2016/05/27 - 2016/05/28
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空飛ぶドクターさん
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5月25日(水)から6月2日(木)まで、久しぶりのプライベート旅行です。マイレージ(JAL)を利用し、サーチャージがゼロの今は空港税などで福岡〜羽田〜パリ往復たったの8千円程度です。しかもLCCを調べると、パリ〜プラハ往復が1.6万円程度です。
朝7時40分発のフライトで福岡から羽田へ行き、パリ・シャルルドゴール空港へは予定よりやや早く午後3時40分には到着しました。smartwings のeチケット(チェコ航空機材使用)で午後8時15分の便に乗り継ぎ、午後10時過ぎにはプラハへ到着しました。
翌日、26日(木)は予定通り、昨年12月に知り合ったプラハの女子大生・ヤナに案内してもらって、中世そのもののプラハ(Praha、英語ではPrague)の街並みを散策しました。
【5月27日(金)】
昨日ヤナに手伝ってもらって買った切符で朝7時52分発、11時50分着の列車でスロヴァキアの首都・ブラチスラヴァ(Bratislava)へ移動しました。期待通り、4時間も乗ってたったの860CZK(チェココルナ)(1チェココルナ=約4.8円)です。2等席ですが、指定席で十分快適です。同じEUですから、国境をいつ超えたのか全くわかりません。
1993年1月1日にチェコ共和国との連邦制を解消して、スロヴァキアの首都になったこの都市はずっと長い間ハンガリー支配下にあったそうです。でも、一時期(1536年)ハンガリー帝国の首都だったようです。でも、世界でも最も美しいとも言われる隣国・チェコの首都プラハに比較するとかなり地味です。
駅前のレストランで鶏料理と(酢)キャベツのサラダとグーラッシュを注文しました。特に鶏料理の付け合わせのライスは、珍しく日本のような短粒米で結構美味しかったです。支払いはユーロなので、むしろ以前から常に持っている余ったユーロが使えるので便利です。
語学に興味のある私は似たような単語を見て楽しんでいます。「レストラン」はその一つです。最初に気が付いたチェコ語では restaurace ですが、ここスロヴァキア語では restauracia でした。
地球の歩き方を参考にバスX13に乗ると、Sheraton Hotel が見え、すぐ側で止まりました。一番安い 0.7 ユーロ(85円)の切符を買っています。安いものです。物価が安いらしく、シェラトンホテルが 1.6 万円程度で泊まれるので、滅多に泊まらない高級ホテルに泊まりました。部屋は広いしバスタブはあるしさすがに快適です。しかもその特権を利用して、翌日の不便そうなクロムニェジーシュ(チェコ)へのバスでの乗り継ぎ方、ホテル(厳密には安いペンション)の予約等を全てやってもらえました。このへんがコンシエルジェを抱える高級ホテルの良さです。しっかり、元を取りました。
最初にこの街、首都のブラチスラヴァに着いてから気になっているのは、綿ぼこりのようなものが浮遊していることです。こんなのがもし続くなら、アスベストのように肺に有害なのでは、などと考えました。花粉のような感じです。
地図で見ても見どころはしれています。一日で十分です。ちょっとだけ、スロヴァキアにも来てみたかっただけですから。昨日のヤナと男友達はチェコ人のせいもあり、プラハと比べたらブラチスラヴァなんか退屈なつまらない都市だと言っていましたが、第一印象からして彼らは正しい。
そうは言っても、歩いてドナウ川に面した丘の上にあるブラチスラヴァ城へ行きました。シェラトンホテルからドナウ川沿いに行きました。チェコのヴルタヴァ川よりは、ドナウ川の方がはるかに知名度は高く、この点はブラチスラヴァの方が勝っています。川に面してシャレたレストランやカフェが沢山あります。笑ったのが、日本料理店と思われる店で名前が Wagamama です。
途中に立派な聖マルティン教会があります。坂を登って行くと、巨大な敷地のプラハ城と違って、質素な白い城壁の真四角な建物で、これがブラチスラヴァ城です。四隅に低い塔があって、塔と屋根の部分だけオレンジ色の瓦です。確かに、「ひっくり返したテーブル」と呼ばれるはずです。ただ、多くの城塞のように高台にあり、片側にドナウの大河があり、敵から守るにはいい場所です。
目の前の橋を渡ったところに展望台が目立ちますが、わざわざお金を払って登らなくても、少しアングルが違うだけでここブラチスラヴァ城の公園からでも十分街を見渡せるし、ドナウ大河の流れも楽しめます。
周辺が公園になっていて、この日も軽食スタンドが沢山あり、生ジュースを注文したら、隣でドック紙幣に変えさせられ、4ドックのために5ドックを6ユーロで買わされ、かなり高くつきました。しかも、余った1ドックは捨てるしかありません。でも、雰囲気はなかなかよかったです。
上から見ると狭い範囲ですが、降りて行った旧市街は少しだけ中世の雰囲気が残り悪くはありません。城壁に囲まれていた名残りのあるミハエル門がそびえ立っています。途中のホテルに Olymipic と言うカジノがあり、入ろうとしましたが、写真付きの身分証明書(普通はパスポート)を持っていず(コピーはあったのですが)、入場を断られました。
旧市街経由でホテルへ歩いて帰りました。先ほどのカジノで慌てなかったのは、シェラトンホテルの奥の建物にも、同じ赤い Olympic Casino のサインを見つけていたからです。部屋でパスポートを取って来て入ります。いつものように、負けたら終わりで100ユーロ(約1.3万円)のみチップに両替し、ブラックジャックをします。でも、こういう小さいカジノの欠点で他に誰もいません。つまり、ディーラーと二人で勝負をしなければなりません。当然、1ゲームの展開も短時間で終わります。各々数枚のカードを引き、合計が21に近い方が勝ちというだけの簡単なゲームですから。嫌な予感通り、最初だけ少し買っていましたが、すぐに負けはじめ40分くらいで負けました。
夕食は、シーフード・タリアテッレとサラダを注文し、22ユーロ程度でしたが、まぁまぁの味でした。
【28日(土)】
早くもスロヴァキアは今日でお別れです。最初の自分の予定では、チェコ共和国へ戻り、第2の都市ブルノへ2時間ほどで移動し宿泊するつもりでした。でも、ブルノで生まれたヤナがブルノは見る所が大してないから、むしろクロムニェジーシュの庭園群と城(世界遺産)へ行った方がいいと勧めてくれました。
コンシエルジェが手配してくれたのはバスで、歩いて行ける所にバスセンターがあります。ブラチスラヴァからチェコに戻ってブルノまでは約1時間半。それでバス代はたったの4.5ユーロ(600円)です。いつも思うのですが、ヨーロッパの多くの国では、バスや列車代が異常に安いです。
バスが出てすぐに一度ドナウ川を渡り、対岸を通り丘の上にあるブラチスラヴァ城が見えてきます。ドナウ川を挟み、ちょうどいい感じの写真が最後に撮れました。Brnoブルノ(チェコ)へはすぐに着きましたが、同じEUの国ですから途中でパスポート等の検査はなく、列車で国境を渡る時と同様に全く気が付きません。と言うことで、スロヴァキアの旅行はもう終わりです。
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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