2016/06/04 - 2016/06/05
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katzeさん
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ライン川流域を船と列車で旅しました。
1日目 リューデスハイム→ボッパルト(ライン川クルーズ)
ボッパルト→コブレンツ→リューデスハイム(列車)
ボッパルト、コブレンツ観光、リューデスハイム泊
2日目 リューデスハイム→アスマンスハウゼン(ケーブルカー、ハイキング、リフト)
アスマンスハウゼン→リューデスハイム(列車)
アスマンスハウゼンをハイキング
リューデスハイム観光
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1日目の土曜日、今にも雨が降り出しそうな曇天。
6:53発のフランクフルトから快速電車(R10)に乗ってリューデスハイムへ。運賃は11.8ユーロ。
車両の少ない電車ですがトイレが付いています。ボックス席にはコンセントもひとつあります。
朝早かったせいか乗客は少なかったですが、途中の駅からハイキングのドイツ人団体がハイテンションで乗ってきて、賑やかでした。 -
予定より10分遅れの8:15頃にリューデスハイム駅に到着。
駅から徒歩10分弱で予約したホテルへ行き、チェックインには早すぎたのでフロントに荷物だけ預けてホテルの目の前にある船着場へ。
窓口でボッパルトまでのチケットを買い(26.4ユーロ)出航の9:15までチケット売り場でガイドブックを買ったりしながら時間を潰しました。
船内は、たくさんの古城を見るなら左側、ローレライを見るなら右側、ベストポイントはデッキ先頭。
この船の始発であるリューデスハイム船着場では船は進行方向と逆向きに停泊していて紛らわしかったのですが、なんとかデッキ先頭に席を確保。
リューデスハイムの一つ先のビンゲンから大勢乗ってきてデッキ席は超満員になったので、良い場所を取るなら始発の船着場から乗る方がいいと思います。 -
券売所で買ったガイドブックには日本語版もあり、こんな折り込み地図がついています。
これを見て、あの城は○○城でそっちは△△城、ローレライはまだまだ先、とかがわかるので、買ってよかったです。 -
雨こそ降らなかったし晴れ間もあったものの、全体的に曇り空でデッキでじっとしているには肌寒かったです。
美しい古城をカメラで撮っても、空が薄暗いのであまり綺麗に撮れない… -
普段のこの流域は知らないけれど、それにしても水位が高いような。
この週、ドイツ国内や欧州各地で大雨が降ったためと思われます。
船には日本人も多く、そのほとんどがザンクトゴアールで降りて行きました。
他に英語や中国語も聞こえてきました。ドイツ人はあまり乗っていなかったようです。 -
12時頃にボッパルトに到着。ここで降りる人も多かったです。
この頃には天気は回復して少し暑いくらいに。 -
ここまで乗ってきたKDラインの船。
ずっとデッキにいたので(途中から、あまりの混雑にトイレに行くのも大変なくらいでした)船内の様子はわかりませんが、Subwayが入っていたり、グラスワインなど買える売店もあるようでした。 -
ボッパルト船着場から川沿いにテクテクと10分ほど歩き、チェアリフト乗り場へ。
券売所で往復のチケット(確か7.5ユーロ)を買って念のためトイレを済ませます。(券売所でトイレの鍵を借りるシステム) -
リフトは二人乗りで、眼下にはぶどう畑が。
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コブレンツまで行かずボッパルトで下船することにしたのは、このライン川の蛇行を見るためです。
この時リフトは結構な高さにありましたが、そんなことも気にならない見事な景色。
雨の後で川が濁っているのと、手持ちのデジカメでは全体を収めきれないのが残念です。
リフトで上がった先にさらなる絶景ポイントが。 -
リフトを降りて舗装された山道を少し歩くと、いくつかレストランが出てきます。
そのひとつ、Gedeons Eckというレストランでランチをとることに。
ここのテラス席では… -
こんな絶景を見ながら食事やお茶ができるのです。
-
私はココナッツのカレーライスを注文。
超甘口で、カレーの味よりパイナップルの味が強すぎる。
まわりに添えられたメロンはかたくて食べられるところがほんのちょっとしかないし。
不味いわけではないけど、想像していたものとあまりに違い、ご飯と一緒に食べるには甘すぎて完食できませんでした。 -
再びチェアリフトで麓まで戻り、ボッパルト駅から電車(R02)でコブレンツへ向かいます。5.85ユーロ、所要時間は約15分。
コブレンツに15:00位に到着し、ここからバスとロープウェイでエーレンブライトシュタイン城塞まで行きます。
市内交通が乗り放題になり城塞入場券が割引になるコブレンツカードを買うために駅の案内所へ。
しかしここでは売っていなくて、駅から1キロも離れた観光案内所まで行かないとならなさそうだったので、カードは諦めてバス停へ。
1番のバスに乗って路線図を広げていたら、ドイツ人老婦人が声をかけてくれて、降りる場所にきたら教えてあげると言ってくれました。
ドイツ人って困っていそうな人に優しい。今まで何度も親切してもらいました。 -
老婦人の助けを借りて無事にロープウェイ乗り場のあるDeutsches Eck/Seilbahnで下車し、ロープウェイに乗り込みエーレンブライトシュタイン城塞へ。
バス運賃は1.85ユーロ。
ロープウェイ往復と城塞への入場券のコンビチケットは11.8ユーロ。
ロープウェイに乗っていた時間はほんのわずかだったけど、天気が良かったので蒸し風呂のようでした。 -
エーレンブライトシュタイン城塞は観光客で賑わっていました。
-
城塞からはライン川とモーゼル川の合流点がよく見えます。
境目が白い線のようになっています。
この眺めは素晴らしかったけど、これ以外の見所がよくわからないまま、ロープウェイで早々に城塞を後にしました。 -
コブレンツ中央駅ひとつ手前のコブレンツシュタッドミッテから電車(R10)で約1時間かけてリューデスハイムまで戻ります。
運賃は、コブレンツとリューデスハイムは州が異なるので、手持ちのバーンカード50(長距離運賃が半額になる)が使えて6.8ユーロ。
車内では右側の座席に座るとライン川がよく見えます。
やっぱり水位が高い。木々が水没しかかっている… -
19:00頃にリューデスハイムへ到着。
ホテルでチェックインするために名前を告げると、フロント係が「いつ予約しましたか?」と。
某ホテル予約サイトで予約したのですが、なぜか予約が取り消しになっていたようです。
空室があったので宿泊できないという最悪の事態は免れましたが、満室だったらどうなっていたんだろう。
写真は部屋からの眺め。クルーズ船の船着場がすぐそこにあります。 -
不要な荷物を部屋に置いて、夕食を取るためにつぐみ横丁へ。
これは19:30頃ですが、日没は21:30くらいなのでまだまだ明るいです。 -
夕食は某ガイドブックに載っていたヴィンツァーケラー。
私は豚肉ときのこのナントカソース(名前忘れた)がけを注文しました。
豚肉はまあまあ柔らかかったのですがほんの数切れしかなく、ソースもイマイチ。
豚肉が乗っている幅広のパスタは茹ですぎ。
ここはワインが売りだから仕方ないかと思えば、夫が注文した2杯目のグラスワインがいつまでたっても来ず、もう諦めてお会計しようかと思った頃にようやく運ばれてきました。
遅いじゃないかと言うと、厨房が忙しいから仕方ないと軽く返され。
いろんな意味で残念なレストランでした。 -
2日目、日曜日。雲は多めながらいい天気です。
ホテルで朝食を済ませ、チェックアウトをしてフロントに荷物を預け、ニーダーヴァルト行きのゴンドラ乗り場(写真)へ。
通りすがりに前日私たちが乗ったのと同時刻に出るクルーズ船を見たら、前日よりもずっと混んでいました。
ゴンドラ乗り場へは9時頃に乗り場に着いたのですが、ゴンドラの始発は9:30とのことで、周辺のお土産屋をフラフラ。
乗り場から近いところに、ローテンブルクのクリスマスオーナメントショップ、Käthe Wohlfahrtを発見。
これはドイツでも人気のショップで、冬に地元のクリスマス市場に出店された屋台に入ったことがありますが、店の前に長い列ができてゆっくり見られないほどの混雑ぶりでした。 -
乗り場の券売機(カードのみ使用可、現金の場合は近くの窓口で)でゴンドラとアスマンスハウゼンのチェアリフトもコンビチケットを購入。8ユーロ。
ちなみに、これプラス、アスマンスハウゼンからリューデスハイムまでのクルーズがついたコンビチケットもあり、こちらは14ユーロ。
ゴンドラからは広大なぶどう畑とライン川が見えました。 -
ゴンドラを降りて少し歩くと、ゲルマニアの女神像が建っている展望台があります。
ここからの眺めは… -
ゴンドラからの景色とあまり変わりませんが、ライン川の南の果てが空に溶け込んでいるように見えてしばし見とれていました。
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女神像を起点にしてアスマンスハウゼンのリフト乗り場まで1時間弱のハイキングへ。
天気が良くて暑いくらいの日でしたが、森の中はひんやりして気持ちよく、アップダウンもほとんどないので、体力のない私でも楽しめました。 -
ところどころに設けられた展望台に寄りつつ、リフト乗り場へ。
乗り場の近くに鹿牧場があり、アメリカ人(たぶん)観光客がバンビ可愛い!とハイテンションに…
私たちが柵に近寄ると、エサをくれると思ったのか遠くにいた数頭が大急ぎで寄ってきました。 -
リフトからはアスマンスハウゼンの街が一望できます。
今回の旅行は吊り下げ型の乗り物にのる回数が多い。 -
アスマンスハウゼンの街にはこんな家もあって可愛らしい。
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リフトを降りてアスマンスハウゼン駅までは徒歩10分くらい。
ここから快速電車に乗ってリューデスハイムへ戻ります。
所要時間3分、運賃は2ユーロ。 -
昼食は、ネットで高評価だったRistorante Da Tonniというイタリアンレストラン。
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ピザとトマトソースのパスタを注文。ピザは大きさを大中小から選べて、私たちは中にしました。
どちらも美味しかったです。パスタは少し柔らかめでしたが、ソースがとても美味しかった。
従業員も、頼まなくてもシェア用の取り皿を用意してくれて、馴れ馴れしい(イタリアンにありがち)こともなくテキパキ働いています。
観光客もいましたが、地元民らしい人たちもいました。 -
昼食後、ネットでチェックしてあった自動演奏楽器博物館へ。
ちょうど13:00のガイドツアーが始まるところだったので、入館料7ユーロを払って中へ。
ツアーは私たち2人とドイツ人母娘の計4人。 -
こんなふうに、ガイドさんが実際に操作して見せながら客を引率するシステム。
勝手に見てまわったり逆行したりはできなさそうでした。
たくさんの貴重な楽器がケースに入れられることなく展示されているので、仕方ないかな。 -
生演奏は迫力があり(一緒にいたドイツ人少女は耳を塞いでいました)、一台で複数の楽器を自動演奏できたり、人形が踊ったり。
正直、あまり期待していませんでしたが、面白かったです。
ガイドはドイツ語でしたが、外国人には英語の説明書き(後で返却)が渡されます。 -
展示物の中で小鳥がさえずるオルゴールが可愛かったので、売店にあったら欲しいと思ったのですが…値段が可愛くない。2000ユーロって…!
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次にワイン博物館へ。1000年前に建てられたこのブレムザー城の内部が博物館になっています。入館料10ユーロ。
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この地域では約1000年前からワイン醸造が行われており、ワイン作りに使われたぶどう絞り機や樽、ボトルなどが展示されています。
オーディオガイドつきで5ユーロです。
日本語のオーディオガイドもありますが、受付で「この日本語はドイツ式の日本語だから」言われた通り、ドイツ人によるたどたどしい日本語での解説となっています。
あまりの不自然さに最初は吹き出したり「?」となったりしましたが、だんだん慣れてなんとも思わなくなりました。 -
これは豚の置物ではなく、ワインを飲むためのグラス。
「ワインをこぼさず飲むゲーム」に使われたもので、こぼしてしまった人がワイン代を払うゲームが流行ったそうです。 -
これは城内の牢屋。どんな人が入れられていたのかはわかりません。
オーディオガイドに「勇気のある人は入ってみてください」と挑発され、入ってみましたが、中は真っ暗でひんやりしていました。 -
城の屋上から中庭を見下ろしてみる。結構高いです。
オーディオガイドを聞きながらだったので見学に1時間半から2時間かかったと思います。
このあと城を出て、道路沿いのワインショップでワインを2本買って、ホテルで荷物をピックアップして駅へ。 -
駅の待合室は大勢の人でごった返していました。
ホームへのドアは電車の到着時刻ギリギリまで閉められているので、蒸し暑い中、みんなじっと待っています。
電車内はボックス席が相席になるくらい混んでいました。 -
【ホテルのこと】
泊まったのはParkhotel Rüdesheim。
部屋はちょっと古びたような匂いが気になりました。
クルーズ船の船着場が目の前にあり、つぐみ横丁にも近く便利ではありますが、道路も線路も近いので少しうるさいです。 -
アメニティはシャンプー、ボディソープ、ボディローションくらい。
写真には写っていませんが洗面室の木製のドアが朽ちかけていて、建物の古さを感じましたが、風情のある古さではありません。
もっとドイツっぽい雰囲気を味わうなら、周りにもっと良さそうな個人経営っぽいホテルがいくつかありました。
駐車場あり(1日10ユーロ)、無料Wifiあり。朝食無料(プランによる?)。
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