二度目のロサンゼルスはハードなスケジュール　④

2016/05/09 - 2016/05/14

ホテルをチェックアウトして、またまたリアルカンパニーの尾野さんの案内で、ミリタリーツアーに行ってきました。
飛行機の博物館です。２ヶ所の博物館をまわって、そのままロサンゼルス国際空港へ。１０時間半のフライトで羽田空港へ。
パークライド羽田さんに迎えに来てもらい、高速に乗って帰路に。途中のサービスエリアで仮眠しながら、自宅には帰らず、そのまま会社へ。　なんともハードなスケジュールでした。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

リアルカンパニーの尾野さんの車でロサンゼルス郊外のチノ市にある航空機の博物館に向かいます。

Ｂ−１７のお出迎えです。

Planes of Fame Air Museum というところです。第２次大戦時の航空機が、多数展示されています。しかも、多くの機体が飛べるようにレストアされています。運がよければ隣接している飛行場で飛ぶところも見れるのですが、今回はスケジュールあいませんでした。残念。

初期型のＰ５１　マスタング。　イギリスからの注文だったが、わずか１１７日で完成させたそうだ。エンジンは当初のアリソンＶ１７１０　１１５０馬力
プロペラは３枚羽です。

機体の下にオイルパンが置いてあるのは、飛べるように整備されているということです。

初期型マスタングに試乗したロールスロイスのテストパイロットがロールスロイスのエンジンへの換装を提案。マスタングにロールスロイスのマリーン６０系エンジンを載せたところ、これが、本家のスピットファイアーを凌ぐほどの、驚くほどの高性能を発揮するようになった。
高性能エンジンのパワーを伝えるため、プロペラは４枚羽となっている。
エンジンは１４９０馬力　パッカードＶ１６５０　ロールスロイス　マリーン

カーチスＰ４０　開戦時の主力戦闘機。鮫口ペイントがよく似合います。でも、ゼロ戦には、かなわなかったようです。

このブースは航空母艦の格納庫をイメージしているそうです。

逆ガル翼のＦ４Ｕコルセア。ユニークな設計の高速戦闘機。まあ、個人的には失敗作と思いますが、どうでしょうか。

Ｂ２５　１９４２年に　日本をはじめて空襲した機材

世界で唯一、オリジナルの中島製の栄エンジンで飛ぶことの出来るゼロ戦。
貸し出しから帰ってきたばかりで、塗装をやりなおしていました。展示前なので、こんな角度からの撮影です。

レストア中のメッサーシュミットＢｆ１０９　ただし、ドイツで生産されたものではなく、スペインでライセンス生産されたもの。倒立エンジンではないので、排気管の位置がちがいます。

外には、多数の航空機が無造作に置かれています。

フォッケウルフ　ＦＷ１９０　ナチスドイツの戦闘機。

外にはシャーマン戦車も置いてありました。これも動くそうです。

ソ連の戦闘機　ＹＡＫ−３
ソ連軍傘下で戦った自由フランス軍のカラーリング
ドイツのメッサーシュミットＢｆ１０９あたりと互角以上に戦ったといわれている。

雷電があった。設計は確かゼロ戦と同じ堀越二郎さんだったと思う。

これも飛べるようにレストアするらしい。メッサーシュミットＢＦ１０９

すごい根性です。

ロッキードＰ３８
このブースは　475th Fighter Group の人たちがお金を出し合って作ったところだそうです。

リパブリック　Ｐ４７　サンダーボルト
僕の好きな機材。いかにもアメリカっぽい。打たれても打たれても倒れないで最後に勝っちゃうヘビー級のボクサーみたい。
戦闘機としてはルール違反だろってくらいでかい。

もう１件、チノ市の　Yanks Air Museum です。
これはＢ２５かな

ここの博物館には、すこし新しめの機材が多いです。

軍用機じゃないけど、これ見つけたとき、すごくうれしかった。
ロッキードエレクトラ
１９３７年７月３日、女性冒険家アメリア・アーハートの乗ったロッキードエレクトラは、太平洋上で突如消息を絶った。大捜索が行われたが、彼女も、機材もいまだ発見されていない。

とても紹介しきれません。帰りは空港まで送ってもらいました。リアルカンパニーの尾野さんには、ずいぶん融通をきかせてもらい、助かりました。もし、また来ることがあれば、是非お願いしたいと思います。

機内食１　サラダとバーベキュービーフ

二食目はハムサンドとアイスクリーム

三食目はフルーツと、ええとなんだっけ

成田到着。実は、到着間際に腹をこわした。どうやらスーパーで買ったアメリカンチェリー、１ｋｇくらいあったの食べちゃったし、自家製のサンドイッチも暑かったから悪くなってたかも。
念のため検疫でそのことを報告。特に隔離されるとかはなく、医者に行くようならこれを渡してくださいと、紙切れを一枚渡されました。
駐車場の人に迎えに来てもらい、車で帰路につきました。途中のサービスエリアで仮眠をとって、自宅には帰らず、そのまま会社に出勤しました。