外観だけ写真を撮って中央駅へとんぼ返り。

駅の中のカフェで時間を潰し、17:16のICEでフランクフルトへ帰りました。

世界最大のワイン祭りと言いつつ、ワインと関係のない露店も多かったし、結局ワインは一杯しか飲みませんでした。
毎年この時期はもっと涼しいのでしょうが、今年は異常気象で日中は暑すぎました。
夜になれば涼しくなって、雰囲気も違った感じに盛り上がるのでしょう。
本当は一泊して夜の雰囲気も味わいたかったのですが、週末だったせいか数日前にチェックしたときには会場近くのホテルは満室。
泊まりで行くなら早めの予約が必要です。