2016/05/08 - 2016/05/09
18位(同エリア242件中)
yakyukozouさん
- yakyukozouさんTOP
- 旅行記144冊
- クチコミ75件
- Q&A回答11件
- 309,436アクセス
- フォロワー104人
5月8日 午後。
午前中の観光でかなり疲れたのですが、折角やって来た金門島なので午後は金城から30分かけて山外車站まで行き、4路線走っている台湾好行のD路線(榕園太湖線)に乗って金門島内の中央周辺をまわることにしました。
気になっていたのは「特約茶室展示館」。
特約茶室といっても、お茶屋さんではありません・・・
台湾で2014年にこの施設のことが「軍中楽園」という名前で映画化されました。
「金門島でなければ見られない施設」と思っていましたが、いざ展示館に行ってみると、建物が明るく綺麗で映画から伝わってきたものとは違う印象を持ちました。
もうひとつ気になっていたのは、金門島で1番大きな洋館「陳景蘭洋楼」です。
この洋館は、金門島出身のシンガポールの華僑、陳景蘭が苦労して建てたものですが、豪華な佇まいは宮殿のようでとても人目を引きました。
その他、823戦史館、兪大維紀念館などの戦争施設を周りましたけど、言葉がわからず、どれも同じように見えてしまって少し消化不良気味でした。
翌日帰国の際は、朝から金門空港の滑走路が閉鎖されていました。
金門島では濃霧や強風で欠航があると聞いてはいましたけど、「まさか!」と思いました。
でも3時間程待ったら、大きなジェット機が来て立榮航空でキャンセル待ちしていた人全員を乗せてくれて台北に戻ることが出来ました。
内心はかなり焦ったのですが、結局何事もなかったように、予定通り復興航空GE605便で帰国することが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前中の台湾好行A線は、12時に金城車站に到着。
路線バス(紅1線)に乗り換えて、約25分で山外に到着しました。
山外車站は大きくて綺麗でした。
コインロッカーもありました。 -
観光バスは13時25分に出発。
時間があったので周辺を散策しました。 -
このあたりでは兵士を見かけました。
若いので新兵かも知れません。 -
商店街には軍服だとかが多い。
-
山外車站の近くでランチ。
-
焼肉飯を注文。
-
まずまずのお味。
-
定刻にD線のバスに乗車。
-
台湾好行A線(古寧頭線)やB線(水頭線)は人数が多くてバス2台でしたけど、このD線はたった7人・・・
ガイドさんから、どこから来ましたか?というようなことを聞かれ他の台湾人から注目を浴びて恥ずかしかった・・・(笑) -
最初に立ち寄ったのは「兪大維先生紀念館」。
-
兪大維は軍人で823砲戦の時の国防部長。
-
ハーバード大学で博士号を取るなどインテリだったらしい。
-
823戦史館に。
「823」とは823砲戦のことで、1958年8月23日から約40日間に亘った両岸での砲撃戦のこと。
この間に金門島には47万発の砲弾が撃ち込まれた。
でもあまり印象に残るところではなかった。 -
特約茶室展示館。
1949年から大陸との戦争に備え、金門島には国府軍の兵士が大勢送られてきましたが、兵士の慰安のために1952年に設けられたのが、この「特約茶室」でした。
「軍中楽園」とも呼ばれていました。 -
金門島内には10箇所あって1952年から40年間営業していたらしいのです。
-
ここには外部と違う様々な制約がありました。
-
実際の部屋を模した個室も公開されていました。
-
これが内部。
トイレやシャワーもついていて民宿のような部屋でした。 -
瓊林集落へ。
遠浅で東西に長い砂浜が近いことから、敵の上陸に対する備えをした場所。
住民も民兵を組織して、軍事訓練を行ったり、地下道を掘って戦いに備えたようなことを展示で説明していた。 -
これが民兵の訓練の様子。
-
隣接する瓊林の古民家集落へ。
-
瓊林集落
-
瓊林集落
-
瓊林集落
-
自転車物語館。
-
最後に陳景蘭洋楼を訪問。
1921年に完成した建物。 -
建物の一部は、陳景蘭の意思によって学校としても利用されました。
水頭集落の黄氏一族も「金水国小」を建てたわけですけど、金門出身者は早くから海外の文化に触れたことで教育の重要性がわかっていたのかもしれません。 -
この日の観光はこれで終了ですが、1日2本の観光バスは結構キツカッタです。
明日は金門空港から台北経由で帰国です。 -
翌日、黄さんが作ってくれた朝食を食べて、タクシーで空港に向かいました。
タクシーの運ちゃんも黄さんという人でした。
とにかくこのあたりはみんな黄さん。(笑)
水頭〜空港間は250元でした。 -
7時15分に金門空港についたら濃霧で滑走路が閉鎖されていました。
-
別の場所にあるキャンセル待ちのカウンターで振替便の申し込み。
-
7時半で既に49人待ち。
-
でも10時15分位に閉鎖が解かれて10時50分の便で台北に戻れることになりました。
-
迎えに来てくれた飛行機がこれ。
この飛行機は結構大きくて、立榮航空で待っていた人を全員乗せてくれました。
金門島はこんなことがあるから、プロペラ機だけじゃなくて、何便か毎に大きなジェット機も飛ばしているのかな・・ -
A321という機材かな。
-
そして何事もなかったように無事日本に帰国することが出来ました。
今度は、金門島経由で厦門まで行ってみようかな?
(おしまい)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- へけけさん 2016/06/03 22:10:17
- 無事に帰れて良かったですね。
- yakyukozouさん 今晩は。
静かに酔ってます(笑)金門島にエアバス321クラスが着陸出来るんですね、軍用機と供用なので滑走路が長いんでしょうか。すいません、おもわず時刻表で調べたら、yakyukozouさんの乗った便は通常ATRー72って飛行機でした。すいません、細かいとこが気になっちゃいまして。
やっぱり台湾って魅力的な所ですね。台北は大都会だけど、ちょっと離れたら別世界。
今年の台湾は特に暑いみたいです、7月に行きますが、どれくらい暑いか今から楽しみです。
へけけ
- yakyukozouさん からの返信 2016/06/04 15:38:24
- RE: 無事に帰れて良かったですね。
- へけけさん、こんにちは。
既に酔ってます。(笑)
いやはや、へけけさんは電車だけじゃなくて飛行機も詳しいのですね?
スゴイです。
ところで、台湾で京急カラーにラッピングしている區間車が走っているらしいのですよ。
苗栗始発らしいのですけど、時間あったらちょっと見に行こうかとおもっています。
それにしてもやっぱり台湾はいいですよね・・・・
でも、今回(6月の訪台)は、台湾の連休中に当たってるので混んでいるだろうな〜
昨日はまた酔っててタイガーエア台湾を「ポチッ!」てしまいました。
台北〜高雄往復で、座席指定込で15000円位、まあ仕方ないですね〜
・・・ホントにおバカ・・(笑)
yakyukozouより
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
36