南アルプスの女王　仙丈ヶ岳

2016/08/26 - 2016/08/27

ステップアップのツアーで緑と水が豊かな南アルプス、仙丈ケ岳を登ってきました。




山頂からは富士山と北岳の競演、360度の展望を期待し…
さてそれはどうなったでしょうか？

8/26（金）新宿7:30→双葉SA9:23/9:40→諏訪IC10:15→路線バス乗換11:24→北沢峠12:10→12:30→一合目12:53/12:58→三合目13:46/13:55→四合目14:13/14:19→大滝の頭五合目14:53→トラバ一ス→仙丈藪沢小屋15:27通過→休憩15:38/15:45→馬の背ヒュッテ15:38着→夕食17:04→就寝20:00

8/27（土）起床3:30→朝食4:30→集合準備運動5:15→仙丈小屋6:30/6:50→仙丈ヶ岳山頂7:20/7:32→小仙丈ヶ岳8:55→ニ合目11:00→北沢峠11:39→こもれび山荘（カレーランチ）→路線バス→仙流荘（入浴）→中央道→新宿

エリア 伊那(長野)

バスの乗換えをしました。

午前中は景色も良かったらしいのですが、午後は雲がかって山を望めず。

北沢峠までの間、運転手さんが観光バスのガイドさんのように説明してくれました。
この木はから松。7/10にツキノワグマが出没して皮剥ぎしたあとらしいです。

約50分バスに揺られて北沢峠までやってきました。

帰りに寄るこもれび山荘を遠めから…

準備運動後、出発〜

樹林帯で展望はないですが、水が豊富な南アルプスだけあり、苔が育っています。ちょっと苦手(´`:)。

『ファイト』

かわいい文字で、みんな笑顔になれる。

もやってきたー
お天気心配になりながらの登山

四合目はしっかり白文字でわかりやすかった。
下山者の方々とかなりすれ違いあり、譲り合いますが、
先頭のガイドさんが「いいですかー？（このまま登っちゃって）」
下山者の方「どうぞどうぞ」
私達20名ちょっとなので、半分位まですぎる頃
下山者の方「あれ!？　いったいどれ位いるんだ？」
私達「こんにちはー。すみません。22名ほど^^;…ありがとうございますぅ」
こんな会話を何度かくり返し登りました。

五合目まできました。
あと一時間で小屋へ

明るくなって青空も…
気持ちの良い山歩き(^^)

樹林帯からぬけ出せて、ハシゴを渡ったり、ちょっと鎖場あったり、楽しくなってきました。

ちょっとした休憩場所にきれいでいい所でした。

小屋が見えました。
みんなほっとしてました。

今晩お世話になる『馬の背ヒュッテ』
水場、お手洗は外にあります。

馬の背ヒュッテの夕食：カレーライス
　　　　副菜はみんなでシェア
おいしかったです。


夕食後、登山者の一人（おじさま）がリコーダーで余興を
。
上を向いて歩こう
コンドルは飛んで行く
ふるさと

3曲聴かせてくださいました。

静かな小屋の中にリコーダーの音が響きわたり、昔なつかしく、walkers39の心の中にも響き、感動しました。
特にコンドルは飛んで行くは、父から2台目のエレクトーンを買ってもらった時からず〜〜っと弾いていたお気に入りの曲でしたので、しばらくたってからおじさまが歩いてきた時には今日の事のお礼を伝え、少しお話させていただきました。



翌日、また感動することになるとは……………

夕方、一時くもが流れて小屋から山が見えてきました。
明日、大丈夫そうかしら？

8/27　朝食4:30〜
15分位前から並び、早いもの順でさっさといただいて、出発準備にとりかかります。

昨夜のリコーダーのおじさまとすれ違い、ご挨拶を(^-^)。

ご来光前に出発となりましたが、太陽は現われなかったようです。
山頂から下りてきた方が教えてくれました。
あらまぁ、残念。

早いうちにどんどん登っていきます。
時期が早ければお花畑も賑やかだったでしょうねぇ。

前はかり見て飽きてしまい、walkers39は後ろをふり返ります…

『甲斐こまーー』

昨日バスの運転手さんが「あそこにあるはずの山が…山が」って言ってた『甲斐駒ヶ岳』

雲海

甲斐駒ヶ岳　　摩利支天

どうせならば、もう一泊して登りたいわー

ハイマツ帯を進みます。
所々から「ギーギー」と鳴き声が聞こえてきましたが、雷鳥かしら？
また一度も雷鳥さんに出会ったことがない。あの有名なお菓子、大好きなのに…。


仙丈小屋も、登って行く人もみえるわぁ。
その上が仙丈ヶ岳山頂らしい。

とうとうきたわ。
青い空だったら、もっと緑も映えたのになぁ。

一歩一歩足を出してれば着いちゃうもんだわ…
最近、『一歩いっぽ』が大好きです。
槍ヶ岳に登った時からかなぁ。

藪沢カール

水場を通りすぎたけれど、ちょろちょろしか出ていませんでした。

石がごろごろの道

仙丈小屋

雲が多くて眺めは諦めて山頂を目指します

休憩後、お天気がくずれる前に早く山頂へ向かおう！

ガイドさんが勢いよくかけ声をかけてくれました。
ガイドさん（女性）、ステキ〜(^_^)

ザレた道

仙丈の山頂に向かって歩いていたら、上の方から
『コンドルは飛んで行く』
が聞こえてきました。

誰も何にも言わないので、最初は空耳かと思いましたが、おじさまは「雨が降ったら山頂は行かず下りるけれど、降らなきゃ…」
と仰っていたので、私達より早い出発でもう山頂に着いていたのでしょう。

昨夜食堂に居たのは、ツアーの中ではガイドさんと、添乗員さんと、Yさんと、walkers39でしたので、みんな誰が吹いているのかわからなかったのでしょう。
その後、話も出なかったし。

walkers39にとっては今回一番嬉しかった事。思い出に残ります。

仙丈ケ岳山頂　　3033m

風も強くなり、小雨ぱらつきそうで、寒さを感じました。

残念ながら富士山も北岳もあそこに見えるんだと想像だけしました。
頭の中ではコンドルは飛んで行くの笛の音がぐるぐる回っていて幸せ気分でした。

一人ひとり登頂シャッターを押してもらったら、美しい稜線を歩いて小仙丈ヶ岳へ向かいます。

だんだん暗〜くなってきました。

のんびり歩きたいところでしたが、次回天候のいい時に稜線歩きを楽しもう。

岩山のようだ。
ガレ道なので気を使いますが、危険と思うほどの所はなかったです。

みんなの足が止まり、「何、なに?」

雷鳥さんが2羽

ほんとにこんな霧の中に

雷鳥さんをアップで

♀かな

仙丈ではコンドル…と、雷鳥さんといい、鳥にご縁がありました。

こんな岩場があるとは想像していなかったので、ワクワク(^.^)でした。

小仙丈ケ岳　2855m

お天気は悪くなる一方。
雨も降っていたので写真を一枚撮って、早いとこ下ることに。
五合目までは結構せまいハイマツ帯の中を歩き、勾配きつい所もありました。

滑らないように注意。

行きに気がつかなかったニ合目。

下りだけの雨で良かったわ。
みんなよく頑張って歩きました。

あとはお昼を食べて、入浴して、バスに乗るだけ。
レインウエアを脱いで、こもれび山荘へ。

名物　ス一プカレー

骨付きとり肉はほろほろーってくずれて、カレーもスパイス効いてあとからピリ辛。
やさしい味。

疲労回復効果がありそう。
美味しく満腹でした。


walkers39は次の9月の立山ツアーには参加せず、別の8月末の立山日帰りツアーに参加するので、ステップアップガールズでは今回の仙丈ヶ岳が最後となりました。

ツアーの皆様と楽しい登山でした。