2016/05/03 - 2016/05/05
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くいしんぼうさん
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まっとうなGWらいし過ごし方をしてみようと思い、また、美味い中華を食べたかったので、まだ行ったことのない香港に狙いを定めた。
旨いものをいっっっっぱい食べるために、朝から何も食べずに成田を出発。現地14時半頃到着、九龍公園のある尖沙咀駅近くのホテルにチェックインしたのが16時半頃。さて、どんな美味いものに出会えるだろうか。早速街に繰り出した。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- バニラエア (運航停止)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
調べたところ、徒歩ですぐのナッツフォードテラスというエリアが良さそうだった。しかし、行ってみるとリアルな現地の食堂はなく、感じのいい多国籍なバーが連なっており、自分の希望とマッチしない。
雨が降ってきたし、とにかく腹が減っている。少し南に下ったところ、現地っぽいお店、看板には「粥」の文字。香港といえばお粥だし、お客さんは現地人ばかりっぽいしということで、香港1か店目が決定した。 -
なぜお粥とビールなのか。それは、鶏肉のお粥にして、具材をつまみにするという作戦なのだ。日本で食べる鶏肉はサッパリしているけれど、こちらのはシッカリ味がしていて美味い(人によっては臭いと感じるかも)。
缶の青島ビールはちょっと失敗作な感じの味。中国製だからしょうがないと思えば、早速旅行気分が高まり満足感も得られた。
一人旅の成功の秘訣はとにかくポジティブシンキングに尽きる。 -
ビールがイマイチだったが、小腹も満たされた。ここで河岸を変えることにする。
尖沙咀から地下鉄で3駅の旺角に行き、香港メイドのクラフトビールのお店「Tap room @ the ale project」に突撃。 -
タップシステムはこんな感じ。・・・ってタップ側からはシステムは見えず。
ドアが開いた時に覗いてみたけれど、倉庫のようにもなっていて、すごいシステムが組まれているようには見えなかった。銘柄によって温度や炭酸ガスを変えたりというほどのシステムではなさそう。 -
本日のお品書き。各国のクラフトビールがそれぞれ0.2L、0.4L、2Lから供される。
メインのハウスエールが品切れという事態・・・しょうがないので、何かペールエールをくれと頼んでみた。 -
とりあえずは、ペールエールをチェイサーにしてIPAをいただく。ペールエールはどこかよその国の銘柄だったみたいだった。
味は、美味しかったです。クラフトエールの味は世界的にこういう傾向にあるのか?ホップが効いてて甘めな感じ。 -
本当だったら0.4Lのサイズにしたいところですが、いろんな銘柄飲まなきゃいけないので、小さいサイズで。
次のビールはIn the mood for springという小麦系のやつ。サッパリしているけれど酸味が強すぎず、バランスのいい味。ネーミングがナイス。春が来て、冬物から薄着になってウキウキする時のような味。 -
シメはスタウト。コーヒースタウトなのですが、ちゃんとした美味しいコーヒーの味がしている。焙煎したコーヒー豆を使ってるんじゃなくて、ドリップしたてのコーヒー液が入っているのだろうか?かといって、ビール味が薄いわけでもなく。これは、(・∀・)イイネ!!
-
その間いただいたおつまみが、こちらのライ麦パンにガーリック風味のペーストが塗ってあって、オイルサーディンが乗っかっているというもの。
けっこうなボリュームでお腹がいっぱいになってしまった。
味はなんだかわからないけど微かなオリーブの風味が絶妙ですっごく美味しかった。
完食して店を出るものの、雨やまず。 -
尖沙咀にもう1件行きたい店がある。しかし、ちょっと時間が早いなー。それにやっぱりピルスナーが飲みたい。サッパリした黄色いビールが飲みたい。料理もこじゃれたパブ飯じゃなくて現地のものを食べたい。
なので、もう1件挟むことにした。
場所はもう忘れてしまったが越南食堂的な店に入って茹でた空芯菜と、あまり美味しくないビーフンの和え麺を食す。麺は半分以上残しました。空心菜は日本のお店で出てくるのと違って野性的なしっかりした味と歯ごたえで美味しかった。 -
行きたかった店に移動。生演奏を楽しめるNed kelly's last stand。
ショーは21:30からなので、先ほどの越南食堂で時間をして21時頃入店。
カールスバーグ大きいサイズ。ところがこれが本当に不味くて全然飲めなかった。
ビールサーバをお手入れしていない味、日本でもたまに出くわすけれど、これまで経験したことのないクラス。日本より暑いから劣化が早いのか?これからは瓶ビールにしようと誓う。 -
私はおつまみがどうしても必要な人なので、かろうじてつまめそうなナチョスを選択。
しかし、出てきたらすごい量。チーズが何と言ったらいいのか、外国っぽくてすごい美味い味がしたので、頑張って食べたけど、だめだ、本当に、く、くるしぃ〜。 -
ビールはまずいし、お腹は苦しいしで1ステージだけで退店。
このあとルーフトップバーに行く予定だったが雨もやまないし、食べ疲れたのでホテルに帰り、22時半ころ早めに就寝。 -
2日目の朝、早くも最終日。まだお腹はいっぱいだけど香港の朝飯はお粥だろうと勝手に思い込み、ウロウロしてみる。
しかし、あいにくお粥を出す店が見当たらない。地元の人で流行っている澳門食堂でワンタン麺をいただくことにしたが、これが大当たり!
ワンタンの薄い皮が重厚なドレープになっていて、餡にはぷりんとした海老ちゃんが入っていて、サッパリ塩味のおつゆ、中華麺みたいな風味のビーフンののどごしも良くて感動的な旨さであった。
Traditional milk teaなるものもで頼んでみたら、ワインクーラーにデキャンタをつっこんだような形で出てきた。味わったことのない濃厚な味がした。うまいような気がしました(甘いものについての感動は薄い)。 -
この日の目的は海鮮。鯉魚門というところを目指す。ホテルをチェックアウトし、15分くらい歩いてバス停へ。香港名物の2階建てバスのもちろん2階の最前列に陣取り45分程度で到着。
ついたら11時で、当然まだ腹も減らないし、店も空いてない。 -
ぷらぷら散歩して時間を潰す。ローカルな雰囲気が漂い、地元の人の視線を感じる。そりゃそうだ、こんな住宅地。
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そこかしこにこのような魚屋があり、魚屋の向かいにはだいたいレストランがある。生簀併設のレストランもある。
時間が早いことと、一人歩きだからか、客引きの声はかからない。 -
誰かのブログに書いてあったお店に入ってみた。ブログの指示の通り、店の前の魚屋の生簀からシャコと魚を選び、店に調理をお願いした。
お店でビールを頼んだらこの豆が出てきて嬉しくなった。
日本でもよく中華料理店で飲むのだが、よくお通しで出てくるおなじみのヤツなのだ。 -
シャコはテーブルに運ばれるなりお店の人の手で食べやすいように解体された。ので、とっちらかった写真になってしまった。
カリカリになるほど揚げ過ぎていないにんにく、マイルドな辛さの唐辛子、ココナッツみたいな風味で味付けされた唐揚げ。むしゃむしゃ食いました。 -
魚の煮たようなヤツ。なんというか、身がしっかりして箸で掴みやすいんだけど食べるとほろほろ柔らかくて美味しかった。味付けは醤油系でちょい甘く、生姜とパクチーで南国チックな風味になっている。皮も美味しかった。
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青島ばかり飲んでいたら、香港のビールはサンミゲルだよと店員が言うので(本籍はフィリピンだけど香港の工場で作っているようだ。青島は本土からの輸入なのだろう)、3本目にサンミゲルをいただいた。
が、こいつは汚染菌が混入したような臭酸っぱい味であった。青島の方がずっとまともだったのが意外であった。(前日飲んだ缶の青島でなく、瓶に限る) -
大瓶3本飲んだらお店の人に喜ばれ、お腹も苦しいし酔っ払っていい気分になったところで、フェリー乗り場へ。
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いよいよ香港島へ。フェリーが西灣河に着くので、そこから地下鉄で中環に向かう。この辺酔っ払っててあまり覚えてない。
この日は水曜だったので競馬がある。しかし、ナイター競馬なので時間をつぶさなければならない。さて、どうするか。 -
なので、超有名な観光地であるヴィクトリアピークに行くことにした。が、ピークトラムがすごい行列。中国人は行列におとなしく並んでいられるのかと不安に思っていたら、意外とちゃんと並んでいた。
そうそう、地下鉄では若者がお年寄りに席を譲ったりしていて、自分の偏見を申し訳なく思ったりした。 -
そんで、1時間以上並んで苦労してたどり着いたものの、なんだか疲れてしまったのでちょちょっと写真を撮って、すぐに帰りたくなった。帰りもトラムが行列だったので、バスで下山。
中環駅に戻り、カフェでコーヒーを飲んで休憩してからトラムで競馬場に向かう。やべぇ、第1レースに間に合わないぞ! -
ハッピーバレー競馬場。トラムが激混みでますます疲れてしまった・・・が、高層ビルに囲まれた競馬場の夜景と言ったら・・・!
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スマホのカメラでは表現しきれないけれど、息を飲む美しさ。競馬場と夜景という組み合わせがなんとも非現実的でエキサイティング。いやー、ガイコクって感じがするわぁ。
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記念に馬券を購入。最低購入額が10ドルからということで、10ドルだけ購入。しかも複勝1点のみという弱気な私・・・疲れてたんだろう。
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一般席からパドックも見下ろせます。
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レースの合間にはステージで、生演奏にBMXのショーで盛り上がる。
私は次の目的があるので、先ほどの馬券を換金し(一応勝った)、再びトラムで中環に戻ります。
こじゃれたルーフトップバーに行くので、どこかで着替えたいなーと思いつつ・・・ -
ウロウロしていたら、ビルの人に不審がられ、どこへ行くのかと聞かれたので、素直に行き先を告げたら案内されてしまった。
こんなに夜景が素敵なバーに、きったねー服装で・・・ -
今回の香港飲みで唯一のビール以外の酒、ピニャコラーダ。甘いけどこれは南国の陽気な雰囲気を楽しむためによく飲んでます。
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海側の夜景。クロスオーバージャズに合わせて打楽器とフルートの生演奏がまた心地よい。
しかし、みんな煌びやかなのに、自分はトルコで買った数百円のスカートにサンダル履きでいたたまれない。ああ、やっぱり着替えればよかった。 -
締めにビールを飲み、バーを後にした。今夜の深夜便に乗るため、エアポートエクスプレスで空港に向かう・・・が、その前に腹ごしらえ!蘭桂坊にて蟹の出汁の汁麺をいただいたが、さして美味しくもなかったので写真撮らなかった。
疲れた胃腸を抱え、25:55発の飛行機で帰国。 -
朝7時過ぎに成田に着陸し、天気が良かったので家に着いたらすぐ洗濯。その後近所の公園で久しぶりの日本のビールをいただいたが、日本の技術力の高さに感動。
うまいよ、日本の缶ビール!
深夜便だと寝て起きたら着いてるし、帰国日も1日有効に使えてこりゃ効率的。ただ、空港の免税店や飲食店の営業が終了してしまっているんだけれど・・・。
次回は一人じゃなく誰かと一緒に行くことにしよう。一人だとちょっとしか食べられないもの。
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この旅行記へのコメント (3)
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- bamzoさん 2016/05/13 16:58:13
- はじめまして。bamzoと申します。
- くいしんぼう様
はじめまして、bamzoと申します。香港の旅行記を見ていて、偶然こちらの旅行記を見つけまして、奇遇にも私と同じ日程で香港に行っておられたようで。
わたしは、大学生の息子と男二人で行ってきたのですが、わたしたちも、くいしんぼうさんと同じ日にハッピーバレーの競馬場に言っていたのですれ違ったかもしれませんね。香港の競馬場は、大人の社交場といった感じでおしゃれでしたね。
ところで、くいしんぼうさんは、ビールにとてもくわしいですね。業界の方ですか?
わたしなどは、よく冷えてれば、どんなビールでもおいしく感じちゃうんで。非常に参考になりました。ちなみに、わたしは、エビスが好きです。
もし、よろしければ、私も今回の旅行をUPしましたので、お時間あれば、また見てやってください。では。
bamzo
- くいしんぼうさん からの返信 2016/05/15 11:48:37
- Re:はじめまして。bamzoと申します。
- bamzoさま、コメントをいただきありがとうございます。
bamzo様の旅行記も読ませていただき、コメントさせてもらいました。
さて、私は全くビール業界人ではなく、単なるビール好きで、旅行の目的はほぼビールと食事です。自分の中途半端な知識と味覚の範疇で楽しんでいるだけです。
bamzoさんは香港のビールを美味しく召し上がっていたようですが、行かれたお店がちゃんとしていてビールの保存状態が良かったのかもしれません。写真の雰囲気が高級そうなお店ですし。
エビスは美味しいですが、これから暑くなると糖質カットの発泡酒がサッパリしていてオススメです。
- くいしんぼうさん からの返信 2016/05/15 11:49:44
- Re:はじめまして。bamzoと申します。
- bamzoさま、コメントをいただきありがとうございます。
bamzo様の旅行記も読ませていただき、コメントさせてもらいました。
さて、私は全くビール業界人ではなく、単なるビール好きで、旅行の目的はほぼビールと食事です。自分の中途半端な知識と味覚の範疇で楽しんでいるだけです。
bamzoさんは香港のビールを美味しく召し上がっていたようですが、行かれたお店がちゃんとしていてビールの保存状態が良かったのかもしれません。写真の雰囲気が高級そうなお店ですし。
エビスは美味しいですが、これから暑くなると糖質カットの発泡酒がサッパリしていてオススメです。
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