迎日ビーチの夜！そして暑さとの闘いとなった慶州の良洞村

2016/08/20 - 2016/08/21

今年の夏は海で遊ぶということもなく、気がつけば秋がやってきそうな状態です.....
海水浴がしたいということではないけど、あわてて海に夏の思い出作りに行くことにしました。
今回は３年前に訪れたことのある浦項と慶州の良洞村に行ってきましたよ。
前回の浦項は明け方の滞在だったので、今回は昼の浦項を満喫♪
良洞村は.....
あまりの暑さに途中でリタイヤでした＾＾；
なので、もう少し涼しくなったら再訪したいですね。

エリア その他の都市(韓国)

遊覧観光を終えた後は、そのまま歩いて迎日ビーチへとやってきました。
浦項では7月末に韓国最大級の花火大会が行われるのですが、この迎日ビーチがその花火大会の会場となります。
夕方にはなっていたけど、まだまだ海水浴を楽しんでいる人達がいますね。

観光で訪れた人達も足だけ海に入って、海を満喫している模様.......

迎日ビーチの外れには巨大な砂山があって、無料でソリが可能です。
子供だけかと思ったら、けっこう大人もチャレンジしてましたよ〜

砂浜にはテントが並んでいます。
韓国では漢江とかでもそうだけど、宿泊というのではなく、どこにでもテントを張って日よけとして利用する人が多いですね。
そのせいかテントの保有率が高いんじゃないかと思います＾＾；

以前は見なかったように思うけど、ビーチ沿いにはこのような巨大なアート作品も！
ホント、数年で様変わりするので、たまに来ると目印とかも変わってしまっているんですよ〜＾＾；

こちらのイ・スンジン将軍の銅像は以前はなかったので新しく設置されたようです。
でもたしかイ・スンジンって統営とか南のイメージが強かったんだけど、ここ浦項にも縁があるのかな?!

こちらが海にそびえたつ迎日台です。
楼閣の上(２階)にも上がることが出来て、周囲はベンチのようになっているので、ここで休憩する人達が多いですね。

そしてその迎日台からの眺め(正面から右側を望む)
奥に見えているのはPOSCOです。
そう考えるとやはりPOSCOの規模がいかに大きいかわかりますね。

こちらは迎日台からの眺め(正面から左側を望む)
海の色が青くてボーっと風に吹かれながら眺めていたくなります.......

迎日台で涼みながら休憩をした後は、ちょっと小腹が空いたので、食べるものを物色〜(笑)
出来ればここに佇みながらチキンとビールといきたいところ！

そんな思いになるのはどうやら私だけではないのか、それともこの広告があるからそう思うのかわからないけど、移動式の広告車。
上にせり上がったモニターからはかなりの大音量でずっと焼酎のCMが流れています。
(でもこの車の近くでは販売はしていないんですよ)

そんな不埒な考えをしている私とは別に海の上では健全に(?!)水上レジャーを楽しむ人達。
海水浴場ですが、その外れでは水上バイク、水上スキー、ウェイクボード、バナナボートなどが体験可能となっていました。
この水力で上に上がるのはなんという名前になるんでしょうか？
これもスポーツなんですかね？？

迎日ビーチの辺りは飲み屋さんばっかりでおしゃれなカフェなどはほとんどないんだけど、ビーチの外れでようやく眺めの良さそうなカフェを発見！
暑かったこともありピンスをオーダーしました。
そしてピンスのプレートにあったのはコチラ！
｢あまりにも美しいあなたを歓迎します！｣だって(笑)
男性客にもこのシートで出すのかなぁ。
見てみたいです。

外に出ると特設ステージではコンサートが始まりました。
トランペットの演奏や、エアロビのダンス公演、そしてなぜか来賓の方の歌声披露まで......
やはり地方のイベントは奥深いです＾＾；

この日は宿を決めてこなかったので、ぶらぶらしながらネットで見つけた宿へと移動しました。
アメリカ帰りの女性が一人で切り盛りしているゲストハウスだったんだけど、同じドミに宿泊していた中国在住20年以上という韓国人女性とゲストハウスのオーナーと３人で屋上でお灸体験をしながら夜更けまでおしゃべり。
私は早朝出発だったのと、このところの熱帯夜で睡眠が乱れていたこともあってか、そのおしゃべりを子守唄代わりにうたたねしちゃいました＾＾；
夜風も気持ちいいぐらいで、思わぬリフレッシュ体験となりました！

浦項で迎えた日曜の朝。
早くに目は覚めたけど、辺りはまだシーンとしているので、ベッドでごろごろ……
オーナー手作りのヨーグルトと、同じ部屋の中国在住女性からのフレッシュピングレジュースをいただき、宿を後にしました。

こちらは市外バスターミナル。
まずはソウル行きのバスチケットを押さえておくことにしました。
日曜日は路線によっては夕方は満席だったりするのでね^_^;

午後のチケットを無事ゲットした後は、バスターミナル前から700番の座席バスに乗ります！

バスに乗ること約20分、目的地の入口で下車。
ここは慶州にある「良洞村」です。

と言ってもバスを降りてから2km歩いて初めて良洞村の入口になるので、炎天下の中を歩かなくてはいけません。
途中、歩いてきた道を振り返ったところ。
何もない一本道なので迷うことはありません^_^;

そしてようやく村の入口に到着！
この慶州「良洞村」は、安東「河回村」と共にユネスコ世界遺産に登録されました。

安東「河回村」同様、村に入るためには入場料(入村料)が必要です。
この「良洞村文化館」の先に券売所があります。

チケットを買って入村しても、あくまでも村の入口ということで、もう少し歩かないと集落にはたどり着きません！
途中、小学校が見えました。
こんな小さな村で子供はどのぐらいいるのでしょうか？

券売所から歩くこと8分ほどで、ようやく集落が見えましたよ~
実はこの｢良洞村｣も３年前に訪れているんですが、その後なかなか来る機会がなく、今回浦項に来るにあたって、前回同様セットで訪れることにしたんです。

前回は秋の良洞村だったけど、今回は夏の終わりということで、また違った印象ですね。
集落の中央には蓮池があるんだけど、ちょっと時期は過ぎていたからたくさんの蓮の花は見れませんでした。
画像で見ていた、集落を背景にたくさんの蓮の花が咲く光景は憧れの風景のひとつです。

その代わり、初秋を伝える唐辛子の姿です(笑)
本格的な秋を迎えると、収穫された唐辛子を道端などで干す姿が見られるようになるので、私にとっての韓国での秋の季語は＜唐辛子＞と言っても過言ではないかも?!

良洞村にはたくさんの両班の家や藁ぶきの一般住宅、そして学校などの施設が残されていて、その数約150軒以上！
全部見て周るには相当時間と体力が必要です。

なぜならこの良洞村は山の斜面に家があり、大きな家ほど山の上のほうにあるため、それぞれを見て周るには坂道を行ったり来たりしなくてはいけないんです〜＞＜
あまりの暑さでメインの書百堂は断念し、無忝堂と周辺の観光だけをしてきました。
すでに村では栗がなっていましたよ〜
それにしても暑い...... 暑すぎる！

ということで体力の限界に来ていたため、今回は２時間ほどの滞在で退散することに。
村の入口のおじさんにも、もう少し涼しくなったらまた来ます、と挨拶をして良洞村を後にしました。

行きはソウル高速バスターミナルから浦項高速バスターミナルを利用しましたが、帰りは浦項市外バスターミナルから東ソウルバスターミナルにしました。
ただ今回帰りに利用したのは浦項からソウル直通ではなく、慶州経由だったという.....＾＾；
なので、せっかく慶州から浦項に移動したのに、また慶州に戻る羽目になったのでした！
とはいえ、今回の１泊２日も暑い中、無理しないスケジュールでしっかり楽しんで来れたと思います。
次回は涼しい時期に行きたいですけどね(笑)