16年1月～サトウキビの島、南大東島ぶらり旅■２旧空港・日ノ丸山展望台・海軍棒・空港・塩屋海岸

2016/01/07 - 2016/01/07

今回の旅では南大東島は３泊の滞在。

せっかくなので南大東島から15キロほどのところにある北大東島にも寄りたかったのですが、南大東ー北大東間には毎日１便飛行機の定期便があるものの、離島便らしいかなりのお値段…。
あとは週に１～２便のフェリーとなりますが、フェリーは前月下旬にならないとスケジュールが発表されないため、前もって予定に組み込むことができません。ただ出発の直前に発表されたスケジュールを見ると、ちょうどうまい具合に２日めの夕方に北大東に移動し、１泊して３日めに南大東に戻るというスケジュールが可能だったので、しばらく考えましたが、船の運航が不安定という不安要素もあったため、今回は見送ることにしました。

では南大東島到着１日めです(^ ^)

お昼ちょっと前に那覇からの琉球エアコミューター便で南大東空港に到着。
民宿金城にチェックインして、お昼に大東寿司をいただいたら、宿で自転車を借りて島の探検に出発です。

エリア 北大東・南大東島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

民宿から在所集落と反対の方に行くと、家の前につながれている犬が…
もちろん表示があるわけでもなく、はっきりわからないんですけど、もしかして南大東犬かな…？　脚が短いのが特徴らしいんで…笑

少し先に橋があり、月見公園という公園が。
池の向こうには南大東島の実質的なオーナー、大東糖業の工場が見えます。

やって来たのは「南大東空港」
と書いてありますが、実はグレイスラムというラム酒の会社(^ ^)

株式会社グレイス ラム 専門店

玄関脇には「ラム酒の製造工程」

中に入ると事務机が何台か置かれていて、結構散らかっていました(^ ^)
ところどころに空港時代の名残が残されています。

昔は今よりもっと小さい飛行機だったんですね〜

搭乗待合室の入り口は病院のドアみたいな感じ…(^ ^)

ラム酒を直売していました。
この緑のラベルの瓶はさとうきびの糖蜜ではなくジュースで作ったラム酒で、割と珍しいタイプ、と言われて一本買ってみた(^ ^)

☆この南大東島産のグレイスラムは那覇空港でも買えるそうです。

こちらが滑走路の跡。よく見るとタイヤの跡も見えます。
空港移転後は住宅地として再利用されています…(^ ^)

その近くにある島まるごと館というビジター・センター。
開館しているにもかかわらず入り口に泥水が溜まって、長靴でなければ通れなくなった状態で放置プレイ…どうか誰も来ませんように、ってこと…？

ビジターセンター島まるごと館 美術館・博物館

歓迎されそうもないビジター・センターには寄らずに、次へ行きましょう。
こちらは名所というほどでもないですが、島内に何か所か残っている、シュガートレインの線路跡。当時はたくさん路線があったらしいです(・_・)

そして日の丸山展望台へ。
展望台へはヤシの木の間を通り抜けて行きます…

日の丸展望台 名所・史跡

南大東島は島としてはちょっと変わった地形で、スリバリ状というのか、海に近い沿岸部が一番標高が高く、真ん中に行くほど低くなっています。

だから展望台に上がっても海が見えない！　島なのに！　変でしょ？

ほぼ一面緑で、建物が固まってあるのは在所の集落だけです。

島はもちろんサトウキビの畑が多いんですが、より高付加価値化をめざしてかぼちゃの栽培にも力を入れているそうです。とてもおいしいのでだんだん人気が出ているとのことでした。

そのつぎは海軍棒という岩でつくった海水プールへ。
海辺にあるため、ここへたどり着くには海沿いの一番標高が高くなっているところを超えて行かなかければならないので結構大変です。
そして最後はこの急な下り坂！

海軍棒プール 自然・景勝地

海がきれい！
そしてプールはこれです(^ ^)
さすがに１月なので泳いでいる人はいません(^ ^)

少し波しぶきがあがっていましたが、この島の場所を考えるとこれくらいなら穏やかな方なのかも。

今度は今使っている方の空港です。
午後にも１便到着～出発がありますので、見に来ました(^ ^)

南大東空港 空港

飛行機が到着して、お客さんが降りているところです。
午後の便は那覇→南大東→北大東→那覇という三角ルートになっていて、帰りは北大東空港を経由して那覇へ戻ります。（曜日によっては逆回りになります）

☆南大東から北大東へのフライト時間は最短の場合３分くらいだそうです(^ ^)

北大東に向かって離陸(^ ^)　たぶん数百メートルまでしか上昇しないんでしょうね。

島の道路は意外とアップダウンがきつくて、ちょっと大変。
あとで聞いたのですが、その特殊な地形ゆえ、自転車なら、近くにある場所をまとめて回るより、同じ標高にある場所（たとえば海沿いにある場所）をまとめて回ったほうが楽らしい…なるほど(・・;)

ここは闘牛場って書いてるけど、とても中には入れない…笑

在所集落に戻って来ました。
こちらは南大東村役場。

役場の向かいにある郵便局のポストの上に、ダイトウオオコウモリ（の模型）があります。

そしてＡコープの後ろの方に、さっき線路の跡を見て来たシュガートレインの車両が展示されています。ただ保存状態はあまりよくないです。

南大東島 シュガートレイン 美術館・博物館

かなりの傷みようでした。

こちらは客車のようですが、板張りされていて、当時の様子が全然わかりません…汗

島ではどこに行っても、いろいろなかわいいお花が咲いていました。

１日め最後の見学地は、在所集落の西側にある塩屋海岸で夕陽。
ここももちろんきつい坂道をのり越えないと来ることができません…

南大東島の海岸は基本的にこのように岩礁で、ビーチはありません。

塩屋プール ビーチ

海を眺められる休憩所もあります。

この向こうに昼間に行った海軍棒と同じような岩をくり抜いて作ったプールがあるようですが、見えませんでした。波が高かったです。

ちょっと雲が多かったですが、水平線しか見えない離島の夕陽を味わいました(^ ^)

もう暗くなるので、急いで宿に戻りました。
晩ごはんは宿の近くのお店で買ったお弁当。
島の規模からすると買い物は意外に便利で、コンビニはもちろんありませんが、集落内のＡコープと数軒の個人商店でお弁当やお惣菜もある程度手に入りますし、外食できるお店も何軒もあります。
この辺は工事関係などで単身赴任の方が多いことと関係がありそうです。

民宿金城 宿・ホテル

この日は１月７日ということで、宿の女将さんから七草粥の差し入れをいただきました～ありがとうございます。おいしかったです(^ ^)(^ ^)

最後までお読みいただきましてありがとうございます(^ ^)
この先は２日めに続きます。