フォートラ初登場スポット？空気神社祭り

2016/06/04 - 2016/06/04

フォートラで検索しても出てこないから勝手に初登場認定(笑)

今回は山形県は朝日町にある空気神社へ行ってきました。
世界各地、様々な神様が祀られているけど、空気を祀っているところは恐らくこだけではと。
そんな不思議な神社のお祭りをお伝えします。

エリア 山形

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満

前回の旅行記から山形続きですが、どーしても来たかったイベントがあったので、再びやってきました山形県。
今回は朝日町のAsahi自然観の近くにある「空気神社」のお祭りです。

空気を祀った神社が山形にあるとは、さすが斜め上な感覚の山形県、嫌いじゃない。

空気神社の下にある広場ではお祭り広場になっていて地場産品など売られていました。
山形といえば、ザ・玉こん！
しかも、ゆで玉子刺しバージョン！
これ、めちゃくちゃ美味しかったです(^^)

Ａｓａｈｉ自然観 宿・ホテル

というわけで、これから空気神社を見に行きますよ。

説明によると、宇宙を創る5元素といわれる「木・火・土・金・水」が万物を生成する根源とされているそうで、参道にはそれぞれモニュメントが続きます。

まずは「木」

お次は「火」

キャンドルが灯けられる仕様です。

これは「土」

さらに「金」

最後は「水」

ここでお清めをします。

そこそこ勾配のある参道ではあるけれど。

テッドが座り込んでおる。。

女の子もどこか引き気味でジワジワくる(笑)

カーブを曲がればいよいよ空気神社でございます。

由来。
きちんと書いてあるけど、なんとなくなんだけど、その場のノリで作っちゃったのではとか思うちゃけど、まあ由来があるそうです。

いろいろと首をかしげることが多い神社だけど、空気はめちゃくちゃ綺麗なところでした。

こちらが空気神社でございます！
いわゆる鳥居とか、神殿といったものはありません。
ちなみに無宗教なので宗派もありませんよ。

平成2年建立。
ブナ林の中に、5m四方のステンレス板を鏡に見立てて置いたものとなります。
ご本尊はこの鏡の下、地下３ｍにございます。

普段は上の写真のように鏡がおいてあるだけの神社だけど、6月5日の世界環境デーに合わせて朝日町ではこの日を「空気の日」と定めていて、「空気の日」と最寄りの土曜日・日曜日に「空気まつり」を行っているそうです。
ちなみに、この祭りの時にのみ地下室が一般公開されて入ることが出来るんですよ。

そうです、この機会を逃すと来年までご本尊を拝めないので来たのです！

いよいよお祭りのメインイベントとなる「巫女の舞」が始まりました。
カメラマンがわらわらいてちゃんと撮影できないので裏手に行きましょうね。

この日は地元テレビ局も生中継してました。

この時期のみ、ご開帳される本殿のご本尊の取材にアナウンサーが地下に行きましたよ。

この「巫女の舞」は、空気神社に神主さんも巫女さんもいないので、地元小学生がつとめます。

巫女の舞の他には浮島雅楽保存会により「雅楽」も奉納されるそうです。
1日中空気に感謝する日でございます。

取材が終わったようですね。

巫女の舞も終了したので地下の本殿に降りてみましょう。

地下はこんな感じ。
ひんやりとしています。
空気を祀っているので、形のあるご本尊は当然ありませんよ。

それらしいものといえば、素焼きの瓶。
ちなみに、本殿を封印しているときは上の鏡の前で拍手をすると振動で反響するそうなので祭りじゃないときに訪れたときはぜひ拍手をしてみましょう！

ちなみに、空気神社での作法は二礼四拍一礼だそうです。
空気神社なので、四拍したら両手を挙げて新鮮な空気を思いっきり吸い込みましょう。

町の方が空気神社についてのありがたいお話しをしてくださるのだけど、真面目に聞いてる人もいるし、半笑いの人もいたり、いろいろ混乱している人もありで、こういうゆるいお祭りも悪くないですね。

ご開帳を拝んだ後はさらに空気がおいしく感じられます(笑)

駆け抜ける風のブナ林の葉音に澄んだ空！

空気に感謝だ！

なんだかんだと滞在時間は小1時間ほど。
小さな町のゆるいお祭りにほっこりしました。

ご開帳はまた来年までお預けですけど、空気は澄んでてほんとうに素晴らしい場所なので、興味があったらぜひ訪れてみてくださいね。

以上。