ヨーロッパとアジアの交錯、イスタンブールとキプロス&アドリア海沿岸ドライブの旅：トルコ・南北キプロス・クロアチア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ旅行【３４】（2015～2016年末年始６日目４ アドリア海沿岸ドライブ２ 「美しきドブロブニク」）

2015/12/30 - 2015/12/30

年末年始休暇に有給を2日足してイスタンブールとクロアチアを中心に10日間の日程で旅してきました。
ヨーロッパの東の果て、見どころ満載のイスタンブールの雑踏と喧騒は、もはやヨーロッパではなくアジアのそれでした。
シリアなど紛争地域にほど近いキプロスは、事実上の分断国家にも拘わらず対立は表面化しておらず、むしろ平和で人々は普通に検問所を通って交流していました。
また、ヨーロッパの果てから一足飛びに飛んだクロアチア、ドブロブニクはアドリア海の真珠という別名に違わぬ美しさを見せ、初めての海外レンタカードライブでモンテネグロのコトルやボスニアヘルツェゴビナのモスタルなどこれまたすばらしい風景にも出合い、ドライブという新しい旅の形も無事遂行することができました。

日程は以下の通りです。

1日目（12/25）羽田発 ⇒ フランクフルト経由 ⇒ イスタンブール到着　午後～イスタン観光
2日目（12/26）南北キプロス日帰り観光
3日目（12/27）イスタンブール市内観光
4日目（12/28）イスタンブール市内観光　イスタンブール発 ⇒ ドブロブニク到着
5日目（12/29）ドブロブニク市内観光
6日目（12/30）（ドライブ）ドブロブニク発 ⇒ コトル市内観光 ⇒チャブリナ到着
7日目（12/31）（ドライブ）チャブリナ発 ⇒ モスタル市内観光 ⇒ スプリット到着市内観光
8日目（1/1） スプリット発 ⇒ ザグレブ到着市内観光　ザグレブ発 ⇒ フランクフルト到着
9日目（1/2） ヴュルツブルク・ローテンブルク・フランクフルト市内観光
10日目（1/3） フランクフルト発 ⇒ 帰国

今回は６日目4です。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場に戻り、ドブロブニクを経由して次の目的地というか、本日の宿泊地チャブリナを目指します。
朝食を取ったことやコトル湾のドライブ及びコトルの観光に思ったより時間を取られたため相変わらず予定より１時間遅れています。
（駐車場12:00 ⇒ 13:08ﾓﾝﾃﾈｸﾞﾛ国境）

来た道を戻るのは芸が無いですが、今回は安全策を取って幹線道を走ります。

それにしてもいい景色です。

岩礁の聖母教会はとても画になります。

快適なドライブです。
地元車はびゅんびゅん飛ばして追い抜いて行きますがこちらは慎重にゆっくりした速度で走行します。

事前情報ではモンテネグロは道路整備状況がまだよくないというのもありましたが、私が通った幹線道路については、舗装され快適に走れました。

ガソリンスタンドも日本のそれと変わりません。

コトル湾沿いから外れ、暫く行くとモンテネグロ側国境へ到着です。
（ﾓﾝﾃﾈｸﾞﾛ国境13:11 ⇒ 13:15ｸﾛｱﾁｱ国境）

国境を抜けるとこんな看板が。
日本の国道などにある「また来てね」的な看板でしょうか。

次はクロアチア側の国境です。

クロアチア側国境ゲートです。
行きはヒビって写真を撮りそこねましたが今回は撮りました。高速道路の料金所のようです。
今日はこれからこの「料金所」を何回か通ることになっています。
混雑も質問もなくあっさり通過です。
（ｸﾛｱﾁｱ国境13:18 ⇒ 13:52ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ展望台）

道路は標高を上げ、アドリア海沿いの山肌にへばり付くように走ります。
混雑はしていませんが、前方に大型車がいるとゆっくりめのスピードになります。地元車はどんどんそれを抜かしていきますが、対向車が結構来るので私はなかなか抜かせません。

出発点のドブロブニクが見えて来ました。
ドブロブニクの紹介写真によくある、この角度からも見てみたかったので、見ることができて感激です。

景色がいいところだといって、展望所や道の駅などないので、駐車スペースがあるところを探し、車を置いて旧市街を眺めます。
さすが「アドリア海の真珠」、画になります。

ロクルム島も旧市街の美しさに彩りを添えています。
（ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ展望台13:55 ⇒ 14:55ﾎﾞｽﾆｱ国境）

さて先を急ぎます。
今回はドブロブニク旧市街には寄らず、そのまま沿岸を北上します。
大きな斜張橋、フランジョトゥドマン橋を渡るとドブロブニクとはお別れです。

まだ14時半ですが、冬の欧州の日は短くもう西日が差している感じです。

道は整備されており、高所をアドリア海沿いに走るので眺めは素晴らしいです。
目移りすると事故につながるので注意しながら走行します。

日本では崩落防止の対策がなされるような崖もこのようにむき出しになっています。
地質が日本とは違い岩が堅いのか、安全基準が緩いのか、またはそのどちらでもあるのか、岩壁は特に手を付けられてはいないようです。

対岸はアドリア海に浮かぶ島でしょうか。
ドライブもいいのですが、ああいうところで日がなゆっくりとするのもよさそうです。