オヤジ一人旅 初めてのベルギーブリュツセル 食べ物美し

2016/06/08 - 2016/06/09

ミュンヘン観光からブリュツセルに向かいます。4月に空港で自爆テロがあったので2泊の予定を1泊にし、パリに行く予定をオランダに変更するという、テロを警戒した旅行となりました。
ブリュツセルは短い滞在でしたが、一通り回れましたし、食べ物も美味しく予想より楽しめました。ただ今は飽食と貧困、観光とテロの影響が混在する街との印象をうけました。
いつも失敗だらけの一人旅日記ですが、何かお役に立てる情報があれば幸いです。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミュンヘン空港からブリュツセル空港に向かってまっしぐら。
空から広がる大地と点在する家々を見ているといつも思います。
人類皆兄弟。テロや戦争の無い平和な世界にならないものかと。

ルフトハンザのビジネスクラスはこんなもんです。
ただ隣りは空席にするようです。

お昼にかかっていたので軽食が出ました。
見た目より美味しいですよ。

デザートはチョコ。ドイツの飛行機らしくて心を和ませます。
サッカーボールが可愛い。

ブリュツセル空港に到着 横長の空港ですね。
バゲッジの受取場所まで距離あります。結構歩きますよ。

バッグマークを目印にまだ歩きます。遠いので途中で間違ってないか不安になりました。戻って確認したりして。

途中でショップに立ち寄り。目的は、空港内で売っているチョコの確認。帰国のお土産はチョコと決めていたので、ベルギーからオランダ回って、またブリュツセル空港に戻ってきての搭乗前に何のブランドを買えるかの確認です。

見たところ、GODIVA、CORNE、neuhaus、レオニダスしか有りません。
ピエールマルコリーニ、マーリーは無いので、市内で買うことにしました。チョコブランドなんて全く興味ありませんでしたが、お土産のための勉強で少し知識がつきました。

空港地下の電車乗り場に電車マーク案内に従って下ります。途中に有人のチケット売り場でチケットを買います。自動販売機は目に入りませんでした。中央駅ならブリュツセル pleaseでok.、片道か往復かと枚数も伝えましょう。
ホームは薄暗いですが、２つしかホームがないのでブリュツセル方面に乗れば大丈夫です。写真のホーム案内板にもBRUSSELとででます。

二等席。7.8Euroです。
がらがらでした。

ブリュツセルノード(北駅)です。この次が中央駅、その次がブリュツセルミッド(南駅)になります。中央駅まで22分位で着きますので、北駅に着いたら降りる準備をして下さい。北駅から4分ほどで到着です。

ブリュツセルセントラル(中央駅)前です。予想より全然小さいです。軍の車両がいつも駐車していました。
周囲は石畳に囲まれているので、大きなキャリーバックを持った移動は結構大変です。

駅を警戒する兵士達です。中央駅と帰国時のブリュツセル空港搭乗入口付近で警戒する兵士を見ました。ただ緊張感はあまり感じませんでしたね。
ちゃんと私も流し目でもいいからチェックしたら、てな程度です。

中央駅から宿に向かいます。ホテルの口コミにも書きましたが、B&Bとホテルの違いを理解せず場所で宿を選択して失敗しました。
当然ホテルの構えも看板もないので、行ったり来たり、石畳の上をバッグをがらがら引っ張り大汗掻きました。
途中で道を警察官やお酒飲んでるおじさんや、他のホテルの従業員の方に尋ねると皆さん親切に教えてくれました。オヤジの一人旅はこのパターンがしょっちゅうですが、いつもその親切に嬉しくなります。
写真は宿のあるアーケードの入り口です。この中だったんだーてな感じでしたが.........

ギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き

アーケードの中です。このアーケードはギャルリー・サン・デュペールという観光名所の一つですが、ここまで来ても入口前を行ったり来たりしました。何せ看板無いのに看板さがしてますから。また道聞いてやっと分かりました。

ギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き

やっとやっと入り口発見。でも入れません。ここでもオロオロ、隣のレストランのお兄さんに聞いても分からず、たまたま入室する方に聞いたら、「脇に貼ってある紙の電話番号に電話しなさい」と言われバシッとドアを閉められました。このかたは先に宿泊してたかただったようです。
まあ電話して管理人を呼び出し何とか入室....疲れました〜。たった駅から10分もかからないところを探すのにもう何ということでしょーか。
ギャルリーサンデュペールに行ったら秘密のドアを探して下さい。

Le Vaudeville ホテル

管理人に案内され、部屋に入ると、何だこりゃー。ホテルとB&Bの違いを思い知らされた瞬間でした。
まあアパートの屋根裏部屋ですよね。
ミュンヘンやアムステルダムで泊まるホテルとほぼ同じお金払ってこんな所にとまるんかい！

Le Vaudeville ホテル

気をとり直して観光に行きましょう。
流石に宿の場所だけは観光には最高でした。 扉を開けるとショッピングセンターのど真ん中でレストランもお隣です。ブランドチョコショップもここでほぼ買えてしまいます。お目当のMaryもありました。

マーリーのチョコ。ケースのデザインが可愛いです。
美味しいですが、チョコって高いですね〜。

もちろんピエールマルコリーニも。

ピエールマルコリーニのチョコ。他のブランドよりベルギーでは割安感があります。
3ブランドを食べ比べましたが、通でないので、比較できません。各々個性がありとても美味しくいただきました。なので、ピエールマルコリーニはそこそこの味と価格とのバランスでお土産にはお勧めかと。

楽しい雑貨店も。みな綺麗なお店ばかりです。

一通りアーケードの中のお店を確認して、いざ世界遺産グランプラスに。
何か脇をセグウェイに乗った一団が通り過ぎました。地元のオプショナルツアーでしょうか。
ついでですがブリュツセルの日本語観光ツアーは他の国より価格が高いようです。
ミュンヘンでは今回の旅行から日本語観光ツアーを使いました。あまり出来合いのツアーは好きでありませんが、歳とともに・・・です。

グランプラスすごいですねー。観光客はそこそこいますが、テロの影響でやはり少なくなっているように思えました。でも私を含め観光客は来てしまったら楽しむことに専念です。
みな写真を撮りあい、笑いあい、抱き合い、旅を楽しんでいます。
テロ起こるんじゃねえぞー。

グランプラス 広場・公園

まあ記念に行ってみました、小便小僧。はい見ました。終わり。

小便小僧 建造物

ワッフルで有名なDANDOY。グランプラスから小便小僧に行く途中にあります。
いつもお客さん入ってました。

周辺にはワッフル屋さんがいっぱいです。おいしそー。
甘党なので食べたいが夕食前なので後のおたのしみです。

グランプラス周辺の通りにはお巡りさんが警らしています。一人旅には安心です。

グランプラス周辺あっという間に一回り。ブリュツセルは思ってたより狭いですね。ということで、離れてても目立つサン・ミッシェル大聖堂に行ってみましょうか。まだ5時位です。午後9時までは全然明るいので観光にはとても安心で、回れるところも多くなり、得した気分でしたね。

サンミッシェル大聖堂 寺院・教会

5時過ぎたので入れないかと思い恐る恐る扉を開けると、自由に入れました。ラッキー気分。少しカビ臭いような..でもとても厳かで好きな雰囲気です。椅子に座っていると敬虔なキリスト教徒気分になり、いっぱい懺悔して参りました。心を清めたい方お勧めです。

サン・ミッシェル大聖堂そばの小さい公園。暑いので日影を歩きます。
オランダ在住の友人がセーター1枚持っておいでと言ってましたが、とんでもありません。半袖シャツの間違いでしょ！
幸運にも今回は大晴天に恵まれたんだと感謝、感謝。

宿で休憩。一息つかないと、疲れました。文句ばかりのこの宿ですが、レストラン街に行くのも便利で観光地のど真ん中にあるだけのことはありました。休憩しながら観光できます。
休憩後お目当のムール貝を食べに行きましょう。細い通りにお店が連なっています。

お目当のシェレオンに到着。途中のレストランのテーブルは空いてましたが、シェレオンは流石に混んでます。ハジの席一つ丁度空いてラッキー賞。
ですが目の前に子供連れの物乞いがおりました。小径一本挟んで飽食の世界と貧困の世界を見るようで急に複雑な心境に。

シェレオン 地元の料理

まずレオンビール。スッキリ美味い。ビール通ではありませんが、旅先もあってかとても美味しくキューと一気に飲みました。

シェレオン 地元の料理

定番、ムール貝の白ワイン蒸し。口コミに良い評価が出てたので、記念にと食べてみましたが、期待よりはるかに美味！パクパク一生懸命食べてました。後で知りましたがフォークやスプーンは使わず空の貝殻でほじって食べるとの事。上品な振りして恥かいてましたね。
ポテトいらないと言いましたが、セットなんで持ってきたようです。でもこれも温かくてホクホクしてて美味い！

シェレオン 地元の料理

ストックホルムから出張で来てた方と仲良くなりました。片言の英語が伝わろうと伝わるまいと関係なく楽しく付き合ってくれました。
「日本にそこにいるような物乞いは沢山いるかい？」と聞かれたので、ほとんどいないと言うと、「ヨーロッパは移民が多く仕事のない人が多いから仕方ないんだ」と言って、持っていたリンゴを男の子にあげに行きました。

すでにお腹一杯ですが、勢いでワッフルも頼んで唖然。おもそ〜。
隣のお友達に半分食べるかと言うと、二杯もムール貝食べてたのに、OK牧場。代わりにとコーヒー奢ってくれました。

ワッフル食べた瞬間、サクッと軽く食べれて、クリームもいい味、これは美味い。全部一人で食べれたわ。
お互い半分のワッフル食べ、小便少女見に行こうよと誘われて、この場はお開きに。物乞いしていたお母さんは、お勘定清算するときしっかり私の傍に来て空き缶を差し出しました。気持ち差し出し上げましたが、受け取り無言で立ち去りました。

良いコンころもちで、グランプラスの周りをぶらぶら。触ると幸せになれるという黄金像を見ーつけ。いっぱい触りまくりました。ついでに旅行安全、家内安全も願っておきました。効かないだろーな、きつと。

セルクラースの像 モニュメント・記念碑

午後9時過ぎてやっと夕暮れ。美味しい食事と旅先の友達に感謝しながらWIFIのつながりの悪い宿に戻ります。
なんで海外ルーター借りなかったかな〜。いたるとこで反省。
一人旅には必須です。
宿への帰り道、家族連れ三組の物乞いさん達とすれ違いました
陽も落ちて店じまいなんですね。

南ブリュツセル駅からタリスでアムステルダム駅にむかいます。所要時間2時間弱。
タリスのチケット他高速鉄道のチケットはレイルヨーロッパのHPから日本語で簡単に買えます。
タリスのチケットを持っていると、中央駅から南駅は無料で移動できます。ブリュツセル南駅は中央駅より大きいですし、お店もそこそこあります。時間があるので軽く食事を。

ブリュッセル南駅 駅

このお店のサンドイッチ大味そうですが、美味しかったです。ベルギーは日本人と同じく味にこだわりを持つていると感じました。
ドイツから来てみるとなおさらですね。
南駅は無料でWIFI使えます。電波も強いので、ここで時間潰してタリスのホームに向かいます。

高速鉄道、タリス、TGV、ICEのホームは駅のはずれの方にありました。分かり難かったので、インフォメーションセンターにてチケットを見せてホームを聞くと、A3とかA4とか教えてくれます。なぜAがつくのか分かりませんでしたが、これは一つのホームにAとBの乗り場があり、停車する電車が異なります。間違えるとダッシュすることになりますよ。

ブリュッセル南駅 駅

タリスです。日本の新幹線より傷んでますね。少し不安。

二等席。室内は綺麗です。キャリーバックなどの荷物置き場は入口側にしか有りませんので、早く乗って、置いたが勝ちです。でも、取り出すとき少し苦労します。
アムステルダムまで2時間弱で29Euro。ブリュツセルーアムステルダム間は他の路線より割安感があります。(時期、時間帯で差があります)
ブリュツセルから近くて安いオランダ旅行も手頃かと。
車内WIFIなぜか通じませんでした？。