猫探し【スペイン（バレンシアの交通・Transportation in Valencia）編】

2016/06/16 - 2016/06/27

　オレンジで有名なバレンシアはスペインでもマドリッド，バルセロナに次ぐ3番目に大きな都市ということで，市内には地下鉄も走っています．今回は，バレンシアのタクシー，地下鉄，長距離バスについて紹介します．

エリア バレンシア(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【地下鉄のカードと領収書】
　今回，イビサ島〜バレンシアまで飛行機で，その後市内までタクシーを使い，事前に予約してあった宿に荷物を置いてから，地下鉄に乗ってバスのチケットを買いに行きました．
　タクシーは空港から市内まで距離は約10 kmで，時間は20分程度．料金はが18.7ユーロでした．運転手はスマホのナビで場所を探していました．支払いはクレジットカードが使えます．

　バレンシアには数本の地下鉄が走っています．地下鉄はAゾーンの料金が1.5ユーロなのですが，最初に専用のカードを買う必要があります．この値段が1ユーロなので，最初だけ2.5ユーロかかることになります．

【券売機】
　券売機はこのような物で，英語表示もあります．この券売機で最初にカードと1区間購入し（領収書も出ます），後は乗る度にリチャージして行く方式です．なお，往復で購入すると少し安くなるようですが，同じに日のうちに使用しなければいけないということでした．
　カードは紙で出来ており昔のキャッシュカードのようですが，有効期間は1年間とのことです．
　なお，[i]には，ツーリスト用の乗り放題のカードもありました．

【エスカレーターは右側整列でした】
　今回私が宿泊したのは，カテドラルまで歩いて行ける距離を前提に選んだので，最寄りの駅はColon駅でした．ここからバスターミナルのあるTuria駅までは3駅しかありませんが，途中で乗り換えなければいけません．
　先ずColon駅から空港方面へ向かう3,5 or 9号線に乗り，2つ目のA. Guimera駅で1 or 2号線に乗り換えます．
　乗り換えは非常に簡単で，迷うことはないと思います．面白かったのは，日本同様エスカレーターでは皆さんが「右側」に列を作り，急いでいる人に道を開けていたことです．これがスペイン全土で「右側」なのか，それとも日本のように東西で並ぶ方向が違うのかは判りません

【地下鉄の入り口，入り口っぽくなりです】
　A. Guimera駅から1つ目が目的のTuria駅です．こちらが地下鉄の入り口ですが，日本のように明らかに「入り口」と判るような場所ではありませんでした．

【バスターミナルを見つけるには-1】
　Colon駅までは迷わずに来られたのですが，ここからバスターミナルの場所が判らなくなり，結局地元の方に教えて貰うことになりました．
　私は駅とバスターミナルがほぼ繋がっているので，駅に着けばバスターミナルが見えると思っていたのですが，それは大きな間違いで，方向を誤ると全く違う所に行ってしまいます．
　目印は先ず地上に出たときに見えるNuevo Centroというデパートの看板です．これはすぐに判ります．

【バスターミナルを見つけるには-2】
　Nuevo Centroの後ろにHotel Turiaというホテルがありチョット引いてみると看板が見えます．バスターミナルはこのホテルの後ろにあります．私が道を教えて聞いた時にも，このように教えて貰いました．

【バスターミナル】
　こちらがバスターミナルです．駅からは徒歩3分くらいの距離しかありません．

【チケット売り場】
　スペインの長距離バスを網羅しているALSAの窓口です．ALSAはネットでも予約できるのですが，何故か日本から予約しようとするとクレジット決済が出来なかったので，直接窓口まで買いに来ました．
　なお，窓口ではALSA全路線のチケットが買えるので，予定が決まっている人は，纏めて買っておくと便利だと思います．もちろんクレジットカードも使えます．

【国際線のバス】
　ヨーロッパ各地に行く国際線のバスチケットを売るカウンターもありました．価格は安いですがヨーロッパはLCCも沢山飛んでいるので，競争は結構激しいと思います．

【出発案内】
　出発案内は電光掲示板で表示されるので分かり易いです．バスは30分くらい前に来ました．

【待合所】
　駅の待合所です．後ろの方にトイレ（無料）がありました．

【中距離バス】
　カルタヘナ（4時間くらい）に向かう中距離バスです．料金は21ユーロでした．

【車内】
　バスは4列シートで，日本とほぼ同様です．結構混んでいました．

【シート】
　シートはこんな感じで，テーブル以外は特に何もありません．前の席に足をかける場所が付いています．
　なお，中距離バスでも結構快適なWi-Fiが使え，これは非常に有り難かったです（暇つぶしになる）．パスワードは運転席の後ろに貼ってありますので，乗るときに確認して下さい．

【カルタヘナのバスターミナル】
　目的地のカルタヘナのバスターミナルには4時間ほどで到着しました．あちこち寄ってくるので，距離の割には時間がかかったという印象です．
　驚いたのは，途中一切休憩が無かった（トイレはバスの中にあります）ことで，余り記憶が定かではありませんが，途中で運転手さんの方が替わっていたようでした．

【長距離バス】
　こちらはマドリッドへ向かう長距離バスで，3列シートです．シートピッチはそんなに広くはありません．B-787のエコノミークラスくらいでしょうか？

【アメニティー】
　バスの中では新聞（スペイン語），水，シートテレビを見るためのイヤホンが無料で貰えます．残念ながらブランケットとスリッパはありません．

　料金は49ユーロで，為替にもよりますが，日本の長距離バスと同程度か少し安い程度の料金です．

【シートテレビ】
　シートテレビは古い機体の飛行機よりは立派で，画面も綺麗でしたが，チョット見た感じではほぼスペイン語だけでした．

【足置場】
　中距離バス同様足を置く場所があります．

【テーブル】
　小さいですがテーブルと水を置く台もあります．もちろんWi-Fiも使えます．
　ただ，不満だったのは，リクライニングの角度が非常に狭く，帰りに乗ったA-380のエコノミー席のリクライニングの方がましでした．この点では日本の長距離バスの方がずっと乗心地が良く，マドリッドまで本当に疲れる旅になりました．

【マドリッド空港】
　バスは直接マドリッド空港のT4ターミナルまで行きます．ここはバスターミナルではなく，単なるバス停なので，乗客を降ろすとバスはさっさといなくなってしまいました．忘れ物がないようにしないといけません．

【カテドラル】
　せっかくなので，6ユーロの入場料を払って見たバレンシアのカテドラルを最後に．カテドラルはネット上に沢山情報があるので，特に解説はありません．頼めば日本語のイヤホンガイドを貸してくれることくらいでしょうか？
　なお，ガイドと引替えに何か自分を証明するコピーを出せと言われました（名刺のような）．パスポートしか持っていなかったのでそれを出したら「コピーはないのか？ホテルの名刺でも良い」と言われましたが，それもなかったので，仕方なくマドリッドに来るときの飛行機の中で頂いた日本の会社員の方の名刺（男性）を出したらそれでOKでした（笑）．

　猫が登場しなくてスミマセン．

この旅行記へのコメント （1）

• churros　さん 2016/07/08 11:19:05

  初めまして

  ！Hola!猫探しさん、初めまして。
  
  バレンシア！イイ街ですよね〜、好きな街の一つです
  歩いて観光するのに丁度イイくらいの規模、市内交通も充実しています。
  
  スペインのエスカレラは右側ですよね、だから大阪方式が世界標準なんですよね、東京方式はおかしいですよね？右側で立っていたら睨まれました、東京人って包容力がないんだから。
  
  マドリーもバルセローナもセビージャも右側でしたよ。
  
  churros