真夏のポーランド周遊記（ブロツワフ編）

2016/07/11 - 2016/07/11

ワルシャワから飛行機で1時間のブロツワフの街を日帰り旅行でブラブラ。
小人を探しながら歩ける楽しい街です。

エリア ブロツラフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ワルシャワ中心部から　175番のバスでフレデリックショパン空港へ。
国際線と国内線は同じターミナルで、搭乗案内の画面にも同じように出てくる。

空港で飛行機を待っていると、ブリッジの下にバスが止まる。あれ？もしかして・・・

ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港

やっぱり、極小機でした。しかもプロペラ機。
7：40発→8：35着　のあさイチの便で、ビジネスマンでいっぱいだった。
LOTのHPから予約したけど、片道5800円。もちろん、預入荷物25ｋｇまで預かってくれるし・・・、なぜこんなに安い？運航は子会社みたい。

途中で下を覗くと、畑しか見えない。

ブロツワフ空港に到着。結構新しい空港だけど、基本的にガランとした雰囲気。
ターミナルの建物を出て、右側に歩いていくと市内行きのバスがいた。406番だった気がする。
仕組みはワルシャワと一緒で、バスの中の券売機でチケットを買う。今日はトラムとかを使うので1日券を購入。

ブロツラフ ストラホビィツェ空港 (WRO) 空港

バスで30分ぐらいたつと、ブロツワフの街中、ブロツワフ駅に到着。そのまま街に行く人はもっと手前で降りればいいんだけど、私は駅のコインロッカーに荷物を預けたかったので、駅まで行くことに。
新しい建てられた、お城みたいな形の駅舎。結構立派です。

ヴロツワフ本駅 駅

建物の真ん中から中に入り、そのまままっすぐ進むと、ロッカーのマークが。
しかし、行ってみると全部埋まってて、みんな順番待ちをしている。

あきらめて、駅のインフォメーションでほかにロッカーはないのか、と聞くと、
駅の左端（線路に向かって）に同じような通路があってそこにあると。

もう一つの通路を進んでみると、通路の真ん中にロッカーが見えた！

しかし、すべていっぱいで埋まっている。ので、諦めました。
炎天下の中、およそ10?のバックパックと一緒に歩くのは・・・あまりやりたくないけど時間がもったいないので、町に移動することに。

ちなみに、コインロッカーを利用するには12ズロチとかサイズによって値段はまちまちだけど、コインの準備をお忘れなく。

トラムに乗って、まずは街のはずれにある教会へ。

橋のたもとでトラムを降りて、砂上の聖処女教会の方に渡ろうとすると、岸の下に何かが・・・

砂上の聖処女教会 寺院・教会

初めて見つけた小人（ドワーフらしい）川岸で2人でなんかしてます。

ちなみに、ドワーフを積極的に探したい人は、赤い有料のマップを買うのも手なんだけど、
インフォメーションで無料で配っている左の黄色い方が便利。
中央右がその中の拡大図。
なぜかというと、トラムの番号、トラムの駅（トラムライン上の赤丸）、小人の位置（砂上の聖処女教会の下にあるマーク）すべて乗っているから、これがかなり役に立った。地球の歩き方のマップにもトラムの駅の場所は描かれていないし、小人の位置も、有料のやつよりわかりやすい。

洗礼者ヨハネ大聖堂に到着。暑い。

洗礼者ヨハネ大聖堂 寺院・教会

中に入ってみると、ひんやりとして、荘厳な感じ。
普段ならわたーに登れるのだけど・・・工事中だって（T＿T）
残念でした。

洗礼者ヨハネ大聖堂から砂上の聖処女教会の方に渡る橋。
手すりのところにビッシリと鍵がついてる。

トラム沿いを街の方に少し戻ると、左手になにやら賑やかな建物が見えてきたので寄ってみた

ハラ タルゴワ市場 市場

地元の市場でした。フルーツとかがビッシリ。暑いのと、重いので、集中力がない。

とりあえず、歩いて町の中心部に行く。これが有名な元市庁舎。素敵な建物。今は博物館になっているのだけれど・・・月曜休館日です！！

市庁舎 建造物

市庁舎の周りの建物も色とりどりでとってもかわいい！！
ポーランドにきて思うのは、建物の色使いか最高にかわいい。センス抜群。こんなに色とりどりなのに、ちぐはぐ感が全然ないの。

ここが今回の救世主。ヴロツワフのインフォメーション。
先ほど紹介した、ドワーフの地図を買いに来たのだけれど、ついでに聞いてみた。「駅のロッカーがいっぱいだんだけど、他にこの辺に荷物を預けられるところない？」って。そしたら、「うちで預かってあげるわよ」って。サラッと。てっきりそういうサービスでお金払う気満々でいたら、そんなんじゃなくて、「こんな暑いのにそんなの背負ってたら死んじゃうし、町を楽しめないわ！」って。なんて素敵なの！で、メモに名前を書いただけで預けてきた。ありがとう！！！
もちろん、帰ってきてからお土産何個か買っていきました。

観光案内所 (ヴロツワフ) 散歩・街歩き

重荷から解放さると、あとは暑さだけ。さっきは見つけられなかった小人がどんどん出てくる。

けど、朝からほとんど食べていないので、まずブランチ。
ジャガイモのパンケーキにキノコのソース。
この旅で一番おいしかった部類の食べ物です。
市庁舎を臨む広場に面したお店で、ビールの蒸溜所もやってるみたいでした。

Browar Złoty Pies　

いろんなところに

お茶目な小人がたくさん

わざわざ探すよりも、ふと出会う方が楽しいかも！

市庁舎の隣に下を出した熊が。なんの意味があるのだろう？？

雨どいが竜。でもなんかちょっと間抜けた感じ。

まだ時間があるので、ブロツワフ旧市街からちょっと離れたシチトゥ二ツキ公園へ。
トラムは何番が何分後に来る、という標識が出てるから便利。「２，４，１０」の一番最初に来るのにのればOK。20分ぐらいトラムに乗ります。

公園の中に立つ、Hala Stulecia 百年記念ホールです。
一応世界遺産。ポーランド人の友達に聞いたけど、え？ブロツワフに世界遺産なんてあったけ？？というぐらいマイナーなやつ。

ヴロツワフの百周年記念ホール 現代・近代建築

中も見学できるんだけど、実は、私の目的はここではないのでスルー。

通り抜けたところにある噴水広場は涼しげ。ショーもやっていて面白そう、だけどここもスルー。

通り抜けたところにあるOgrod Japoski。日本庭園です。1913年にガーデニングアート博覧会の一部として作られたらしい。現地資料によると、アライ・マンキチさんが庭師として立ち会ったとか。

シチトゥニツキ公園 広場・公園

日本国旗も掲げられている。

入園料3ズロチ。「白梅園」のゲートをくぐる。

ちょっと不思議なかんじだけど

日本庭園と呼べなくもない。

ちょっとお茶室っぽい建物や石灯籠

ｺﾞｳｺﾞｳ滝が流れていたりするから規模は大きい。

最後は、なんか関所みたいなゲート

街に戻るとヒマワリもって浮かれている小人に出会う。
みつけると、ちょっとクスっと笑えて幸せになれる小人の街、ブロツワフでした。

ブロツワフの駅に戻り、駅舎を通り抜け、線路の向こう側に出るとバスターミナルがあるはずなんだけど、あれ？工事中。
矢印で臨時のバスターミナルあちら、とある。

位置情報は工事中の場所。そこからワンブロック左に進むと臨時のバスターミナルが。そして、何番乗り場にどのバスが来るのかさっぱりわからん。
トイレは有料のトイレがあります。小さな売店とかもあるけど、めちゃ高いので街で買ってくる方がよさげ。

赤い二階建てのバスがPolskiBus。あんまりエアコン効いてなかったけど、二階はガラすきで、横になって眠れたからよかった。Wifiフリーだった気がする。
クラコフまで2時間半、12ズロチ（約360円）。マジっすか！？交通費が安いのはうれしいが、安すぎるとどうしても不安がどうしてもついくる。いや、どもこのバス会社、結構メジャーなところだと思う。

インターネットでチケットを予約できます。
http://www.polskibus.com/en/index.htm

バス (ブロツラフ) バス系

バスの中も真っ赤。
ちなみに、ポーランドのバスの座席は狭い。日本とかわらないか、それより狭い。特に前後の間が狭くて、私なんかはいいが、巨体のおじさんや、お兄さんはつらそう。