2016/05/05 - 2016/05/06
20位(同エリア34件中)
JOOPさん
アルビル郊外に出掛けてみました。
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赤×印はチェックポイントで、グレーの部分がISIS支配地域です。
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地図を描いてくれたりして、とても親切だったレンタカー会社のスタッフ。ダマスカス出身ということで、シリア人に会ったら是非きいてみたかったこと(シリアに行けるの?)も尋ねてみました。
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検問は多いけど、ダマスカスなら(シリア人は)行けるらしいです。
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まずは給油。ガソリン代は日本の半額くらいでした。
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カラック(Kalak)という町で、大きな川を渡るとニナワ県です。ちなみにニナワの由来は、アッシリア帝国の首都ニネヴェだそう。
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道路の真ん中で物乞いする家族。ここガウィラン(Gawilan/Giwêlan)にはシリア難民のキャンプがあるようで、こういう姿を見ると胸が痛みます。
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所々、舗装工事中のところも・・・
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ラリッシュ(Lalish)の入口。このトラックは、お土産屋さんでした。
https://en.wikipedia.org/wiki/Lalish
http://www.lonelyplanet.com/iraq/lalish/introduction -
車を停めて外に出ると、皆、裸足で歩いています。
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どうしようか戸惑っていると、「Willkommen!でもサンダル脱いでね!」と声をかけられました。
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こちらが、その声の主。なぜドイツ語なんだと思ったら、お父さんがドイツにいるので、ドイツ語を勉強中なんだとか。
彼の村(たぶんシンジャルあたり)は、一度ISの手に落ちた後、またクルド側が奪還したということで、そのあたりの詳しい話をきいてみたかったのですが、お互いの独語力では残念ながら無理でした・・・ -
「イスラム教徒がメッカへ巡礼するように、ヤジディ教徒もできるなら一生に少なくとも一度はラリッシュへ巡礼することが求められている。イラクに住んでいれば、少なくとも年に一度は巡礼しなければならない。」(National Geographic 2014/09/04)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9678/ -
独特のトンガリ屋根が見えてきました。
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建物の中に入るのも作法があって、
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この入口の敷居みたいなところを踏んじゃいけないそうです。
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内部には神秘的な空間が広がっています。
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アディ・イブン・ムサフィル(Sheikh Adi ibn Musafir)の墓。
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目を瞑って、布を投げて願掛けするみたいです。ちゃんと岩の上にのれば願いが叶うとか・・・
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「毎年4月、ヤズディ教徒が集まり、オリーブからオリーブ油が作られる。油は聖火を灯す宗教儀礼などに使う。写真は油を入れた壷。」(Asiapress 2014/09/03)
http://www.asiapress.org/apn/author/iraq/post_5343/ -
このババという高僧さん、電話中でも握手を求める信者が絶えません。ドイツ語君も、まるで法王にでも会ったかのように興奮してました・・・
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食事や飲み物を振舞ってくれるので、信者じゃないけどごちそうになります。
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トルコからやって来た、ドキュメンタリーの取材。彼らもクルド人で、母親はアルメニア系とかいろいろ複雑みたい。
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Shaikan Production Facility (PF-1)
ラリッシュの入口にある石油関連施設。 -
Ain Sifniというヤジディの町を通って、
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シェハンの交差点(地図の×印)まで戻ってきました。右折すると、アルコーシュ(Alqosh)というアッシリア人の町があるそうなので、行ってみればよかったかなと・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Alqosh
http://www.lonelyplanet.com/iraq/al-kosh/introduction -
ちなみに直進方向は、この先イスラム国につき関係車両以外通行止め・・・
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前を走るトラック。前線へ向かうペシュメルガの兵士か?
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バルダラッシュ(Bardarash)
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Qeymawa Mendan(下側の×印)にある橋。ただ鉄板を敷いただけなのは、ISが攻めてきたときに、橋を落とす仕掛けでしょうか?
ここにチェックポイントがあって、外国人だけでこの先に行くのは禁止されています。 -
お世話になった税関職員の皆さん。でもなぜここに税関が?
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税関の方々のサポートもあり、検問を無事通過しました。まっすぐ行くと最前線になるので、ここを曲がります・・・
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山肌に見えてきました。ちなみに税関の人は、キリスト教徒とヤズディ教徒あわせて人口の15%くらいかなといってました。
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つづら折りの道を上っていくと、ゲートがあらわれ、警備兵(ペシュメルガ)の姿も見えます。
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マタイ修道院(Mar Mattai)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mar_Mattai_monastery
http://www.lonelyplanet.com/iraq/mar-mattai/introduction -
363年に創建された1600年以上の歴史を誇る修道院で、世界遺産になってもおかしくない感じの佇まいです。
同じく四世紀建立のベーナム修道院(Mar Behnam)はISに破壊されました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Mar_Behnam_Monastery -
「修道士たちは2014年6月にモスルが陥落したときのことを話してくれた。改宗か刀による死のどちらかを2、3時間以内に選択しなければならないと言われた「ナザレ派」の約300世帯の人々がパニック状態でこの修道院に押し寄せたこと。その2カ月後、ISがイラク最大のキリスト教都市カラコシュを掌握した際、住民たちはモスルの南にあった聖ベーナム修道院と同じようにジハーディストらによって修道院が破壊されると恐れたこと。」(WSJ 2015/10/08)
http://jp.wsj.com/articles/SB11960010558203503967304581282731130688642 -
避難民か観光客かはわかりませんが、子供たちが走りまわっています。
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読めないのが残念・・・
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歴史的に重要な文献などは、既にこの修道院から比較的安全な場所に移されたという。
http://www.breitbart.com/national-security/2015/12/09/1600-year-old-iraqi-monastery-shelters-christians-islamic-state/ -
バシカ(Bashiqa)では、IS侵攻以前ヤジディやシャバクなど様々な人々が共に暮らしていた。今はなぜかトルコ軍もいたりするらしい。数キロ先ということで、この修道院から戦闘や爆撃の様子も見えるそう。
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片側3車線の道路がこの交通量。なだらかな丘陵地帯が続くクルディスタンのドライブは予想以上に快適でした。
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アクレ(Akre)付近でひらかれていた露店市。
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この辺りにはここしかホテルがないそうで・・・仕方なくこちらに泊まることにします。
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夜10時、宿泊者全員がロビーに集められ、警察によるIDチェックがありました。
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地元料理のフルコース。ホテルの場所をおしえてくれた子に連れて行ってもらいました。彼のお父さんはペシュメルガの司令官だそうです。
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そのレストラン。この町で、難民は月38ドルで暮らしているというのに、一食に20ドル以上も使ってしまって落ち込みます。(美味しかったのですが・・・)
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グーグルマップで見つけた、立派な城壁の「アクレ城」です。
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近付いてみると、「アクレ難民キャンプ」と書かれているます。お城を難民に開放しているのかと思いきや、実はこの建物、サダム・フセイン時代に政治犯を収容していた「刑務所」で、その要塞のような外観から「アクレ城」と呼ばれているとか・・・
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そんな元刑務所に、現在1000人以上のシリア難民が暮らしているということです。
http://www.reuters.com/article/us-mideast-crisis-iraq-aid-idUSKCN0YS04B -
アクレ(Akre)市内。旧市街にも行くべきでしたね・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Aqrah
http://www.lonelyplanet.com/iraq/akre/introduction -
Hamilton Road
https://en.wikipedia.org/wiki/A._M._Hamilton
http://www.lonelyplanet.com/iraq/gali-ali-beg-the-hamilton-road/introduction -
Spilk
ハミルトン・ロードもいいドライブ・コースでした。 -
何を売っているのでしょうか?
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Gali Ali Beg Canyon
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「どこに泊まればいいの?」ってレンタカー屋さんに訊いたら、「キャンプでもすれば?」っていわれた地域・・・
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Geli Ali Beg Waterfall
https://en.wikipedia.org/wiki/Geli_Ali_Beg_Waterfall
http://www.lonelyplanet.com/iraq/iraqi-kurdistan/sights/other/gali-ali-beg-waterfall -
5000ディナール札にも描かれている有名な滝。地元の観光客で賑わっています。
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ハミルトン・ロードのハイライトは、この先Rawandizからイラン国境までの区間ということですが、時間もないのでここで引き返すことにしました・・・
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Khanzad Castle
http://www.lonelyplanet.com/iraq/around-erbil/sights/castles-palaces-mansions/khanzad-castle -
事故らず、捕まらず、無事エルビルまで戻ってきました。
以上、駆け足でイラク・クルディスタンをまわってきましたが、最近見つけたシリア・クルディスタン(ロジャヴァ)の旅行記が凄かったので、最後にリンクを貼っておきます。
http://www.dsw-photo.com/Travel/To-The-Frontlines-Against-ISIS
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