哀愁のポルトガル 2016 Vol.5　- ポルトガル南郊の町に建つパルメラの城

2016/07/19 - 2016/07/19

リスボン5日目

今日はリスボン南郊の町、パルメラ旧市街の丘の上に建つパルメラ城を訪れます。

8-9世紀頃、イスラム教徒のムーア人によって城が築かれ、その後、15世紀にサンチャゴ騎士団により城壁内に官邸や教会、修道院などが建てられ騎士団の本部となったパルメラ城

テージョ川とサード川の間に位置する戦略上の要地だったため、 イスラム教徒とキリスト教徒の間で激戦が繰り返されたそう

城からの見晴らしが良いと聞き、高所好きなゴア一家は喜び勇んで向かいます

□7/14 (木）成田ードバイ　　
□7/15 (金）リスボン着
□7/16 (土）リスボン市内観光　　　　
□7/17 (日）シントラ、ロカ岬　　　
□7/18 (月）オビドス　　　　　　
■7/19 (火）パルメラ城 ■■今ココ
□7/20 (水）特急で南部の町アルブフェイラへ　
□7/21 (木）リスボンに戻りオリエンテ駅周辺を散歩＆ショッピング
□7/22 (金）オープントップバス（Hop on Hop Off Bus）で市内観光　　　　　　後、空港へ　リスボンードバイ経由で成田へ出発
□7/23 (土）成田到着

エリア リスボン(ポルトガル)

リスボン５日目
ホテルレアルパルケでの朝食

同じメニューが続くとちょっと飽きる

デザートは日替わり　
今日はパイ

普段は朝は殆ど食べないのだが
ビュッフェだとついつい食べてしまう
体重が。。。

朝食後、オリエンテ駅のバスターミナルへ

バス乗り場に行ってみたが、時間になってもバスは来ない。。

他のバスの運転手に聞いてみると、次のバスは1時間後だと言われた
えっ　なんで！？
日本で調べてきた時刻表通りにはいかなかった（涙）

仕方がないので、隣のショッピングセンターに行ってみる

ヴァスコダガマ　ショッピングセンター
オリエンテバスターミナルからは地下でつながっているのだが、
それに気づかず地下からわざわざ１Fに上がり、横断歩道をフラフラ渡る3人

1時間後、バスに乗りこむ
ガラガラの車内
運転手さん、安全運転をお願いします

もうすぐヨーロッパ最長の橋を渡る！

ヴァスコ・ダ・ガマ橋 (Ponte Vasco da Gama)
全長１７．２キロ

海のような広大なテージョ川

こんなに長い橋、渡った事ないなぁ。

自分達がいたオリエンテバスターミナルが遠ざかる

ボートがたくさん

対岸はもうすぐ

対岸の町
バスの中からの1枚

オリエンテバスターミナルから約1時間で到着

この町の名前は
「パルメラ」

自然に囲まれた町　パルメラ

あの丘の上にあるパルメラ城が今日の目的地

期待していたタクシーは1台もいない
さぁて、ここからどうやって目的地のパルメラ城に行こうか。。？
バスの待合所に、とりあえず行ってみる
窓口には、係員は誰もおらず。
うーん、困った。。
先ほど乗ってきたバスに戻り、運転手に聞いてみよう。

バスの運転手さん、バスから降りて現地の人に聞いてくれた。
丘の上のお城までいくコミュニティバスがあるらしい。
バス停の時刻表まで一緒にチェックしてくれた
どうやらコミュニティバスは10分後に来るようだ
良かったぁ！と一旦安心するも、10分過ぎてもコミュニティバスは来ない。
先程のバスの運転手さん、またバスから降りてきた

運転手さん：「あと５分待ってもコミュニティバスが来なかったら、歩いてお城まで行きなさい。歩いても行ける距離だから」
それを言うために、わざわざバスを降りて歩いてきた運転手さん
なんて親切な人なんだ！

この方が優しいバスの運転手さん
数分後に、リスボンに戻って行った。
休憩時間に、色々歩き回らせてしまってごめんなさいね！
ありがとう、運転手さん

パルメラのバスターミナルにあるミニバスの停留所
ミニバスの周遊するポイントが記載されている

幸運な事に、数分後にコミュニティバスがやって来た
バスというよりバンと言った方がいい位の大きさ

乗車料金を聞くと、なんと「無料」だと！
そんな事って、あるの？

乗客は現地のおばさま＋謎の東洋人家族（私達）

公園を通りすぎる

狭い道もへっちゃら

外は物凄い暑さ
歩いて上るのは無理だった気がする

教会が見えてきた
お城まではもうすぐ

観光客は殆ど見かけない

坂道をぐんぐん進む

現地のおばさま　ポルトガル語＋ジェスチャーで、色々アドバイスをしてくれる。
やたら「上る」ジェスチャーが多いので、たぶん階段か坂道があるのだろうか？

おばさま、アドバイスをありがとう♪
そして無料のミニバス、本当に助かった
帰りもまた乗せてね
バイバーイ！

パルメラ城の入口

おばさまの言ったとおり、坂道を上る
ええっ、おんぶ！？（注記：息子１０歳）

とうとう来たよ　パルメラ城

あまりの暑さに、ここに辿り着くだけでヘロヘロ
パルメラ城にはポサーダ（国営ホテル）が併設されている
まずはひと休み、ひと休み

ポサーダ（国営ホテル）の中へ
建物内はひんやり
あぁ生き返る♪

薄暗い廊下　
好きな雰囲気

回廊が美しい

元々は修道院だった
改修して現在のホテルに

静かな館内

調度品の数々

家具や絵画をじっくり鑑賞してしまう

お腹がすいたぁとウルサイ息子
そろそろレストランに入りましょう

出てきたパンじ噛り付く息子
これこれ、マナーは？
たしなめても、聞きやしない（笑）

既に３時近く
１組だけカップルが食事していたが、そのカップルも帰り
貸切状態

料理が運ばれて来た

きのこのリゾット

チキンサラダ

シーフードパスタ
ちょうど良い量でした

広ーい部屋に私達３人のみ
こら息子！
「ワワワワ」と声が響くか実験するの、やめれー

レストランの中の絵
この絵の中に、犬に混じって四つん這いの人間が１人だけいたのでドキッとした。

他のお部屋もちょっと拝見
キルトで出来ている絵画

旦那さんが撮った１枚
これは何？

こちらの画像を削除しようと３回位削除ボタンを押したが、何故か削除できなかった。
単なる偶然！？

宿泊者はここで食事をするのかな？

中庭

レストランの中に美術館があるような素敵なポサーダ（国営ホテル）でした

すぐ隣がパルメラ城

イスラム教徒とキリスト教徒の間で激戦が行なわれたという地

解説は英語のみ

階段を上がる前の景色

階段を途中まで上った場所での１枚

思った通りの良い眺め

脳が痺れる程暑い

遠くに見えるのは海？

途中、暗い防空壕のような場所へ出る

敵を見張っていたのだろうか

結構急な階段もある

そして階段を登りきると

やっと頂上へ

畑？

先程食事をしたポサーダ

セトゥーバルの街が見える
遠くにうっすらと見えるのはトロイア半島だろうか？

パルメラの町

内陸の緑、町並み、海
こんな景色の良い所でかつて激しい決戦があった

激戦の後、12世紀にアフォンソ＝エンリケス（後のポルトガル王アフォンソ1世）がこの城を奪還した。

ゆっくり階段を下りる

パルメラ城、かつては激戦の地であった場所
現在は美しいポサーダ（国営ホテル）もあり、素晴らしい景色に美味しい食事を楽しめる場所となっています
暑かったけど、落ち着ける場所でした

パルメラ城を出てミニバスを待つ

バス停でただ待つのは暑いので、道を少し下ってみる
緑のトンネルのお陰で少しだけ涼しい

だから、やめれって
偽ジュリー（沢田研二さんすみません）

ミニバスが到着
帰りも無料！
このコミュニティバスがなかったら、パルメラ城には行けなかったでしょう。

パルメラの町のバス停で30分位時間をつぶした
やっと、リスボン行きのバスに乗車

このバス
暑いーーー！！！
エアコンが切れている
申し訳程度に天井部分が開いているが、それだけでは涼しくない
行きのバスは涼しかったのにィー・

車内の暑さに朦朧としながら、帰りも長い橋を渡る

オリエンテ駅に着いた
もう、エアコンが壊れたバスはうんざりです。。
涼しさを求めて隣のショッピングセンターへ

ここ数日、世界遺産やらお城やら古い物に囲まれていたので、近代的なショッピングセンターを見ると、何故か安心する（笑）

フードコート

どのお店も美味しそう

ポルトガル料理、ピザ、ハンバーガー、中華、寿司等多様な種類のお店が並ぶ

息子も私も優柔不断
なかなか食べる物が決まらない

デザートもいいなぁ

グリルのお店に入ってみた
サーモンやビーフを選んでグリルしてもらう。
クルトンやソースが山盛り積んである

ビーフステーキ目玉焼き乗せ
（ポルトガル語での名前があるはずだが、わからない　スミマセン）
息子はサーモンのグリルを注文

旦那さんは明日帰国
お土産を買いにショッピングセンター内のスーパーへやって来た
このスーパー、広すぎる

お土産になりそうな可愛いパッケージのお菓子は、残念ながらあまり見つけられなかった。
自分の家用に食材を沢山買い込み、本日は終了

Vol.5 完