ランチ in 天理

2014/02/15 - 2014/02/15

塩辛蜻蛉(シオカラ・トンボ/仮名)は仕事の途中に、秋茜(アキ・アカネ/同じく仮名)もその日は大阪に居ました。

昼に待ち合わせて天理ラーメンを食べました。

エリア 天理(奈良)

• 旅行の満足度: 3.0
• グルメ: 4.0

その日、アカネは関西空港に用事があって泉佐野市に居ました。

大型トラック乗務員のトンボは、その日どこに何を納品したのか・・・失念してしまいましたが、大阪60%、兵庫20%、奈良10%、京都10%ぐらいの確率で巡行していた頃です。
取引先が泉佐野市だったら泉佐野市で待ち合わせたと思うので、大阪府泉佐野市ではない、関西エリアのどこかで静岡県行きの荷物を積んで帰るところだったと思います。

通称　「天スタ・ラーメン」の本店は西名阪自動車道と名阪国道の接続部分にあたる天理インターの下にあります。
道路が高架になっているので、その下にあるという感じです。

大阪から静岡に向かう西名阪の有料道路が終わって、無料の名阪国道に繋がるところにインターチェンジがあって、そこを流出して降りたところに天スタがあります。

天理ラーメンの流派というか、歴史というか、たどれば色々あるようですが、屋台から始まって現在でも屋台の営業を続けている「彩華」グループと、ジャズ喫茶のまかないから始まったフランチャイズの「天スタ」グループのふたつの大きな流れがあります。

天スタ　http://www.tenrisutaminaramen.com/index.html#TOP

彩華　http://www.saikaramen.com/

アカネが天理に住んでいた頃に通ったのは彩華の方ですが、トラック乗務員ご用達は天スタの方です。

と、いうことで・・・その日は天スタ本店で合流しました。

店内には座敷席やテーブル席もあります。

カウンター席に並んで座りました。

カウンター席は黄色いビニール製のヒサシの透過光で食べ物が黄色く見えるので、撮ったラーメンの写真が黄色くなってしまいました。

こんな感じ。

まるで黄色いラーメンのようですが、これは黄色いビニールを透過した光の加減でこんな風に見えるのです。

天スタの公式HPを参考にしてください。
http://www.tenrisutaminaramen.com/menu.html

旨辛キムチ味の具だくさんラーメンが　「天理ラーメン」の定番の味です。

中毒性のある味で、天理ラーメンに親しんだら時々天理ラーメンを食べるための里帰りをしたくなるほど個性的なラーメンです。

アカネには10代、20代の青春期を過ごした懐かしい味です。

この天理スタミナラーメンの本店がある天理市櫟本町(てんりし・いちのもとちょう)は、関空行きの高速バスの停留所がある場所です。

奈良交通バスの「国道櫟本」(こくどういちのもと)という停留所と、高速バスの「天理櫟本」という停留所は、すぐ近くです。

奈良交通のバスに乗って「国道櫟本」で降りると、時々「高速バスにのる方ですか?」と声をかけられます。

その付近に高速バスの案内スタッフが待機していることがあるからです。

面はストレートの中太麺、長崎ちゃんぽんのリンガーハットの麺を、もう少し細くしたような感じです。

刻んだ野菜をキムチと一緒に炒めて、スープを溶いて麺を投入した感じのラーメンです。

食べると病みつきになる味です。

豚キムチ味ともちょっと違う感じです。

黄金色に見えますが、これは黄色いシェード(ひさし)から黄色い光が差しているからで、自然光の下では全体的にオレンジ色のラーメンです。

濃厚ですが、意外にサッパリ。

でも、食べてから人に会うと　「昼に天理ラーメン食べたでしょう?」　と言われるかも。

二人で食べれば気にならないけれど。

こちらは餃子や一品料理の調味料。

こちらはラーメンに添加する用のニンニクとトウバンジヤンです。

こんなの入れたら、ますます天理ラーメン臭が・・・。

でも好きな人は増量するでしょうね。
ベースのラーメンはマイルドな味付けですから。

ニンニク

豆板醤

食べ終わり、短いランチのデートは終了しました。

トンボ君はトラックに乗って静岡県へ帰っていきました。

アカネちゃんは・・・天理市内にある定宿へ。

これは「天理親里郵便局」です。
(てんりおやさとゆうびんきょく)

この時この郵便局が建て替えられることを知っていたら中に入ってくまなく写真を撮ったのになぁ。

後日(半年ぐらい後で)行ったら、改築工事をしていた!

この郵便局は大正時代か昭和初期のままの内装で、とても風情があったのに。

残念。

こちら、天理教本部といって天理教の総本山です。

写真の左下部分を見ると雪が残っています。

天理はとっても寒いのです。

温暖な静岡生まれ、静岡育ちだったアカネが若いころに住んだ町ですが・・・早朝に玄関掃除をしたあとバケツの水を撒いたら、それが凍ってビックリ!

静岡では、そんな現象見たことがありませんでしたので。

※　静岡では水が自然に凍るのを戸外で見ることは滅多にないのです。
　　冬の深夜・早朝でも零下になることが少ないのです。

若いころに暮らしていた施設に泊まりました。
全国各地から天理市に来た天理教信者のための施設を詰所(つめしょ)と呼びますが、こういう施設が天理市内には100棟以上点在しています。

空いているからと、二間つづきの大きな部屋をあてがわれました。

広すぎて寒々しいので、狭い方の部屋にお布団を敷いて就寝。

宗教法人の施設で・・・一泊1000円。
夕食250円です。

天理市内にある他の詰所のシステムがどうなっているのかは知りません。
わたしはこの詰所しか知らないので。

250円でどんな夕食が出てくるのかというと、その時のある食材を料理したものが出てきます。

この日は、わたしがどっさりと食べ物を持って行ったので(寄付)それが出てきました。

天理に安く泊まりたい人は、地元の天理教の教会で尋ねてみてください。

チョット勇気がいると思うけど、とって喰われることはないですからね(w

--- おしまい ---