2016/07/16 - 2016/07/25
2393位(同エリア6819件中)
こりすさん
2016年。前から行きたいと思っていた夏のヨーロッパを目標に、GW前から計画を開始しました。行き先は2つ候補があり、こりすがまだ行ったことがないフランスかイタリア。
今回の旅の条件は、JALマイルが貯まったので特典航空券を使うこと。そして、ツアーで現地発着プランを組み合わせできる所がいいなと話し合っていました。
候補に挙がったのは、フランスまたはイタリアの周遊で9-10日間の添乗員付きツアー。
JALパックのツアーでは、フランスは1都市1泊でバス移動が続くという旅程が多かったのに対して、イタリアは1都市2連泊できるものがあり、どちらも長距離バス移動はあるものの、比較して体力的に余裕ができそうなイタリアに決めました。
さて、ターゲットを定めたのはよいものの…、往復の特典航空券の手配と、イタリアまでのヨーロッパ便の手配に意外と苦労しました。JALのビジネスクラスはキャンセル待ち状態。そしてパリからイタリア国内(ローマとミラノ)往復は費用の関係で自分でチケットを取ることになりました。
最終的に取れたフライトはこんな感じです。
【往路】7/16成田11:40発 JL415便→パリ・シャルルドゴール17:10着(経由)19:55発 AF9842(アリタリアによる運航)→ローマ・フィウミチーノ21:55着
【復路】7/24ミラノ・リナーテ17:10 →パリ・シャルルドゴール18:40着(経由)21:55発 JL416便→7/25(+1)成田16:30着
【航空券の費用】合計約7万円
・JALは往復プレミアムエコノミーの特典航空券で140,000マイル(一人70,000マイル×2人)+14,980円の諸税。
・エールフランスは払戻不可条件の運賃で、2名往復37,200円+受託荷物代4,200円+諸税13,780円。
【ツアー現地発着プラン】約52万円
旅行代金合計549,800円-▲27,490円(JALカード5%割引)=522,310円、飛行機が含まれないため諸税はゼロ。
マイルのおかげで、一人30万円を切る値段で夏のイタリア4都市周遊・日本人添乗員付ツアーに参加することができました(ニンマリ*^^*)
この旅行記は旅の計画・準備から、出発当日の成田JALサクララウンジの写真が中心です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
-
イタリア周遊。今から遡ること○十年前、大学生だったこりすは、まだ一度も海外旅行に行ったことがなくパスポートも持っていませんでした。
初めて某大手旅行代理店の新宿店を訪ね、「イタリア周遊に行きたいんですけど~、10日間位で15万円位の予算で、女子2人で初海外だから、添乗員に連れて行ってもらえるツアー、ありませんか?」と、相場観を全く無視した、思えばとんでもない質問をしたことがありました(無知って恐ろしいですね)。
それから社会人になり、忙しい日々を送るなかで、ヨーロッパに行くには休みが十分にとれず、すっかり行き先候補から遠ざかっていた、イタリア。
普段からイタリア料理を食べたり、非常に馴染みが深い国なのに、なぜ今まで行かなかったんだろう? いや、行かなかったのではなく、行けなかっただけなのです。
そんなイタリアに、ついに行くことに決めたのは、人生で大きな出来事があったから(詳しくは言いませんが)。
前置きが長くなりましたが、1週間の休暇で行き先に選んだのは、ローマ・フィレンツェ・ベネツィア・ミラノの4都市を巡る、添乗員同行のJALパックツアーです。
(イメージ画像はJALのHPから拝借しました)。 -
イタリアには、古代から中世までの世界遺産やら美術品やら、見どころがたっくさん! せっかく行くからには、できる限り色んな場所で色んなものを見て、体験したい。もちろんグルメとショッピングもね。なんて、どこかのガイドブックに書いてあることを総なめしたい気分になってしまったのだから、しょうがありません。
あれもこれも手を出して、4都市を効率的に周ってとなると、1週間程度の個人旅行では無理。
でもツアーはなんだか自由が制限されそうで、連れのりすはあまり気乗りがしてない感じ。
そこでまた別の大手旅行代理店に足を運び、カウンター嬢に「イタリアのツアーの4都市周遊で、世界遺産やら美術品やら、色々見たい場合どんなプランがあるのかな?」と尋ねてみると、添乗員付きツアーを勧められました。
一番の目玉の「最後の晩餐」やら「最期の審判」やら、入場制限のある超有名な美術をみるには個人手配が難しいという事で、これらを効率的に見て周ろうとすると、必然的に添乗員同行のパッケージツアーになるんだそうで。
結局、各社のツアーを比較検討したところ、お値段が予算オーバーになるものばかりだったので、JALの特典航空券と組み合わせられる、現地発着JALパックツアーの中から、『もっとよくばりイタリア夢紀行』9日間+1延泊にした10日間ツアーを選択。 -
そして、仕事の都合も考えず、思い立ったら即予約(笑)なのですが、4月末時点で、7月上~中旬の希望の出発日はツアー現地発着プランの空席は余裕あり、特典航空券がプレエコが並び席で2名分とれたものの、ビジネスは満席でキャンセル待ち。
イタリアまではJALの直行便がないので、フランス・パリ経由またはイギリス・ロンドン経由、ドイツ・フランクフルト経由でエールフランス便乗継というあたりがフライトの選択肢となります。
現地発着プランで本体ツアーの予約と延泊の手配だけ先に済ませて、特典航空券のビジネスキャンセル待ちを羽田発着と成田発着の両方でリクエストし、空席が出るのを辛抱強く待つことにしました。
特典航空券のプレミアムエコノミーはひとまず席を確保しましたが、ビジネスは行きが5名、帰りは2名先着の方がいました。グローバル会員で空席待ち優先順位が上がることを期待しつつも、2席並びでリクエストしているから、うまく2席空くか…。ドキドキです。 -
JALパックツアーをオンラインで申し込んだ場合、申し込み後の細かなやり取りは、メッセージボードというJALの専用掲示板ページを使います。
JALからメッセージボードに数回にわたり、パリからイタリアまでの飛行機の手配はどうなったかと督促が…。でも、ビジネス空席待ちを羽田と成田両方で手配している関係で、もし羽田発着便になった場合、乗継の時間が変わってしまうのでまだ取れないと事情を説明し、国際線の便が決まり次第、イタリアまでのフライトをすぐ手配すると伝えて様子見。
結局、ツアーのキャンセル料発生タイミングの6月中旬になってもビジネスは2席並びの空席は出ませんでした。残念。でもプレエコの2列並びを取っているので、これにて便・座席を確定させて、イタリアへのチケットを取ることにします。
今回パリからイタリアまでのフライトは、JALで手配するとワンワールドではパリからイタリアへの直行便がない関係で、割高になってしまうという有楽町JALプラザのスタッフ嬢のアドバイスにより、自分でネットからフランス-イタリア往復の便を手配することにしました。
日本にいても、日本出発便以外の行程もネットで取ることはできます。Eチケットは事前にメール添付で送られてくるので、自宅で印刷して持参すれば、現地についてからもチェックインの際に面倒はありませんでした。
パリを拠点とすると、直行便はエールフランスまたはアリタリアの選択になります。いずれもスカイチームになるのが、ワンワールドのマイラーとしてはちょっと残念ですが、仕方ありません。
無事に全行程のフライト手配が完了し、JALのメッセージボードで連絡したのは、6月下旬。出発の1か月前を切った頃でした。旅の準備に思いの外時間がかかってしました。 -
JAL便接続の時間と費用とを比較検討した結果、エールフランスのサイトから往復
チケットを手配し、行きはアリタリア運行のコードシェアでパリ・シャルルドゴール→ローマ・フィウミッチーノ、帰りはエールフランス運行のミラノ・リナーテ→パリ・シャルルドゴールのチケットを取りました。
エールフランスのWEBサイトは日本語メニューがあり、日本語が通じるコールセンターがあったので、分からないところは日本国内のダイヤルで電話できたのがよかったです。
しかし、唯一分かりにくく手間取ったのが、チケット代金の支払い方法。
WEBサイトで予約すると普通はクレジットカード決済を選択すると思いますが、クレジットカードでは決済手数料がかかる仕組みでした。
手数料がかからない方法は、コンビニ決済しかなかったのでこれを選択しましたが、予約確認メールが届いて内容を読んでも、イマイチよくわからない。
コールセンターに電話して、どのようにコンビニ決済をしたらよいのか尋ねると、銀行振り込みに変更してくれるとの事。メールにはどこにもそのようなことが書いていなかったので、喜び半分、なんだか面倒だなぁという印象でした。
電話で振込先口座番号を教えてもらい、決済期限に間に合うように早速振込を済ませ、Eチケットの受信を確認し、ようやく一安心。 -
ツアー自体は元々添乗員が日本からアテンドしてくるプランなので、こりすたちは日本からイタリアまでの往復移動は別行動になります。
ツアーの皆様の行程は、往路:羽田→パリ経由→エールフランス便でローマ、復路:ミラノ・リナーテからブリティッシュエアウェイズで、ロンドン経由→羽田、というルートになったようでした。ちなみに、ツアーは便が決まるのが出発の10日位前になるので、結構ギリギリになってから行程がわかるんですね。
ツアーのみなさんと同じ行程であれば、空港からホテルまでの送迎も合流できるのですが、帰りは延泊する関係でツアーの基本行程とは異なるため送迎が利用できず、行きも結局時間が合わなかったので空港で落ち合うことができず、往復とも空港-ホテル間は自分達で移動手段を手配することになりました。
ツアー参加ですが、現地発着を選ぶとこういう手間は発生します。でもそれが旅の醍醐味であり思い出になるので、こりすたちはこうした手間も楽しんでいます。
出発の約1週間前、ツアーの添乗員という方から電話がかかってきました。
添乗員付きツアーって、事前に心配要素がないかとか、フォローの電話が入るんですね、いい大人になってから旅の心配をされるなんて、ちょっと修学旅行みたい?初めての経験に不思議な感じがしました。 -
さて。旅の準備編が長くなりましたが、ここからは出発当日の話になります。
空港で色々やりたいこともあるので、2時間以上前に着くように余裕を持って成田行きの京成成田空港行き特急で到着。 -
JALなので、空港第2ビルです。
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いつも謎ですが、ここの自動改札は2つゲートがあるのです。
ずいぶん昔、この後の所で空港係員がいる場所があり、パスポートを見せるように言われたような記憶がありますが、もう今はやってないみたいですね。 -
第2ターミナルの出発ロビーへエスカレーターで。
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出発は3階へ。
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荷物をリパックしたり、重さを計るスペースがつくられていました。
前来た時にはなかったと思うけど…。利用者にはありがたい改善ですね。 -
海外携帯をレンタルするために、まずはJAL-ABCカウンターへ。
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WiFiはホテルのフリーのと、添乗員が持っているWiFiルーターが使えるので、何かの時のために普通の海外携帯をレンタル。
最近はみんなWiFiルータをレンタルするからなんだと思いますが、クレジットカード特典で携帯のレンタルは利用料日額が無料になる特典を使っています。 -
まだ制限エリア外です。少しぶらぶら様子見。
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今朝はロビーのイベントはやっていないみたいです。
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なにやら不思議なマシンが並んでいるスペースを発見。
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工作機械の展示をしているようです。
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機械が1台動いていました。ものすごく速いスピード。面白かった。
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案内ボードで出発時間を確認。遅れはなさそうです。
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そろそろチェックインして身軽になりましょう。
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お待ちかねの金屏風(笑)JGCカウンターにてチェックイン。
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折鶴が飾られていました。
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少額ユーロを両替していくことにしました。多分現地ではクレジットカードしか使わないけど…。
ツアーだと、食事の際に銘々が頼むドリンク代が、現金精算になってしまうパターンなので。 -
展望デッキから飛行機を見るために、上に上がってきました。
タコ焼き屋がある! お腹すいてきた…。 -
展望デッキから眺めると、前にチェジュ島に行ったときにチャーター便に乗ったt'wayが走って行くのが見えて興奮!
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さて、あまりここで時間を費やしているとラウンジで過ごす時間が少なくなってしまうので、制限エリアに入ります。
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ファストレーンを使わせてもらいます♪
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サクララウンジ本館にやってきました。
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朝から何も食べていないので、腹ごしらえしまーす。
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2階のダイニングの方へまっしぐら。
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ここのカーブした階段、雰囲気が好きなんですよー。
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朝の時間帯は混んでいるだろうと覚悟していましたが、あれれ? 席が結構空いている。
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なんだか雰囲気が違うなぁと思ったら、リニューアルして座席数が増えていました。
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でも、窓際にあったバーカウンターがなくなってしまった!
バーカウンターのあった場所には、眺めの良いカウンター席ができていました。 -
ビールサーバーが窓側エリアに配置されていました。
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ワインコーナーから、まずはスパークリングを頂きます。
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朝からすきっ腹に沁み渡ります~
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お次はサラダバー。これも配置が変わっていて、前に比べると雰囲気がそこらへんのファミレスみたいになってしまっていました。残念…。
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メゾンカイザーのパン。JALオリジナルをいつも楽しみにしています。
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スープも。
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朝の時間帯なので軽食が中心のメニュー。
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和食も今のうちに食べておこう。
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1週間以上海外にいると、和食が食べたくなるこりす。
連れのりすは全くそんな気にならないと言ってますが…。 -
連れのりすはお気に入りのJALビーフカレーとバケット。
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こりすは生野菜サラダにメゾンカイザーオリジナルパン+α。
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前来た時は、この中央カウンター席の辺りにサラダビュッフェとかお寿司のコーナーがあったんだけどなぁ。
座席数を増やすために移動させた様子ですが、雰囲気が変わってしまったのが残念です。 -
窓側カウンター席が空いたので移動。
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フィンエアーが出ていくところ。向こうにはt'way航空のお尻のあたりが見えてます。
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今回、出発直前まで、旅行保険をかけるかどうか迷ってしまい、行きの成田までの電車の中でスマホから申し込むという妙な事をしてしまいました。
申し込んだは良いけれど、確認書類等が印刷できていないので、ラウンジのPCエリアで印刷してきます。 -
この奥に進んだところに、PCとプリンターのある場所があります。
こっち方面は来たことがないので、キョロキョロ。 -
殆ど誰もいない空間に、ワインとお酒コーナーがありました。
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2Fのダイニングで見つけられなかった千葉の地酒がこんなところに移動してた!
前はダイニングの方のバーカウンターに置いてあったのにぃ。
見つけるのが遅かった(こんなところに置かれては見つけられません)。 -
無駄に広い空間ですね。誰もいない。
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PCコーナーです。この部屋には初めて入りました。
誰もいなかったので写真撮影。 -
使い方はデスクに案内があります。
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電源もデスクに用意されています。
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複合機プリンターが1台。
PCから印刷をかけると、ほとんど待つ時間もなく一瞬でプリントアウトされました。
いやぁー、便利でした。ありがとうございます。 -
そろそろ免税品を見たくなってきたので、ラウンジを出ます。
入口カウンターの横になにか展示物が。 -
折り紙の千羽鶴がすごく沢山つながってできているもののようでした。
解説には「桑名の千羽鶴」とあります。前にTVで観たことがある。 -
こんなに沢山の千羽鶴、折り紙が切れることなく全部つながってできているみたいです。すごい手業ですね。
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ラウンジを出て、これからパリ行の長距離便に乗ります。続きの旅行記へ。
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