フィンエアーを使っての帰国: ロンドンー日本 ヘルシンキ経由往復

2016/01/12 - 2016/01/18

ロンドン行きというか
欧州から日本に行くには幾つかの選択がある。

①直航便（日系あるいはBA）
②経由便

東京近郊に用事がある場合や、羽田や成田空港からの乗り継ぎが良い場合は、
迷わず①の選択をするが、
今年の冬に帰国した際は、通常使っているBAの
「往路の中部国際空港への乗り継ぎが悪く」
「復路は大阪から」と言う条件であった為、久しぶりに
フィンエアーで日本に帰国してみた。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

フィンエアの最大の特典？は
乗り継ぎ時間が少なくても大丈夫な点とも言えるのではないだろうか？
なので「乗り継ぎ便」ではあっても
最短40分と言う、信じられない短い時間で次のステップに迎えるのはなんともありがたい。

マイナス30度であろうと
吹雪であろうと、
問題なく運行していいるヘルシンキ空港は頼もしいが、

問題は、ロンドンで少しでも雪が降った場合。

2センチの積雪でも電車の運休や（スタッフが空港に来れないから）飛行機のキャンセルは当たり前のヒースロー空港なので、冬の渡航は余裕を持ったスケジュールで、乗り継ぎ予約を取った方がベターである（経験者）。

ということで、前置きが長くなったが、
1月の渡航は約１時間40分の乗り継ぎ余裕をもたせての予約。

ロンドンーヘルシンキ間は
フィンエアーかBAの選択がある。
自分は飛行機の時間の関係上フィンエア。
機内サービスを考えるとBAの方が良かったのかも？
事前に席予約をしたのに、勝手に変えられていたし。

ちなみに
フィンエアーで飛ぶ場合
ヒースローはターミナル３ですが、
BAでのフライトもターミナル5ではなく3から。

《ラウンジ使用》

フィンエアー便は
NO1 LOUNGE

https://no1lounges.com/service/airport-lounges/no1-lounge/london-heathrow/terminal-3

ラブリーと女子が感じられるであろう、スイングチェアがあるラウンジ。 一昔前までANAさんも使われていたラウンジ。

BAの場合、通常
の Galleries Club Lounges
が使えるはず、、

もし数カ所のラウンジ使えるケースがあっても
お酒を飲みたい場合は迷わずこっちを選択するであろう。
実は久々のターミナル３であった。
最後に使ったのはJALを使った時。

ラウンジの写真は残念ながら無し。
まさか、このサイトに載せるとは考えても見なかったので
飛行機の中とかも撮っておらずすいません。

フィンエアー欧州便では確か食事の機内サービスとか
は有料。 まあ3時間だからね。

空港にオンタイムで到着。
雪降ってます。 気温マイナス10度くらい。
ここで皆さんに是非お伝えしたい事が、、

欧州便で乗り継ぎの場合、
飛行機は沖止めでバスでゲートまで移動か
ゲート近くに停めて
「歩いて」移動となるパターンが多い。

この日も雪の中、凍った階段をそろーりと
降りながら、歩いて移動。 その間本の5分-8分くらい何だろうが、
心の準備と防寒着が無いとキッツイっす。

空港に着いたら、何のセキュリティーチェックも無いまま
そのままゲートに向かえますが
この日は乗り継ぎまで1時間半はあったんで、
ラウンジでまったり。

ラウンジのスナック類は
フィンランドだわーっていう食べ物も多く、(パンとかケーキ類とかも) ぱっと見面白いけれど、こーいった食が苦手な場合キツイかも。

食べ物はセルフサービス
アルコールはスタッフに頼む形である。

自分はもちろんアルコール。
と、ニシンの酢漬けかなんかの酒のつまみを持って
まったり。
ラウンジの奥の方は照明も抑えていてムードあります、が
うっかり寝ちゃいそうで怖い。

仮眠室も横にあるくらいの暗さ。

【今回往路は Economy Comfort seat 】

写真が無くて非常に申し訳ない。
普通のエコノミーとどう違うのか？？ 少しピッチが広いと言う事らしいが、正直バルクシート前以外は見た所そこまで違うかなあ？
といった印象。
普通のエコノミー席に追加料金を出して取るべきか？
と聞かれたら、

「バルクシート前なら出す価値はある」

あるいは

「エコノミーが満席に近く、economy comfort が、がら空きならば
取る価値はあり」

と答えるであろう。

エコノミーががら空きであれば、正直4人掛けシートを占領できるのであれば、そこで横になれた方がウンと楽だし。
ちなみに自分の場合は、最初バルクシート前を予約しておいたが、
Economy Comfort seats の4人掛けシートが、結構空いていたので、
乗る前に変更してもらい、一人でゆったり使わせて頂きました。
ま、エコノミーも1/3くらい空いていたから、追加料金払って途中から席を変わる人もいなかったからラッキーでした。
前列も一人で4人掛けシートを使用みたいな状況でした。

結構団体客が多くてびっくり。
オーロラツアーとかなのか？？ それも割とご高齢者が多い。

【復路はビジネスにアップグレードを頂いた】

復路はひっさびさの関空から。
朝のセキュリティーの混みようにウンザリ、、、
中国や韓国への便とどうやら搭乗時刻が近いらしい、、凄い時間かかり、何だかゆっくりも出来ないまま搭乗。
関空のラウンジ(フィンエアー客用の)は行く必要を感じられないくらいしょぼい。

フィンエアーのビジネスは、今回が初めて。
もっと色々写真を取っておけば良かった、、
機体もやや年季を感じがあるし、席の座り心地や正直クッションのクッションがイマイチ(
変な日本語)、で大丈夫か？ という気分も多少感じるものの、一人掛けの席というのはやはり嬉しい。
BAだとビジネスと言えども、一人旅の時は、いつも隣が気になるが、自由に通路への行き来ができるのが嬉しい。

個人的におおっと思ったのが、イッタラ(iittala) グラスでのドリンクサービス。
イッタラというブランドの名もマリメッコの名も後から知ったクチ、、、 ブランド音痴。

普段は飲まないカクテルを注文してみた。

甘さ抑えて貰ったが、やはり甘い、、、

食事は正直期待していなかったが、今回頂いた昼食はBAよりも美味しかった。

日系以下 BA以上 と言ったといった所。

サービスもまあ、フィンエアーだから
期待はしないものの、チーフクラスであろう日本人のCAさん、一度も笑顔が無かった。
ある意味ブレてなくって
ああ、フィンエアーって感じ。

仕事はテキパキだが、過剰サービスが無い
そんな感じ。

自分はサービスで無理に作っている笑顔は要らないタイプなので全く問題無いが、

座ってブーツを履く時、客の方へ足を投げ出して履くのはどうかと思う。
美しい光景では決して無い。

総評: 何だかんだ言って乗り継ぎはスムーズ(日本からヨーロッパへの乗り継ぎはセキュリティーを通るが、混んでいないのでラクラク)

冬場の極寒の時季を除けば、沖止めの移動も
問題無いであろう。

ビジネスのお一人様シートはプライベート感たっぷり。

Economy Comfort seats は
バルクシート前なら利用価値ありな気がする。
今回は追加料金無料であった& 4人掛けシートを使えたのでラッキーだったが。

又使うか？ と聞かれたら、
席次第.....

一番気に入ったのは
トイレに窓がある事 笑 (ビジネス席の窓)
何とも言えない解放感です。


日本線もいつかA350に機種変更になるのであろうか？？
A350が日本路線デビューの際は是非、ビジネスクラスお一人席に乗って見たいものです！