海外現地ツアー活用のすすめと留意点

2016/05/12 - 2016/05/12

　私は原則として海外旅行は個人手配の一人旅です。ヨーロッパは航空網もそうですが鉄道や高速バスが発達しており、日本でWEbで予約できます。還暦を過ぎているのでリュックを背負ってユースホステルを渡り歩くという訳にもいかず、また、一人だとタクシー代も割高なので、ホテルは鉄道駅から極力徒歩圏内をWEBで探して予約してから日本を発ちます。ただし、街から離れたところにあったり英語が通じない観光名所は現地ツアーが便利なのでよく利用します。
　今回、プラハから車で約３時間かかる世界遺産のチェスキー・クルムロフも現地日帰りツアーを日本で探して予約しました。日系のH.I.Sやマイバス、ミキトラベルが数種類のツアーを提供していましたが、最低催行人数二人というのが多く、また、日本語ガイドつきはどうしても値段が高い。一番安いツアーを申し込んで催行決定の連絡をギリギリまで待っていましたが、他の参加者が集まらなかったようなのでこちらからキャンセルして、代わりにV社の英語ツアーを申し込みました。私を含めて4人参加ということでした。ところが現地の催行会社のルールとかで催行前日に催行会社に電話してリコンファームをするようにとバウチャーに書いてあります。他の参加者がキャンセルして参加者が一人になった場合はドタキャンするとのこと。また、V社の口コミでもそういうことが実際あったとあります。私の場合、前日は飛行機で移動中で深夜プラハ到着で電話もかけられないし、既に支払いもしています。日本の感覚からすると参加者がドタキャンしてもキャンセル料分のコストは確保しているはずで、催行決定したツアーを催行社の方からドタキャンするのはおかしいとV社に言いましたが、現地のルールなので了解してくれということでした。　結局、前々日に日本から現地催行会社に直接メールしてリコンファームを得て、一応安心して日本を出発しました。（最悪、ドタキャンを食らった場合に備えて路線バスのターミナル場所を控えていきましたが…。）
　ところがです。ツアー当日の朝、集合場所に行くと車とガイド兼運転手はいますが、時間になっても他の３人が現れません。結局、この３人は当日キャンセルしたようで、参加者は私一人ということで出発しました。
おかげで、車と気のいいガイドを終日独占でき、世界遺産の観光を堪能できました。（３人が前日にキャンセルしていたらドタキャンを食らっていたことでしょう）
　ということで、一人参加の現地ツアーは催行条件をよく確かめることをおすすめします。

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェスキー・クルムロフはヴルタバ（モルダウ）川がゆったり流れるこじんまりしたホントいいところです。

ツアーはランチつきです。チェコビールの醸造所に併設の非常に趣のあるレストランで、ガイドと差しで昼食をとりました。ガイドは運転手兼任なのでノンアルコールビールを飲んでいました。チェコの国民一人あたりのビール消費量は世界一だそうですが、チェコにもノンアルコールビールがあるとは知りませんでした。
余談ですが、チェコでは昼間でも車のヘッドライトは点灯することが義務づけられています。