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カセレスの町は、今回のスペイン旅行で、もっとも気に入った町でした。<br /><br />さて、スペインに入りました。<br />マドリードで、二泊だけして、iPhoneのSIMカードのゲット、スーツケースの整理、アトーチャ駅の下見などして、慌ただしく、スペイン地方都市周遊の旅に出発です。<br /><br />もう、10回ぐらいは旅しているスペインの、主要都市はだいぶ見てしまいましたが、今回は、未踏の町も入れたくて、マドリードから、電車で南下しました。それも、南西方向の電車に乗ると、AVEの新幹線もなく、あっと驚く田舎電車でした。<br /><br />日に数本しかない、ふつうの急行で、4時間。日に数本しかないのに、電車はガラガラなので、指定席は無視して、好きなところにゆったりと座っていきました。<br /><br />数本しかないので、2ヶ月前の予約可能時にすぐに予約をしたのですが、数本しかない、つまりは、利用者が少ないので、なんと、車両にたったの数人。<br />それもなぜか、ど真ん中に、ひとつだけある、四席が向かい合ってる場所に、五人が詰め込まれる、という配置。日本なら、一席に一人ずつという配置になると思うのですが、スペイン人って、他人とでも「つるみたい」から、そのニーズで、こういう配置になるのか、それとも単に、システムがアホで、真ん中から順番に埋めていくのか(笑)。<br /><br />隣の区画には、自営業らしきオジサン、この人がもっともまともでしたが、10分おきに使用人から電話がかかってきて応対してました。<br />もう一組は、おそらく使用人らしき夫婦で、スペイン語は話してましたが、かかってくる電話には、ダ、ダ、と応対していたので、ロシア系移民かと思われました。<br />さらに、私が窓側の席だったのですが、やってきた、隣席の男は、お酒のにおいがぷんぷんする酔っ払いで、慌てて、席をたって、向かい側に移動しました。<br /><br />ふつうのスペイン人は、隣に人がいると他の席に移動するものですが、なぜかこの方々がかたまって座るので、「もしかしたら、次の駅で満員になるのかも」と解釈したのですが、単に、この方々が旅慣れていない、という理由だけだったようです。<br />そのうち、誰も乗ってこないことを察して、私や自営業のおじさんは、他の席に移動しました。<br /><br />と、今度は、車両の後ろの方で、後から乗ってきた人と、車掌の会話が耳に入りました。なんと、このおじさん、無賃乗車らしく、「泥棒にやられたんだよ。そんな不運なことってあるだろ。仕事のためにメリダに行くんだよ。頼むから乗せてくれよ」と懇願しまくってました。<br />車掌は、「悪いけど、検札するのが僕の仕事で、君には、次の駅で降りてもらうよ」と、優しく諭してました。<br />教育を受けられない移民層や貧困層がたくさんいるから、車掌さんのお仕事も大変だな、と思いました。<br />彼が検札にきた時には、酔っ払いさんは、机にうつぶして爆睡中。車掌さんは、彼が起きるまで、身体を優しくゆすって、チケットをチェックしてました。<br /><br />とまあ、田舎電車の車中風景は面白かったです。<br />まともな自営業のおじさんがいなければ、ちょっと不安だったかもしれません。もう一人、おばさんが乗ってきた時には、おそらく私たちの席だったようですが、(私もふくめて)、あまりに怪しい面々が座っていたので、他の車両に移られてました。<br /><br />AVEに乗れば、近代的なスペインが見れますが、カセレス方面への電車に乗れば、また違ったスペインが見えます。<br />ただし、のちほど気づいたのは、このエリアはむしろバスが発展していて、バス料金の方が、電車より数ユーロ安いようです。それゆえ、バスに客をとられて、よけいに電車が不便になる、という悪循環があるようです。<br /><br />スペインのバス旅は、されている知人も多いですが、トイレの近い私には不可能(笑)。私がバスを利用できるのはメキシコだけです。スペインのバスは、バス会社により停留所がややこしかったり、車内にトイレがなかったり、あっても使えなかったりと、不安要因が多いので、たとえ、田舎電車でも、時間通りに出て、一応ちゃんとしたトイレがある、駅や車両を持っているので、電車が安心です。<br /><br /><br /><br />座席については、スペインは、あまり規則を重視しない、ラテンな国ですから、他があいているなら、どこに座ってもいいのです。<br /><br />メリダの駅で、「四人向き合いはいやだから、他の席に変えてください」と頼んだら、駅員さんは、私のチケットの日付をみることなく、<br />「心配しなくても、乗客はほとんどいないから、好きなところに座ればいいよ」と言いました(笑)。<br /><br /><br />カセレスでの行動<br />Concatedral de santa maria<br /><br />Paradorで、テイスティングメニュー<br />Baluarte los poszoz, 城壁にのぼる<br />Museo de Caceres<br />Eustaquio Blanco 新市街でランチ<br />Torre de Bujaco  星の門近くの城壁<br />Palacio golfines de abajo 毎時のガイドツアーで、貴族の館見学<br />Iglesia Preciosa Sangre 表紙の写真、サンフランシスコ聖堂<br />ウォーキングツアーに参加 6ユーロ<br />Bouquet で、タパスにチャレンジ

熟女の世界一周航空券の一人旅 (21) スペイン、カセレス

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2016/06/01 - 2016/06/01

9位(同エリア35件中)

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まりあ

まりあさん

カセレスの町は、今回のスペイン旅行で、もっとも気に入った町でした。

さて、スペインに入りました。
マドリードで、二泊だけして、iPhoneのSIMカードのゲット、スーツケースの整理、アトーチャ駅の下見などして、慌ただしく、スペイン地方都市周遊の旅に出発です。

もう、10回ぐらいは旅しているスペインの、主要都市はだいぶ見てしまいましたが、今回は、未踏の町も入れたくて、マドリードから、電車で南下しました。それも、南西方向の電車に乗ると、AVEの新幹線もなく、あっと驚く田舎電車でした。

日に数本しかない、ふつうの急行で、4時間。日に数本しかないのに、電車はガラガラなので、指定席は無視して、好きなところにゆったりと座っていきました。

数本しかないので、2ヶ月前の予約可能時にすぐに予約をしたのですが、数本しかない、つまりは、利用者が少ないので、なんと、車両にたったの数人。
それもなぜか、ど真ん中に、ひとつだけある、四席が向かい合ってる場所に、五人が詰め込まれる、という配置。日本なら、一席に一人ずつという配置になると思うのですが、スペイン人って、他人とでも「つるみたい」から、そのニーズで、こういう配置になるのか、それとも単に、システムがアホで、真ん中から順番に埋めていくのか(笑)。

隣の区画には、自営業らしきオジサン、この人がもっともまともでしたが、10分おきに使用人から電話がかかってきて応対してました。
もう一組は、おそらく使用人らしき夫婦で、スペイン語は話してましたが、かかってくる電話には、ダ、ダ、と応対していたので、ロシア系移民かと思われました。
さらに、私が窓側の席だったのですが、やってきた、隣席の男は、お酒のにおいがぷんぷんする酔っ払いで、慌てて、席をたって、向かい側に移動しました。

ふつうのスペイン人は、隣に人がいると他の席に移動するものですが、なぜかこの方々がかたまって座るので、「もしかしたら、次の駅で満員になるのかも」と解釈したのですが、単に、この方々が旅慣れていない、という理由だけだったようです。
そのうち、誰も乗ってこないことを察して、私や自営業のおじさんは、他の席に移動しました。

と、今度は、車両の後ろの方で、後から乗ってきた人と、車掌の会話が耳に入りました。なんと、このおじさん、無賃乗車らしく、「泥棒にやられたんだよ。そんな不運なことってあるだろ。仕事のためにメリダに行くんだよ。頼むから乗せてくれよ」と懇願しまくってました。
車掌は、「悪いけど、検札するのが僕の仕事で、君には、次の駅で降りてもらうよ」と、優しく諭してました。
教育を受けられない移民層や貧困層がたくさんいるから、車掌さんのお仕事も大変だな、と思いました。
彼が検札にきた時には、酔っ払いさんは、机にうつぶして爆睡中。車掌さんは、彼が起きるまで、身体を優しくゆすって、チケットをチェックしてました。

とまあ、田舎電車の車中風景は面白かったです。
まともな自営業のおじさんがいなければ、ちょっと不安だったかもしれません。もう一人、おばさんが乗ってきた時には、おそらく私たちの席だったようですが、(私もふくめて)、あまりに怪しい面々が座っていたので、他の車両に移られてました。

AVEに乗れば、近代的なスペインが見れますが、カセレス方面への電車に乗れば、また違ったスペインが見えます。
ただし、のちほど気づいたのは、このエリアはむしろバスが発展していて、バス料金の方が、電車より数ユーロ安いようです。それゆえ、バスに客をとられて、よけいに電車が不便になる、という悪循環があるようです。

スペインのバス旅は、されている知人も多いですが、トイレの近い私には不可能(笑)。私がバスを利用できるのはメキシコだけです。スペインのバスは、バス会社により停留所がややこしかったり、車内にトイレがなかったり、あっても使えなかったりと、不安要因が多いので、たとえ、田舎電車でも、時間通りに出て、一応ちゃんとしたトイレがある、駅や車両を持っているので、電車が安心です。



座席については、スペインは、あまり規則を重視しない、ラテンな国ですから、他があいているなら、どこに座ってもいいのです。

メリダの駅で、「四人向き合いはいやだから、他の席に変えてください」と頼んだら、駅員さんは、私のチケットの日付をみることなく、
「心配しなくても、乗客はほとんどいないから、好きなところに座ればいいよ」と言いました(笑)。


カセレスでの行動
Concatedral de santa maria

Paradorで、テイスティングメニュー
Baluarte los poszoz, 城壁にのぼる
Museo de Caceres
Eustaquio Blanco 新市街でランチ
Torre de Bujaco 星の門近くの城壁
Palacio golfines de abajo 毎時のガイドツアーで、貴族の館見学
Iglesia Preciosa Sangre 表紙の写真、サンフランシスコ聖堂
ウォーキングツアーに参加 6ユーロ
Bouquet で、タパスにチャレンジ

旅行の満足度
5.0

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  • ソニーのコンデジ、頑張ります。<br />車窓で、通り過ぎる景色をキャッチ。<br />これ、芥子でしょうか。真っ赤でした。

    ソニーのコンデジ、頑張ります。
    車窓で、通り過ぎる景色をキャッチ。
    これ、芥子でしょうか。真っ赤でした。

  • お、池の中に、遺跡らしき橋のあとが

    お、池の中に、遺跡らしき橋のあとが

  • これもみごとにキャッチしました。

    これもみごとにキャッチしました。

  • カセレスのホテルについたのは、ランチタイムも終わりかけの時間帯でした。<br />なので、通りかかかった、最初の数件の中で、ランチしました。<br />Menu del dia その日の定食。今のスペインでも健在で、しかも、以前より安くなっている感じです。<br />マドリードの、ビジネス街で、スーツを着たビジネスマンが食べにくるようなエレガントな店でも10ユーロ。<br />ここも、9ユーロぐらいでランチがありました。<br /><br />けど、味はイマイチでした。<br />こちらはサラダ。

    カセレスのホテルについたのは、ランチタイムも終わりかけの時間帯でした。
    なので、通りかかかった、最初の数件の中で、ランチしました。
    Menu del dia その日の定食。今のスペインでも健在で、しかも、以前より安くなっている感じです。
    マドリードの、ビジネス街で、スーツを着たビジネスマンが食べにくるようなエレガントな店でも10ユーロ。
    ここも、9ユーロぐらいでランチがありました。

    けど、味はイマイチでした。
    こちらはサラダ。

  • 店内はカフェかバルのイメージです。

    店内はカフェかバルのイメージです。

  • 二品目、豚肉のabanicoって何ですか、と問うと、secretoシークレットと言われ、どこかの部位を示すことはわかったのですが、何かわからないまま、注文しました。<br />なるほど肉が、abanico扇状に広がるような肉なのですが、肋骨の近くにある肉なのか、とにかく脂分が多いのが特徴で、それを好む人には、人気があるようです。<br />私には、脂がきつくてイマイチでした。が、焼き具合がじょうずなので、脂の少ないところは美味しかったです。<br />エストレマドゥーラ州は、イベリコ豚の産地で、メインは豚が中心。それで、入手しにくいアバニコが人気で、メニューによく取り入れられているようです。

    二品目、豚肉のabanicoって何ですか、と問うと、secretoシークレットと言われ、どこかの部位を示すことはわかったのですが、何かわからないまま、注文しました。
    なるほど肉が、abanico扇状に広がるような肉なのですが、肋骨の近くにある肉なのか、とにかく脂分が多いのが特徴で、それを好む人には、人気があるようです。
    私には、脂がきつくてイマイチでした。が、焼き具合がじょうずなので、脂の少ないところは美味しかったです。
    エストレマドゥーラ州は、イベリコ豚の産地で、メインは豚が中心。それで、入手しにくいアバニコが人気で、メニューによく取り入れられているようです。

  • デザートは、オレンジのムース

    デザートは、オレンジのムース

  • これがカセレスの広場。<br />まんまるとか、ま四角のシンプルな形でないところが、魅力的です。<br />いろんな建物が、不思議な造形を作っています。<br />階段があり、星の門があり、ここが旧市街への入り口。<br />そして、手前側には、カフェやレストランが並んでいます。

    これがカセレスの広場。
    まんまるとか、ま四角のシンプルな形でないところが、魅力的です。
    いろんな建物が、不思議な造形を作っています。
    階段があり、星の門があり、ここが旧市街への入り口。
    そして、手前側には、カフェやレストランが並んでいます。

  • Concttedral de Santa Maria<br />入場料を払って入ります。

    Concttedral de Santa Maria
    入場料を払って入ります。

  • 主祭壇の彫刻がみごと

    主祭壇の彫刻がみごと

  • 白い教会が、可愛いアクセントになってます。

    白い教会が、可愛いアクセントになってます。

  • カセレスの旧市街には、バラドール(国立ホテル)があり、値段は高くもなかったのですが、さらにいいホテルが、新市街との境い目にあったので、そちらにしました。そのホテル、Gran Hotel Don Manuel Atiramは、66ユーロで泊まれたホテルとしたら、最高に質のいいホテルでした。バラドールより、私のホテルの方がよかったと思っています。<br />でも、一度だけ、パラドールのランチに出かけました。

    カセレスの旧市街には、バラドール(国立ホテル)があり、値段は高くもなかったのですが、さらにいいホテルが、新市街との境い目にあったので、そちらにしました。そのホテル、Gran Hotel Don Manuel Atiramは、66ユーロで泊まれたホテルとしたら、最高に質のいいホテルでした。バラドールより、私のホテルの方がよかったと思っています。
    でも、一度だけ、パラドールのランチに出かけました。

  • 私が入るのはいつも早い目の1時半ごろ。まだ客は私だけ。<br />だいたい人が入ってくるのは、2時をまわって、3時ごろまででしょうか。

    私が入るのはいつも早い目の1時半ごろ。まだ客は私だけ。
    だいたい人が入ってくるのは、2時をまわって、3時ごろまででしょうか。

  • このパラドール、テイスティングメニューがあったので、それを試しました。<br />もっとも、少し小さい目のふつうの料理が出ただけでしたが、35ユーロぐらいで、たくさんの味が楽しめます。<br />この手の店で、料理を二つとると、すぐに40ユーロぐらいになり、この点、テイスティングメニューがあると、一人旅には嬉しいです。二人でなら、3皿を二人で分ける方が、安くて十分なのですが、一人だと、同じ味を大量に食べることになり、疲れます(笑)。<br />まずは、オードブルの盛り合わせ。<br />ここはイベリコ豚が有名、つまり生ハムも有名なんですよね。

    このパラドール、テイスティングメニューがあったので、それを試しました。
    もっとも、少し小さい目のふつうの料理が出ただけでしたが、35ユーロぐらいで、たくさんの味が楽しめます。
    この手の店で、料理を二つとると、すぐに40ユーロぐらいになり、この点、テイスティングメニューがあると、一人旅には嬉しいです。二人でなら、3皿を二人で分ける方が、安くて十分なのですが、一人だと、同じ味を大量に食べることになり、疲れます(笑)。
    まずは、オードブルの盛り合わせ。
    ここはイベリコ豚が有名、つまり生ハムも有名なんですよね。

  • サルモレッハという、ガスパチョを、さらにクリーミーにした、トマトの冷製スープが、この南スペインの名物のようです。<br />

    サルモレッハという、ガスパチョを、さらにクリーミーにした、トマトの冷製スープが、この南スペインの名物のようです。

  • たらの料理

    たらの料理

  • イベリコ豚のタリアータ<br />アーティチヨークが、ちょこんとのってます。

    イベリコ豚のタリアータ
    アーティチヨークが、ちょこんとのってます。

  • これが面白かったですが、この地方のスイーツをほんの少しずつ味見できて、グッドでした。<br />

    これが面白かったですが、この地方のスイーツをほんの少しずつ味見できて、グッドでした。

  • イタリアのコーヒーは、スプーン一杯ぐらいの量で、マッキァートにしても、量はやっぱりすごく少ないですが、スペインのカフェは、イタリアの、薄めたコーヒーのカフェ・ルンゴより、さらに量が多く、しっかりと飲んだ感じがします。<br />コルタードというと、少しミルクを入れてくれてソフトにもなるので、私はいつも、un cortado, por favor.  食事の締めくくりとしては、量と濃さともに、私好みです。

    イタリアのコーヒーは、スプーン一杯ぐらいの量で、マッキァートにしても、量はやっぱりすごく少ないですが、スペインのカフェは、イタリアの、薄めたコーヒーのカフェ・ルンゴより、さらに量が多く、しっかりと飲んだ感じがします。
    コルタードというと、少しミルクを入れてくれてソフトにもなるので、私はいつも、un cortado, por favor. 食事の締めくくりとしては、量と濃さともに、私好みです。

  • パラドールから、さらに旧市街の奥の方へ。ユダヤ人街といわれる地区です。<br />ユダヤ人街って、今、ユダヤ人が住んでいるというわけではないけど、彼らが作った街並みが、迷路があり、白い壁の家が可愛いんだと思います。<br />って、詳しくは知らないけど、私の印象としてのお話です。

    パラドールから、さらに旧市街の奥の方へ。ユダヤ人街といわれる地区です。
    ユダヤ人街って、今、ユダヤ人が住んでいるというわけではないけど、彼らが作った街並みが、迷路があり、白い壁の家が可愛いんだと思います。
    って、詳しくは知らないけど、私の印象としてのお話です。

  • ホテルの部屋。<br />とても重厚な造りで、隣の物音も少しは聞こえますが、気にならずに過ごせました。

    ホテルの部屋。
    とても重厚な造りで、隣の物音も少しは聞こえますが、気にならずに過ごせました。

  • 「町の見える部屋」をリクエストしたら、「それはないけど、いい部屋を用意します」と言ってくれて、なるほど、建物をコの字に作って、パティオ形式にしているのですが、この方が、ここの熱い直射日光を避けることになるので、よくできた造りです。<br />私は、狭いパティオに面した階下の部屋が暗くて嫌いなのですが、ここのはパティオ的に作っただけで、広々としているので、採光は十分でした。町の景色は残念ながら見れません。

    「町の見える部屋」をリクエストしたら、「それはないけど、いい部屋を用意します」と言ってくれて、なるほど、建物をコの字に作って、パティオ形式にしているのですが、この方が、ここの熱い直射日光を避けることになるので、よくできた造りです。
    私は、狭いパティオに面した階下の部屋が暗くて嫌いなのですが、ここのはパティオ的に作っただけで、広々としているので、採光は十分でした。町の景色は残念ながら見れません。

  • Museo de Caceres<br />絵画がそこそこあり、満足感が高かったです。<br />これ、写真ではなく、絵の写真です。<br />美術館にいるような風景の絵、気に入りました。

    Museo de Caceres
    絵画がそこそこあり、満足感が高かったです。
    これ、写真ではなく、絵の写真です。
    美術館にいるような風景の絵、気に入りました。

  • こんなところに、エルグレコが。

    こんなところに、エルグレコが。

  • 博物館の中を、うろうろしていたら、こんな地下の場所にいきあたりました。<br />のちほど、ウォーキングツアーでも来たのですが、このエリアの町にはこうして貯水の場所がたくさんあり、また井戸もあちこちに作られてました。<br /><br />もともとは、ここが埋まるぐらいの水の量で、階上の窓から、水を汲んでいたそうです。

    博物館の中を、うろうろしていたら、こんな地下の場所にいきあたりました。
    のちほど、ウォーキングツアーでも来たのですが、このエリアの町にはこうして貯水の場所がたくさんあり、また井戸もあちこちに作られてました。

    もともとは、ここが埋まるぐらいの水の量で、階上の窓から、水を汲んでいたそうです。

  • カセレス駅

    カセレス駅

  • うちのホテルのマネージャーに、いろいろレストラン情報をもらって、評判のいいレストランをチェックして、この日は、駅までチケットの変更にきたので、そのついでに、駅周辺に広がる、新市街を散策して、このEustaquio Blancoという店に来ました。

    うちのホテルのマネージャーに、いろいろレストラン情報をもらって、評判のいいレストランをチェックして、この日は、駅までチケットの変更にきたので、そのついでに、駅周辺に広がる、新市街を散策して、このEustaquio Blancoという店に来ました。

  • 今のオーナーのお父様が有名なシェフだとか。<br />そのご本がありましたので、見せていただき、素敵な料理の写真に、思わずシャッターを切りました。

    今のオーナーのお父様が有名なシェフだとか。
    そのご本がありましたので、見せていただき、素敵な料理の写真に、思わずシャッターを切りました。

  • 20ユーロのMenu del dia<br />三品のコースですが、さらにアミューズがついてました。<br />フォアグラのムース

    20ユーロのMenu del dia
    三品のコースですが、さらにアミューズがついてました。
    フォアグラのムース

  • ワインも含まれてますが、まだ帰路をたくさん歩くので、自粛(笑)。

    ワインも含まれてますが、まだ帰路をたくさん歩くので、自粛(笑)。

  • シャンピニオンのクリーム煮<br />味が、とろっとクリームの美味しいがよく出てます。

    シャンピニオンのクリーム煮
    味が、とろっとクリームの美味しいがよく出てます。

  • グリーンアスパラをチキンで巻いて、きのこのソース<br />20ユーロと、ふつうの店の倍の料金ゆえ、量が多かったです。

    グリーンアスパラをチキンで巻いて、きのこのソース
    20ユーロと、ふつうの店の倍の料金ゆえ、量が多かったです。

  • デザートもいくつかチョイスがあるのですが、けっきょく、プリンを選んでしまう私。<br />なかなか、生クリームの昔の美味しさに出会えずにいます。けど、プリンは、店により味は違うけど、卵たっぷりの美味しいプリンが多く、プリンって、カロリーが低い目で、栄養価が高いんですよね。と、言い訳

    デザートもいくつかチョイスがあるのですが、けっきょく、プリンを選んでしまう私。
    なかなか、生クリームの昔の美味しさに出会えずにいます。けど、プリンは、店により味は違うけど、卵たっぷりの美味しいプリンが多く、プリンって、カロリーが低い目で、栄養価が高いんですよね。と、言い訳

  • これ、両側に、ほんとのおうちのドアがあり、正面はただの壁に、ドアの絵を描いたものです。<br />こういうの、大好きなんですよね。<br />こういうのが、さりげなく見つかる町が好きな町なんです。<br />カセレス、旧市街はすぐ飽きますが、新市街も含めて、レストランも含めて、めちゃ気に入ったのでした。

    これ、両側に、ほんとのおうちのドアがあり、正面はただの壁に、ドアの絵を描いたものです。
    こういうの、大好きなんですよね。
    こういうのが、さりげなく見つかる町が好きな町なんです。
    カセレス、旧市街はすぐ飽きますが、新市街も含めて、レストランも含めて、めちゃ気に入ったのでした。

  • これがうちのホテル。<br />建物を巻くように立てて、直射日光の被害を防いでます。<br />

    これがうちのホテル。
    建物を巻くように立てて、直射日光の被害を防いでます。

  • 中庭の中央には、この地区にふさわしく、噴水を造り、モダンアートしてます。

    中庭の中央には、この地区にふさわしく、噴水を造り、モダンアートしてます。

  • また、星の門をくぐって、旧市街。<br />毎日、13000歩を平均で歩きますから、旧市街は散歩の場所として最適です。

    また、星の門をくぐって、旧市街。
    毎日、13000歩を平均で歩きますから、旧市街は散歩の場所として最適です。

  • 星の門のすぐ近くにある城壁には、登れるんですよね。<br />旧市街の再奥エリアにも登れる城壁があります。このあたり、シエスタで昼間に閉まってしまうので、オープンの時間に見つけるのが大変ですが、両方の共通券になっていて、しっかり両方に登るといいと思います。

    星の門のすぐ近くにある城壁には、登れるんですよね。
    旧市街の再奥エリアにも登れる城壁があります。このあたり、シエスタで昼間に閉まってしまうので、オープンの時間に見つけるのが大変ですが、両方の共通券になっていて、しっかり両方に登るといいと思います。

  • サンフランシスコ教会。<br />考えたら、フランシスコ・ザビエルの教会でした。<br />

    サンフランシスコ教会。
    考えたら、フランシスコ・ザビエルの教会でした。

  • 星の門の近くにある、ガイド協会の入り口から、11時と12時半にウォーキングツアーがあるとか。<br />金曜日の11時にいったら、人数が10人以上でないと出ないとのことで、Palacioのガイドツアーに参加してから、12時半に戻るように言われました。<br />が、アメリカからのご夫婦とともに、Palacioには行きましたが、ウォーキングツアーは、土曜日の11時のに参加しました。<br />さすが土曜日、すごく人が多かったです。

    星の門の近くにある、ガイド協会の入り口から、11時と12時半にウォーキングツアーがあるとか。
    金曜日の11時にいったら、人数が10人以上でないと出ないとのことで、Palacioのガイドツアーに参加してから、12時半に戻るように言われました。
    が、アメリカからのご夫婦とともに、Palacioには行きましたが、ウォーキングツアーは、土曜日の11時のに参加しました。
    さすが土曜日、すごく人が多かったです。

  • 6ユーロ払って、しかも10人以上いないと出ない、というものですが、フリーツアーとはまた違い、ガイドさんは、博物館などとも提携しているようで、入場料を払わずに、一部の博物館の一部を見せてくれて、地下の貯水池は、博物館の中ですが、入れとくれて、しっかり説明してくれました。<br />参加してよかったです。

    6ユーロ払って、しかも10人以上いないと出ない、というものですが、フリーツアーとはまた違い、ガイドさんは、博物館などとも提携しているようで、入場料を払わずに、一部の博物館の一部を見せてくれて、地下の貯水池は、博物館の中ですが、入れとくれて、しっかり説明してくれました。
    参加してよかったです。

  • さて、最近増えているタパス。<br />これがやっかいで、この店も、タパスは、バルでしか食べられない、と言われました。バルには、数人ずつのグループが、わいわいがやがやしゃべっていて、一人者は肩身が狭い。ゆっくり食べる気になれないんですよね。<br />いつも、飲んべえさんが羨ましい、と思います。<br />レストランになると、メニューは単品が20ユーロにもなり、一人だと、またまた同じ味ばっかりの料理になります。<br />と、悩んでいると、スタッフのお姉さんが、「他の人はテラスで食事しているし、ここはあなただけだから、特別、タパスの料理をここで食べていいわ」と言ってくれました。<br /><br />で、頼んだこのアサリの煮込み、11ユーロと少し高いですが、このソースが絶品。パンですくって、すべて食べました。独自の、そしてすごくいい味を出してました。

    さて、最近増えているタパス。
    これがやっかいで、この店も、タパスは、バルでしか食べられない、と言われました。バルには、数人ずつのグループが、わいわいがやがやしゃべっていて、一人者は肩身が狭い。ゆっくり食べる気になれないんですよね。
    いつも、飲んべえさんが羨ましい、と思います。
    レストランになると、メニューは単品が20ユーロにもなり、一人だと、またまた同じ味ばっかりの料理になります。
    と、悩んでいると、スタッフのお姉さんが、「他の人はテラスで食事しているし、ここはあなただけだから、特別、タパスの料理をここで食べていいわ」と言ってくれました。

    で、頼んだこのアサリの煮込み、11ユーロと少し高いですが、このソースが絶品。パンですくって、すべて食べました。独自の、そしてすごくいい味を出してました。

  • メインは、イベリコのイチジクソース。<br />まあ、これは、どこで食べてもそう大差はないですが、肉の焼き方とか、肉の質は、バッチリです。

    メインは、イベリコのイチジクソース。
    まあ、これは、どこで食べてもそう大差はないですが、肉の焼き方とか、肉の質は、バッチリです。

  • で、デザートを二品、とることにしました。<br />これはメロンのカネロニ、<br />メロンを薄く切って、Arroz con lecheを巻いてあります。<br />Arroz con lecheは、ライスをミルクで煮込んだものですが、昔のメキシコでは、甘いまずいデザートでしたが、今は、ミルクの味に工夫を加えて、冷やして出されると、けっこうすがすがしいいい味なんですよね。

    で、デザートを二品、とることにしました。
    これはメロンのカネロニ、
    メロンを薄く切って、Arroz con lecheを巻いてあります。
    Arroz con lecheは、ライスをミルクで煮込んだものですが、昔のメキシコでは、甘いまずいデザートでしたが、今は、ミルクの味に工夫を加えて、冷やして出されると、けっこうすがすがしいいい味なんですよね。

  • そして、これがまた工夫の一品でしたが、Lengote de caramelo<br />リンゴーテって、金の延べ棒みたいな単語で、キャラメルの延べ棒???<br /><br />フォークを入れた時に、びっくりしたのですが、なるほど、リンゴーテのように、これカチカチの硬さです。イタリアンの、セミ・フレッドと呼ばれる冷たいスイーツ、あれの感触で、カッチカチですが、口にいれると、冷たすぎない程度の冷たく、またほとんど甘さがないので、キャラメルが生きます。<br />向こう側のが、ホワイトチョコのクリームで、こちらは、ねっとりと甘く、このバランスで、食べるわけです。<br />なかなか、お見事なスイーツでした。<br /><br />でも、単品でとったので、テイスティングメニューなみのお値段になり、やっぱり、テイスティングメニューがある店がありがたいと、つくづく思います。<br /><br />でも、この店の質は、感動ものでした。

    そして、これがまた工夫の一品でしたが、Lengote de caramelo
    リンゴーテって、金の延べ棒みたいな単語で、キャラメルの延べ棒???

    フォークを入れた時に、びっくりしたのですが、なるほど、リンゴーテのように、これカチカチの硬さです。イタリアンの、セミ・フレッドと呼ばれる冷たいスイーツ、あれの感触で、カッチカチですが、口にいれると、冷たすぎない程度の冷たく、またほとんど甘さがないので、キャラメルが生きます。
    向こう側のが、ホワイトチョコのクリームで、こちらは、ねっとりと甘く、このバランスで、食べるわけです。
    なかなか、お見事なスイーツでした。

    でも、単品でとったので、テイスティングメニューなみのお値段になり、やっぱり、テイスティングメニューがある店がありがたいと、つくづく思います。

    でも、この店の質は、感動ものでした。

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