夫婦で1泊2日の温泉旅行！

2016/07/28 - 2016/07/29

先任搭乗員は年に何回も「男旅だ～、親睦旅行だ～、研修旅行だ～」と言い放ち、家を空けてしまうのである。しかしカミさんは、先任搭乗員のこういう言動に嫌な顔もせずに毎回送り出してくれるのである。誠にありがたいことである。もしかしたら、オレ（先任搭乗員）は家にいない方がいいのか？
兎も角、我が家の3人の子供たちがそれぞれ夏休みとなり、長女（大2）はサークルの合宿、次女（高2）は語学留学でオーストラリア、倅（小5）はサッカーの合宿ということで子供たち全員が一時的に家からいなくなったのである。よって今回、夫婦ふたりでの旅行ができたのであった。

【1日目】自宅～東京駅～小田原駅～箱根湯本駅～強羅駅～早雲山駅～旅館

【2日目】旅館～強羅駅～宮ノ下駅～箱根湯本駅～小田原駅～東京駅～自宅

エリア 強羅温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7/28（木）
所用のために8時過ぎに東京駅着。

所用を済ませ、人気の駅中スポットのグランスタをブラブラと見学したのである。

特段、急いでもいないので東京駅から小田原駅までは新幹線ではなく、在来線に乗車したのである。

車内でカミさんと乾杯。

ツマミはキュウリとアボカド・沖縄島豆腐のサラダ。

小田原付近の天候は曇り。

小田原駅西口の駅前広場に立つ、北条早雲公像。

1日目のランチは小田原駅至近の地魚が美味いという天史朗寿司である。
用意周到な先任搭乗員は一週間以上も前にこの店を予約済なのであった。

店の暖簾はトラベルミステリーの第一人者、西村京太郎のサイン入りである。

天史朗寿司のおしながき。

11：30の開店と同時に入店、すぐに1Fは満席。
先ずは赤星と呼ばれる、サッポロラガービール！

客の全員がこの地魚鮨を注文していたのである。1人前2,200円也。
にぎりのネタについては板さんが説明してくれるのである。巻物は塩辛と酒盗であった。

食後は箱根登山鉄道、箱根湯本行きに乗車。

15分位で箱根湯本駅に到着。

続いて箱根登山鉄道の強羅行きに乗車。
旧型車両にはクーラーが無い。内装は古い京成電車のようであった。

この路線は急勾配を登るためにジクザクに線路を切り返しながら進むスイッチバック方式なのである。

スイッチバックをするたびに進行方向が変わるので、運転手と車掌は行ったり来たりで大変そうであった。

ちまちまと電車を乗り継ぎ、約40分で箱根登山鉄道の終点の強羅駅に到着。

強羅駅からは箱根登山ケーブルカーで早雲山駅へ。
ICカードは使えないので切符を購入する必要有、めんどくさい。

標高750mの早雲山駅からの風景。

本日の宿は強羅花扇という、和とモダンが織りなす華やぎの宿だそうである。
そこへ向かうための専用エレベーター乗場。

宿へ到着し、ジャズが流れるラウンジでチェックイン。

ウェルカムドリンクは、ひと口ビール。ホントにひと口である。少なッ！

宿の売店。

この旅館は全て畳敷きでスリッパは無いのである。
全館が禁煙であるということもポイント高し。

今回はじゃらんから【カップルプラン】限定3室☆露天風呂付客室で天然温泉2人占め♪記念日に最適な特典付☆というものを予約したのである。

洗面台。その先にはシャワーブース。

全客室に自家源泉かけ流し露天風呂付。

16時からカミさんはフェイシャルエステ、その間に先任搭乗員はマッタリと温泉に浸かるのである。

ん～、気持ちいい～。

風呂上がりには、当然ビールである！

18：30 夕食は個室のお食事処で。但し、上部は塞がれていないので声はダダ漏れである。

本日の夕食メニュー。

宿泊プラン特典のロゼのスパークリングワインは甘い・・・。
これは全部カミさんが飲み、先任搭乗員は赤ワインを注文。

夕食の詳細はメニューを参照されたい。

夕食の詳細はメニューを参照されたい。

就寝前に温泉に浸かり、寝酒のビールを。

7/29（金）
6：30 起床。
部屋から見える箱根の山々。

朝食前に温泉に浸かり、朝から燃料補給である。

朝食はお粥を選択。

チェックアウト前に部屋の温泉に浸かる。もう～、お肌はスベスベである。

チェックアウト後は、宿の送迎車で強羅駅まで。

強羅駅から乗車約10分で宮ノ下駅着。

2日目のランチはTVドラマ“孤独のグルメ”Season4第3話で紹介された、いろり家を事前に予約したのである。

いろり家の場所を地図で確認。
先任搭乗員は“孤独のグルメ”が大好きなのである！が、カミさんは興味がないらしいので、今回のいろり家行きに備え“孤独のグルメ”Season4の第3話を見せたことは言うまでもない。

駅の直ぐ側には井之頭五郎（松重豊）が仕事で立ち寄ったNARAYA CAFEがある。

いろり家へは線路沿いの道を通り向かうのである。

一本道なので迷うことは無い。

この道は喜劇王のチャップリンが富士屋ホテルに滞在していた時に歩いたという散歩道なのである。

おぉ～、いろり家の看板。だが、ドラマで見た看板とは少々違う。

細い路地を進んでいろり家へ。あ、開店前から行列ができている・・・。

11：30の開店と同時に店内へ。

店内には松重豊や原作者久住のサイン。

井之頭五郎が遊んでいた知恵の輪もある。

井之頭五郎が座った席と楊枝入れ。ドラマのまんまである。

駅から暑い中を歩いてきたので燃料補給である。
ちなみに、井之頭五郎は下戸なので酒は飲まない。

カミさんは足柄牛のステーキ丼1,650円也を注文。
ステーキ丼はドラマで見たのと全く同じである。
「ステーキという狩猟民族の王様をどんぶり飯に乗っけて迎える農耕民族、日本人。やはりご飯はこの島国の食の御神体だ！」と井之頭五郎のセリフが蘇るのである。

先任搭乗員は鮑丼2,000円也を注文。
食事中は終始頭の中で「エレキのツンドラ」というBGMが流れているのであった。
ごちそうさまでした！

会計を済ませ店を出てから、“孤独のグルメ”のエンディングテーマ♪ゴロ～ ゴロ～ゴロ～イッノガシラ フー♪と先任搭乗員は口ずさみながらカミさんと宮ノ下駅に向うのであった。そんな上機嫌な先任搭乗員を見ながらカミさんは「“孤独のグルメ”なんだからひとりで食べればいいでしょ」とでも思っていたことであろう。

最後に、久しぶりに子供を伴わない旅行でカミさんには良い骨休めとなったことであろう。自分で言うのもなんだが先任搭乗員のカミさんは美人である。複数のママ友からは「女優の常盤貴子に似てるよね?」と言われるそうである。
が、女優の常盤貴子は先任搭乗員のタイプでは全然ないのである！

以上

この旅行記へのコメント （8）

• イチローさん 2017/03/20 16:49:07

  ご夫婦水入らずの旅、素晴らしいですね

  こんにちは。
  
  箱根のあたりは子供の頃の旅行で何度か行っております。
  もう数十年も昔の話なので記憶は薄れかけています。
  
  子供の時に聞いた「ごうら」という地名。
  強羅という文字に置き換わるなどまだ知らず力強い響きだけが印象的でした。
  
  大人になってからはなかなか行く機会もなく、皆様の旅行記で楽しむエリアになってしまっています。
  
  秘書課長さんはご夫婦二人きりでお出かけになられたみたいですが、それにふさわしい見所がある所ですね。
  スイッチバック方式で登る鉄道も日本では珍しいですし時間を気にせずゆっくり堪能できる旅行を奥様もきっと楽しまれた事と思います。
  
  朝食はボリュームがあって美味しそうですね。
  普段の朝食はコーヒー1杯なんて事もありますが、旅先の朝食は不思議とゆっくりたくさん食べられるのですよね。
  普段、ゆとりがないのでしょうか？
  
  チャップリンが散歩で通った道なんて聞いただけでも楽しそうですよね。
  温泉に美味しい料理、夫婦でお出かけになるには素晴らしい所ですね。
  きっと奥様も御満足だったことでしょう。
  
  また後年、お子様がみんな一人前になった時に再びご夫婦で訪れるのもイイかもしれませんね。
  

  先任搭乗員さん からの返信 2017/03/21 08:33:27

  RE: ご夫婦水入らずの旅、素晴らしいですね

  おはようございます。
  この度はコメントを頂戴しありがとうございました。
  旅行記にもある通り、偶然にも子供たちが出かけたので夫婦二人きりでの旅行ができました。今後も出来る限りカミさん孝行もしたいと思います。
  それでは今後ともよろしくお願いいたします。
  
  秘書課長 拝

• うふふ♪♪さん 2016/12/05 10:10:54

  初めまして！　うふふ♪♪と申します！！

  秘書課長さま！
  
  初めまして！！
  （初めてでは無い気も・・）
  うふふ♪♪と申します！
  
  ２ヶ月遅れで大変申し訳無いのですが、
  うふふ♪♪の”花火大会”・”なにわ＆京都食い意地紀行・その１”に投票いただきまして、
  ありがとうございます！！
  投票、すっごく嬉しいです！！
  なんだか勇気が湧いてくるんです！！
  ”なにわ＆京都の食い意地紀行”その２もＵｐ．しましたので、
  良かったら、是非のお越しをお待ちしております♪♪
  
  温泉旅いいですね〜♪
  秘書課長さまが行かれたのは夏のようでしたが、
  このところめっきり冷え込んできて、温泉がとっても恋しいです💦💦
  行きたいなぁ〜・・
  
  湯船もお料理もとても良かったですネ☆
  
  いろり家でステーキ丼と鮑丼を食べられたとのこと！　めちゃくちゃ羨ましいです〜💕💕
  私も行きたかったぁ〜！！（丁度１年前、箱根に行ったんです。）
  でも、つい他の物をぱくついちゃって、いろり家へは行けず・・
  サインがたくさんあるって、やっぱり有名店なんですね！！
  宮ノ下の前に”ならやカフェ”ありますよね！
  Ａちゃんに「電車来るよ！」とせかされつつ、じっくり見てしまいました。
  うわー、本物だーなんて思いつつ（笑）。
  
  奥さまが常盤貴子似の美人なんてすごいじゃないですか！！
  常盤貴子はタイプじゃなくても奥様はすっごいタイプなんでしょ？？（笑）
  ご馳走様です（笑）。
  
  楽しい旅行記をありがとうございます！！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うふふ♪♪

  先任搭乗員さん からの返信 2016/12/11 13:37:29

  RE: 初めまして！　うふふ♪♪と申します！！

  こんにちは。
  
  返信が遅れてすみません。
  ”なにわ＆京都の食い意地紀行”その２も楽しく拝見させていただきました！
  特に「ざるそば」が美味そうでした。（毎日の昼食がそばなので）
  それでは今後ともよろしくお願いいたします。
  時節柄、ご自愛下さいませ。
  
  秘書課長 拝

• 葵さん 2016/08/23 07:41:40

  夫婦でまったり♪

  おはようございます、秘書課長様。
  
  お子さんが3人いらっしゃるのに、運良くご夫婦だけでのご旅行、
  久しぶりにのんびり出来たようですね(^o^)
  朝からガソリン補給も素晴らしいですね〜★
  
  でも、確かに賑やかないつもと比べると寂しく感じるかもしれませんね。
  この先はお子さんの成長と共にご夫婦で過ごす時間も長くなりますものね〜。
  
  我が家も息子が中学に上がってから研修旅行だの、修学旅行だので居ないのをいい事に、夫婦二人で旅行へ行き始めたのですが・・・・
  最初はドキドキしながら（喘息持ちだったので、なんかあったらどうしよう？！とか。杞憂でしたが）その後は今度は何処に行く？なんてウキウキしながら（笑）
  
  気が付けば彼が居るとか居ないとかお構いなしに旅の計画を立て、気が付けば趣味が「旅行」になっていました（笑）
  大学院からは家を出て一人暮らしを始めたので、それはもう、行きたい放題！（笑）
  
  そんな息子も、就職が内定し、春からはようやく社会人になりますが、お盆に帰省した時に衝撃発言。
  会社には自宅から通うらしいので戻ってくるらしく・・・・・
  「えええ〜〜〜〜！？！？マジで〜〜〜〜！？！？」と叫びました。
  彼が別に暮らして5年。
  もうすっかり夫婦二人の生活に慣れていたので・・・と言うか、主人はプチ単身赴任で週末しか帰らないので、ほぼほぼ一人のお気楽生活。
  
  ・・・・・お気楽生活が終わりを告げそうです(T_T)
  まさか帰ってくるとは思っていなかったので・・・・
  彼の部屋はすっかり大量のスーツケース置き場と化して居るので、何とかしないと。
  
  まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛下さいね。
  
  　　　　　　　　　　　　　葵
  
  

  先任搭乗員さん からの返信 2016/08/23 19:51:53

  Re: 夫婦でまったり♪

  こんばんは。
  
  この度はコメントと投票をいただきありがとうございました。
  
  私ごとではありますが、夏の疲れが出てきたのか？２年ぶりに痛風発作が発症し、毎日悶絶しております・・・。
  今後ともよろしくお願いします。
  
  秘書課長 拝

• fuzzさん 2016/08/06 17:09:30

  夫の鏡

  秘書課長さん、こんにちは。
  
  子供さんが大勢さんいらっしゃるのに、運よく？みなさんいなくなって
  
  ご夫婦で旅行！いいですね。
  
  我が家も息子が修学旅行でフランスに行った時、思い切って夫婦でグアムに
  
  行ったことを思い出しました。子育て中は夫婦そろって旅行って、ナカナカ
  
  できませんものね。どうしても子供中心の生活になってしまって。特に母は。
  
  それよりなにより最後の締めのお言葉が素晴らし過ぎて書き込みをしてます。
  
  私などは「ありがたい嫁」などと言われたことは一度もなく(笑)
  
  自分のカミさんは美人だなどと、マジで一度も聞いたことはないです・・・
  
  奥様に直接おっしゃったかどうかは分かりませんが、旅行記を通してメッセージ
  
  を伝えることが出来て良かったですね。
  
  岩手も今日は暑いですが、もうこのお言葉で更に暑くて暑くてたまりません。
  
  fuzz(＾ω＾)ふふふ

  先任搭乗員さん からの返信 2016/08/07 09:17:45

  RE: 夫の鏡

  fuzzさん、おはようございます。
  
  夫の鏡なんて言われると、照れるでねぇですか。
  今回の旅行は、ほんとに久しぶりにふたりきりで旅行ができましたが、いつも大勢でガヤガヤとしているので何か落ち着きませんでした。
  カミさんはつかの間の自由？で、リフレッシュができたんではないでしょうか？また機会があればカミさんと旅行を、というか子供らが仕上げれば、いやでもふたりきりになりますが・・・。
  美人なカミさんをお見せできないのが残念です（笑）
  それでは暑さ厳しきおり、ご自愛下さい。
  
  秘書課長 拝