オアフ島歩き 【１】

2005/06/22 - 2005/06/24

初めてのハワイ旅行から1カ月後、何だか無性にアロハな空気が恋しくなってまた来てしまいました。

ショッピングやグルメには縁のないオジサンの一人旅。

ハワイの風に吹かれるだけで単純に嬉しく、フラとハワイアンの調べに心癒されながらオアフ島歩きを楽しみました。

JTBの8泊10日のフリープランツアーで、ツアー代金は約\145,000。

※当時のレート
　$1＝約\110

エリア オアフ島(ハワイ)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

6月22日(水)、福岡空港10時30分発の大韓航空機。

仁川空港で乗り継ぎのため8時間の待機。

ターミナル内をうろつき回ったり、人の少ない所で椅子に横になったりして時間つぶし。
前回の旅で余っていたウォン札を使い、ミスタードーナツでドーナツ3個とコーラで食事する。

仁川国際空港 (ICN) 空港

ソウルを飛び立って約8時間ちょっとでホノルル上空。

時差−19時間。
現地時間6月22日9時45分、ホノルル国際空港に着陸。
1日前にタイムスリップすると、そこうはもう太平洋の楽園、常夏の島ハワイ。

ハワイ2回目の初心者、ドキドキワクワクしながらオアフ島に降り立ちました。

長蛇の列の入国審査を終え、11時頃に他のツアー客と一緒にバスに乗ってハイウェイを飛ばし、ＪＴＢの「'OLI'OLIパーク」があるアロハタワーに向かう。

ロコ(現地人)の運転手がマイクを通して、「ハワイの州花はハイビスカス、下に咲いているのはロービスカス」などと日本語でダジャレを連発し、自分一人で笑い声をあげる、どこまでも陽気な運転手。

「'OLI'OLIパーク」ではたいした説明もなくすぐに解散。
フリープランの気楽な一人旅。荷物(リュック)があって面倒だが、アロハタワーに来たからには、まずは「フーターズ」、冷えたビールで乾杯と行きましょう。

つまみの「チキンウイング」、HOTを注文したら、赤くて辛いタレのようなものがべっとり塗りたくられ、せっかくのチキンの味がわからない。
これは失敗でした。

フーターズ　(アロハタワー店) アメリカ料理

バスを降りた団体ツアー客がこの女性と記念撮影をしたりしていました。

「フーターズ」を出てから、この女性の写真だけを撮らせてもらいました。

アロハタワーから「'OLI'OLIトロリー」でアラモアナセンターに行き、歩いてすぐのウォルマートで、街歩き用の安いシューズなどを買ってから、宿泊先の「オハナ・ワイキキ・マリア」に15時頃到着。

7階の部屋。
今回はバスタブもあり、お湯も勢いよく出る。しかし、ラナイ(ベランダ)は狭くてテーブルも椅子も何もなく、使い物にならない。

それに、クヒオ通りを挟んで向かいには「オハナ・ワイキキ・サーフ」のホテルがあり、カーテンを開けると向こうから部屋の中が丸見え。
男の私でもカーテンを閉めている時が多かったです。

白い波と青い海原が見渡せる、そんな南国リゾートらしいオーシャンビューの部屋に、いつか泊まってみたいものです。

ワイキキ マリア ホテル

ホテルを出ると、まずワイキキ・ビーチにやって来ました。

いつも人が多くあまりにもポピュラー過ぎるビーチですが、ついここに足を運んでしまいます。

しばらくワイキキビーチをぶらつく。

サーフボードレンタルがいくつもある。
後日借りてみようかな。

人気店「チーズバーガー・イン・パラダイス」に入りました。

チーズバーガー イン パラダイス (カラカウア店) 地元の料理

店名にもなっている代表的メニューの「チーズバーガー・イン・パラダイス」を注文。
トッピングを何にするか聞かれたので、ベーコンにしたら、やはりこれは別料金。チーズバーガーだけで$7くらいしたと思うが、ビッグサイズのバーガーでした。

ビールと合わせて約$15。
チップ$3をテーブルに置いて、レジで会計。

カラフルな腰ミノを付けたスタッフがいる、南国の雰囲気たっぷりの店内。

食後、またワイキキビーチを少し散策。

アラワイ運河沿いをそぞろ歩き。
どこかの学生なのだろうか、夕方になるとよくアウトリガー付きカヌーで練習している姿を目にします。

この後、カパフル通りの「レナーズ・べーカーリー」まで歩き、マラサダ6個購入。
バーガーを食べてそんなに時間がたってないので、4個目からはさすがにつらかった。
最後の1個はほとんど、目ざとくやって来た雀たちにちぎって与えました。

ホテルで一風呂浴びてさっぱりしたあと、アロハシャツを着て夜のワイキキをそぞろ歩き。

大道芸人たちも稼ぎ時の夜のカラカウア通り、多くの人たちで賑わいをみせています。

この後、「ムース・マッギリカディーズ」に行く。
1階は朝からやっているレストランで夜は2階がバーになっていて、入口でパスポートを提示してIDチェック受けてから2階に上がり、カウンターに座って、ドラフトビールのバドワイザーを飲みました。

20時までハッピーアワーなので半額の$2.4。
2杯目は「ラヴァ・フロー」というカクテルのようなものを飲む。$2.5。
初日なので、この日は早めに引き上げて就寝。

6月23日(木)。
「アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチ」1Ｆのビーチ沿いにあるレストラン「デュークス・カヌー・クラブ」入口。

朝7時からの朝食ビュッフェに来ました。
人気レストランなので、もう何人もの人が座って待っていました。
名前を言って順番待ちしたのち、少し待ってから席に案内されました。

デュークス ワイキキ 地元の料理

すぐ隣にザ・ロイヤル・ハワイアン(ピンクパレス)が見えます。

オーシャンフロントのロケーションで、気持ちの良い朝食タイムを過ごしましたが、しかしこれといった好みの食べ物がなくてちょっと物足りない感じ。

$12.95で、税込み、チップ込みで$15.92。

ホテル内の壁に飾ってあるデューク・カハナモクの写真。

サーフィンの神様と呼ばれるデューク・カハナモクは、1912年ストックホルム・オリンピックの競泳100メートル自由形で金メダルを取っている。
さらに8年後のアントワープ・オリンピックでも金メダルを獲得した、ハワイの英雄であり伝説のウォーターマン。

朝食後、ワイキキビーチをぶらつきました。

「デュークス・カヌー・クラブ」前の浜辺からダイヤモンドヘッドを望む。

「デュークス・カヌー・クラブ」前の砂浜から、ピンクパレスの方を見る。

砂浜から「デュークス・カヌー・クラブ」を見る。

朝8時過ぎのワイキキ・ビーチ。

ワイキキ・ビーチ西方向。

カラカウア通りとカイウラニ通りの角っこの歩道に座る男。

前回来た時もこの辺りで見かけたのでここが縄張りなのかな。
ウクレレを弾いては時々、アロハ〜と奇声を発する奇妙なオッサンでした。

1500人は乗れるというスター・オブ・ホノルル。

今回のＪＴＢのフリープランのツアーに、5つのアクティビティーから2つ選ぶことが出来るクーポンがあり、11時半からのハワイアン・カルチャークルーズに乗ることにしました。

乗船時間まで、アロハ・タワー・マーケットプレイス内を散策。

11時半から2時間のクルーズに出発。

船から見るアロハ・タワー・マーケットプレイス。
左手の白い建物が、かつてランドマーク的存在だった1926年建造の高さ55mのアロハタワー。

下の階では、ウクレレやフラのレッスン、レイメイキング、ヤシの葉編み体験、フラショーなどが催されていたが、私は上のデッキに出て景色を眺めて過ごしました。

船上から見るワイキキビーチと高層ホテル群。

デッキの長椅子に寝そべって、ダイヤモンドヘッドを横目に見ながら遊覧を楽しむ。
しかし、さすがに陽射しは強い。

夕方頃になるとアラモアナセンターのステージでは何か催されたりしていて、ちょっとした暇つぶしの見学にもってこい。

客を乗せてシーサイド通りを行ったり来たりして頑張る白いお馬さん。

午後7時半頃の、カラカウア通りにある大きな水槽が目印の「DFSギャラリア ワイキキ」前。

青い夕闇に包まれ始めたカラカウア通りはひと際賑わいを見せます。

店の前の歩道がいつも入店待ちの人たちであふれかえっている大人気の「チーズケーキ・ファクトリー」。

一品の量が大きな皿に普通の2倍くらいはあるのでシェアして食べる人が多いらしい。

カラカウア通りの大道芸人たち。

6月24日(金)、早起きして6時前に「エッグスン・シングス」に入りました。

前回はストロベリー・ホイップクリームパンケーキを注文し、5枚のパンケーキに苦しめられたので、今回は美味しいと評判の$9もするホウレン草とベーコンとチーズが入ったオムレツ(パンケーキ3枚付き)にするつもりだったが、まだそんなに客も多くないのに男の店員二人の対応(注文取り)が遅いので、値段の安いアーリーバード・スペシャル(早起きスペシャル,$3.75)に変更。

コーヒーは別途$1.75。
卵2個を使ったスクランブルエッグとパンケーキ3枚。
シロップをたっぷりかけていただきました。

「エッグスン・シングス」の日本語メニュー。
※2005年当時。

アラモアナセンターから8時出発の56番バスに乗って約40分、WINDWARDのカイルアへ来ました。
前回と同じく今回もパリ・ハイウェイの峠付近で雨が降る。
「雨が降るから、もう帰るわ(カイルア)」という訳にはいかない。これはハワイでは定番のダジャレだそうです。

ウインドサーフィンのメッカとして有名なカイルアビーチ。カイルア・ビーチセンター内にある「カイルア・セイルボード＆カヤック」で一人乗りカヤックをレンタルしました。

料金は半日で$39、座りサポート用具が$3に貴重品預けが$1。
簡単な説明ビデオを見せられたあと、カイルア・ビーチセンターから海までの約300mを一輪車付きの台車に乗せて自分で引っ張っていきました。

写真の前方左のフラットアイランドを目指し、パドルを使って左右交互に漕いでいく。
今日は少し波が荒く、初めてのカヤックに一苦労。

転覆することもなく無事、ポポイア島(フラットアイランド)に上陸。
小さな無人島で、たくさんの鳥たちが生息している。

※\1300で買ったコダックの防水インスタントカメラで撮りました。

この日は初めからあまり天気がよくなく、5月に来たときよりも波が荒くておまけに途中から雨が降り出し、ますます波がうねり出してきました。

フラットアイランドから、さらにラニカイビーチを目指し前方の島方向に向かうが、風と波で押し戻されて思うように進まない。

さすがに腕の筋肉はパンパンに張って力が入らない。
「すると何かい、ラニカイビーチはもう諦めるというのかい」といった苦し紛れの一人ダジャレに苦笑いするばかり。

仕方ないのでもう引き返して陸に上がり木陰で休みましたが、6月のハワイでも風のある海岸では、ずぶ濡れの体は冷えきって肌寒さに震えてしまいました。

帰りは前回と同じく、すぐ近くの「カラパワイ・マーケット」に寄ってクッキーとカップコーヒーを買う。
店内にはビーチボーイズの「サーフィンＵＳＡ」が流れていて雰囲気バッチリ。
小鳥たちにクッキーの切れ端をあげながら、店の外のテーブルで小休止。

そばのテーブルで何か食べていた水着姿のお姉さん二人組が、時間を聞いてきたので「ノースピーク、イングリッシュ」と言って、直接腕時計を見せたら「ワン、サーティーン」とつぶやく。
なるほど、そう言えばいいのかと、一つ勉強になる。
帰りには彼女たち、「バ〜イ」とフレンドリーに手を振って行きました。

15時過ぎにカイルアから戻ってきて、アラモアナセンター北のベレタニア通りにある「グレシーズ・イン」に入って食事。

$6のチキンカツプレート。
これでもかというほどのボリューム満点のチキンカツ。
さすが人気のプレートランチだけあって、まずまずの美味しさでした。

19時頃のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前の夕焼け。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前の浜辺。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの中庭で毎週金曜日19時頃から行われる「スーパープール・ステージショー」を見に来ました。

飲み物を注文すれば中の椅子に座れるが、多くの人が入場待ちしているので、並んでまで入る気にはなれない。
他のバー・レストランで生ビールを買って喉を潤しました。

ヒルトンのショーが終わり、20時頃からすぐ前の海辺で花火が打ち上げられました。
毎週のことなので、5分間くらいの小規模なものでしたが。

砂浜では、火のついた棒をブンブン回すファイアーダンスのパフォーマンスを見せる男もいました。

ヒルトンの後の21時前、DFSギャラリア近くのルワーズ通りにある「ムース・マッギリカディーズ」にやってきました。

入口で体の大きなお兄さんたちにパスポートを見せ、入場料$3(夜8時を過ぎると徴収されるみたい)を払って2階のBarに入りました。

ムース マッギリカディーズ アメリカ料理

$5のハイネケンをカウンターで飲む。
店内では数人の日本人を見かけました。

夜の場面ではフラッシュなしで写すことが多いが、この時の私の安いコンパクトデジカメでは撮像感度をISO400までしか上げられず、ブレブレの写真ばかり

この2階のバーでは、夜8時頃からライブが始まる。
バーは午後4時から朝4時までの営業で、フロアで踊ったりする人もいて深夜まで大賑わい。

アメリカンな雰囲気ムンムンの店内。

フィンを付けた女性の足と、それを追いかけるサメのディスプレーが面白い。

「ムース・マッギリカディーズ」を出て、カラカウア通りを散策。

一文字$1の絵文字描き。
アルファベットなので漢字よりも簡単だろうが、うまそうな字には見えなかった。

何かの絵描き屋さん。

似顔絵描き。

何かの占いだろうか。

夜10時頃のカラカウア通り。
まだまだ多くの人で賑わっている。

まだまだ仕事が終わらない、「マリン・サーフ・ワイキキ」前のお馬さん。

私は一足先にホテルに引き上げて休ませてもらいます。