2016/07/02 - 2016/07/03
9位(同エリア56件中)
銭形幸一さん
南アルプスの主脈歩きつなぐ。
今年の目標は三峰岳から荒川中岳まで歩きつなぐこと。
今回はミッション1、三伏から荒川中岳まで歩いてきた。
去年の晩秋からずっと歩きたいと思っていたルート。
合計距離 : 42.76km
最高点の標高 : 3054m
最低点の標高 : 1645m
累積標高(上り): 4180m
累積標高(下り): 4165m
1日目 山行:10時間24分 休憩:2時間31分 /合計:12時間55分
2日目 山行: 8時間15分 休憩:1時間44分 /合計: 9時間59分
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
04:04
鳥倉林道の駐車場スタート。
三伏までの10の標識数えながらまったーり登ります。
日帰りピストンと違い、ザックが重いっす。
(;´д`) -
07:21
三伏峠はたくさんのハイカーで賑わっていたが、ほとんど目的地は塩見岳。
今回我々は荒川岳を目指します。 -
三伏峠先のお花畑。
先が長いのでスルー。 -
今回の縦走は富士のお鉢巡りじゃないですが、ガレ淵っ縁巡りツアー。
早速出ました第一弾。
大丈夫か三伏峠小屋(笑)。 -
ダケカンバ?
南アルプスの奥深いとこに来たなぁと実感させられます。
鳳凰や黒戸じゃ見られません。 -
イチオシ
08:02
烏帽子岳。
塩見岳見えやしない…。
その代わりいました!
標高2,700ちょっとに雷鳥がいるだなんて思いもしなかった。
ガスガスだと雷鳥活動的になるんだよね。
d(>_< )Good!! -
森林限界越え。
見事なまでのガッスガス(笑) -
黙々と歩きます。
-
ハイマツ帯。
-
09:21
小河内岳避難小屋。
歩き始めて5時間ちょっと。少し早いが昼食を採る。
こじんまりとしてるものの明るい雰囲気でとても綺麗。
50分ちょっと居座ってしまった。 -
10:20
小河内岳。 -
せっかく標高2,802mまで上がったのにまた下がります。
縦走の宿命ってヤツですね。 -
小河内岳から高山裏まで6?にわたり、ダラダラと標高600下げます。
また樹林帯突入。 -
アートなオブジェ。
樹林帯、仙塩尾根みたいで深淵な感じ。
それにしても登山者が少ない。 -
大日影山巻いて瀬戸沢ノ頭へ下降する途中荒川三山が降臨。
難攻不落の城のようなたたずまい。
あそこまで今日中に行けんのかな…。
(;゜д゜)ゴクリ… -
11:31
瀬戸沢ノ頭。
ガレ淵巡り第二スポット。 -
釈由美子さん。
5月、6月は標高2,000前後のそこらの山で咲いてますが、7月以降になるとかなり標高上がらないとお目見えできません。 -
二日目の帰路では小河内岳の上り、森林限界超えてから強風、横殴りの雨で散々な目に遭います。
今は知る由も無し…。 -
(;-_-) =3
森林限界突破して… -
糞ピーク(笑)、板屋岳にエントリー。
12:03
板屋岳。写真はUPしません。関心のある方はご自身の脚で…。 -
イチオシ
苦労して登り返した板屋岳。
その先、高山裏まで標高250下げます。
写真では高山裏、下過ぎて見えてません。
こりゃ〜イイ絵です。
荒川三山、バックに赤石の大将が控えてます。
(;゜д゜)ゴクリ… -
はいはーい、下げますよ。
(;´д`)トホホ… -
苺の花みたいだなぁ。
-
板屋岳から高山裏の下りがまた大景観。
それにしても悪沢、荒川中岳、前岳が連なる様…。
熊本城と姫路城併せたような大迫力。
椹島からより三伏から歩いた方が荒川三山のデカさを実感できます。 -
イチオシ
ガレ淵巡り第三スポット。
荒川中岳、前岳そして赤石の大将。 -
いい雰囲気。
-
バイタケソウのエールを受け黙々と歩きます。
ケバケバしいマルバタケブキはまだ咲いていませんでした。
ちょっと寂しいです。 -
悪沢、荒川前岳のすそ野が端正なこと…。
-
まだ下げます。
-
ガレ淵巡り第四スポット。
ここ越えりゃ〜高山裏避難小屋も目と鼻の先。
あの尖がりは大日影山かな? -
お、明るくなってきた。
-
\(^o^)/
最後の休憩スポット発見。 -
12:48
高山裏避難小屋。
荒川三山がだいぶ見上げるようになってしまった。 -
一番の不安、水を補給すべく小屋直下の水場へ。
じゅんじゅんと出てます。
これで中岳への縦走はつながった。 -
イチオシ
(*´Д`)イイナガメダナァ
-
13:37
いざ、荒川岳。
こっからは消耗戦です。
水フルに担いで標高600。
諦めてます。 -
カールの下部取りつきになかなかたどり着かないのは覚悟していました。
高山の巻き道、最初ちょこっと標高上げただけでしばら〜くダラダラトラバース。 -
登山道左手に本日初塩見。
三伏峠下でフォートラのどりーまーさんと去年の黒戸以来の再会しました。
塩見、滅茶苦茶天候に恵まれたようですね。 -
避難小屋から20分ほど歩くと水場があります。
500のペットが瞬殺で溢れかえるくらい出てました。
ここが出ていると縦走はだいぶ楽になります。
水6L担ぎ上げましたが4Lあれば充分でした…結果論ではありますが。 -
なかなかカール下にたどり着かない。
黙々と歩くが脇を見るといい雰囲気の樹林帯。 -
左に目をやれば板屋岳(笑)。
-
兜将軍が奥に鎮座している。
南アルプスの奥深さを実感できます。 -
(*´Д`)イイナァ
-
もう少しでカールを真正面から捕捉できる。
-
後ろ振り向きゃ、板屋岳、小河内岳…今日乗り越えてきた強敵(友)。
どんだけウネウネ曲がってんだよ。 -
小河内岳。
いい山。ここだけ目標に鳥倉から日帰りピストンする価値も充分あります。 -
さ、登り始めます。
ジンワリくる岩々の坂。
鳥倉から19?歩いてきてこの仕打ち。
19?って普通のロングの日帰りなら駐車場目指してラストスパートしてる距離ですよ…。
今日はこっから標高450近く上げます。
アホですね(笑)。
この辺でもっとアホなハイカー二人組に会いました。
三伏峠手前で我々を追い抜いていった方が悪沢踏んで戻ってきたところです。
日帰りで鳥倉まで戻るとか。 -
イチオシ
15:18
森林限界突破。
(*´Д`)ハァハァ -
半分くらいでわたしゃ〜心折れました。
左見て写真撮って… -
右見て写真撮って…
県境尾根が絵になる。 -
下見て写真撮って…
-
諦めて前向きます。
(´口`)トホホ -
イチオシ
北アルプス行かなくたってこんな風景見られるんだね。
-
イチオシ
ミヤマシオガマ。
-
ハクサンイチゲ。
苗場山でも見ましたが同じハクサンイチゲなのにこっちのが断然綺麗に思えます。
アホなハイカーがアホなだけ歩いたから後だからフィルターかかっているに違いありません。 -
ミヤマキンボウケかな?
-
へたり気味でエネルギー補給したかったので大先輩に先に行ってもらいました。
グングン登ります(笑)。 -
凄っ。
さすが百名山完登された方だけあります。 -
下を見下ろします。
ここ直登してきました。 -
ガスってきた。
-
イチオシ
県境尾根。
剱岳の八ツ峰ほどじゃないけど大迫力です。
仙人がいそうな雰囲気。 -
ガレ淵巡り第五・最終スポット。
本山行の核心部。
大崩壊地のガレ淵。
ふんどし締めてかかります。 -
稜線の北側をトラバースする時にはホッとします。
-
(゜Д゜;≡;゜Д゜)前岳ドコダ
下山時もガスガス、そのうえ強風で道迷いしました。
大先輩にルート確認していただきルート回復できました。
ありがとうございます。 -
( ゜Д゜)9m 前岳,lock on !
-
16:42
前岳。
やっと着いた。
この時から強風が吹き荒れ始める。
大崩壊地通過した後でよかった。 -
距離だけみれば21.4km、山行時間も13時間弱。
普段のロングでこなしているレベルだけど南アルプスのど真ん中だもん、黒戸の登りっぱなしの日帰りピストンと違いタフだった。
谷川の馬蹄日帰りトレがこの手の縦走には一番のトレーニングになるかな、先日撤退したけど。 -
16:58
本日の寝床、中岳避難小屋。
まだ営業してません。
強風&ガスガス。
赤石の大将はおろか悪兄ぃも見えませんでした。
悪沢登頂は諦めました。 -
二日目、04:56に避難小屋発。
強風下で核心部…イヤすぎる。
カメラはしまいっぱなしです。 -
小河内岳避難小屋、管理人さんが小屋明け準備でたどり着いたばかりでした。
温かいコーヒーごちそうさまでした。
一シーズンで100人くらいしか泊まらないとか…。
タコ部屋状態が当たり前の南アの山小屋では味わえない静かな山の夜を堪能できると思います。
綺麗で小河内岳山頂もすぐ、あたりに雷鳥もいます。 -
14:20
大先輩下山。
長かったっすね!
お疲れさまでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- icyfireさん 2016/08/15 18:32:26
- 南ア稜線
- 銭形さん、こんにちは。ご無沙汰です。
鬼怒沼にも行かれたようですが、やはり銭形さんは南アと相性がよいようですね。私も8月8日の週に長めの休暇を取り、南ア縦走に挑戦しました。鳥倉から登って初日は三伏峠にテントを張って烏帽子岳、翌日は塩見岳を経て熊の平、3日目は三峰岳・間ノ岳を経て北岳山荘にテントを張って北岳山頂をピストン、次の日は間ノ岳方面に切り返して農鳥岳・広河内岳を経て大門沢、5日目に奈良田に下山という自分史上最大の縦走をしました。お天気に恵まれ、南アの稜線美を存分に楽しむことができましたが、テント装備での縦走でさすがに疲労困憊、今年の夏山はもういいやと思っています。
北アの岩稜も好きですが、南アの緑深い稜線は1つ1つのピークの間が長くて山の大きさを感じます。個人的には、仙塩尾根の北荒川岳から見たパノラマが、日本アルプス最高の稜線美だと思いました。完全に登山記録になるので4Tの旅行記にすることはないと思いますが、尾瀬に2回行ったのを含めて今年の夏山旅をまとめる記事を書くとすれば、この南ア縦走にも触れることになるでしょう。
まだまだシーズンは続きますが、お互いに安全第一で臨みましょう。ではでは。
- 銭形幸一さん からの返信 2016/08/17 09:49:23
- 主脈つなぎ
- 鬼怒沼は行った時期が失敗でした。
暑すぎです…どこの山もこの時期そうなんでしょうが。
間ノ岳から荒川三山にかけての山域は静かでいいですね。
塩見岳から三峰岳にかけての仙塩尾根が未踏ですが今月中に歩く予定です。
その山行が終われば南アルプス北部の尾白川、芦安から南部の沼平まで一気通貫で歩きつなげたことになります。
未踏ルート…池山吊尾根、蝙蝠尾根、白峰南嶺、深南部とまだありますし、一度歩いたルートもガスガスだったところは再度歩いてみたいです。
私は南アルプスが大好きです。
北荒川岳、展望が楽しみですね。
コメントありがとうございます。
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