◆０．概要<br />（１）迷子を出した人<br />　他でもない私<br /><br />（２）迷子にさせられた人<br />　甥っ子（中１男子、初海外）<br /><br />（３）最後に別れた場所<br />　ターミナル２（以下、Ｔ２）地下の地下鉄チャンギ空港駅<br /><br />（４）時間の制約<br />　a) 08h00 チャンギ空港駅チケットカウンター　開店時刻<br />　b) 09h15 ＣＸチェックインカウンター　クローズ時刻<br />　c) 09h55 ＣＸ７３６　ＳＩＮ－ＨＫＧ　出発時刻<br /><br /><br />◆１．甥っ子が迷子になったことが分かった状況<br />　チャンギ空港駅で私が EZ-link card の払い戻しをするために列で待っていたが、時間がかかりそうだったので、甥っ子にターミナル１（以下、Ｔ１）のＣＸチェックインカウンターに先に行って待つよう単独行動を許した(08h15)。しかし、ＣＸチェックインカウンターで落ち合うことができず、そこで甥っ子が迷子になったことが発覚した。(08h35)<br /><br /><br />◆２．原因<br />（１）<br />　甥っ子の言う「多分、標識、掲示板、地図を見てたどり着けると思う」という言葉を私が最大限信用した。<br /><br />（２）<br />　私がＴ２からＴ１までの道筋を事前に地図上でたどっておかなかったため、スカイトレインに乗らなければならないことすら知らないまま、一人歩きを許してしまった。このため、事前にスカイトレインの存在が甥っ子に伝わることがなかった。<br /><br />（３）<br />　実際には甥っ子は「Ｔ１」という表記が「Ｔｅｒｍｉｎａｌ　１」と理解できなかったとのこと。（中１の夏休みだから、仕方ない）<br /><br /><br />◆３．私のとった行動の経過<br />08h25　チャンギ空港駅で EZ-link card の払い戻し完了。<br /><br />08h30　スカイトレインに乗り、Ｔ１到着。<br /><br />08h35　Ｔ１のＣＸチェックインカウンター到着。<br />　　　　甥っ子がいないことを確認。<br /><br />　　　　ＣＸ職員に甥っ子が迷子になっていること、<br />　　　　容姿の特徴を話し、もし姿を現したらここを<br />　　　　離れず、いるように伝えるように依頼。<br /><br />　　　（ディスカウントではあったものの<br />　　　　ビジネスクラスだったので、扱いが酷く<br />　　　　なかったのは、不幸中の幸い。）<br /><br />08h45　Ｔ１中央にあるインフォメーションカウンターに<br />　　　　走り、空港職員に以下の事項を伝える。<br /><br />　　　　a) 甥っ子が迷子になっていること。<br />　　　　b) 駅で別れ、ＣＸカウンターに来ていないこと。<br />　　　　c) Ｔ１－Ｔ３に迷子の slow アナウンスを依頼。<br />　　　　d) 名前、年齢、国籍、携帯所持の有無、英語のレベル<br />　　　　　（英語で話しているので、性別は伝わっている）<br />　　　　e) これから私がＣＸカウンターにもう一度行くこと。<br /><br />08h55　ＣＸカウンターに走る。<br /><br />　　　「英語できるの」「なんで一人にしたの」「ちゃんと<br />　　　　来るの」など、ＣＸ職員に質問攻めにあう。<br /><br />　　　　ＣＸ職員に「絶対甥っ子は来るってば！」と<br />　　　　根拠がない事を心の中で重々承知の上で啖呵を切り、<br />　　　　まず私だけ荷物と共にチェックインする。<br /><br />　　　　ＣＸ職員「このチケットは払い戻しも変更もできない。<br />　　　　できるだけ待ってみるけど」と困っていた。<br /><br />　　　　ここでやり取りしている間に、アナウンスが聞こえる。<br /><br />09h05　Ｔ１中央にあるインフォメーションカウンターに<br />　　　　再度走り、空港職員と以下のやり取り。<br /><br />　　　　a) ＣＸカウンターにいない。<br />　　　　b) 発見の連絡はないですか。（ない）<br /><br />　　　　空港職員側から「甥っ子の写真はないか？」と<br />　　　　聞かれ、手元のデジタルカメラの写真を見せた。<br /><br />　　　　その画像を空港職員の携帯電話で写真を撮って、<br />　　　　ターミナル中の空港職員にばらまくとのこと。<br />　　　　そして、再度アナウンスを流してもらえるとのこと。<br /><br />　　　　私はＴ２に走る。<br /><br />09h15　Ｔ２に到着。空港職員に聞いてみると、すでに甥っ子は<br />　　　　指名手配状態になっている模様だが、まだ見つからない。<br /><br />09h20　私がＴ２のチェックインカウンターを探し、<br />　　　　やっと甥っ子を発見。<br /><br />09h30　急いでＴ１に戻り、インフォメーションカウンターに<br />　　　　発見の報告とお礼を済ませ、さらに走ってＣＸ<br />　　　　カウンターで甥っ子の分のチェックイン完了。<br />　　　　荷物のチェックインは当初渋られたが、乗継無し、<br />　　　　液体無しと伝えたところ、預かってもらえることになった。<br /><br />　　　　お礼もそこそこに、二人で走って、出国手続き、ゲートへ。<br /><br />09h45　ゲートでセキュリティチェックを済ませ、<br />　　　搭乗予定の飛行機にぎりぎり乗れましたとさ。<br /><br /><br />◆４．予防措置<br />（１）治安が良いところでも初海外の人を一人にしない。<br />（２）その日、その日の服装を写真に撮る。<br /><br />　→　当たり前ですね。<br /><br /><br />◆５．備考<br />（１）<br />　国または地域によっては、１８歳未満の子供を一人にするのは違法ですので、気を付けましょう。<br /><br />（２）<br />　シンガポール・チャンギ空港でのＣＸチェックインカウンターは 2017/10/31 よりＴ４にて新チェックイン方式を導入しましたので、この旅行記を参考になさる場合には十分ご注意ください。

チャンギ空港で迷子を出すとどうなるか

20いいね！

2016/07/25 - 2016/07/28

4658位(同エリア14857件中)

Mt_Sushiさん

◆０．概要
（１）迷子を出した人
　他でもない私

（２）迷子にさせられた人
　甥っ子（中１男子、初海外）

（３）最後に別れた場所
　ターミナル２（以下、Ｔ２）地下の地下鉄チャンギ空港駅

（４）時間の制約
　a) 08h00 チャンギ空港駅チケットカウンター　開店時刻
　b) 09h15 ＣＸチェックインカウンター　クローズ時刻
　c) 09h55 ＣＸ７３６　ＳＩＮ－ＨＫＧ　出発時刻

◆１．甥っ子が迷子になったことが分かった状況
　チャンギ空港駅で私が EZ-link card の払い戻しをするために列で待っていたが、時間がかかりそうだったので、甥っ子にターミナル１（以下、Ｔ１）のＣＸチェックインカウンターに先に行って待つよう単独行動を許した(08h15)。しかし、ＣＸチェックインカウンターで落ち合うことができず、そこで甥っ子が迷子になったことが発覚した。(08h35)

◆２．原因
（１）
　甥っ子の言う「多分、標識、掲示板、地図を見てたどり着けると思う」という言葉を私が最大限信用した。

（２）
　私がＴ２からＴ１までの道筋を事前に地図上でたどっておかなかったため、スカイトレインに乗らなければならないことすら知らないまま、一人歩きを許してしまった。このため、事前にスカイトレインの存在が甥っ子に伝わることがなかった。

（３）
　実際には甥っ子は「Ｔ１」という表記が「Ｔｅｒｍｉｎａｌ　１」と理解できなかったとのこと。（中１の夏休みだから、仕方ない）

◆３．私のとった行動の経過
08h25　チャンギ空港駅で EZ-link card の払い戻し完了。

08h30　スカイトレインに乗り、Ｔ１到着。

08h35　Ｔ１のＣＸチェックインカウンター到着。
　　　　甥っ子がいないことを確認。

　　　　ＣＸ職員に甥っ子が迷子になっていること、
　　　　容姿の特徴を話し、もし姿を現したらここを
　　　　離れず、いるように伝えるように依頼。

　　　（ディスカウントではあったものの
　　　　ビジネスクラスだったので、扱いが酷く
　　　　なかったのは、不幸中の幸い。）

08h45　Ｔ１中央にあるインフォメーションカウンターに
　　　　走り、空港職員に以下の事項を伝える。

　　　　a) 甥っ子が迷子になっていること。
　　　　b) 駅で別れ、ＣＸカウンターに来ていないこと。
　　　　c) Ｔ１－Ｔ３に迷子の slow アナウンスを依頼。
　　　　d) 名前、年齢、国籍、携帯所持の有無、英語のレベル
　　　　　（英語で話しているので、性別は伝わっている）
　　　　e) これから私がＣＸカウンターにもう一度行くこと。

08h55　ＣＸカウンターに走る。

　　　「英語できるの」「なんで一人にしたの」「ちゃんと
　　　　来るの」など、ＣＸ職員に質問攻めにあう。

　　　　ＣＸ職員に「絶対甥っ子は来るってば！」と
　　　　根拠がない事を心の中で重々承知の上で啖呵を切り、
　　　　まず私だけ荷物と共にチェックインする。

　　　　ＣＸ職員「このチケットは払い戻しも変更もできない。
　　　　できるだけ待ってみるけど」と困っていた。

　　　　ここでやり取りしている間に、アナウンスが聞こえる。

09h05　Ｔ１中央にあるインフォメーションカウンターに
　　　　再度走り、空港職員と以下のやり取り。

　　　　a) ＣＸカウンターにいない。
　　　　b) 発見の連絡はないですか。（ない）

　　　　空港職員側から「甥っ子の写真はないか？」と
　　　　聞かれ、手元のデジタルカメラの写真を見せた。

　　　　その画像を空港職員の携帯電話で写真を撮って、
　　　　ターミナル中の空港職員にばらまくとのこと。
　　　　そして、再度アナウンスを流してもらえるとのこと。

　　　　私はＴ２に走る。

09h15　Ｔ２に到着。空港職員に聞いてみると、すでに甥っ子は
　　　　指名手配状態になっている模様だが、まだ見つからない。

09h20　私がＴ２のチェックインカウンターを探し、
　　　　やっと甥っ子を発見。

09h30　急いでＴ１に戻り、インフォメーションカウンターに
　　　　発見の報告とお礼を済ませ、さらに走ってＣＸ
　　　　カウンターで甥っ子の分のチェックイン完了。
　　　　荷物のチェックインは当初渋られたが、乗継無し、
　　　　液体無しと伝えたところ、預かってもらえることになった。

　　　　お礼もそこそこに、二人で走って、出国手続き、ゲートへ。

09h45　ゲートでセキュリティチェックを済ませ、
　　　搭乗予定の飛行機にぎりぎり乗れましたとさ。

◆４．予防措置
（１）治安が良いところでも初海外の人を一人にしない。
（２）その日、その日の服装を写真に撮る。

　→　当たり前ですね。

◆５．備考
（１）
　国または地域によっては、１８歳未満の子供を一人にするのは違法ですので、気を付けましょう。

（２）
　シンガポール・チャンギ空港でのＣＸチェックインカウンターは 2017/10/31 よりＴ４にて新チェックイン方式を導入しましたので、この旅行記を参考になさる場合には十分ご注意ください。