2016/08/23 - 2016/08/23
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j-ryuさん
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☆台風9号が房総半島に上陸し栃木、福島と縦断した翌日(8/23)にチャンス到来とばかりにふだんは水量の少ないガッカリ滝を巡ってきました。
当初の予定では羽鳥湖高原の明神滝に咲くオタカラコウを撮りに行くつもりでしたが、道中、そうだ!台風で増水したときが一番見栄えがするガッカリ滝も狙い目だとふと思いつき、羽鳥湖高原手前でちょっと『龍生の滝』に寄り道。
明神滝は増水し過ぎてイマイチでしたが狙いのオタカラコウは丁度見頃でした。
帰路にも少し寄り道して郡山市湖南町のガッカリ滝、中ノ入の『不動明王滝』へ。こちらは期待通りガッカリ滝が秀麗な美滝に大変身していました。
台風直後に滝めぐりだなんて無謀と思われる方もいるかも知れませんが、
さすがにいくら無鉄砲な私でも危険だと思われる滝へは行きません。
撮影中に急に増水しても逃げ場がある滝を選びました。
偉そうにうん蓄を語る模範生ではありませんが、
万が一のときを想定し逃げ道をシュミレーションしておくのがベストだと思います。(自戒を込めて・・・・)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆勢至堂街道・釈迦堂川源流の滝めぐり ルートマップ
※地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.252467/140.216789
龍生の滝へは天栄村八十内(やそうち)集落の十字路信号(国道118号&294号)を羽鳥湖方面に少し進み、集落内の村道を右折します。
右折して道なりに300m程進むと龍生集落で、集落内を右折し、道なりに少し進み左折すると龍生ダムへの林道になります。
道路標示などでは龍生(りゅうい)を竜生(りゅうい)とも表示していますが、同じです。 -
☆龍生(りゅうい)の滝
天栄村羽鳥湖高原の明神滝へ向かう途中、
ふと思い立ち寄り道した龍生の滝。
滝そのものは落差が30mあり立派なんですが
釈迦堂川に流れ込む小さな沢にある滝なので普段は水量が常に少なめ。
ガッカリ滝の典型ですが、さすが前日に台風が福島県を直撃しただけあって
まずまずの水量です。 -
☆2015/11/3 撮影の龍生の滝
昨年黄葉時の龍生の滝です。
通常の水量はこんなもんです(^_^;)。 -
☆龍生の滝
不幸中にも台風9号が直撃した割りには福島県ではそう大きな被害はでませんでした。
龍生の滝の水量もそう驚くほどは増えていません。
同じ福島県でも雨量はかなりバラツキがあった感じで
天栄村周辺はちょうどいいお湿りだったかも知れません。 -
☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
滝はその形態によって直瀑、段瀑、分岐瀑、渓流瀑、潜流瀑などに分類されます。
おおまかですが那智の滝や華厳の滝は直瀑、袋田の滝は段瀑、流星・銀河の滝は分岐瀑、竜頭の滝は渓流瀑、山形滑川温泉の滑滝などは滑滝、冨士白糸の滝は潜流瀑などに分類されます。
龍生の滝は?
上1/3は直瀑、真ん中は渓流瀑、一番下は二股に分かれた分岐渓流瀑。
このような複合型の滝は分類が難しいです(ーー;)。 -
☆龍生の滝
普段は水量の少ないガッカリ滝だからか、
地元でも龍生の滝の存在を知る人は少ないです。
龍生の滝が流れ込む“釈迦堂川”には渓流釣りの人が訪れますが、
林道沿いにあるのに、この滝を撮影している人にいまだかつて出くわしたことがありません。 -
☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
デコボコした節理状の岩盤を流れ落ちる滝は
そのデコボコした岩をお地蔵さんや、仏様に見立て
○○不動滝と名付けられることがありますが
龍生の滝は下流の龍生集落にちなんだ命名です。
龍生集落の観音堂にはたくさんに馬の絵馬が奉納されていて、
龍とはドラゴンではなく馬を指すのだそうな。
この周辺が馬の産地だったことにちなんだ名前のようです。 -
☆龍生の滝
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☆龍生の滝
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☆龍生の滝
まずまずの龍生の滝が撮れて満足満足、寄り道した甲斐がありました(^^ゞ。
さあ、本来の目的であった明神滝へ急ぎましょう。 -
☆天栄村 明神滝へのルートマップ。
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2876207,140.1168405,8778m/data=!3m1!1e3
明神滝へは天栄村羽鳥湖高原の118号線沿い大平集落からだと、
猪苗代湖方面に向う県道235号羽鳥・福良線( 馬入峠)に入ります。
道なりに2kmほど進むと明神滝の案内板があるので左折します。
また道なりに1kmほど行くと橋があり、その橋の右下に明神滝が見えます。
橋手前の路側帯に車4台ぶんくらいの駐車スペースがあります。 -
☆明神滝
明神滝の水量はかなり増水していました。
上段が今年8/2の明神滝で下段が今回8/23、台風一過の明神滝です。
途中立ち寄った『龍生の滝』の増水は程ほどだったので
明神滝もそこそこの増水だろうと思っていたら
今までにない増水ぶりでした。
大雨後でも滝の真ん中の岩壁が水没することはめったにありませんが、
今回は川幅全体から流れ落ちています。 -
☆明神滝
明神滝は滝の上か見下ろせるお手軽滝ですが、
橋の下にも降りられ、滝の直前まで行くこともできます。
が、今回一応橋下に下りてみたのはいいけど、
もの凄い滝飛沫が舞っていて、撮影どころではありません。
カメラがずぶ濡れになるので、1枚だけ撮って左岸に自生する
オタカカラコウ狙いで移動しました。
滝下流よりは左岸の方が滝飛沫は少なめです。 -
☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
滝の撮影には生憎でしたが、オタカラコウは一番の見頃でした。
オタカラコウは主に福島県南部〜九州に分布し、深山の谷川や湿った斜面に自生します。
福島県より北でもわずかに自生するそうですが稀なようです。 -
☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
明神滝では右岸にも左岸にもオタカラコウが自生していますが
右岸(見た目の左岸)の方が見栄えがいので橋下から渡渉し近づいて撮影するつもりでした。が、増水し渡渉は危険なので左岸から滝越しに望遠ズーム(200mm)で撮影しました。 -
☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
以前は我が家から車で50分ほどの福島県と茨城県境の八溝山麓に見に行っていましたが、一昨年の春に天栄村の立矢川渓流でオタカラコウの葉っぱらしい群生を見つけ何度も足を運びようやく開花を確認できました(^^♪。
立矢川に自生しているってことは、尾根一つ南隣りの黒沢や明神滝に自生していても可笑しくないはずなので、昨春に確認したらやはりオタカラコウの特徴的な大きな葉をか確認できました。
もう何度も訪れている明神滝ですが、オタカラコウの葉っぱは蕗(フキ)と瓜二つなので花が咲いていないと遠目では見極めはかなり難しいです。 -
☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
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☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
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☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
オタカラコウは天栄村では涌井の清水で少し見られますが、周囲では見られないので人為的なものかも知れません。
同じ県内とは言え、八溝山麓と明神滝周辺は直線距離で約50kmも離れていて
その中間にオタカラコウの自生例は聞いたことがありません。
風が種を運んだのか、鳥が運んだのかは分かりませんが
隔離分布の不思議です。
オタカラコウは花後に綿毛になりますが、タンポポの綿毛ほど浮遊力は無い感じなので風で50kmも飛んできたものなのか不思議です。
地球規模なら50kmなんて隔離分布とは言わないのかな(^_^;)。
いずれにせよ、隔離分布は相当な幸運が重ならないと
新たな自生地にはなりえないでしょうね。 -
☆メタカラコウ(雌宝香/キク科メラタカラコウ属)※撮影は7/20
メタカラコウは本州以南の主に深山の渓流沿いや湿った谷間に自生します。
蕗(フキ)に似たハート形の根性葉から50cm〜100cmほどの花径を伸ばし、頭状花を多数咲かせますが、舌状花(ハナビラ)は1枚か2枚、申し訳程度にあるか全く無く少々華やかさに欠けます。
近似種のオタカラコウに比べ華奢なことから雌宝香と呼ばれます。
花期はオタカラコウは8月下旬〜9月上旬ですが、メタカラコウは1ヶ月ほど早くより早く7中旬〜8月上旬頃です。 -
☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
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☆明神滝のオタカラコウ(御宝香/キク科メタカラコウ属)
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☆明神滝の青モミジ。
明神滝は増水しすぎて麗しい滝の撮影には不向きでしたが
オタカラコウは見頃だったのでそれなりに満足満足。
当初は次は東山大滝か立矢川の滝に行こうかと思っていましたが
この地域は予想以上の増水で滝の撮影には不向きだと分かり、
増水した方が断然見栄えのする郡山市湖南町中ノ入の不動明王滝に向かうことにしました。 -
☆鳳坂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
羽鳥湖高原から鳳坂峠を越える途中
道端のあちこちでクサボタンが見頃でした。 -
☆鳳坂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
台風7号が通過するまで雨がほとんど降らなかったせいか
日照り&水不足でかなり葉焼けしています。
2週連続で台風が来たので植物は一息つけたでしょうが
羽鳥湖ダムの水位はまだ1割程度。
徐々に回復はしていくでしょうが、北関東を含めこの夏いかに雨不足だったか
再確認できました。 -
☆郡山市湖南町中ノ入 不動明王滝へのルートMap
Google Mapより
※https://www.google.com/maps/@37.4347675,140.2341822,29626m/data=!3m1!1e3
羽鳥湖高原からは国道118号線を須賀川方面にくだり
国道294号との共用国道を左折し
2kmほど先で共用国道から左折し294号を勢至堂トンネル方面に向かいます。
勢至堂トンネルを抜けると郡山市湖南町です。
国道を猪苗代湖方面三代地区に入ってまもなく中ノ入集落への道を右折し(標識あり)、道なりに1kmほど進むと中ノ入集落に着きます。
集落内の二叉路の『ぶなの森遊歩道』の標識に従い左折し心もとない農道や林道を2kmほど進むと不動明王の駐車場に到着します。
農道は車がすれ違えない細いダート道なのでご注意ください。 -
☆郡山市湖南町中ノ入の蕎麦の道
中ノ入集落を抜け不動明王滝へ到る農道両側に一面の蕎麦畑が広がっています。
これら蕎麦畑の構図は不動明王滝の帰りがけに撮影したので
中ノ入集落が上、不動明王滝方面は手前側になります。 -
☆郡山市湖南町中ノ入の蕎麦の道
福島県は日本でも有数の蕎麦の産地で、特に会津地区は写真的にも有名な
蕎麦畑のビュースポットがたくさんあり、下郷町の猿楽台や南会津町の高杖高原が有名で関東方面からもたくさんのフォトグラファーが訪れます。
郡山市湖南町は行政上は郡山市ですが地理学的には会津に分類され
冷涼な気候が蕎麦の栽培に適している地域です。
中ノ入の蕎麦畑は規模的には猿楽台や高杖高原よりは小さいものの
観光地化されていない蕎麦畑で中通りからわざわざ遠出しなくても
素晴らしい蕎麦畑が楽しめます。 -
☆郡山市湖南町中ノ入の蕎麦の紅葉。 2015/11/3撮影。
蕎麦の収穫後、茎だけが残され秋が深まると茎が紅く紅葉します。
タデ科の多くは秋に赤く草紅葉になり
蕎麦もまたタデ科なので紅く色付きます。 -
☆郡山市湖南町中ノ入の蕎麦の道
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☆郡山市湖南町中ノ入の蕎麦の道
農道以外は電線も電柱も携帯の中継アンテナも一切なく、
田舎とはいえとても貴重なロケーションです。 -
☆不動明王滝入り口
中ノ入集落から農道&林道を走ること約2km、車で10分。
不動明王滝&ぶなの森遊歩道入り口の駐車場に到着。
無料駐車場に7,8台止められます。
昨秋建設中だったトイレも完成していました。
不動明王滝&ぶなの森遊歩道は⇒方向に歩きすぐ分岐点になり
不動明王滝へは見えてきた砂防ダム方向に進みます。 -
☆不動明王滝手前の砂防ダム。
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☆中ノ入 不動明王
砂防ダムの傍らに素朴な不動明王の石像があります。
地元では雨乞いのお不動さんとして信仰されてきたようです。
でも普段はかなり水量が少ない沢なので
豪雨や台風でも来ない限りご利益はめったに無いかも(^_^;)。
でも信仰とは心の拠り所なので私のように御利益が目的では不浄かも知れませんね。 -
☆中ノ入の不動明王滝
砂防ダムの脇を通り抜けると前方に不動明王滝が見えてきます。
一般的には『三代の不動滝』の方が知られているかも。
三代(みよ)とは1955年(昭和30年)に猪苗代南部の5村が合併して湖南村になる前の村の一つで、
中ノ入集落は三代村に属していたので三代の不動滝とも呼ばれます。
1965年(昭和40年)に郡山市が湖南村を合併し現在にいたっています。 -
☆中ノ入の不動明王滝
渓流沿いではタマブキ(玉蕗/キク科コウモリソウ属)がたくさん咲いていました。 -
☆タマブキ(玉蕗/キク科コウモリソウ属)
タマブキ(玉蕗/キク科コウモリソウ属)は関東以北〜北海道に自生し、湿り気の多い谷筋や山林に生え、高さ0.5〜1.5m、葉は大きく広卵形で、裏面は綿毛が密生し白みを帯びる。葉の付け根に玉状のムカゴができ、葉が蕗に似るのでタマブキと呼ばれます。
関東以西には葉の裏の綿毛が少なめのウスゲタマブキが自生し、
タマブキの母種とされています。 -
☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
滝の落差を伝える場合、華厳の滝のように1筋の直瀑なら落差は測りやすいと思いますが、段瀑や渓流瀑や複合瀑の場合どこからどこまでを一つの滝とするかで落差はかなり違ってきます。
中ノ入の不動明王滝も一般的にはこの写真の上段だけを不動明王滝とみなし、
落差5mと表示される場合が多いですが、下段の渓流瀑も含めると落差は10m近くになるし、今回は上段の上にさらに落差3m小滝があるのを見つけたので、
全部合わせれば落差13mとも言えます。 -
☆2015/11/3 撮影の不動明王滝
昨年秋の紅葉時に撮影した不動明王滝です。
これでも前日少し雨が降ったのですが、それでこの程度の水量です(^_^;)。
ぱっと見だと今回の撮影した滝と同じには見えませんよね。 -
☆中ノ入の不動明王滝
砂防ダムができる以前は主滝はもっと落差があったそうですが
砂防ダムにより土砂が少しずつ堆積し渓流瀑の流れが穏やかになり
主滝の滝壺も埋もれてきたとの話があるようです。
今は無いその滝壺に姫が身投げしたという切ない伝説悲話もあるようですが、
う〜ん、果たして本当に身投げできるほどの滝壺があったのでしょうか・・・(^_^;)。
伝説に突っ込みを入れちゃ夢がなくなりいけませんね。(反省) -
☆中ノ入の不動明王滝
普段は水量がチョロチョロのガッカリ滝とは思えない
とても秀麗な美滝です。
常時このくらいの水量があれば人気もでるでしょうが
いかせん普段のチョロチョロは寂しいすぎ(^_^;)。 -
☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝の不動明王?
2年前も台風一過の翌日に訪れ、
そのとき偶然見つけた滝の岩盤に現れた『憤怒の不動明王』
今回も健在でした(^^ゞ。 -
☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
不動明王滝の岩盤も節理でできているようで
節理状岩盤はみな黒光りする特徴があります。 -
☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
左岸の斜面からの構図。 -
☆中ノ入の不動明王滝
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☆中ノ入の不動明王滝
今まではこの高さからしか滝を見下ろしませんでしたが
今回はそれよりほんの1mほど高い位置まで登ってみました。 -
☆中ノ入の不動明王滝
そしたらどうでしょう。
今まで見ていた主滝が上段だと思っていたのに
その上にも小滝があるではないですか(@_@;)!
角度的にはこれ以上見えなくて残念ですが落差は少なくとも3mはありそうです。
その上はどうなっているのか気になりましたが、
急斜面を高巻きせねばならず今回は断念。
機会があれば調べてみたいです。 -
☆中ノ入の不動明王滝 フタマタアザミ(二岐薊/キク科アザミ属)
滝の周辺では福島県の固有種、フタマタアザミ(二岐薊/キク科アザミ属)が咲いていました。
フタマタアザミ(キク科アザミ属)は近年、福島県天栄村の二岐温泉で発見され
日本のアザミ研究の権威である、国立科学博物館の門田裕一先生によって新種と確認されたアザミです。
数年前その情報&写真を見たときは、えっ?あのアザミが新種だったの?
って感じでそのアザミは以前、旧大信村の隈戸川上流で見たアザミに似ていたんです。
フタマタアザミを知ってからはけっこうあちこちに自生しているのが分かりました。 -
☆中ノ入の不動明王滝 フタマタアザミ(二岐薊/キク科アザミ属)
フタマタアザミは一見、カガアザミやハナマキアザミ、ナンブアザミ、アズマヤマアザミにも似た印象ですが,草丈は1m〜1.5mほど、ひょろひょろとスリムで花茎はやや斜めに伸び二股や三股に分かれます。
蕾や花は小ぶりで細長く、総苞(ガクのような部分)が小さく(短く)あまり大きくは反り返らずネバネバするのが特徴なんだそうです。
総苞中片に膜状部があるそうですが、ルーペでも持参しないと確認できません(ーー;)。 -
☆天栄村二岐渓谷のフタマタアザミ(二岐薊/キク科アザミ属)
同じフタマタアザミでも自生地や個体によって総苞の色や反り返り具合が微妙に違うようです。
だだアザミ属は近似種が多く素人が明確に判別するのは難しいです。 -
☆白河市(旧・大信村)隈戸川のフタマタアザミ(二岐薊/キク科アザミ属)
-
☆中ノ入の不動明王滝 サワアザミ(沢薊/キク科アザミ属)
不動明王滝周辺ではサワアザミも咲き始めていました。
サワアザミは滋賀県以北の日本海側に分布し名前のように
山あいの沢筋や谷筋の湿った場所に自生します。
大きいものは草丈1.5mにもなりずんぐりと存在感があり
花はふくよかで下向きに咲き、葉は他のアザミよりやわらかく
種類が多く見分け辛いアザミ属の中では見分け易いと思います。
若葉の頃は山菜として食べることができます。 -
☆中ノ入の不動明王滝 『こだま・木霊』
川原に折り重なる切り株の白く小さなキノコが密生していました。
まるで『もののけ姫』に登場するリアル『こだま・木霊』のようです。 -
☆中ノ入の不動明王滝 『こだま・木霊』
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☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
中ノ入の不動明王からの帰り道、
勢至堂峠のあちこちでクサボタンが花盛りでした。
鳳坂峠のクサボタンは葉焼けしていましたが、
水分が豊富だからなのか、直射日光が多く当たらないからのか、
葉っぱが瑞々しいです。 -
☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
クサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)は本州の山地の林縁や草原に自生し当地では標高500mくらいから見ることができます。
名前は葉がボタン(牡丹)の葉に似るところによります。
でも、キンポウゲ科はボタンの葉に似ているものが多いし、
草牡丹はクサと言いながら草では無く半低木です(^_^;)。
クサボタンはボタンズルやセンニンソウ、カザグルマ、テッセン、クレマチスなどと同じセンニンソウ属ですが、他はみな蔓性ですがクサボタンだけは蔓になりません。
ハナビラに見えるのはガクで他のセンニンソウ属と同じです。 -
☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
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☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
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☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
クサボタンは雌雄別株で雌・雄株共に、雄しべ・雌しべがありますが雄株(写真上から5点)の雌しべの葯は貧弱で外観からは見えなく結実もしません。
雌株(写真下1点)の雌しべは充実し受粉すると結実します。
-
☆勢至堂峠のクサボタン(草牡丹/キンポウゲ科センニンソウ属)
雌株の雌花は結実すると羽毛のよう形になります。
これで台風9号一過後の滝めぐりは完結ですが、
なんと8/30に3週連続で台風がやってきます。
7号、9号で当地は大きな被害はありませんでしたが
10号は大型台風のようなので心配です。
どうか被害が出ないよう静かに通り過ぎてくれるよう願うばかりです。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
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