八重桜の青葉の森公園　in　千葉

2016/04/17 - 2016/04/17

千葉市中央区に青葉の森公園がある。千葉市街地(農林水産省畜産試験場跡地)に残った自然や地形をそのまま生かした大型公園で、３０年程前に開園し比較的新しい。園内は、千葉県の自然や歴史を親しめる県立中央博物館、能やコンサートなどが開かれる芸術文化ホール、彫刻の作品を展示している彫刻の広場などがあり、散策をしながら芸術や文化とふれあうことができる「カルチャーゾーン」、体を鍛えながらスポーツが楽しめる「スポーツゾーン」、広い芝生の上でお弁当を食べたり、遊んだり、お花見もできる「レクリエーションゾーン」、昔ながらの里山を残し、自然とのふれあいが楽しめる「ネイチャーゾーン」の4つのゾーンに分かれている（千葉県ＨＰより）。

ここで、某新聞社主催のコンサートが開催された。馴染みの深いクラシックの名曲のさわりを、判りやすい解説付きで聞くことが出来る、気楽な（低料金の）日曜午後の音楽会に出掛けた。折しもこの日は、低気圧通過で春の嵐（雨はほとんど降らず）の天候だったが、コンサート前に見頃と聞いていた公園内のレクリエーションゾーンまで行き、八重桜も見てきた。

特筆すべきは、咲いている八重桜の見事さもさることながら、強風で散って落ちた花。まるで地上で咲いているかのように錯覚させるものだった。

エリア 千葉市(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

公園内は広い。八重桜のゾーンは限定されているが、沢山の種類の樹があるので、色も白・薄いピンク・濃いピンクと変化に富んでいる。

広い公園内をジョギングしている人も多く、強風下でも頑張っていた。

風に舞っている花びらも見える。

白と薄いピンクのグラデーションが可愛い。

圧倒的なボリューム感がある。

まだ蕾の時は、やや濃いピンク色。

樹の下の草地には落ちた花が点在している。まるで、この草の花のように見える。

向こう側では、ランニングしているグループが通り過ぎて行く。

場所とレンズの角度を変えて撮ってみると、少し違った風景になる。

濃いピンクの八重桜もある。

強風下、写真を撮りながら進んで行くと、落ちた花が密集しているところがあった。風の具合で、ここに集まってきたのだろうか。

まるで満開の草花のようだ。

落ちた直後なので花も瑞々しいが、翌日には枯れているだろう。そういう意味では、ラッキーなタイミングだった。

こういった吹き溜まり（？）のような場所が、所々にある。

この日は、さすがに花見も散歩している人もいない。

ここも見応えがある。

左側にはつつじの垣根があって行き止まりになっているので、落ちた花が集まってきている。

風に舞う花びら。

樹の上の花と落ちた花の両方が楽しめた、コンサート前のお花見だった。