そうだ、宮崎行こう！鹿児島の隠れ湯＆ちゃんぽんと日南海岸迷走で青島までのツアー編

2016/08/03 - 2016/08/06

今年の夏は冴えない
７月末になってもスカッと夏空、あの灼熱の暑さが来ない
ヤバイよ

夏は居ても立っても、海、波
ギンギンの夏の新島でゆっくりオフするつもりでいたんだけど、今年の新島はコンディションがあまりよくない
大好きな羽伏浦は海底の地形が変わりここ波もない

先月新島で出会ったＴ氏から聞いた宮崎の話が頭から離れない・・


宮崎か・・・
行っちゃえ宮崎！！

ジェットスター鹿児島便を３日前にプチっと
初日は鹿児島空港から即宮崎に行くつもりが・・・

無理だよね
鹿児島空港裏「魔の温泉地帯」に引っかかってしまう
まっ、ゆっくりやりましょや、ツアー初日、宮崎まで辿り着く編

エリア 宮崎

早朝の東京駅
成田シャトルで成田まで１時間、１０００円なり
５時便までは早朝料金１９００円なのでギリギリ間に合う５時２０分発に乗る
ジェットスターは出発３０分前が厳格な締切時刻だからモバイルチェックインしてね

眠いっ
久々のジェットスター
今日は左窓にした、座席指定６６０円（値上げしたな）
８０％ぐらいの搭乗率かな

７時２０分発
結局前日でも料金は変わらなかった
途中で３０００円上がったり下がったりで、数日前にプチっと予約
ＬＣＣは購入のタイミングが難しいね、途中で値下がりもするし・・・
今回は約一万円札なり、高い？けど仕方なし

離陸後、迂回して銚子・犬吠埼を左手に太平洋に出る

犬吠埼 自然・景勝地

離陸後１２分
左に房総半島、右三浦半島
この下は横須賀あたりかな

離陸後２９分
静岡県浜名湖上空

離陸後１時間１９分
目的地宮崎上空！
を、通過
右上のちょっと出っ張った先の下の波があるところが目的地の青島界隈
宮崎はLCC飛んでないからな・・
かなりの大回りして鹿児島経由でここを目指す

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

１時間３２分で鹿児島空港到着
今回お世話になるワンズレンタカー
４日間乗るマーチはカーナビ付で９８００円

ナンバーはなんと！帯広ナンバー
何回、はるばる北海道からですか！と言われた事か（笑）
どうもワンズレンタカーはＦＣなので、ここの親会社が帯広にあるらしい
だから、２／３の車は帯広ナンバー

そのせいか、車内は涼しい！！
な、訳ないし〜

ワンズレンタカー (鹿児島空港店) 乗り物

本当は空港北側から霧島に抜ける県道５６号線から。寄り道せず霧島を抜け宮崎の青島に直行する予定だった
知っていながらも、見たく無い看板を見てしまった・・

看板から、５００ｍ
ハンドルを左に切ってしまう

嘉例川駅 駅

来たよ嘉例川駅
丁度いいタイミングで肥薩線の普通列車が来た

七夕の短冊に、沢山の子供達の願いがあった

見たくないよ・・・
温泉なんかの文字（笑）

だよね〜
こころ揺さぶらないでくれ〜
今回は温泉に来たのと違うんだから

嘉例川駅も段々と手が入ってきたな、など感心しながら

あ～あ
２２３号にぶつかり左の霧島方面に行くはずが、ハンドルを右に切ってしまう
日の出温泉２００円（笑）
この一角は、魔の温泉地帯なんだよね
一歩踏み込むと中々脱出出来ない迷湯？？ばかりの魔物地帯

きのこの里日の出温泉 温泉

この一角で唯一未訪問の温泉なり

お～濃厚だよ
サッシを開けると気持ちいい川のせせらぎ
かと思ったら、開けた瞬間大きな蜘蛛が落ちて来たよ
ギャーと騒ぎ、思わず湯の中に転げ落ちるところだった

隣、安楽温泉
川沿いの小さな小さな温泉場
濃厚な温泉がジャンジャン溢れ掛け流される

通過出来んでしょ～う・・

安楽温泉 温泉

あ?あ、二湯目来ちゃった
さかいだ温泉、あくまでも宿名でここは安楽温泉ね

湯治宿のさかいだ温泉
通り過ぎていまうような目立たない宿だ

全部で五つの浴槽がある
別に館内には持ち帰り温泉の汲み出し所がある
皆大きなペットボトルを持って来て湯を持ち帰る
こちらも持っていた５００mmのボトルの中身を捨てて、温泉に入れ替えて

こんな凄い湯なんだ

となりの脇道
へ〜
なんでそな事わかるのかって（笑）
歩いたと思われる道、って言う方がいいと思うけど

ここ、安楽温泉の鶴乃湯
初めて来ると、鶴乃湯以外はちょっと躊躇してしまうだろうな

この先には、妙見温泉、日当山温泉、ちょっと隠湯犬飼共同浴場などなどが続く
調子に乗り、妙見辺り寄り、日当山の共同浴場に足を踏み入れようものなら、今日中に宮崎にはたどり着けない・・
このあと脇目も振らず、前の車の後ろだけを見て走る

いきなりちゃんぽん
そう言えば隼人に元仕事仲間がいる
激励して行こう
と再会！！
その帰り近くで見つけた痺れるような食堂、みつぎ食堂でちゃんぽんを
５５０円
おばあちゃんとお母さん、息子さん三人でやっている繁盛食堂だ

水とレンゲと沢庵がまず出されたね
感じいい息子さんが持ってきてくれた

どうだい、この構え
息子さんはバイクで出前の往復
繁盛しているな
とても感じのいいS級食堂だった

今回は年に一回あるかないかの３泊４日の長期？旅
まっ、アクセクせず流れに任せて・・でいいと
今日は夜の宿飯に間に合えばいいや・・と方針変更

志布志行っちゃうよ！のルートで

道の駅すえよし、とやらに立ち寄り

道の駅 すえよし(四季祭市場) 道の駅

知らない小さな町の道の駅
ついつい寄っちゃう

で、どっちもキュウリ？？

で、どっちもなす？

旅はこんなしょうもない発見も楽し

曽於市末吉の町を抜け

途中そそられる看板のまんじゅう店があったので立ち寄る
普段まんじゅうなんて全く興味ないんだけど
残念ながら１０個入りしかないのでパス

お〜、志布志の街だ

かつての面影は全く無い日南線の終着駅志布志
放浪癖は今に始まった事じゃなく、遡る事中学三年の時にＳＬを追いかけ九州一周旅
ここ志布志は宮崎へ日南線、都城へ志布志線、鹿屋を経由して国分へ大隅線の始発駅一大ターミナルだった
凄い大きい乗換え駅だな、の記憶が

志布志駅 駅

志布志線大隅線は８７年に廃止された
もう３０年近くなる

宮崎から一両編成の列車が到着した

「志」だね

出発を待つ

日南線は宮崎県南宮崎駅から志布志駅全長８８ｋｍを約２時間半かけて結ぶ
南国ムードあるローカル線、宮崎まで行く列車は１日わずか５本だけ
この後幾つかの駅に寄り道しながら

駅そばに鉄道公園があった

志布志鉄道記念公園 公園・植物園

志布志線で活躍したＣ５８が綺麗に保存されている

最後は志布志機関区所属「志」
大きな機関区だったな

福島高松駅
ちょっいい感じの駅らしい

こないだ新島で知りあった波仲間のＴ氏からツィート
串間の恋ヶ浦がいいと
なら寄り道して見るかな

福島高松駅 駅

おお、なんとも言えない駅舎
ほとんど駅舎の意味なしていないって（笑）
ポッリと置いてある感じ

隣の福島今一駅

なんか南国の駅だな、と思った

日南線では大型駅舎の串間
串間市の中心駅

串間駅 駅

委託駅かな
女性一人で駅を守る

恋ケ浦海岸は都井岬のちょっと北側にある
せっかくだから都井岬に寄って行こう
あの時も寄ったな
串間からバスで行ったような微かな記憶
ゴミが一つも落ちていなく、素晴らしい！と思った事だけは鮮明に覚えているな

途中にゲートがあり４００円を払う

都井岬 自然・景勝地

こんな感じで放し飼い
用心しながら走らないと

来たな

折角だから灯台行ってみるかな

都井岬灯台 名所・史跡

２００円を

高いところは苦手
最近、歳とともに苦手感増幅だな

宮崎はハイビスカスが似合うね
あちこちで咲いている

マジっすか！？
抜けられない！！
また、串間に戻らなくては
仕方ないな

天気は曇りなんだけど
到着

いい波上がってる

民宿恋ヶ浦か
小さな集落にポツリと一軒
なんともローカルな民宿
昔の沖縄を思い出すような

こんな小さな集落の民宿に泊まり波三昧
最高の贅沢かも

置き忘れちゃった？

宮崎の波はパワーあるな
過信して入ると危なし
特にオヤジは要注意（笑）
沖に引っ張られる離岸流もあるようだし、相模湾の湘南とは全く違う

晴れていたら凄い綺麗だろうな

それにしても恋ヶ浦か
なんかいい地名だな
今度きっと泊まりで来よう

展望台ってあるから行ってみた
恋ヶ浦海岸一望

さっ、青島へ

このルートで

途中南郷駅に
日南線
南郷
なんごう
なんかいいじゃんこの町
名前

南郷駅 駅

台湾のどこかローカルな駅？？

いい響き

海に出たり

橋をくぐったり

途中で山に日が沈んだり

日南線と行ったり来たりしながら

今日の宿
青島駅から直ぐの民宿美波到着
もう１９時だ
さすが西、まだ日没前

民宿 美波 宿・ホテル

シャワー浴びての宿飯なり

温かいものは取置きしない
お客のタイミングに合わせてスタンバイして、出来たてを出してくれる
食堂に繋がる大きな調理場
人生の先輩の女将、そしてちょっと身体の御不自由な旦那さんが一生懸命やってくれる
痛いほど想い、伝わるな
結局３連泊してしまった

テレビを見ながら
ウ〜、いいな

全景
まず揚げたてトンカツ
次は熱々の煮付けを出してくれた
大満足！

宿前のゲストハウス
たくさんの欧米人が泊まっていたよ

ちょっと夜の海へ
明日からよろしく！

一杯やるかな

幸来ラーメン グルメ・レストラン

串焼きを
飯食ったけど別腹だよ（笑）

宮崎ちゃうな！
飲みものメニュー筆頭はビールだけど
次は「焼酎」だね
さすが焼酎王国

今日はほどほどに
でなく、徹底的に？？

さあ明日から海三昧！！

この旅行記へのコメント （2）

• tanupamさん 2016/08/12 12:42:53

  涙が出そうな・・・

  swalさん
  
  
  ホント、泣きたくなるような志布志駅
  かつての面影全くないですねぇ。
  
  大隅線が全通したのが、確か昭和40年代の後半だったような
  都城へも、鹿屋方面へも、もう列車はないのはわかっていても
  たった1両のDCは、何とも見るに堪えません。
  
  
  
  しかし、宿のご飯はおいしそう・・・。
  
  
  tanupam

  swalさん からの返信 2016/08/18 08:25:14

  RE: 涙が出そうな・・・

  tanupamさん
  
  こんにちは！！
  メッセージありがとうございます
  
  志布志は本当に、寂れた終着駅になってしましましたね
  日南線にＣ５６重連でお召列車が走り、その試運転を大堂津あたりで撮りました
  懐かしい思い出です
  
  そういえば「旅の終わりに」よく歌いました
  旅友との再会時は、場所も場所もわきまえずに・・・大阪環状線ホームとか（笑）
  
  これからも、よろしくお願いします！！