2016/05/01 - 2016/05/01
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月と花と旅とさん
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ゴールデンウイークに、子供達と母子三人、かねてから行ってみたいと思っていた、小田原の地球博物館を訪れました。
幼い子供達と一緒に楽しむのには、この上ないくらい素敵な博物館。
楽しかった一日の思い出です。
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- 乳幼児連れ家族旅行
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- 私鉄
-
ことの起こりは、4歳の長男が、隕石と恐竜にとても興味を持ち始めたこと。
恐竜の滅亡に関する、巨大隕石衝突説をどこかで仕入れ、その両方にともに興味を覚えたらしく……。
どちらかというと、隕石のほうに、よりご執心……。
4歳男児として、恐竜に惹かれるのはいたってノーマルだけれど、隕石って……笑。
うちの息子、おもしろいわあ……と思いつつ、隕石はむつかしいけれど、恐竜の骨格標本見せてあげたいな、夫は仕事が忙しい時期で休めないけれど、ゴールデンウィークだし、どこかの博物館に連れて行ってあげたいな、上野の博物館はこの時期はめちゃくちゃに混んでいるだろうしなあ……と考えていたら、以前友人から、「幼子を連れて行くのには、とってもよい博物館が小田原にあるよー」と教えてもらい、いつか行ってみたいと思っていた、地球博物館の存在を思い出した。
調べてみると、恐竜の骨格標本があるのはもちろんのこと……ななななんと!!
本物の隕石が多数展示されていて、しかも触れるとのこと!!!
ほ、本当ですかーーー!!!???
これほどまでに今のうちの息子のニーズにそくした博物館が他にあるだろうか?!いや、ない!!
と言うことで、即決とあいなったのです。
小田原で登山鉄道に乗り換え、車窓からの美しい新緑を楽しみながらしばし電車に揺られ、箱根湯本の一つ手前の駅、入生田で下車。
もりもりと力強い緑のお山を背景に、駅の目の前に聳え立つ立派な建物……それが神奈川県立地球博物館。 -
壮大な吹き抜けのエントランスからしてテンションマックス……わくわくではち切れそうになりながら、展示エリアに足を踏み入れると……。
さっそく目の前に鎮座する巨大隕石が……!!
本当に触れます!!
突然にあらわれた憧れの隕石に触れながら、瞳孔が全開になる息子……笑。
何度も、「これ、ホンモノ?本当にホンモノなの?」ときいておりました。
本物なんだって。この大きさで重さは2トンをこえているとか。隕石は重い。
他にもゴツゴツしているものや、表面がツルツル輝いているものなど、多様な隕石の展示があり、母子して、ほほう……とうなる。隕石にも色々ある。 -
他にも、美しい鉱石の素晴らしいコレクションがずらりと並び、私はうっとり……。美しすぎる。自然の造形に対する畏怖の念が改めてふつふつ胸にわきおこる。
私にとっては、この鉱石のコーナーだけでも、いつまでも飽きることなく眺めていられそうなほどの吸引力があったけれど、そこは何しろ、4歳のわんぱく小僧と1歳のお転婆娘の同行の身……先へ先へと手をひかれ、ひっぱがされる。 -
ついで現れる、アンモナイトなどの化石がみっちみちに詰まった巨大な壁。
これまた触り放題……。
ボランティアスタッフの方達が館内に沢山いらして、楽しい解説をしてくださる。 -
そして現れる深海魚の標本コーナー。
うわあああああ!!
幻の深海魚、リュウグウノツカイ………!!
その長いこと長いこと……。
母子共に大興奮。
以前、小田原の浜辺に打ち上げられていた個体だそうで……のどかな浜辺でこれを発見してしまった人の衝撃は、いかほどのものだったことか……!! -
そしてお待ちかねの恐竜エリア。恐竜骨格のお腹の下をくぐれる。恐竜トンネル!なんて楽しい演出。
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恐竜には触れなかったけれど、恐竜みたいなワニには触れました。
こんなところまで触らせてもらえました。(この時も、係りの方がそばで解説してくださってます) -
哺乳類の剥製エリアも大迫力。
そして、昆虫エリアで再び母の心鷲掴まれる。 -
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なんて美しいのでしょう……。
人間の造形は自然をこえられない。 -
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2階の展示室も素朴で楽しかった。
貝の展示の仕方にも、遊び心を感じる。随所に見られるここ博物館のこういう感覚が、とても好き。 -
あげた写真の他にも、度肝を抜かれるほどスケールの大きい地層の見本があったり、地球や宇宙の成り立ちがわかるパネルや映像があったり、見どころが本当に多く、けれど、展示の仕方にアイディアがたくさん注がれているおかげで、シンプルに地球と命の奥深さが子供達の胸にも伝わる、そんな素晴らしい博物館でした。
そして、そんな素晴らしい博物館なのに……とっても空いているのです……。
繰り返しになるけれど、ときはゴールデンウイーク真っ只中……。しかも、子供のチケット代が無料の、サービスデーだったのです。
一年で一番混雑する時期のはずなのですが、がら空きと表現してもいいくらいの状態……。
素敵な博物館なので、たくさんの人に訪れてもらいたいー!と思う反面、空いている、ということは、正直、あっちこっちチョロチョロの幼児たちを連れた身には、ものすごく有難いこと……。
この手の施設では抱っこでホールドされてしまうことも多い1歳の娘も、心ゆくまで歩き回れ、様々なものに触れ、とっても幸せそうでした。
触れる、って、子供にとっては本当に価値のあることですよね。
来館後、幼稚園での工作の時間に紙でヘビのオモチャを習った息子……シマシマ模様でヘビの体を塗るお友達が多いなか、一人点描で体を塗っていた息子……それは、この博物館で、爬虫類標本を触り、ざらざらした肌触りを体験したからだと思う母です。
立地的に、箱根湯本の駅から、たったの一駅なので、子連れ箱根旅で雨に見舞われてしまった日の観光先にもとてもよいと思います。
そして、ミュージアムショップで販売している、博物館オリジナルの恐竜のぬいぐるみのクオリティが素晴らしく、物欲がうすく、めったに何かを買ってとねだらない息子が、本当に珍しいことに一目惚れ……ぬいぐるみがあまり好きではない母も、同時に一目惚れ……ということでお財布の紐ゆるめまして……、息子はティラノサウルス、娘はトリケラトプスをお土産に……♪ -
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また必ず再訪したい、お気に入りの場所が増えました。
小田原城観光と抱き合わせたり、箱根湯本で日帰り温泉入って帰ったりしたら、朝から夕方までたっぷり楽しめそうです。
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