2016/08/06 - 2016/08/28
867位(同エリア1546件中)
歩さん
4月の大地震から3か月あまり。
代打撃を受けた阿蘇、そして熊本は一体どれくらいその歩みを進めることができたのだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
この写真は5月にボランティアで訪れた際の写真。
避難所には、日赤の医療チームによる診察テント(手術も治療もおこなわれる)が設置されていました。 -
トンネルは崩落し、さらには阿蘇大橋も崩落するという大打撃を受けた南阿蘇村。
これにより、村への交通手段が限りなく制限された状態になり、村民の生活は困窮を極めました。
公立の小中学校は入学式を終えたばかりという4月14日。
しかもこの村の中学校は統合したばかりという状況で、子ども達は学校に通うこともできなくなったということです。 -
阿蘇立野地区。ここは国道57号線沿いに集落がありますが、この国道が土砂災害により寸断され、また中心地区との主要な交通路である阿蘇大橋の崩落により、生活困難地域となりました。
8月の初旬、電気は通っているということでしたが、阿蘇大橋を使って送られていた水が、復旧できないままの状態でした。(写真は5月のものです) -
熊本の多くの市町村は、阿蘇山の伏流水の恩恵を受けています。
破損した水道管が戻れば水は元通りに…というところもありましたが、地下の水脈がかわったとかで、田んぼの水が枯れてしまったところもあったようです。
心配した南阿蘇村の白川水源は、嬉しいことに、おいしい水を湛えていました。 -
地震により、線路の復旧のめどが立たないところもあります。
南阿蘇村にある高森駅はしばらく運休状態でした。
最近になって、近くの駅との間を運航することができるようになりましたが、全線復旧のめどは立っていません。 -
高森駅の駅舎です。
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おそらく鉄道ファンでにぎわっていたであろう駅舎の中は、訪れる人も少なく、ひっそりとしていました。
でも、南阿蘇鉄道を愛する人々のメッセージがいたるところに残されていました。
四季折々の阿蘇の風景が列車の姿と重なる美しい写真展が開催されていました。 -
入ってくる列車の姿は見られませんでした。
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高森には、「れいざん」というお酒の蔵元があります。
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蔵元の写真を撮って帰る途中、偶然列車がやってきました。
トロッコ列車です。 -
近くには「高森湧水トンネル」というのがあります。
ちょっと行ってみました。
入り口には「負けんばい熊本」と、震災からの復興応援看板がありました。
震災後、熊本県内では、「負けんばい」「がんばるばい」という言葉や、応援に対する「ありがとう」の言葉が至る所に見られるようになりました。 -
奥に湧水トンネルがあるようです。
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とっても暑いこの日、トンネルの中はひんやりしていて気持ちよかったです。
くつろいでビールを飲んでいる人もいました。 -
南阿蘇の風景です。
実った稲の緑と黄色が、少しずつ復興に歩を進めようとしているのかな…と思わせてくれました。 -
自然の力は偉大です。
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山肌をアップで見てみると、痛々しい傷跡が…。
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ボランティアには県内県外問わず多くの方が訪れています。
みんなに愛されている阿蘇です。 -
水脈がかわると言えば、ここ熊本市内の水前寺公園も、一時水が涸れてしまって大変だったようです。
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奥に見えるのは富士山かなぁ…。
池には水が満ちていましたが、この池のどこかから水が湧いているらしいです。 -
水底を見ていると、辺りとはちがって藻がないきれいなところがありました。
ここから水が湧いているようです。 -
そして驚いたことに、近くを流れる川の水がとってもきれいでした。
熊本市内のにぎやかな場所を流れている川なのに、ここまで水が澄んでいるのかと感動しました。
神様も祀ってありました。 -
魚もたくさん泳いでいます。
川の中には、水が湧いているところがありました。 -
とても熊本中心部の街中の川とは思えません!
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近くの水前寺公園からの水も流れてきますが、この川底からも水が湧いているからこそ、魚が気持ちよく泳げる場所になっているんだなと思います。
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公園のそばに、ジェーンズ邸と呼ばれる建物があるということでいってみました。
しかし・・・本震といわれる2度目の揺れで崩壊してしまったそうです。
日本赤十字社の発祥の地とも言われているそうですが…。 -
ジェーンズ邸の前には、夏目漱石第3の旧居がありました。
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漱石は、何度も引っ越しをしたようですが、漱石の没後100年を記念して、熊本ではイベントを開催する予定だったようです。
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しかし、今回の震災で別邸が壊れるなどの被害もあり、急きょ、この第3の家を公開することになったと言うことでした。
壁には「則天去私」の掛け軸が…。 -
いろんな展示品がありましたが、「吾輩は猫である」の初版本?もありました。
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そして、熊本城。
かなりの被害を受けたお城は、高台から人々を見守っていました。
遠目には分かりませんが、石垣は崩れ、瓦も落ち、壁も壊れています。
でも、その風格は、威風堂々としていて、見ている者に勇気と元気を与えてくれます。
熊本を愛する人の力や、そこを訪れる多くの人々の力で、少しずつ熊本が元の姿に、いえ、もっと素敵な姿になっていってくれることを願っています。
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