2000/04/13 - 2000/06/15
1353位(同エリア11106件中)
1ウォンさん
しばらく旅行記の投稿はないかと、ゼ~ンゼンしょうもない昔のネタを
出してしまいました。 ^^; (※ 以前にも他から投稿したことあり)
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★ 話は今から16年前の2000年のこと。
カンボジアの鉄道は、永く続いていた内戦の影響で荒廃していたものの、
当時、北線 (プノンペン ⇔ シソポン)は一日数本、
南線 (プノンペン ⇔ シアヌークビル)は隔日に一本、
のろのろとした足取りながらも走っていた。
そこで!
速度が遅いなど、鉄道での移動は一般的ではなかったが、
好奇心(怖いもの見たさ?)から、この年に北線を2回も乗ってシマッタ・・ (@_@)
【最新情報!?】
その後、旅客列車は全線運休となるも、
南線は、今春から10数年ぶりに週末限定で運行を再開し、
北線は、来年初頭には、なんと、内戦で途絶えてしまった
タイ ⇔ カンボジアの国際路線が、約40年ぶりに復活するとのこと。
更にはベトナム・ホーチミンまで走らせる計画もあり、鉄道新時代の到来~!?
(参考記事:アジアトラベルノート)
http://www.asiatravelnote.com/2016/09/20/cambodia_and_thailand_railway_connection.php
-
【プノンペン駅】 ※2000年6月に撮影したもの
2000年 4月13日
プノンペンから北へ約160キロの地点の、プルサトという街まで
列車で行ってみようと駅に向かうも、現地の人は切符を買えているのに、
なぜか自分には売ってもらえなかった!
この年は内戦が終わって約7年、ポル・ポトが亡くなって数年。
90年代までは治安が不安定ということで、プノンペンとカンボジア屈指のリゾート地
であるシアヌークビルを結ぶ路線バスには、警備兵が複数同乗していたそうだが、
治安の回復とともにその数は徐々に減っていったようで、
自分がこの路線に最初に乗った1999年には、もうその姿はなかった。
と、治安面に関してはある程度改善され、
気軽に旅行ができるようになっていた頃だと思うが、
何故、切符を売ってもらえなかったのだろう!?
邦人で列車に乗ったという情報があったただけに、すごく残念!
仕方なく、この日はミニバス(ワンボックスカー)でプルサトへ向かった。
道路はプノンペン近郊はよく整備されていたものの、
その先はあまりよい状態とは言えず、約160キロの道のりを
休憩を挟んで5時間ほどかかって到着。
ちなみに、プノンペン ⇔ シアヌークビル間(約260キロ)の道路状態はよく、
路線バスでは4時間を切る時もあったのに対し、
再開された鉄道では8時間もかかるとのこと・・
んん ~ 再開にこぎつけたことはすごい進歩だが、
も~う少し速くならないの!!! ^^
※プルサトはグーグル地図ではプティサトと表示、 現地の発音はプルサッだったか、 -
【プルサト駅】 ※ グーグル地図ではポーサット駅と表示
西欧風な感じの造りで、かわいらしい駅舎。
内戦で襲撃されたような痕跡は見当たらず、しっかりと機能していたといった印象。 -
【プルサト駅のホーム】 中央に駅舎
駅から少し離れた所に数軒のゲストハウスがあり、そこで1泊。
中部の大きな街の割には宿泊施設が少なかったことと、食堂も少なく、
食事は市場のような所で麺類をショボショボ食べていた記憶が残っている。
今は発展しているのだろうか? -
【バッタンバン方面へ向かう列車】
翌日の4月14日
プルサトから更に北へ約110キロの地点の、カンボジア第二の都市である
バッタンバンまで、 《今 日 こ そ は 列 車 で !》
と駅に向かうも、またしても切符を売ってもらえなかった。
が、しかし
窓口のオバちゃんが、ホームの方へ行けというようなジェスチャーをしてくれたので、
とりあえず切符なしで乗ることにした。
そして、いよいよ
昨日から待ちに待った列車が到着し、テンションは上がりつつも、恐る恐る?乗り込む。^^
車両は貨物と合わせて20両ほどあったことと思う。
さあ~ カンボジアの鉄道初体験だ!
列車もかなり荒廃が進み、無事到着するのか多少不安はあるものの、
すごく楽しみだった。
座席は空いておらず、貨物車両で立席ということになるが、
荷物や人は少なめで、ゆったりとストレスなく列車の旅を楽しめそうだ。
(※ ここで、当時は知らなかった衝撃の事実を)
ウィキによると、軌道には地雷が埋め込まれ、当たった場合のことを考え、
客車は後ろで、貨物車は前に置いていたそうだ。
そういえばそうで、当たる確率はかなり低いとはいえ、アマリ気持ちのいいものではない。
周辺国のタイ人などは乗っているかもしれないが、
バックバックを背負った外国人旅行者らしき人物は全く見かけなかった。
少し驚いたのは、武装した兵士(警備兵?)が同乗していたことで、
1名のみだが、まだ治安に不安があるのかも・・ と若干緊張感を持ったことと、
2度続けて切符を売ってもらえなかったことといい、こんな列車に
乗り込んでしまってマズかったのではないかと、少々焦ったりもした。
ちなみにその兵士は、車内を巡回することもなく、乗客と会話をすることもなく、
貨物車両でずっと同じ場所に立っていた。
走りだすと、列車はとにかくよく揺れる。
内戦の影響で軌道はダメージを受け、速度は出せずに最高速度でも30数キロ程度。
また列車はたびたび停車していた。
3時間半後に、やや大きめな駅に着いた。
バッタンバン駅に到着かと思いきや、他の乗客に尋ねると確かピウンという駅だった。
まだ先があるのか・・
といった調子で、もうこの頃には旅気分はすっかりと消え、
治安面の不安もあり、少しでも早く到着することだけを願っていた。(小心者^^;)
走っては停まりの繰り返しで、結局バッタンバンには5時間後に到着した。
110キロの距離を5時間もかかり、平均時速は約22キロ。
この区間の道路状態も決してよいとは言えないが、それでも車なら数時間で
移動できる区間だ。
速度が遅いことは織り込み済みだが、停車回数が異常に多かったことは誤算であった。
しかし、停車中はイライラ、焦り、不安に駆られながらも、
到着してみれば、カンボジアの鉄道を体験することができ、
いくらか満足感や達成感のようなものもあった。
車内風景を撮っておきたかったが、乗車券を持っていないこともあって、
目立つことは極力避け、一枚も撮らなかった。
乗車券はチェックされることなく無賃乗車になってしまったが、
結果的にはよい旅になったと思っている。 -
【逆さアンコールワット】 ‘00年4月17日撮影
バッタンバンからはスピードボートに乗ってシェムリアップへ向かい、
アンコール遺跡などを観光。 -
【夕日を浴びるアンコールワット】 西参道より ‘00年4月17日撮影
当時のアンコール遺跡群の入場料は、今と同じUS20ドルだが、
夕方以降は管理人がいなくなり、自由に出入りできた。(^ー^)
なので、時季を変えて2度ほどお邪魔させて頂きました。(感謝)
※ 現在は無理
ちなみに夕方になると、アンコールワットへ向かうバイク(タクシー)や車で
ラッシュとなっておりました。^^ (徒歩やレンタル自転車は皆無)
【残念な情報】
入場料は2017年2月より大幅に値上げされるとのこと。
(アジアトラベルノート)
http://www.asiatravelnote.com/2016/08/07/angkor_wat_hikes_entrance_fee.php -
【アンコール・トム南大門?】 ‘00年4月18日撮影
などなど見て周り、
この後、陸路でベトナム・ラオス・タイを放浪し、2ヵ月後に再びプルサトへ向かった。 -
【プノンペン行きの乗車券】
6月13日
プルサト ー バンタンバン間を無事に乗車できたことから、
前回乗ることのできなかった区間にも乗りたくなってしまって、
《 無賃乗車になってもいいから絶対に乗ってやろう! 》
と確固たる決意を持って、再びプルサト駅にやって来た。^^
窓口に寄ってみると 意外にもすぐに購入することができ、
切符ではなく、このような領収書を出してくれた。(前回と違って男性駅員)
プノンペンで切符(硬券)をチラッと目にしたことがあったので、ちょっとガッカリ・・
この駅には置いてなかったのか、切符がほしかったなァ~ (´へ`;)
確かタイの昔の切符とよく似ていた。(タイのおさがりかも?)
運賃は2,800リエル(約85円)
日付は右上に西洋式で13・6・20(00)と書かれてる。 -
ちなみに、これがタイ鉄道の昔の切符(硬券)
クルンテープ(ファランポーン駅) → ドンムアン(空港)
3等車 5バーツ(最も安いクラスで、当時約15円) -
裏面に無色透明の日付が打ち込まれている。
-
タイ中部の街 ナコーンサワン → ピサヌローク
3等車 30バーツ
約150キロ走っても100円弱と、カンボジアとあまり変わらない。(^ー^)
所要時間は3時間位だったか、、 ?
この硬券は1996年頃まで使われていた。 -
【プノンペンへ向かう列車の車内風景】
さて、2度目は乗車券を手にして堂~々と乗車 ^^
プルサトからプノンペンまでの距離は約160キロ。
一応、時刻表はあり、到着予定時刻をおたずねしてもよかったが、
前回と同じペースとして、7時間半ほどで到着するのではないかと乗り込む。
が実際は、
10時間ほどかかり、平均時速は前回の22キロを大きく下回って約16キロ・・
16キロというと中堅のマラソンランナー並みで、
リオでカンボジア代表としてマラソンに出場した猫ひろしさんと同じ位の速度? ^^
この時は座席に座っていくことはできたが、同じ場所で2時間も停車するなど、
拘束されていた感が強く、すごく苦痛だった。
たかが2時間だが、この2時間がとてつもなく長かった。
風景は平地ばかりで変わり映えがなく、退屈だし、
停車中に売り子がモノを売りに来るも、さとうきびのジュースを飲めた程度で、
食事もとれず列車に乗ったことをすごく後悔。
到着後は前回のような満足感や達成感なるもは微塵もなく、
ただただ、解放されたことによる安堵感があるのみだった。
当時、舗装されていなかったシェムリアップ ⇔ シソポン間の約110キロの悪路を、
雨季に、ピックアップトラックの荷台に乗って、
ぬかるみにハマりながら、対向車の泥水の飛ばっちりを浴びながら、
7時間乗っていた時よりも苦痛は大きかったことで、
内戦の爪痕の大きさをヒシヒシと感じた時であった。(´_`;)
この写真は2時間停車していた時に撮ったもの。
現地の人たちは日常事だといった様子で、みんなおとなしく待っていた。
自分が乗った時は10時間位だったが、もっとかかった時もあったようだ。
南線の旅客列車はこの数年後に運行打ち切りとなったようだが、
ウィキによると、山賊による列車襲撃などの治安問題がその理由のひとつだそうだ。
えッ? そうだったの! (・_・;)
そんなことも知らず、
南線では列車の屋根の上など、多くの乗客が乗っているのを何度か見ていたので、
特に問題はないと感じていたし、この翌年あたりに (懲りもせず) 乗ろうとしていたが、
そういえば!
タケオからカンポットまで乗ってみようと、タケオ駅へ下調べに行った時に、
たまたま?いたポリスに、列車に乗ることを強く反対されたことあり!
ポリスとのやりとりの中で、山賊が出没するというようなことは伝わってこなかったが、
車で行くことを強く勧められ、結局ここで躊躇してしまい保留。
(※ ちなみに、タケオ市街地からカンポットへ向かうバス等はなく、約5キロ離れた幹線道路まで出て、カンポット方面に向かう乗り合いに乗り込もうとしたが、どの車も満杯で乗ることができず、一旦プノンペンに戻ってからカンポットへ向かった。)
鉄道での移動は事故や治安に不安があることから、
もしもの場合のことを思い、外国人、特に自分のようなカ弱そうなお坊ちゃまには
切符を売れなかったのでしょう!? ^^ -
【プノンペン駅裏側の風景】 線路の先は駅舎
160キロを10時間かけて走行・・
勝手に 「世界一のろい列車」 と認定させて頂きます! ^^
としながらも、
内戦後の荒廃した鉄道で旅をしたことが、
よい思い出になったのではないかと、思ったりもしております。
オークン(thank you) ^^
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【おまけ】 カンボジアみやげ ♪
◆ アンコールビールのジョッキ
これは生ビール屋さんで、言い値2,000リエル(約60円)でわけてもらったもの。 -
◆ アンコールビール (1999年購入)
黒缶はスタウト。 -
◆ バイヨンビール (2005年購入)
- 昔のネタで失礼シマシタ -
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この旅行記へのコメント (2)
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- tanupamさん 2016/12/22 12:50:25
- プノンペン鉄道
- 昔の風景なんですねぇ
なんだか、鉄道が一部復活した、なんてニュースもあるようなので
ぜひ一度乗ってみたいなぁ、なんて思っています。
このような時代に、なんとも古風な列車に乗ってみたかった・・(願望)
tanupam
- 1ウォンさん からの返信 2016/12/22 18:17:54
- RE: プノンペン鉄道
- tanupamさん ありがとうございます。
私もカンボジア鉄道が完全復活したら、タイのバンコクから
何度か途中下車しながらプノンペンまで乗ってみたいですね。
プルサトにも寄ったりして。
新しくなるのもいいですが、やっぱりポンコツというか、
昔のままの古風な列車の方が、のんびり感のようなものがあって
いいですよね。
(実際にのんびりしてもらうと、チョット困ってしまいますが、^^;)
もうそんな列車に乗ることができないと思うと、すごく寂しいですねぇ。
1ウォン
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