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最初の行動日として選んだのは、以前訪れたことのあるゲンメンアルプホルンで、全員(5人)一緒です。<br /><br />初日なので体力的にきつくない場所が第一条件ですが、スイスの山岳風景を代表するベルナーオーバーラント三山を、その中心地へ行く前に、まずは楽な稜線歩きで遠景として楽しんでもらおうというものです。<br />加えて、以前の旅行記に記した通り、2008年に行われたというスイス・ベスト・ハイキング・コースのコンテストで金賞を得たというコースを歩いてみたかったのもここを選んだ理由です。<br /><br />更に、もう一つここを選んだ理由を加えれば標高が低めな事でした。<br />今年は、例年以上に雪解けが遅かったようで、出発前からスイス各地のライブ映像の様子に気をもんでいました。<br />案の定、ジュネーブからの列車がヴァリス州へ入ると予想以上に残雪が目立っていました。<br /><br />でも、まさか2000M以下でアイゼンは要らないと思い持参しませんでしたが、ゲンメンアルプホルンから下山中、標高1900Mを切った辺りで、かなり急な斜面をトラバースするトレイルが残雪に塞がれていました。<br />端まで下って渡れないかと試しましたが、全員が渡れる自信が無く、止む無く百数十メートルを頂上まで上り返し、更に戻って、登ってくる登山者が何人かが見えたオーバーベルク(Oberberg)へ直接下る道に変更しました。<br /><br />天気予報は晴/曇でしたが、残念ながら小雨まで降りベルナーオーバーラント三山の遠景は叶いませんでした。<br />又、予定外の登り返しで仲間の体力を奪ってしまい、反省しきりの一日でした。仲間は良かったと言っては、くれましたが。<br /><br />でも、これまでのスイス歩きとは決定的に違った点があります。植物観察を兼ねているので歩くのがとってもゆっくりなのです。<br />加えて撮る写真が違います。 これまでは、山岳風景がほとんどだったのに、今回は、植物の写真が半分以上でした。<br />おかげで、この旅行記を書くにあたって風景写真が少なすぎて困りました。同行者に頼って風景写真を借用したのがアップが遅れた理由です。<br /><br /><br />尚、この地からの三山の景色は、天候に恵まれた前回の記事をご覧ください。<br />http://4travel.jp/travelogue/10343296<br />

84 Gemmenalphorn ゲンメンアルプホルン

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2016/06/26 - 2016/06/26

175位(同エリア728件中)

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いぶれす

いぶれすさん

最初の行動日として選んだのは、以前訪れたことのあるゲンメンアルプホルンで、全員(5人)一緒です。

初日なので体力的にきつくない場所が第一条件ですが、スイスの山岳風景を代表するベルナーオーバーラント三山を、その中心地へ行く前に、まずは楽な稜線歩きで遠景として楽しんでもらおうというものです。
加えて、以前の旅行記に記した通り、2008年に行われたというスイス・ベスト・ハイキング・コースのコンテストで金賞を得たというコースを歩いてみたかったのもここを選んだ理由です。

更に、もう一つここを選んだ理由を加えれば標高が低めな事でした。
今年は、例年以上に雪解けが遅かったようで、出発前からスイス各地のライブ映像の様子に気をもんでいました。
案の定、ジュネーブからの列車がヴァリス州へ入ると予想以上に残雪が目立っていました。

でも、まさか2000M以下でアイゼンは要らないと思い持参しませんでしたが、ゲンメンアルプホルンから下山中、標高1900Mを切った辺りで、かなり急な斜面をトラバースするトレイルが残雪に塞がれていました。
端まで下って渡れないかと試しましたが、全員が渡れる自信が無く、止む無く百数十メートルを頂上まで上り返し、更に戻って、登ってくる登山者が何人かが見えたオーバーベルク(Oberberg)へ直接下る道に変更しました。

天気予報は晴/曇でしたが、残念ながら小雨まで降りベルナーオーバーラント三山の遠景は叶いませんでした。
又、予定外の登り返しで仲間の体力を奪ってしまい、反省しきりの一日でした。仲間は良かったと言っては、くれましたが。

でも、これまでのスイス歩きとは決定的に違った点があります。植物観察を兼ねているので歩くのがとってもゆっくりなのです。
加えて撮る写真が違います。 これまでは、山岳風景がほとんどだったのに、今回は、植物の写真が半分以上でした。
おかげで、この旅行記を書くにあたって風景写真が少なすぎて困りました。同行者に頼って風景写真を借用したのがアップが遅れた理由です。


尚、この地からの三山の景色は、天候に恵まれた前回の記事をご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10343296

  • アクセスは、インターラーケン西駅からバスでベアテンベルクへ。そこからケーブルでニダーホルンの頂上直下です。<br />ですので、頂上近辺にはタウンウェアの観光客も多いです。<br />地図で、赤い線が、実際に歩いたコース、緑が『金賞』のコースです。<br />下の分岐では標識に釣られて東側を歩いてしまいました。

    アクセスは、インターラーケン西駅からバスでベアテンベルクへ。そこからケーブルでニダーホルンの頂上直下です。
    ですので、頂上近辺にはタウンウェアの観光客も多いです。
    地図で、赤い線が、実際に歩いたコース、緑が『金賞』のコースです。
    下の分岐では標識に釣られて東側を歩いてしまいました。

  • シュピース駅からのニーダーホルン

    シュピース駅からのニーダーホルン

  • ニーダーホルン頂上付近

    ニーダーホルン頂上付近

  • ユシュティ谷越しの稜線の窓、ジヒレ(Sichle)

    ユシュティ谷越しの稜線の窓、ジヒレ(Sichle)

  • コースは、概ねこのような歩き易い稜線上の散歩道 (Y氏提供写真)

    コースは、概ねこのような歩き易い稜線上の散歩道 (Y氏提供写真)

  • 岩にシュタインボックを見つけて撮ったのですが

    岩にシュタインボックを見つけて撮ったのですが

  • その先には、群れがいました。人慣れしていて近付いても全く動きません。

    その先には、群れがいました。人慣れしていて近付いても全く動きません。

  • 稜線から少し下った辺り。 (Y氏提供写真)

    稜線から少し下った辺り。 (Y氏提供写真)

  • キンポウゲの仲間、ラナンクルスを中心とするお花畑。(K氏提供写真)

    キンポウゲの仲間、ラナンクルスを中心とするお花畑。(K氏提供写真)

  • 農家のあるキューマッテ(1691M)付近

    農家のあるキューマッテ(1691M)付近

  • ヴァルデック付近まで下ってきました。(K氏提供写真)

    ヴァルデック付近まで下ってきました。(K氏提供写真)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • YOSHITOさん 2017/04/30 10:37:45
    お久しぶり
    久しぶりにアクセスしてデータが更新されているのを発見。
    元気になって再びスイスを訪ねているのに感激です。
    良かった!よかった!!
             2017年4月30日  yoshito

    いぶれす

    いぶれすさん からの返信 2017/04/30 21:07:24
    お久しぶりです
    YOSHITOさん

    ありがとうございます。
    なんとか、今のところは歩きまわれています。

    それで、今年も、男性3名で空便、アパートを予約済みです。



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