2016/06/01 - 2016/06/03
1312位(同エリア3571件中)
わっくんさん
京都は、中学の修学旅行以来、じっくり観光はしていません。中年の姉妹二人で、よろよろと二度目の修学旅行。初めて泊まった東急ハーヴェストクラブ鷹峯。しょうざんリゾートのお庭がきれいでした。
今回の旅行記は、感じたことを結構きつめにも書いていますが、これは「もし次回バリバリに辛口批評(文句、ともいう)の、足腰弱い70代の母親を連れて来るとしたら、どうしたもんじゃろうの〜」、を基準に考えているので、評価がタイトになってしまうのです。あしからず。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
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大人になったので、もう一度真面目に京都の歴史について勉強しようね〜、などと言いつつ、京都駅のホームにあった、斯様なポスターからスタートとなりました。
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京都駅の新幹線構内は、おみやげやさんが豊富。妹「あっ、あの樽が欲しい!」、姉「ええっ、バーベキュー用のテーブルにするの?でもあれ売り物じゃないよ」、妹「ちょっと、どの樽見て言ってんの?!わたしミニチュアの酒樽が欲しいんだよ!」あっ、奥のほうの樽でしたか、ごめん。
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京都駅ビル2階には、ポンデアイスライオンがいます。アイスクリーム店併設のミスタードーナツなのです。
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まずは駅近くの観光スポットということで、清水寺へ。「足がおぼつかない二人なので、できるだけ近くまで登ってください」とお願いしたら、本当に門の柵の前まで行ってくれた親切なタクシーの運転手さん。このあとはるか下までしずしずとバックで戻って行きました。お手数かけました、ありがとうございます。
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清水寺は修学旅行生でいっぱい。妹「いまどきの中学の先生って、丁寧に生徒に説明してくれるんだねえ」、姉「あの人は先生じゃないよ、学校がチャーターしたタクシーの運転手さんだよ」、妹「うわ、ゼイタクだねえ、わたしの頃はそんなの無かったよ!」まわりの運転手ガイドさんの説明に二人で耳をダンボにする。清水の舞台は、78柱懸崖造りの地獄止め、一本も釘を使わずに組まれているのですよ。
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宿泊先の東急ハーヴェストクラブ鷹峯へ向かいます。ゲートの少し手前でタクシーを下ろしてもらい、おやつを買います。光悦堂、木曜定休。
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名物の「御土居餅」。
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お店の目の前に、太閤秀吉が築いた御土居が残っているのです。
光悦堂の中に、収録に来たタモリさんの写真がありました。 -
目の前の御土居の跡。鴨川の堤防をかねて、京都の街をぐるーっと囲ってしまった防災、防塁の土盛りの壁。高さ5m前後、幅10m前後、総延長24km。なんと一年ちょっとで完成したそうで、太閤殿下はどれだけ土木工事が好きなのやら。ここはちょうど御土居の北西の角の部分だそうです。
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ハーヴェスト鷹峯。本日宿泊の部屋は本館4階鷹峯側、この建物の裏側の部屋です。
徳川家康の時代の書家、陶芸家の本阿弥光悦。刀研ぎ師の倅で、刀は象眼、彫金、鍔に柄の革、紐、鞘など、広範囲に詳しくないといけないそうで、若い頃から様々な工芸に接していたのでしょうね。家康よりこの鷹峯に広大な土地を拝領しました。
大阪の陣の折、豊臣方に内通して自害させられた古田織部を茶の湯の師とし、後水尾天皇の庇護も厚かったところから、都の中心から遠ざけられたという説もありますが、光悦の呼びかけに応じ金工、陶工、蒔絵師、画家、筆屋、紙屋、織物屋などが集まって一大芸術村を築きました。
「風神雷神図屏風」の作者俵屋宗達を見出し、尾形光琳へ続く琳派の発端となった、マルチアーティスト&アートディレクターです。
隣接のしょうざんリゾートは、戦後ウールお召しやしょうざん紬で名をなした西陣の松山政雄が、光悦ゆかりの地に戦後消失の危機にあった日本の建造物を移築して開いた、花と緑の観光スポットです。
ホテルの徒歩圏内に光悦寺、源光庵など、お庭の綺麗な名所があります。
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ホテル周辺にはお店がほとんどありません。でもバス通りの徒歩5分ほど手前にセブンイレブン、そこからホテルとの間に、先ほどの光悦堂と、おいしそうなパン屋さんが2軒、コロッケなども揚げてくれるお肉屋さんが1軒。苗屋さんのようなお店でトマトなど野菜を少々売っている。タクシーの運転手さんが、「ここのトマトはおいしいですよ」と教えてくれました。
館内でコーヒーが飲みたかったら、フロント裏のこのラウンジか、部屋備え付けの有料カップコーヒーを飲むことになります。 -
フロントから宿泊エリアに行くエレベータに乗るには、カードをかざしてエレベーターホールに入らなくちゃなりません。それはいいんだけれど、大浴場に行くゴンドラ方向へ出るドアは、右手のボタンを押さないと開かない。出られない。お年寄りに咄嗟に分かるんでしょうか、ちょっと心配。
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フロアの氷・ベンダーコーナー。VIALA専用エリアは部屋の冷蔵庫に何本か入っている(飲めば有料)ので、ビールの自販機はなし。南館の自販機か、南館の伝統工芸館(朝8時から夜8時)へ行かないと買えません。
コーナーは、すだれ越しに中が見えちゃって、周りが美しすぎるだけに、ちょっとぼろっちい感じ。 -
お部屋へ入ったら、真正面にどーんと鷹峯。花札のお月様のお山(八月、ススキに月)のモデルになった山だそうです。緑がきれい。
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ベランダに出ると左手に京都市内が見えます。夜景もきらきらと輝いて綺麗でした。
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あっ、京都タワーだ。
京都タワーは、京都の名産品の一つである蝋燭の形を模しています。 -
景色抜群のお部屋。速攻でベランダに走り出てしまいましたが、まずはドアを入ると右手にクローゼットとミニバーがあります。真ん中の扉の中には、冷凍庫独立型の冷蔵庫。
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ハンガー多めは嬉しい。
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お茶は玉露。ほうじ茶もあります。急須はありません。
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ミニバーの向かいが洗面所。正面トイレ。左はえっ、お風呂?露天風呂付きのお部屋なんだけど、シャワールームから直結じゃないの?
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ベランダから部屋を見る。右手にベッドになるソファ。その下からベッドマットを引き出せて、4人泊まれる部屋です。
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で、ベランダに露天風呂があるのですが、・・・シャワーカーテン?ほかの人の旅行記を見ていて、木製の引き戸が付いているとばかり思っていました。しかも部屋から直結。うーん、洗面所でバスローブに着替えて行けということか。
※2019に再訪。別のお部屋に泊まりましたが見たところ、この形のお部屋には、ベランダ側に木の引戸様のものがついていましたよ。 -
お風呂のふちに立つと、向かいの南館から丸見えです。絶景なのに、シャワーカーテンに囲まれて露天風呂に入るのかー。おまけにこのカーテン、風が吹くとバタバタあおられて丸見えになるわ、湯船にべろーんと入ってくるわ。それにカーテンをめぐらせても、湯船の前のサッシがはめ込みで開かず、部屋から直接お風呂へ出られない。サッシと湯船の間のせまーいスペースで、もぞもぞバスローブを脱ぐと、すそが湯船に入ってしまう。備え付けの籠にバスローブを入れるも、湯船に浸かるとお湯があふれて籠にかかって濡れてしまう。うーん、水着で入ったら、それは怒られちゃいますよねえ。
なんだか超疲れる露天風呂。同じカテゴリーで引き戸付きの部屋に当たることもあるのかなあ。景色抜群ですが、この部屋は一回こっきりでいいやと思いました。絶景はしっかり目に焼き付けました。もし次回泊まることがあったら、景色をあきらめて、南館のホテルルームにします。
とにかく景色はものすごくいいです。お湯を八分目まで入れて、絶景を眺めながら足湯として使うのは、二重マルです。私たちは夜、部屋を暗くして、ベランダの照明を消して、カーテンの間からするりと湯船に入った後カーテンを開けて、相方にベランダの電気を付けてもらって、夜景つき露天風呂を楽しみました。 -
山の形、花札っぽいですか?ススキは生えててもわからなそう。
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本日の夕飯はしょうざんリゾート内の「わかどり」。フロントの案内では「一度門を出て道路へ出てください」と言われましたが、つい看板につられて遊歩道へ。ここ、決して平らな道ではありません。目も足腰も屈強なら別ですが、観光で歩き疲れた中年姉妹には、夕飯どきに通るのは、暗くて上り下りがあってちょっと怖い。
散策がお好きな方は、是非こちらの道を。歩きやすいのがよい方は、フロントで案内してくれるとおりに、右手へぐるーっと回って、門から道路へ出て歩くことをお勧めします。 -
綺麗だけれど、夕暮れに雨が重なったらやだな。怖いな。転びそう。
旅行記の編集をしている今は、足が痛くないから、「素敵な小道、ここを歩けてよかった!」、って満足していますけれどね。 -
この先、流れを飛び石伝いに越えなくちゃならない。
歩きすぎて足がごわごわなので、自分の見込みほどには上がらないの。 -
「わかどり」は、値段もお料理も居酒屋さんです。たまたまなのか焼き鳥はこげこげで苦かった。ちょっと残念。お客は実質ハーヴェストの宿泊客だけの感じ。テイクアウトも出来ますと書いてありました。店内でも親子丼や唐揚げ丼のメニューがありましたからね、そういうメニューのですかね。配達もしてくれるといいのになあ。
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食事の後は大浴場ですが、全体が見通せない作りなので、初めてだと緊張して何だか疲れる大浴場。動線がギクシャクしていて、階段の上がり下がりもあるし、通路は狭くて人とすれ違うとき肌が触れそうだし。あのう、露天風呂はどこでしょうって、複数のお年寄りに聞かれたし、立ち湯は注意書きを見て注意していたにもかかわらず、暗すぎて中で階段踏み外してすっころびそうになった。
ドライヤーコーナーも狭めで6席のみ。「温泉来たーっ、らーらららー」と伸び伸びドライヤーできない。マッサージ器は手まで指圧してくれる豪華版が2台ずつありました。
お湯はとろんして、とってもいい感じですが、わたくし的にはどうにもリラックスできませんでした。
写真の卵形のオブジェの内側は結構広い瞑想風呂ですが、楽しくおしゃべりしているグループさんと一緒だと、声が反響して耳が痛いです。 -
翌日の朝食は「紙屋川」の和洋ブッフェ。これで、おかずほぼ全部。こじんまりした品揃えですが、おいしいと思います。おかゆと白いご飯、昆布や海苔とおだしのお茶漬けのできる用意あり。漬物類は塩気薄めで、大根のお漬物が超美味しい。あと簡単なサラダバーあり。ジュース、コーヒーメーカー。パンはペストリー類はなし。和食テイストの朝食だったらぜひ「紙屋川」へ。
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連泊なので、食後もゆっくりめ。しばらく足湯でおしゃべりしました。本館との連絡のゴンドラの降り場にあります。
朝食レストランの紙屋川、男女大浴場、売店の伝統工芸館は、ゴンドラを下りた階にはありません。狭くて急な階段かエレベーターでもう1階降ります。ゴンドラを下りた地点から、階段やエレベーターは見えないので、うろうろっと探すことになります。
本館から来ると何というか疲れる動線です。水平方向にも、垂直方向にも、鍵型に折れ折れしながら歩き続け、デザイン性あふれる美しいダンジョンのよう。迷ってしまう人は、少なくないのでは。 -
足湯はきもちいい。朝は10時まで、夜は8時までで、あっという間に時間に。楽しいときは、時間が過ぎるのが早いです。
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10時過ぎ、お部屋を出て、中年姉妹の修学旅行の2日目。今日もタクシーです。金閣寺は宿から近いのでそんなにかかりません。金閣寺の、拝観料を払って貰う入場券はお札です。これ、いいですね。でも小さいバッグだとしまうのに折らなくちゃならないのが玉に瑕。
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次もタクシーで北野天満宮へ。参門前の造り酒屋を改造した「古の花」へ寄り道。
行列しているときもあるそうですが、お昼時ですが、すっと入れました。 -
お食事もできます。店員さんの応対が心地よいお店。てんこもりのかき氷をいただきます。私はバナナミルク。妹は苺ミルク。果肉がたっぷりで、ミルク感は少なめでバナナ氷という感じ。ふわふわの細かい氷はいつまでも溶けず、バナナミルクの最後の方は、もったりととろろ汁のような食感。おいしゅうございました。
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北野天満宮の参門は石灯籠がいっぱい。
夜は灯りが点くのかな。天神様の細道じゃ、と歌いながら夜に歩いてみたい。 -
北野天満宮の横にも御土居の痕跡があるという。行ってみる。
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川沿いは立ち入り禁止でしたが、上の方に一部散歩道あり。下に赤い橋が見えていました。
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天神様脇の「天神堂」で、焼き餅を買って食べました。おいしい。これ、とてもおいしいです。
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続いて、人もまばらな昼間の上七軒散策。
京都の六花街(上七軒、祇園甲部、祇園東、嶋原、先斗町、宮川町)の一つで、夜の方が賑わうエリアなのかも。赤いお団子模様の提灯の下がったお店は芸妓さんが呼べるお茶屋さんだと聞きましたが、提灯のあるお店はいっぱいあるので、本当かどうか定かではない。
扉は皆閉まっていますが、小物屋さんやお菓子屋さんなどは営業中。
名入りののれんは下がっていますが、大きな看板もなく、中が何屋さんか分からないことも。事前に行きたいお店をチェックしておかないと、通り過ぎてしまいそうです。
「お気軽にどうぞ」の札を目当てに、おそるおそる格子戸を開けると、京町家の素敵なお店が。 -
この通りは郵便屋さんもシックな造り。
京都では看板にも注意し、とりわけ真っ赤な色は使ってはいけないそうで、道路沿いのマクドナルドの看板も赤ではなく、落ち着いたレンガ色でした。
郵便ポストは真っ赤OKのようですね。 -
午後遅く、ハーヴェストへ帰還。ちなみにお昼は遅くなりすぎて、候補にしていた料理屋はみなクローズで、夕飯も近いことだし、宿で道々買った和菓子とコンビニのおにぎりを。
昼食後、しょうざんリゾート内を散策します。うーん、ゆるい下り坂です。観光で足が痛いのできつい。「渓涼床」の入り口は、割と近く。ホテルから一番近いしょうざんリゾート内のレストランは、この「渓涼床」になりますね。5月上旬から9月下旬限定。 -
ゆるいけれど勾配があって、石畳で、夕飯時は暗いだろうし、雨の日、冬の日は、ちょっとくじけそうです。
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京懐石の「千寿閣」の入り口。
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結婚式場の中?を突き抜けていくと建物が白亜に変わる。中華のレストラン。
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ボーリング場とカフェテリア。お昼はここでカレーライスなど食べられそう。でもちょっと遠いかなあ。
今回の旅行記は、「仮に次回バリバリに辛口批評(文句、ともいう)の、足腰弱い70代の母親を連れて来るとしたら、どうだろうか」、を基準に考えているので、どうしても評価がタイトになってしまうのです。 -
また南館前へ戻って、北庭を散策します。入場料500円ですが、ハーヴェスト宿泊者はフロントで、200円で券が買えます。滞在中は何度でも使えます。
とても綺麗なお庭だったので、這ってでも初日も来ればよかった、と思いました。9時から17時まで。 -
人がほとんどいない、午後の美しいお庭。
隣の茶花園へも行けます。お茶花はよく分からなかったけれど、盆栽の数々がかっこよかった。係の人が親切で、もっと時間があったらいっぱい教えてもらいたかった。建物の中で友禅染の実演をしていました。 -
菖蒲の季節でした。
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夕食と翌日の朝食は、本館内のイタリアンレストランへ。ディナー盛り付けが美しい。もちろんおいしい。でも庶民(貧乏っちい)のわたくしには、ちょっとお高い。主婦ですからお高い中にも、「うわー、こんなおいしいの、家で絶対作れない!」もしくは、「うわー、こんなおいしいの、家で絶対作る!」という出会いがあると、ハート鷲づかみなんですけれどね。
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3日目は、京都駅前から屋根なしの真っ赤なスカイバスの、「京都ぐるっと一周ドライブ」コースで、市内観光をして帰りました。
パンフでは、説明スポットは12カ所ですが、実際には一時間半弱、かわいいガイドさんがありとあらゆる名所や関連のエピソードを案内し続けてくれます。スカイバスの目線の高さだからこそ見えるものもあって、修学旅行の要素がぎゅっと詰まった、楽しく有意義なひとときでした。
ただしお天気がよいと日差しにさらされ(日傘NG)、風で帽子が飛びそうになることもあるので注意です。スカイバスKYOTOの案内チラシ↓
https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/images/SKYBUS.pdf
お宿は、初めての宿泊ということもあって、とまどう事も多々あり、温泉に来たけれどちょっぴり疲れてしまったお泊まりでした。
でもお天気に恵まれ、京都観光と、妹との果てしないおしゃべりもあって、楽しい2泊3日でした。
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