2016/06/05 - 2016/06/05
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hiro3さん
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今日は、午前中が雨模様です。午後からは晴れ間も覗くようです。
それでは午前中は室内施設で過ごして、昼から屋外に出てみようと計画しました。
長居公園で、生命大躍進展が開催中です。これだぁ!とばかりに準備します。長居公園は大阪市立 長居植物園もあります。
午前9時30分〜午後5時の開館時間なので、少しノンビリとスタートします。会期は、4月16日(土)〜 6月19日(日)で、次は岡山で開催されます。観覧料は、1300円で、半券を見せれば長居植物園、大阪市立自然史博物館に入園できます。
「40億年の進化を語る 太古のスーパースター(生物)がやってくる!!」というサブタイトルがついています。とても興味のあるイベントです。
そして帰り道、まっすぐに帰らずに山田池公園に寄りました。いつもの悪い癖です(笑)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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少し雨が降っています。
駐車場は、公園の駐車場じゃなくて少し離れたコインパーキングに停めました。
長居公園にあるタイムズは土・日・祝、最大2000円ですが、南側の少し離れたところには、400円・500円のコインパーキングもあります。自分は400円のところに停めました。これで一人分の観覧料がうきました(笑)さすがに帰る頃には、満車のところが多かったですね。
9:30過ぎに入場したのですが、少し行列が出来ていました。その後、結構な入場制限があったようです。
館内は、映像展示物以外は撮影OKです。大阪市立自然史博物館 美術館・博物館
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皆さん熱心に見ておられます。普通の展覧会より進むスピードが遅く、お子様連れも多いのですが、子供さんも真剣に覗き込んでいます。
プロローグ 生命誕生 〜5億4100万年前
左上:グラファイトを含む片岩 生命の痕跡が残されている最古の岩石です。
右上:最古の生命化石を含むチャート
下 :ストロマトライト
最古の生命の痕跡”炭素(グラファイト)”がグリーンランドの地層から発見さてています。
東北大学の掛川武教授のグループによって、岩石のグラファイトが生物由来のものであると解析されました。37億年前の海にバクテリアのような生命が存在していました。
ストロマトライトは、藍藻(シアノバクテリア)類の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のことです。
現生のものはオーストラリア・シャーク湾(ハメリンプール)やセティス湖など、ごくわずかな水域のみで発見されています。 -
アルボレア
現在では深海に住む刺胞動物のウミエラに似た生物。茎の下部に円盤状の台座があり、海底に直立した。プランクトンを餌にしていたと考えられています。 -
ディッキンソニア、フィロゾーンが含まれた化石
ディッキンソニア:先カンブリア時代エディアカラ紀に海中に生息していた生物の一種です。
フィロズーン:形は枝分かれしている木の葉のようで薄い体だったようです。 -
ピカイア
カンブリア紀中期(5億800万年前)
カンブリア大爆発の時期に登場した原始的脊索動物です。
NHKのアニメでも主役級で登場です。
ナメクジウオによく似ています。
こちらも本物です。この展覧会、実物が多いのに驚かされます。 -
CGで再現された画像と化石が展示されています。
化石から類推してその姿を創りあげる、難しいような楽しい作業じゃないでしょうか? -
左上:アノマロカリス
右上:カンブリア大爆発の頃の生物です。
下 :アノマロカリスの化石
大人気のアノマロカリスです。チビッ子も名前を知っていました(驚)
カンブリア紀最大の動物であり、当時の頂点捕食者(生態ピラミッドの最高次消費者)であったと考えられています。体長2mの物も発見されているそうです。 -
クセナサフス
同種の個体がたくさん!三葉虫です。ゴキブリじゃないですよ。 -
イチオシ
板皮類のダンクルオステウスがウミサソリを襲うシーンの復元模型!
節足動物最大級のウミサソリを捕食しているようすは、迫力があります。
ダンクルオステウスは、デボン紀後期の板皮類の魚類です。
頭部と胸部は鎧のような骨性の板をもっています。体長は。6〜10mにもなると考えられています。 -
ウミサソリ(アクチラムス)
史上最大の節足動物!ウミサソリです!
ウミサソリ類は、約4億8500万年前から3億5900万年前のオルドビス紀からデボン紀に栄えた節足動物の1グループです。
復元すると全長2.5mに達し、地質時代を通じて最大の節足動物です。展示されているアクチラムスは、ほぼ完全な標本として最大級のウミサソリです。 -
三葉虫は古生代の3億年間を生き抜きました。
三葉虫は炭酸カルシウムの強固な甲羅と発達した複眼をもっています。
頭部、腹部、尾部が分離されずの残ることは稀だそうです。 -
触ることも出来ます。
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スクトサウルス
ペルム紀後期の約2億4,800万年前、現在のロシア・ウラル地方に生息していた草食の爬虫類。 -
ペルム紀最大の肉食動物 ディメトロドン!
全長1.7 - 3.5m 背に脊椎が伸びて形成される「帆」を有し、体温調節やディスプレイに用いていたと想像されています。
帆は熱交換器としても機能していたとされます。つまり、体温が低い朝方には日光を浴びて熱を吸収し、体温が上昇しすぎた際には風に当てて身体を冷やしていたと考えられています。 -
ペルム紀末の大量絶滅!
2億5200万年前、地球史上最大の絶滅事件が発生しました。全生物の9割以上が絶滅しました。このような大絶滅と大発生を繰り返し、現在に至っています。
バクトロサウルス
白亜紀後期に中国に生息した鳥脚類で体長約4〜6メートル、草食のようです。 -
ドロマエオサウルス
白亜紀後期(カンパニア期中期、7650万年前から7480万年前)に現在のアメリカ西部、カナダ、アルバータ州に生息していた獣脚類恐竜の属の一つである。名前は「走るトカゲ」の意味です。 -
カスモサウルス
頭部のフリルは縦に長い形で、角竜最大級の長さを誇る。フリルの左右の先端には、ごく短いホーンレットが二つずつ付いている。角はトリケラトプス同様、3本ある。体長は5~8メートルとされる。 -
メリコイドドン
始新世後期〜漸新世前期の偶蹄類
生態的には現代のヒツジに似ているようです。
群れで暮らし、低木の葉などを食べていたと考えられています。 -
奇跡の霊長類化石「イーダ」
イーダの愛称で知られています。
ヒトの祖先とも発表されましたが、今では違っているようです。
胃の内容物まで残っている保存状態のイイ化石は当時に霊長類を知る貴重な資料です。初来日だそうです。 -
いよいよ人類の祖先に近づきます。
ジャワ原人、北京原人、ネアンデルタール人とやって来ました。 -
5回もあった大量絶滅、その後、進化を繰り返してきました。
今、6度目の大量絶滅を迎えているという研究者もいるそうです。
温暖化など、加速的に進めばそんなこともあるでしょうね。絶滅危惧種にあるものもたくさん!人類が手を下して絶滅に追いやった生物もたくさんあります。
生物進化の中で、その頂点が人類で、到達点に君臨しているわけでもなく、将来を考えるとどうなるのか?
進化の歴史を振り返るだけでなくて、未来を考えさせる展示会でした。 -
出てくると入場制限で、たくさんの人が待っていました。
菖蒲の展示コーナーもありました。 -
アジサイの展示もあります。
ハイチュウが「ハイ三葉虫」なる三葉虫をもじって商品化されたモノもありました。
会場限定です!
「骨骨骨バナナ味」と「発掘ストロベリー味」の2種類入り。
いつもなら即買いでしたが、ちょっと三葉虫に無理があったので、購入しませんでした(笑)
他にも「巨大ウミサソリぬいぐるみ」が何と324,000円!2.2mの実物サイズ!
気になる方はコチラでチェックを http://www.seimei-ten.jp/goods/ -
スモークツリー
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半券を見せて植物園に入園します。
長居植物園 公園・植物園
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土日はロードトレインが運行しています。
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ハスはまだ早いですね。
雨が降っていたので、葉にはロータス効果によって水玉がコロコロと乗っています。 -
ショウブの花がキレイです。
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千早城(肥後系)
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コブハクチョウがいます。
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日の出鶴(江戸系)
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スイレンがキレイに咲いていました。
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アサザ
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コムラサキ
秋には紫色の小さな実がなります。 -
タカノハススキとパンパスグラス
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アジサイが咲いているところにやって来ました。
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ダンスパーティ
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ハートマーク発見!
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アナベル
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墨田の花火
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アジサイ園
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フウの木
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ジャカランダ・ミシモフォリア
シダのような葉をつけ、キレイな淡い藤色の花が咲きます。
世界三大花木の一つです。中南米原産で、日本では宮崎の日南市に1,000本もの群生があるようです。和名が「紫雲木」というように雲のように広がる様子が見事です。 -
ヒシバデイゴ
鮮やかな赤い花! -
アメリカデイゴ
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バラ園にやってきました。
見頃は過ぎていますが、まだ楽しめますね。 -
タイサンボク
大きな花です。名前から中国の木かなと思っていたら、北米中南部原産だったのですね。ミシシッピ州とルイジアナ州の州花になっているそうです。 -
サンゴジュの花
秋には、赤い実がなります -
大花壇
撮影スポットです。 -
大阪市立自然史博物館
こちらも半券を見せて入館できます。普段は、植物園とのセット券が販売されていて、300円です。
2010年、大阪湾の堺泉北港で漂流しているマッコウクジラの死体が見つかりました。その後、このマッコウクジラは全身骨格標本となりました。土中に埋め数年間放置し、その後丁寧に掘り出すという作業をし、ここにやってきました。
ナガスクジラ全身骨格標本「ナガスケ」とともにマッコウクジラ全身骨格標本「マッコ」が並んで吊り下げられています。 -
左上:ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカ
右上:トリケラトプス
左下:プテラノドン
右下:ステゴサウルス
所狭しと展示されています。 -
入口を入るとすぐにナウマンゾウとヤベオオツノジカが出迎えてくれます。
大阪市にもこれらの生物が生息していたそうです。 -
アサギマダラ
長距離を旅する蝶ですね。
突然大群でやってきて、数日でいなくなる。5月上旬から6月上旬には大分県国東半島沖の姫島にやってきます。すごい乱舞がみれるそうです。
沖縄ばかりじゃなく、台湾まで飛んでいくそうです。 -
天気がよくなったので、山田池公園に来てみました。 15:30
花しょうぶ園の入口です。山田池公園 公園・植物園
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たくさんのカメラマン
6月3日で8分の開花状況のようです。
違った季節には訪問しているのですが、この時期は初めてです。 -
左上:入り口あたりの様子 津の花 華紫 青柳
右上:朝日空(伊勢古花)
左下:江戸錦(江戸古花)
右下:千代の春(江戸系) 昨年の投票でグランプリを取りました。 -
猿踊(さるおどり)
明治18年以前に作ったとされる薄赤紫地に白筋があっさりと入る江戸古花です。
花弁の輪郭が描く曲線が美しく、花名は花色を猿の赤い顔に見立てたことから「猿踊り」と名づけられたようです。 -
三筋の糸(江戸系)
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葵の上(江戸古花)
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藤絞り(江戸系)
昨年しょうぶグランプリで第三位でした。 -
旭丸(伊勢古花)
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左上:士清(ことすが)肥後系
左中:追風(江戸系)
左下:長井清流(長井系)
右上:遠景 たくさんの種類が植えられています。
右下:小桜姫(長井古種) -
小町娘(江戸古花)
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金冠(種間交配種)
昨年、しょうぶグランプリで第二位でした。 -
仲津白波(江戸古花)
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八咫鏡(やたのかがみ)
藤紫の砂子絞りの平咲き極大輪花。丸い花弁で、平咲きに咲くので真上から見ると真ん丸に見えます。このことから三種の神器の「八咫鏡」にたとえたと言われています。 -
爪紅の桜(長井系)
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葵の上(江戸古花)
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鳳凰冠(江戸古花)
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宿の桜(江戸系)
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蛇の目傘(江戸古花)
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名前が抜けました。
アジサイ園に向かいます。 -
アジサイは5分咲き?
結構咲いているように思えました。 -
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ツインズ
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もう一度しょうぶ園に戻ってきました。
東側を見ていなかったのでそちらの方を歩きます。
千代の春 -
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三淵の流れ
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華紫
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津の花(伊勢系)
16:30 楽しませてもらいました。帰ることにします。 -
シモツケ
シモツケという名前は下野国(しもつけのくに:現在の栃木県)ではじめて見つけられたところに由来するそうです。 -
シモツケ
仲間にはコデマリ、ユキヤナギがあります。 -
アオサギさんが獲物を狙っています。
アジサイ・・・、またどこかへ出かけましょうか?
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この旅行記へのコメント (4)
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- PHOPHOCHANGさん 2016/06/22 14:08:33
- 凄く盛り沢山☆
- 1つの旅行記にしちゃうのが勿体無いくらいにあれこれ充実の1日でしたね。
生命〜最高ですよね、大好きです!また見たいな。
菖蒲の名前もあまり聞いた事無いのが多くて、地域によって違う種類を育ててるのかと思ったり、楽しめました。
また次を楽しみにしております(*^^*)
- hiro3さん からの返信 2016/06/22 22:51:02
- RE: 凄く盛り沢山☆
- PHOPHOCHANGさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
ボリュームのある一日でしたね。全部詰め込んじゃいました!
日頃ご贔屓にしていただいている皆様に大サービスです(笑)
さすが、NHK!金かけてる!ちゃんと受信料払ってるからまけてよ(爆)
菖蒲も品種改良が進んでいるようですね。
山田池公園はちゃんと名札がかけられてあったので、ほぼ名前まで紹介できました。少しは、ダメでしたけれど・・・(涙)
次は、菖蒲、アジサイ、ユリの予定です。
また、訪問してやってくださいね。
hiro3
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- ウェンディさん 2016/06/22 08:51:12
- アノマロカリス
- hiro3さん こんにちは。
生命大躍進展、行って来られたのですね。
実は私も、昨夏に上野で行なわれたときに行ってきました。
そして、私の旅行記の表紙もhiro3さんと同じ、海サソリがダンクルオステウスに襲われるシーン。
カンブリアの海の中の1シーンですが、迫力がありましたね。
でも、このエキシュビションで一番印象深かったのは、アノマロカリスの口の化石。
人の頭サイズもあろうかと思うあの口を持つ成獣(成魚?)のサイズはどんなに大きなものだったのだろうと…。
きっと2メートルはゆうにある海の覇者だったのでしょう。
こういうオトナもコドモも楽しめる企画って、よいですね。
展覧会の後の山田池公園の紫陽花もきれいですね。
額紫陽花を、花の持つ雰囲気を生かして撮影されていたのが素敵でした。
ウェンディ
- hiro3さん からの返信 2016/06/22 22:50:57
- RE: アノマロカリス
- ウェンディさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
やっと大阪にも来てくれました。でも見に行ったのはギリギリ!
植物園のタイミングを見計らっていました(笑)と言えば出来すぎか?
ダンクルオステウスが襲うシーン!迫力がありましたね。
これしかないでしょうとばかりに、トップ画にしました。
アノマロカリスは不思議な魅力ある生物ですね。再現されたCGや模型を見るたびに感じます。今では考えられない超巨大な節足動物だからか?
あの口も獲物を逃がさない二重構造になっているそうで、見事に頂点に立つ生物となったようですね。
山陽地方の皆さん、ぜひ見に行ってくださいね(笑)
無理やり訪問した山田池公園でしたが、期待以上の表情を見ることが出来ました。今年見た菖蒲園では最高でした。
> 額紫陽花を、花の持つ雰囲気を生かして撮影されていたのが素敵でした。
ありがとうございます。気合を入れて違った雰囲気にしてみました!
hiro3
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