地中海に浮かぶ国、マルタ

2009/09/19 - 2009/09/27

イタリアの南に位置する3つの島からなるマルタ共和国。ピラミッドやストーンヘンジよりも古い巨石遺跡あり、十字軍の一団が造り上げた強固で美しいヴァレッタの街、マリンリゾートありのマルタは見どころいっぱいの国でした。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

首都ヴァレッタ観光はこちらの入口、シティゲートから。

はちみつ色のマルタストーンに統一された美しい建物が並びます。カラフルな出窓が印象的。

城塞都市ヴァレッタの海沿いを歩いてみます。奥の城壁の上に見えるのはアッパーバラッカガーデン。

グランドハーバー沿いにあるヴィクトリアゲートからふたたび街に入ります。

アッパーバラッカガーデンの展望デッキへやってきました。

アッパーバラッカガーデンから、グランドハーバーの眺め。対岸にはスリーシティーが見えます。

ヴァレッタは坂が多いです。

そして、たくさんの教会があります。

石畳も多いので、歩きやすい靴がよいです。

それからフンがけっこう落ちているので要注意です。

聖ヨハネ大聖堂。外観は質素ですが内部は豪華！日本語オーディオガイドが利用できるので、じっくり見て周れます。美術館ではカラヴァッジオの作品も鑑賞できます。

騎士団長の宮殿の中庭。

甲冑などが展示されています。

ヴァレッタのシティーゲート前は路線バスのメインターミナルとなっています。各地への観光はここが起点です。

イムディーナへ行くつもりが、バスを乗り越してしまい、ついでにとやってきたディングルクリフ。

美しい地中海と断崖が見られたので良かったです。

あまり人は見かけませんでした・・・

当初の目的地、古都イムディーナへ。メインゲート。

3つのゲートをくぐると。

細い小道が続く街、イムディーナ。とっても静かです。

聖パウロ広場の大聖堂。

素敵な小道。

古都イムディーナの外側に発達した街ラバトへも行ってみました。聖パウロ教会。

こちらは聖パウロのカタコンベ、地下墓地です。閉まっていました。

あくる日はブルーグロットと巨石神殿遺跡巡りへ。マルタではこのような見事なサボテン結構見かけました。

海岸沿いの景色。

波の浸食により造られた巨大なアーチ、ブルーグロット。マルタの観光スポットです。光を反射する海水が美しいブルーに。

小型のボートに乗って海上から見に行きます。洞窟の奥まで光が届く、晴れた日の午前中がベストとのこと。

澄んだブルーの海。きれいです。

ハジャーイム神殿。マルタのヴィーナスと呼ばれる石の女神像が出土したことで有名です。

人が行き来した出入り口かな？

遺跡保存のためテントで保護されています。

周りにも巨石がたくさん。

続いて近くのイムナイドラ神殿に行きます。白いテントが見えるあれがイムナイドラ。日差しをさえぎるものがないので、帽子必須です。

こちらの方が保存状態がよいです。

ドット模様。

巨石が整えられて積み上げられています。

遺跡めぐりの後は、にぎわいのある街、スリーマへ。ホテルやレストラン、ショップなどが多いエリアです。

バルータ湾沿いに建つマウント・カルメル教会。

マルタ島の北西6kmに位置するゴゾ島へはツアーで訪れました。30分程の船旅です。

ゴゾ島西部のタ・ピーヌ教会堂。

アズールウィンドウ。波の浸食で大きな窓のようになっている。

防衛上の要だった大要塞チタデル。

チタデルからの眺め。

翌日は巨大な地下神殿ハイポジウム見学です。ガイド付きツアーでのみ公開されているということで、事前にネット予約していきました。

入口で荷物を預けた後、薄暗い内部をガイドさんについて周ります。

ハイポジウム見学の後は近くのタルシーン神殿へ。

女性の石像や石の表面のうずまき模様が見られます。

メインストリートのリパブリック通り。銀細工やレースのお店が並び、観光客で賑わっています。


マルタ島は治安もよく、英語が公用語の1つなので、観光しやすい国だと思いました。
日本からの直行便はなく、ヨーロッパの都市などを経由しなければならないので、移動時間は長くなりますが。